ただ時を駆ける坂道が
空を塗り替えるように
青い繋ぎ目を見つめていた
自然と同じくらい無心になれるのは
思い出を手に入れたからだよ
君との日々がフレームの中を
題名も無く渡してくれたね
...
落ちていたスマホで
自撮りして
クオッカがつぶやいた
「なにこれ
僕わらってないのに
わらってるよ
こいつ」
「何処の誰だかわからないのでいらいらしてしまう。
何処の誰だよ、とわかればもっといらいらするかも知れないね
見慣れた表情で、毎度違う話を持ってくるのは狸たち
、狭い世界だな。とかいう伝 ...
3が3つで散々さ
4が4つで幸せよ
5が5つでゴゴゴゴゴ
鮮やかなピンク
最初は
あんなに淡い色だったのに
あなたを想う程に
色が濃くなっていったの
もう
元の色が分からない程に
目の奥が痛くなるくらいのピンク
鮮やかなピンク
片足立ち ...
「一ノ世の奴、遅いな」
菜良雲が苛立って言う。
「まさか、死んじまったか」
こいつ。
「一ノ世君は死なないよ」
山藍さんが言う。
私も続ける。
「一ノ世君は、きっと生きてる」
「根拠は ...
「春の紅」
…ト、トトトトト…
春の花らが
ひさしぶりの雨に打たれ
お化粧されて
艶めいてるよ
指にとり
頬紅や口紅にできたらな
そしたら
歩くたんびに
春の香りを ...
手を抜いて頼みたいという訳じゃない店屋物という一つの宇宙
わかれのよかんをかんじたら
おんなはすばやくはんのうし
あたしをどおしてきらうのと
きっとつめよることもする
うそだ
うそです
うそだといってと
きらわれてもいい
すがりつ ...
犬にもあるか 仏性が
ウイルスにもあるか 仏性が
AIにもあるか 仏性が
ゴリラなの?ゴリラなのなら返事して
私はあなたにバナナをあげる。
暑い
暑いなあ
まるで真夏の暑さだ
地球が狂い始めて
オマエラ、人間のセイダロウ
そう叫んでいるかのように
路傍に屈み
タンポポの種を
ふぅと吹いて飛ばしている
子供が二人、
...
見ていろよ5年後自立し白髪増え
色気も増えて君を見返す。
待ちわびて見た風景暗闇で
あなたの消えた場所に佇む
大回転で意外だ
(だいかいてんでいがいだ)
手巻きな文化祭さ、完膚無きまで
(てまきなぶんかさいさ かんぷなきまで)
無の数字ジュース飲む
(むのすうじじうすのむ)
...
どこへでも行けるのに
どこへも行けない
野生から戻った犬みたいに
誰かをずっと待っている
約束なんてしていないままで
僕の影だけが踏まれていく
みんなは麦わら帽子を被った
天使なんだろう ...
コロナ渦のなか
9月入学問題
検事長延長問題
政治家がこぞってすりかえテロ
たちよみで「ホモ・デウス」を読んでみた
それって「知は力なり」
なんだな や ...
真ん中に水平線がある
理想が消えないように
食べなかったから
同時に甘さを保存できる
後味を喩えようと
息を移して人は生きていく
柔らかい果実を盾にしながら
胸元で揺れる光を
カルタの ...
因果列行のドアが開き、まず山藍さんが外に出る。
外は眩しいくらいの晴れ。
晴れ?
雨降り街が晴れてる?
すっと、一ノ世君が外に出て、山藍さんの側に寄る。
そのあと、辺りを見回して言う。
「 ...
老朽化激しい旅館でも人気料理山ほど出され満足
大好きな焼肉店がリニューアル洋風な建物になりがっかり
大型の店が出来ても最初だけ店に来る客徐々に減っていく
初めての街を歩いて街を知る巨 ...
寄る辺のない気持ちが窓にもたれかかる
まだ頼りない虫の声に今は縋ってしまいそうだ
夜が早くきてしまうからと
机に引っかき傷をつけて出ていったあの子は
まだ庭先で落ちない陽を今度はに ...
ギフからたまたまをとってしまっても
ギフはちゃんと男の子のままです
そのことがダイヤモンドのようにきらめいて
私の五月にまばゆい風を運んできます
欠けたグラスの縁から飲んで唇から途方もない血を流せばいい
解けた鎖を無茶苦茶に絡め直して永遠を誓えばいい
もう二度と手に入らないものは
どんなに蔑ろにしたって誰にも叱られない
闇雲に生えて ...
詩を読むのは不思議
夜空の星を眺めているようで
僕はね、時々少しだけ君に悪戯をしてるんだよ
だって、そうだろ?君がステキな夢を見ているときに僕はけたたましくベルを鳴らす。君があの男といる夢を見てるなんて、堪らなくなるからね。だから、夢か ...
アルペジオのように付かず離れず
その隙間で不安にしないから
君は歌い続けるのだろう
調子の良い時も悪い時も
可愛い名前があったよな
まるで音楽みたいに響き合う
君の努力をする姿を
後ろか ...
いい加減に書き散らした日記を死ぬまでつけようか
時間と空間が混乱しては想いは惑い腹も減るだろう
冷たい朝の空気が夜に萎えた神経に障るあさは
棄てられた男は塵箱のように
女を浄化できるの ...
無音の夜
また到来し
月はない
月明かりだけある
白々と
辺り、白々と
浮き上がり
寸断された記憶の
恐怖、また襲い来る
私は私の実感を保てず
意識の外郭だけが生き残り
やが ...
針と糸で口を縫い付けては
自分は何も言葉を持たないのだと主張してみる
だから許してねとは言わないけれど
勝手に貴方は許して欲しがっていると断定する
痛々しいね
痛々しいよ
鬼ごっこ ...
どうしようもないことばっかりで
全部放り投げて酒飲んでパチンコがしたくて
煙を吸って吐いて
馬鹿みたいに笑って
かえるが鳴いていたよ
きっと一生懸命膨らましてるんだろうな
あれを針でつつい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
永遠
ミナト 螢
自由詩
0
20/5/13 14:03
ロットネスト島にて
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/5/13 11:32
幽霊たちとの対話週間
アラガイs
自由詩
10*
20/5/13 10:48
ピタゴラス数
水宮うみ
自由詩
0
20/5/13 9:59
ピンク
卯月とわ子
自由詩
0
20/5/13 8:43
恋昇り3「相談」
トビラ
散文(批評...
0
20/5/13 6:25
はしりがきの春
田中修子
自由詩
5*
20/5/13 5:28
すみれ日記
もっぷ
短歌
1
20/5/12 23:52
きっと きっと《やぶれるこころ 改訂》
秋葉竹
自由詩
6
20/5/12 22:11
問三密
ナンモナイデ...
自由詩
5*
20/5/12 20:55
バナナン
杏っ子
短歌
0
20/5/12 19:56
夏日
ひだかたけし
自由詩
7*
20/5/12 19:03
ワナビー
杏っ子
短歌
1
20/5/12 18:42
流れ星
〃
短歌
1
20/5/12 18:33
回文かい?
水宮うみ
自由詩
1*
20/5/12 18:09
待ちぼうけ
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/12 17:46
自粛より自省しました
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/5/12 13:26
果実
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/12 10:19
恋昇り 2 「こんなことってある?」
トビラ
散文(批評...
0
20/5/12 6:51
老朽化
夏川ゆう
短歌
2
20/5/12 4:57
アーベント、もしも壊れてしまうなら
カマキリ
自由詩
2
20/5/12 0:32
ギフと。
もっぷ
自由詩
1
20/5/11 23:25
吟遊詩人の歌
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/5/11 23:18
メモ
かば
自由詩
0
20/5/11 22:01
目覚まし時計のヒトリゴト。
いのせんと
自由詩
0
20/5/11 21:33
六月のハーモニー
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/11 20:47
海にたどりつく
梅昆布茶
自由詩
10
20/5/11 19:14
月夜
ひだかたけし
自由詩
5
20/5/11 19:09
さようならを言いたいだけ
鳴神夭花
自由詩
3
20/5/11 17:05
サイダーストーム
〃
自由詩
3
20/5/11 16:51
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
765
766
767
768
769
770
加筆訂正:
幽霊たちとの対話週間
/
アラガイs
[20/5/13 14:01]
※修正。末尾からタイトルなど付け加え加筆してあります。
幽霊たちとの対話週間
/
アラガイs
[20/5/13 13:59]
※
幽霊たちとの対話週間
/
アラガイs
[20/5/13 12:20]
少し訂正しました。
針時計
/
アラガイs
[20/5/12 12:33]
※ 位置をずらしました。
流刑者の楽園
/
ただのみきや
[20/5/11 23:10]
「皮膚」を「肌」に修正。「蟻」の行修正。
流刑者の楽園
/
ただのみきや
[20/5/11 23:06]
皮膚→
4.4sec.