たらっと
鼻水がながれた
コロナか
花粉か
風が吹き
雨が降った
疑うこともなく
春になった
どうせ毎年
ろくでもないことが起きる
それでなければ
わたし ...
冬の檻のなか
白一色に閉じこめられて
どんどん貯まった
色彩たちのエネルギー
春の息吹が
その導火線に火をつける
フキノトウで始まった
ささやかな爆発は
淡い
新 ...
本日のお品書き~煮凝り~
煮凝りや一途は愚かさにあらず
それをどこで覚えたのか、いつ知ったのか、それが真実かどうかはわからないが、魚の料理法は「一焼き、二生(刺身)、三蒸し、四 ...
我々に出来ることは待つこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは歩くこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは生きること以外にあるだろうか。
※
読む事の中に立ち込める不安の霧に透 ...
ルール
平和
不器用
退屈
幸せ
願望
私は風
じゃなくて
空から落ちてくる
水滴の類い
じゃなくて
真っ青な空で
吠える太陽
である筈がない
かと言って
私は幕末の若いサムライ
或いは
サムライが恋慕する商家の美 ...
一晩中軒がガタガタとなっている
大きな手が壁を叩くような音がする
このまま屋根がなくなりそうだ
この屋根が飛ばされたなら
ボクもボクの暮らしも無防備になる
これが自由ということであればだが
...
思い描いていた光は
夕方の 路地
公園の景色が暮れていく感覚と
ピストン西沢のかける音楽
作り物の三味線で薄ぺらだな じょんがら節を叩き奏でる
あばらの浮き出た痩せぎすの 体から赤い褌 いのちの証
飛び跳ねる のた打ち回り くるくるくるくるくる狂う
縮こまる 這いずり回り どろど ...
知能テストをした
浜辺を歩く二人の女の子の片方には足跡が無い
馬はどこを見てもまとも
犬の散歩をしているご婦人の影が太陽に背いている
蛙と牛に共通するのは?
「ウシガエル」
冬眠と ...
蛸が自分の足を食べて 生き延びるみたいに
赤字続きで国鉄は ローカル線を廃止した
頭だけになっても 足はいつかは生えてくると
だけど本当の狙いは 頭のすげ替えだったのさ
働く人の暮らしを守 ...
何を語り歌おうか 客の入りを気にして
退屈を履きながら 彼方此方をウロウロする
どうでも良い事ばかり 話し合い打合せ
生きてる証欲しくて 迷いながら聞いてた
そうして俺は今日も 出鱈目を叫ぶ
...
もし戻れるとしたら、いつがいいだろう?
遠回りしたなんて思いたくないから
黄昏時を好きになった
誰だって最後は自分が一番可愛い
結局落ち着くとこはそこ
悲しい出来事が増えて、またひとりが好き ...
肉体を脱ぎたいのだがあいにくと私が外側にいるもので
降り止まない雨が
心の奥底に言葉を溢れさせ
魂の隙間から
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の果てに
訪れるもの一つ
想い描けないなら
何億もの地上の眼を掃 ...
川の向こう側にある
瓦屋根の
民家の壁に、ひとつ
白いマークがありました
それは鈴の姿をしており
風が吹くと
小さな余白の中から
音のない音が聴こえます
ちりりん ちりりん ...
きみが静かになるまでに世界はこれだけ収縮しました。
世界と反比例して大きくなったことを恥じることはありませんが、
一個の点、
一個の円、
一個の球、
と等しい力関係をもった一方通行の標識は守 ...
かつて健康だった時、責任も余り無かった時、自分の中のどろどろした感情を殆ど感じずに済んでいられた時、ぼくはよくピクニックへ出掛けたものだ。天気が良く、気持ちのいい風が踵を掠めるような土曜の朝などはとく ...
本日のデザート~楊梅(ヤマモモ)~
楊梅やあまりにあしのはやき過去
いつもの道を歩いていると、足元に楊梅の紅い実が落ちている。歩みを止めて見上げる。街路樹として使われることが ...
小さな手袋に握られた冬は灰 尾を切りさるヤモリのみたしろいろのクモは
闇に裂いた
光の
蕾
┼┴
夜露のつきるぎんいろの落雷にからまりしずかに身悶える
サーカス
極 ...
{引用=位相}
90°進むと生まれいずる者の虹
90°遅れると死に去る者のハリケーン
{引用=ガイア理論}
アンコールワットのほとりで佇む老爺
{引用=土間の麒麟}
...
薫風
紫煙
深呼吸
至福…?
人間は皆初めてを繰り返す
産声
初めて口に含んだ乳首
それから
初めて地上に直立した日
それからも
初めては繰り返される
いちいちあげたら切りがない
そして
そして
そ ...
東日本今日は雨だと言っている西日本には雨は降らない
秋という時の流れの中にいる食べ物よりも紅葉が好き
カラオケで歌うよりも聴くのが好き場の雰囲気を盛り上げ係
急激な寒さで夜中目が覚め ...
遠くに見える公園に
自転車で集まった あの日
緑の草が生えているそこにいた
僕の姿は あの日
苦い味は、僕の舌の上の幻想です
僕が怒り狂って壊したものはきっときっと
償いますから許してくれませんか
苦い味は、僕の感情の元にある特性です
僕がいくら怒り狂い、焦げ落ちたとしても
なに ...
これまでに触れたすべてのものよりも指先こそが遠かったのだ
ひとつひとつの意思が
水滴となって胸の底へと落ち
束の間の王冠を描いて
湖の中で何とも知れぬものへ変わる
彼らの
描く波動
振動
わたしは植物人間のように
寝床で目を見開いて
...
芸術なんてよくわからないけど
愛することぐらいは知ってるつもり
料理は得意じゃないけれど
美味しいかどうかは食べればわかるでしょ?
あなたの悲しみは色を足さなくていい
私に出来る事は安っぽい ...
白い手のひら
ふくらはぎ
満ちて膨らむ
つぼみの時
薄紅いろの
夢をみる
あなたの顔は
只かなしゅん*
*琉球語で「愛する」の意。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
弥生の春
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/3/3 14:00
色彩のダイナマイト
st
自由詩
5
21/3/3 9:51
料理で俳句⑮煮凝り
SDGs
俳句
1
21/3/3 9:40
3.3.メモ
道草次郎
散文(批評...
3*
21/3/3 9:39
持っているもの
ヨロシク
自由詩
1
21/3/3 8:04
明かりと灯り
こたきひろし
自由詩
4
21/3/3 7:24
嵐
黒田康之
自由詩
1
21/3/3 4:58
部屋のまどろみ
番田
自由詩
0
21/3/3 0:58
鬼の踊り
板谷みきょう
自由詩
1*
21/3/2 23:17
知能テスト
道草次郎
自由詩
1*
21/3/2 22:40
青空の下で
板谷みきょう
自由詩
0
21/3/2 22:21
Singing
〃
自由詩
0
21/3/2 22:19
下を向いて歩こう
妻咲邦香
自由詩
0
21/3/2 22:18
_
いる
短歌
3
21/3/2 22:17
Across The Universe
ひだかたけし
自由詩
5*
21/3/2 20:22
鈴の音
服部 剛
自由詩
1
21/3/2 19:22
球体の詩
入間しゅか
自由詩
2
21/3/2 19:11
ピクニックへの餞
道草次郎
散文(批評...
3*
21/3/2 17:02
料理で俳句⑭楊梅(ヤマモモ)
SDGs
俳句
2
21/3/2 14:29
衣がえ
末下りょう
自由詩
0
21/3/2 14:17
スケッチ1
道草次郎
自由詩
3*
21/3/2 8:38
ひととき
ヨロシク
自由詩
0
21/3/2 8:03
初めて その連鎖
こたきひろし
自由詩
2
21/3/2 7:03
暖かい
夏川ゆう
短歌
2
21/3/2 5:35
今、君は…
番田
自由詩
2
21/3/2 1:01
比抵抗の終わり
竜門勇気
自由詩
0
21/3/1 23:50
_
いる
短歌
3
21/3/1 22:06
バッド・インフルエンス
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/3/1 21:39
ハーフパイント
妻咲邦香
自由詩
2*
21/3/1 20:58
かなしゅん(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
21/3/1 20:29
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782
783
784
785
786
3.47sec.