思いもよらないところがから
血が流れだして初めて自覚しました
あたし
一人前に女になれたわ

たしかに父親は娘の口から聞きました
 お父さん、わたし今日お股から血が出たの
 びっくりびっ ...
本当は優しい言葉でもかけてあげたいけど
誰よりも覚めた、突き刺すような視線が痛い
テーブルを挟んで座る
手を付けないままのサラダとフォーク
言いたくないなら何も言わなくていい

どんな未来 ...
しかしその血を数分間止めたなら復元不可能になるデータだ 現と擦れて詩が浮かび
境と接して死が浮かぶ
現も境ももう近しく
それなら詩と死と
しとしと濡れて
行ける処まで生きませう
現と境の溶けるまで
背負った重荷を下ろすまで
背を正すこと、背 ...
あなたは今この詩を見つけた
そして
ぼくはあなたの
本当の名前をしらない
暮らしをしらない
好きなものをしらない
困っている事をしらない
大事な人をしらない
信じているものをしらない ...
世間が後藤田官房長官のことを
中曽根首相の懐刀と呼んでいたあの頃
私だけが必ず
後藤田浣腸暴漢と言い続けたことで
私の仲間内では
官房長官は浣腸暴漢と呼ばれることになった
官房長官よりも浣 ...
狭い道を歩いていたら、突然、目の前をふわふわな毛の白猫が横切った。あたかも天の煤を払うかのようにリズミカルに揺れる長い尻尾。戦歴を物語る折れ曲がった長いヒゲ。ジャングル大帝レオのように太くどっしりとし ... 眠れない

勧誘メール
英語メール
グチメール
エロメール

眠れない

イライラ
暗黒の森には
暗黒の樹木が蔓延る

暗と明を分けるのは光

光の全く届かないところに
暗黒が蔓延る





と叫びながら
閉じていた眼を開けても

そこな暗黒の坩 ...
僕のツイッター、コロナのコの字も出ない
まさか鈍感、まさに鈍感

子を持つ母のツイッターは違い
毛を逆立てる母猫のようになっている

言うなかれ、ヒステリックと
守ろうと必死なのだ

...
うちの母、M理論から
一輪車をこぎはじめた
子供が好きだ
幼さは
蕾が花になることを知らない

蕾を一つ一つ摘み取って
分厚い本に挟む
毎日少しづつ色あせてゆく

蕾の押し花を
手に取り飽きもせず眺める

昼間のまどろみの中
手の力が抜 ...
その夜見た夢のなかでは
私は終始眠っていた

死んだように
眠っていた

もしかしたら
眠るように
死んでいたのかも
知れない

ベッドはいつの間にか
凍結していて
私は気持 ...
言葉という街の埃に似たものが降り積もりある日私になった 例えば

夜中の2時にふと目を覚ます

まだあなたはこの世の片隅で
私と同じように
キラキラ光る端子を避けて
隙間の安寧に息を潜めている

例えば

あの時すれ違った夢の中

...
「耳」

音楽の
靴裏には
かなしみの泥
音楽には
色彩があり
いろはない
雪がまう
いろがほしい


「早計」

この詩は
誰かを嫌な気分にさせることだろう
その事 ...
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越えて
海に向かって歩いていた

薫る潮騒、うねる波
空き缶一つ、浜辺に落ちて
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む

 遠く船が落ちてい ...
この街を春は迎えに来たらしい



街の喧騒へと溶けていく喧騒



美しい言葉を愛し続ける街
遠い遠い場所
過去とも未来ともつかない時
銀のロケットは宇宙を渡った
ゆく先々には
驚くべき光景の数々があった
じつに多彩な星の世界が
めくるめくように展開していった
銀のロケットは
...
夕暮れは、いつも隣に座ってた

河川敷の土手に、いつも僕と座ってた

何を話すでもなかった

ただ何となく、二人で座ってた

夕暮れは、いつも時間になると帰ってった

泥だらけ ...
また一夜が明け
光溢れる一日が来たよ
風はそっと穏やかだし
空はぼうと水色だし
街は花の香に包まれて
実に飄々と軽やかに
ステップ踏んで春は行く
おれはのそっと鬱だけれど
六十一回目の ...
捕獲されたとき、かなり暴れたので胸をビームで焼かれ、呼吸がつらい。「大丈夫。あと2~3時間もすれば完全に再生する。治ったら、何が食べたいか?」看護する猫顔の背の低い宇宙人がそう訊いた。俺は【自分で作っ ... 立姿
後姿
艶姿

化姿
Tシャツと半ズボンが
歩道をあるく

ピンクのワンピースも
一緒にあるく

とっても楽しそうだ

だっていつも
汗をつけられたり
コーヒーをこぼされたり

いやな人間から
...
辞書捲り知らない言葉知っていく知れば豊かになる表現

歌集読む三十一文字の物語広い視点で深く読み込む

寒くなり暖かい初夏思い出す悴んだ手で温もり探す

友達の家で柿を食したドッキリなのか ...
意識して左を向いてる狐さん
右寄り狸は自然体?かな?
 
遠い日の転んだ時に見上げた空
また会えたね
昨日までの口紅が折れて
金床雲の灰色、少し分けて欲しいけど
ああ、元々はあなたの敗北感?
先割れスプーンの哀しさみたいに
何処まで行ってもスプー ...
そして夢を見ていた
窓は夜
立ちつくしていたのだ
僕のいた 広場に


街で 海の光を
浴びせかけられていた 夜の光を
でも アスファルトの上を
歩いていた 僕は
大人になった気がしない
かと言って
子供でもない
何だかよくわからない
思い出せない
昔のことが
ほとんど思い出せない
思い出せないなら
なんで生きてるんだろう
思い出せないのに
...
夜は味気なく
だが
絶対的に


おれの残り時間を
砂時計の
ように
くっきりと表示する
嘘だろ
マジか
勘弁しろよ


詩を
書くときに
たとえばそれが
誰 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
血が流れだしてはじめてこたきひろし自由詩121/3/25 0:31
沓掛の小道妻咲邦香自由詩7*21/3/25 0:24
_いる短歌021/3/24 22:43
しとしと濡れてひだかたけし自由詩621/3/24 21:19
しらない道草次郎自由詩221/3/24 21:14
生きて来ました花形新次自由詩021/3/24 19:05
白昼の決斗道草次郎自由詩1*21/3/24 16:24
スパムヨロシク自由詩021/3/24 8:00
暗黒の森にはこたきひろし自由詩221/3/24 7:30
家事手伝いりゅうさん自由詩421/3/24 5:28
M理論足立らどみ短歌121/3/24 3:51
雲野しっぽ自由詩2*21/3/24 0:24
その夜見た夢のなかではこたきひろし自由詩221/3/23 23:42
_いる短歌421/3/23 23:16
培養さき自由詩521/3/23 22:44
ついーと小詩集6道草次郎自由詩421/3/23 21:10
海に向かって歩いていたひだかたけし自由詩921/3/23 20:24
街を水宮うみ川柳1*21/3/23 20:04
銀のロケット道草次郎自由詩7*21/3/23 18:43
夕暮れは、いつもクーヘン自由詩12*21/3/23 14:27
うっとり鬱でひだかたけし自由詩13*21/3/23 13:56
【みんな】のクリームシチューatsuch...散文(批評...3*21/3/23 12:12
姿ヨロシク自由詩121/3/23 7:59
歩道をあるくファッションst自由詩521/3/23 6:41
思い出す夏川ゆう短歌321/3/23 5:36
理解。これは狐と狸の物語り足立らどみ短歌221/3/23 4:38
黙秘権妻咲邦香自由詩3*21/3/23 2:22
今日の雲番田 自由詩221/3/23 0:35
悔やみ方が分からない道草次郎自由詩3*21/3/22 23:39
理由などなく、欲望だけがある。ホロウ・シカ...自由詩5*21/3/22 23:27

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