老いたるものをして

とはじまる詩歌を思い出しながら

春先に色づく紅葉に

何か重ね

知らないことばかりだね

と嘆息しては

好きな人より長生きしてる自分を

少しお ...
ずいぶん上手になったね
毎日庭から聞こえる声

あなたが歌っているよう

花が落ちた椿の枝に
私も並んで
止まれたらいいのに
長い冬だったけど
温かい冬だった
深いトンネルだけど
優しい匂いで満たされていた
春の音が流れてくる
そっと覗くと
蕾がひらく音がした
眩しい
初めて春を見る
小さなアリが一人
そ ...
待ちくたびれて
恋も忘れて
宇宙の底に潜る
小さな恋の泡が
時おり漏れて
魂のように光り
誰か捕まえてと願う
静かに一羽の鳩が
宇宙を飛んでいく
白い心で泳ぐように
蟹の泡を咥えて ...
雛鳥の
巣を抱くような
恋をして

心臓を
貪るように
交わって

雪の降る
街で
そっとお別れを

そんな
お伽噺のような
時を過ごし

漆黒と
戯れる今は
孤独 ...
気付いたら
汚いおっさんになってた

さっぱりと
カネが回って来ない
汚いおっさんになってた

気付いたら
スケベなおっさんになってた
そこんとこは元々か

気付いたら
世の中 ...
「元気でなんて言わないでね」とテレビが歌うロマン派の春


嫁に来たときのしおらしさで停滞することが怖いのと経済が言う


アメニティ取り替えてまだ綺麗でも洗えば使えるとか言わないで

...
階段のない家に生まれて
階段のない家に育ったから
俺の中にも階段はない

何だよそれ
意味わかんない

階段のない家に生まれて
階段のない家に育っても
大人への階段は上っちまった
...
街じゅうにあふれる歌が
線のない輪郭を花びらにした
それは子供の顔みたいに
温かいから色が付いたよ
優しいからサビが生まれたよ
はみ出しても行こう
間に合わなくても行こう
背中を二度もな ...
あの人はなぜ
いつでも黒ヒョウを連れているのだろう
乱暴なわけでも
冷酷なわけでもないのに
あの人のいるところには
常に黒ヒョウが付き従っている
黒ヒョウはしなやかで賢明だから
周囲の邪 ...
雷鳴
地面を走る
わたしの怒りの様な
空は暗い
まだ眠るあなたの知らない内に
わたしは走る
怒りが走る
新型コロナウイルスが
平気でいられない兵器だとしたら
心理的核兵器と言っていいだろう
すでに、個人情報保護法で
人と人の心は離れているから
人と人が離れることに抵抗はないが
新型コロナウイルスに感染しても
濃厚接触者が本当は誰なのか
判らないで生活してしている方が
ウイルス ...
マスクマンへのおもいやり

ラウンジにて
〜冴えていると勘違いしている新入社員同士の会話から

3Man95レベルなら別なんだろうけど、月産3億枚を無利益で供給したいという孫さんのような慈善 ...
トンネルが散らばっている
僕の私のIの나のjeの…
包丁がすっぱり入れられる
その離れ離れの切り口
一断ちごと地球に見える
吹き溜まりに集まる
落ち葉のように

四方に散らばっていた
寂しさの欠片が集まって
夜は出来ている

夜になると
急に寂しくなるのは
その為

夜空で
ぽつんと光る
名も無い ...
桜の時期は
足早に終わって
初夏がやってくる

暖かい日々が
少し暑い日々になる

開放がある
寒い時期とは違い
薄着になっていく

街並みが穏やかに見えて
自由が前面に出てい ...
ハナミズキの
季節が巡ってくる

透き通るくらい
薄い花びらが
ふるふると
少しだけ冷たい風に
揺れている

東の空に月が上る

どうしていつも
ひとりなんだろう
どうして人 ...
ギーベンラートは言った。

だが考えてみろ。SNSがぼくたちを連れてゆく世界、それは率直に言って凄惨な地獄だ。一分一秒刻みで誰かをチェックしつつ、誰かに値踏みされ、麻薬のように ...
私を捕まえるなら
腰をおろして
膝をついて
ロゼの惑星に
息を吹いてみて
キャットミントの香りに誘われ
子猫が妖精の食卓をのぞく
かすみ草で編んだ花時計
星空に掛けられチクタク
焼き上がりの音がする
クランベリーパイはいかが
ショクタクチクタク
ソフトクリームのような
白いライラックの先に
ありがひとり汗をかいて
自由を探していた

葉に乗ったありを
摘んで地面に降ろし
食べ終わる前の
アイスを一欠片を落とした

食べてい ...
人権を守るべきか

人命を守るべきか

否 否 否

2020年の春も終わった

やはり独我論に至らなければならない

国家にころされてはならない

水たまりに気を ...
両腕が伸びたら
大きな木の幹を
抱きしめたくて
何百年、経ったとしても
同じ場所で待っていてくれたのに
忘れてしまっていた
僕はいつの間にか
人の体を抱きたいと思うようになって
両腕は ...
バターのように
じんわり溶けた


融和かな
消滅かな

さしも発酵熟成は進み
腐敗か食べ頃

収穫する葡萄を初手からかびさせる
貴腐ワイン
甘く甘く舌鼓

果たして国と ...
詩を書くと
詩のなかに彼方が生まれる
その彼方について詩を書くと
そのまた彼方が生まれる

身体は此処にとどまったままで
幾重もの彼方の谺を聞く
今朝は声が純粋です。
エアコンに頼らない朝だから。

いい事は忘れないうちに、
文字にしておきましょう。

怨霊フォントなどかえて。
ペイントされた美しい景色を
フレームの中に閉じ込めるのは簡単
見えぬモノを 視界から追い出して
追い越したトラックの隙間から
死角になった湖面を見詰めるかのような仕草が
似合っている
...
異なる性と
お互いを慰めあうんじゃなくて
自らの性を慰める

そこには偽らざる人間の正体があらわれる

マスターベーション
その何がいけないの?

マスターベーション
その何を恥じ ...
強い潮風にあたりながら薄味な浜辺を眺めていた。

縦から水平線へと、スマフォの向きを変化させてはシャッターを何枚か切った。
岩をくり貫いたトンネルを抜ければ岩場がある
使われない海藻が密集 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
タイトルが思い浮かばないかば自由詩120/4/18 21:48
うぐいす丘白月自由詩020/4/18 21:32
ありの子自由詩020/4/18 21:31
蟹座自由詩220/4/18 21:31
孤独ひだかたけし自由詩520/4/18 19:52
気付いたらこたきひろし自由詩220/4/18 18:17
アメニティれつら短歌120/4/18 17:48
階段こたきひろし自由詩120/4/18 17:37
僕のテーマソングミナト 螢自由詩120/4/18 16:19
黒ヒョウの人やまうちあつ...自由詩020/4/18 15:30
雷鳴卯月とわ子自由詩120/4/18 14:05
平気でいられない兵器イオン自由詩1*20/4/18 13:29
ソーシャル・ディスタンス自由詩020/4/18 13:27
マスクマンへのおもいやり足立らどみ散文(批評...020/4/18 11:28
みじん切りぱーちゃん自由詩120/4/18 11:22
風の化身自由詩020/4/18 8:35
初夏の風夏川ゆう自由詩120/4/18 5:19
はらりはらり猫の耳自由詩120/4/17 22:10
ルシウスとギーベンラートによる対話録①TAT自由詩020/4/17 22:09
アストランティアの妖精丘白月自由詩020/4/17 21:31
妖精の食卓自由詩020/4/17 21:30
ありの文字自由詩020/4/17 21:30
ケムール人はこう言ったナンモナイデ...自由詩6*20/4/17 19:45
童心ミナト 螢自由詩020/4/17 17:03
病流行れど地球動ぜず秋也自由詩1*20/4/17 14:55
彼方が生まれる塔野夏子自由詩7*20/4/17 11:42
暖かい朝ナンモナイデ...自由詩2*20/4/17 11:32
雨粒の中で藤鈴呼自由詩020/4/17 9:38
自慰こたきひろし自由詩220/4/17 5:12
偏西風アラガイs自由詩5*20/4/17 4:05

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加筆訂正:
大惨事世界大戦/イオン[20/4/18 13:14]
テロリストの文言を変えました。
3.89sec.