霧さえも見えていないということを互いに指摘しあって笑う 春は嫌いな季節。だって、年上が年下をマウントしにいく季節だから。
大学生になったら、社会人になったら、10代のうちにやっておけばよかったこと、云々。を語り出す人がいる。私はそいつらが大嫌いだ。大体は ...
真新しいものの
誘惑に
戸惑っている間に
いつのまにか
すぎさられてしまうもの
春とはそういう事象
新しいノートや鉛筆が
揃えたくなる
鉛筆削りにたまってゆく
削りくずの香る ...
きみのおでこはとがっている、おやすみというたびに、やだやだされて、それはちょうど夏の虫だったから、かけちがえたボタンが、蝉のようにぽっくり病だ、ぼくはきみを目覚まし時計とまちがえていた。
縞模様 ...
光の万華鏡
旋回する宇
自ら発光し
鋭く熱と溶け
輪郭失う体と体の
紫に静まる矛盾の浸透

[個我意識鮮明に保持サレ、私達はシッカリト抱き合い、
何処マデモイキ、何処ニモイキハシナイ] ...
ぼくを見捨てたもののためにぼくは死ねるだろうか


晴れた日の正午に
だれの記憶にも残らないやり口で


光のなかで明かりを消すように


永遠より午後の芝居を好むように夜は長 ...
一度しか鳴ることのない音楽を一度だけの私達が聴いた。



正しさなんて知らないからそよ風みたいになんにも言えない帰り。



とうめいなストローをとおっていった 好きって遠目には ...
硝子で以て光はウインクを、


睡魔の指が詩をしめ出すうすぼらけ。


人は、


ゆえなく等価交換の温泉に浸かる猿である。


雪渓に紅白のクレーン車かぶさる


遠近 ...
叉路

逡巡

決断




確信


人混み
危ないと分かっていても渡る橋
渡ればその先キラキラしてるんだ

 字余りですよね
さびしくはないけれど
さびしくなくもないんだ

さびしさって
とても曖昧な気持ちのあらわれだと思うから
そう感じるのかも

青い空に
白い雲が浮かんでた
浮かんだ雲は流れてた

...
          雑記

年度別現代詩フォーラム・ポイント順文書リスト歴代第一位/TOP100 (2003~2020)
(尚、リンクは各年度TOP100であって、作品そのもののアドレスではない ...
僕は思うのだ
空を 僕は
でも この 目に
僕は壁を感じさせられながら
光に目を閉じ
闇を求める
そしてそれは
真の闇ではない
光を本当に失うとき
求めることなく
闇は
抜き差しならない
闇になる

人の目を避け
孤独を求める
そしてそれは ...
そのとき私は十六歳で
まだ何も罪は犯していないと思っていた

電車に乗って席に座ろうとしても空いていなかったので
つり革をつかんだ
そして
向き合った席にいる人の姿に
私は驚いて
目が ...
いてて

いてていて


あ、あ、こちらマイクのテスト中

聞こえますか

聞こえますか・・・


あ、あ、


いてて





テスト

テスト
...
雨の気配が春を連れてくるから
煙草の味がわからなくなるくらい
泣いてしまいたいのに
涙は出てこない
小さな井戸からかなしみを汲み上げても
ここまでの距離は数えられないのだ

どこかへ向か ...
そう、ちょうどリモートでつながりながら誰も外には出られない部屋 これでもかと歯石を取り尽くされ

すかすかすっからかんの帰り道です

もう何も持っていません

昨日までの悲しかった人生も

明日からの悲しいであろう人生も

もう何処にも無い ...
黄金の太陽、陶然と
茜に燃やす、この部屋を
開き放て!己のすべて
持続スルこの永久の時に

  ああ、俺の両眼は割れ砕けそうだ!

目が眩む目が眩む
眩暈、眩暈
光の海だ
黄金に躍 ...
その辞書には意味が記されていない
ただ単語ばかりが延々と羅列され
一切の説明的言辞や背景や語源さえもが周到に省かれている
その辞書とは何かを
それを自然は
「世界」と位置付けている
何者 ...
どちらか好きな方

をせよ。と声がした
冬晴れがそこかしこを粉々にしてゆくようだった
寒くて…
とてつもなくクリーン。

澄んでいるので電車の音がよく聞こえた
一キロは離れていて坂もあ ...
魔法使いの呪文のように

自明 !

という一言で

日常の会話から
厳密な数学の世界まで

誰もがみんな
納得してしまう

自明とは
なんという素晴らしい

魔法の力を ...
かの方のいない野、春の、小川にて 素足浸して空を見あげる 失態

追及

責任転嫁


ベロ出しチョンマ
もう、春

ユキヤナギの蕾も

いよいよ膨らみ始め

風もぬるい

連翹の

硬い蕾もそこはかとなく

黄の兆し

あまりに短絡にわいた

羽虫たちは

ふためきつ ...
誰もいないから見ていたのだ
午後の空のボールを
角の僕はまだ見たことのない空を
見ていた 僕は 十字架に


そして遠くに見えた 街並み
僕は思い出していたのだ
海に家族で出かけた日
...
私の肩に架る琥珀色の雨が降り続いている
 それをただ描かれた水面が凪いでいくように、と願い
  果てまでも眺めている
   透過するわたしと糖化するあなたの影が
    一筋の蝋燭に反芻して ...
一通り娯楽は揃った四畳半のような脳に住み慣れている 昨日より
今日食べたいちごは甘い
そうやって僕は春を感じる

砂漠の中で
獣とぶつかって
探り合いながら破れた
ポケットの穴に
吐き出せない種を撒くから
ここには雨が降って欲しい
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
_いる短歌121/3/18 21:59
とりあえず息だけはしておけ月夜乃海花散文(批評...221/3/18 21:48
春心地ナンモナイデ...自由詩4*21/3/18 20:43
くそみたいな世界でお茶を濁す的なちょっとしたかきなおしよんじゅう自由詩1*21/3/18 20:38
造形流ひだかたけし自由詩521/3/18 20:35
観光バス末下りょう自由詩5*21/3/18 13:00
口ずさむ水宮うみ短歌2*21/3/18 11:47
地獄の遠近街道草次郎自由詩3*21/3/18 8:32
ヨロシク自由詩121/3/18 8:03
一首されど一首こたきひろし短歌121/3/18 7:28
さびしくはないけれどさ自由詩321/3/18 7:10
d1vE1n+0gdsf#01墨晶散文(批評...3*21/3/18 3:45
どこかの道で番田 自由詩221/3/18 1:21
闇と自由と人独りシホ.N自由詩221/3/17 23:42
アルビノ佐々宝砂自由詩721/3/17 23:26
交信かば自由詩121/3/17 23:21
カウントレス/未遂あまね自由詩621/3/17 22:29
_いる短歌021/3/17 22:27
すかすかすっからかんクーヘン自由詩6*21/3/17 21:44
ソウルラヴひだかたけし自由詩521/3/17 20:42
「レ」道草次郎自由詩3*21/3/17 20:27
思いやりふるる自由詩121/3/17 11:15
魔法の言葉st自由詩521/3/17 10:59
朝、一首うたってみる足立らどみ短歌121/3/17 8:10
テヘヨロシク自由詩121/3/17 7:59
もう、春道草次郎自由詩3*21/3/17 6:25
消えてゆく街番田 自由詩221/3/17 1:40
淫雨あらい自由詩221/3/16 23:48
_いる短歌021/3/16 23:06
トレンチコートの詩ミナト 螢自由詩321/3/16 20:51

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