産まれた日の事覚えてるか?
母親の窮屈な産道通り抜けてその股間からこの世界に
コンニチワしたときの事さ
産声あげてへその緒切られて湯で羊水洗い落とされたときの事さ
そんなの覚えて ...
黄金の虫
炎に包まれ
檻の中から
飛び立った
見学していた
子供達の間から
歓声が上がった
黄金の虫
ドーム状の
天井近くまで
炎に包まれ
舞い上がり
ふらふら堪え揺れ ...
私の詩もまた
消費される一方なのか
思い出しては心に響く
悲しみや苦しみも
消費される一方なのか
それでもいいのです
永遠の中の一瞬のように
あなたの一念に収まれば
それでいいので ...
誰にともなく
プレゼントを贈りたい
できればシロツメクサの首飾りと
夏の朝の匂いを添えて
箱の中には
あなたの希望に一番近い
停車駅を入れておく
中が空っぽなら
それもまた ...
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右に掻き混ぜる
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ...
11月の今頃になって
ハムスターが死にかけている
妻が巣箱の入り口に芋を置いても
出てくる様子がない
ペットショップで買って1年半
秋から急に痩せてきて
数日前から餌を食べなくなった
廻 ...
水たまりの中
一つの個体が終わりを迎えるのを見る
それを横目で見たまま
アイスティーを飲む
所詮それと変わらない
わたしが終わろうと
誰も気に留めやしないんだ
「ダスター貸してく ...
雪がきゃっきゃと笑って降ってくる
雨が凍って死んだだけの可愛い結晶よ
雪が積もって白く街は染まる
雪が自動車に轢かれて茶色く道は染まる
人の手に落ちたが故に
結晶は雨だったことを思い出す ...
お空
お空を見る
透き通った青
僕の心
ほんとうにほしいもの
夜明け
澄み切った青
終わらない世
もらった命
大切なんだ
だってさ
こんなにも
愛おしいんだ
ほんとうに
ほ ...
重力
塵埃へのやさしさ
文節の捻挫
ベルヌーイの包帯
飛躍とは
極性
S極でもN極でも
痛点
必要の居候
風景は無芯だと
水彩の目
風下は風上でもあり
...
コロナ騒動を
ずっとフェイクニュースだと
思っていた私は
飲食店の椅子に
✕のテープが貼られていたら
「またまたまたあ(笑)」
と言いながら剥がして座っていました
何故ならさんざん
テ ...
子供の頃
法事の時
お経の中
数珠を握り
経本を開き
目を閉じ
丸まって
念仏を唱える
年寄りたちの
小さな背が
今になって
美しい
ズキズキとココロが痛みだして
ハラハラとナミダがこぼれだしたら
あたりかまわず泣きだしてしまえばいい。
その日は祝日
新規開店間もないイオンモールに家族と一緒に車で出掛けた
五月。ゴ ...
オートバイを倒し込み
交差点を駆け曲がる
ボクの優雅なライディング
信号待ちの彼女らが
憧れ抱いたかもしれない
となりに並んだワゴン車の
彼女と目と目が合ちゃった
それも三回合っちゃ ...
日が山の向こうに落ちた頃
家の外で犬が尋常でない鳴き声をあげていた。
一頭だけじゃなさそうだった。二頭分の鳴き声はすこぶる興奮状態にある様子だった。
その内の一頭は家の飼い犬の鳴き声に間違いない ...
零、煉瓦に囲われ取り憑かれ
一、私は拳を握りしめ辺りを壊し続けた
二、隣には空へ飛ぼうと脚を壊し続けてるものが
三、それを壁の上に座り覗く哀獣たち
四、猟銃たちに睨まれる哀獣た ...
季節は完全に冬
絶えず冷たい風を感じる
寄り添い歩けば
あなたと共に歩けば
何となく寒さが遠のく
温かいものに目が行く
少しでも寒さを忘れるため
カフェでしばらく過ごす
あ ...
やっと星影のような人は
なずなを摘んで束にして河にながします
この詩はいいですか
いいえ、泣き腫らした目です
来ない夜明けにはあなたは不在
安心なさい
おねむりなさい
あなたのきびしさを私にください
たぐいまれな正しさをください
その瞳に映る真実をください
憎まれがちな正論をください
たとえあなたが地に堕ちようとも
...
切通しを歩いていった
母と二人で
縁切り寺もあった
夢の鎌倉で
屋台では
地球駒が不思議な同心円を描き廻っていた
眠り駒……
わたしはその時、
じぶんが自分であることに ...
波の音が聞こえる
私の心はざわつく
どこかで天使の泣き声がする
安らぎはこない
無茶な要求ばかりを押し付けられて
すっかり嫌気がさした頃
どこかで天使の泣き声がする
平安は何処?
...
暗くなる前に帰ってきて
そんな願いも空しく
無情にも日は暮れる
私の期待は尽く裏切られ
白い骨しか残らない
はらはらはら
白い骨は崩れて落ちる
どうか私を探さないで
夕闇に包ま ...
祈りを焚べる、夜、朝、昼にも。
あ というまに夜になってしまう。秋だもの。だから真っ赤な落ち葉をなん枚も拾って持ち帰る。でも乾いて暗くなってしまう。暗くなると、あかりが余計まぶしく白くみ ...
大魔神
あらわれて
菅内閣
踏み潰して下さい
一庶民
哀しみは何処より来たりて
何処へと行くのだろう
苦しみは何処より来たりて
何処へと行くのだろう
人は何処より来たりて
何処へと行くのだろう
深淵に手を触れたとき
何を感じましたか
瞬く ...
倶知安厚生病院に
入院中だった母親が
意識を失い
ドクターヘリで
札幌の病院に運ばれた
知らせを聞いて
病院に駆け付けた時
点滴や酸素マスクや
ベッドサイドモニタで
管だらけにな ...
どうしようもないので
頑張ります
死ぬしかないので
頑張ります
首をくくりたいので
頑張ります
服毒自殺をしたいので
頑張ります
破滅の夢ばかりなので
頑張ります
そうやって考えな ...
発熱
汗
嘔吐
空腹
独り
酩酊に 溺れて独り 零れ落ち 三歩泣いてた 宵の口
鳳仙花 君が好きだった 花を摘み それを見て泣く 君の目を
思い出し 独りでずっと 溺れつつ 淡い花の 記憶を消して
愛してる そ ...
雪沈む 行き着く先は 涙色
枯葉揺れ 落ちた先には 貴方来ず
夏光り 君の瞳が 潤んでて
たった春 そこには何も 無いと知る
春風が 吹き出し雪が 溶けた頃
僕たちは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さらばさよならグッバイ
こたきひろし
自由詩
4
20/11/29 0:29
黄金の虫(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/11/28 21:06
断片
渡辺亘
自由詩
2
20/11/28 19:23
星
道草次郎
自由詩
4*
20/11/28 19:17
白い、宵の口
ひだかたけし
自由詩
4
20/11/28 18:11
立会
大村 浩一
自由詩
13*
20/11/28 17:54
カフェの水たまり
天竺葵
自由詩
2
20/11/28 15:32
ディストピアンスノー
月夜乃海花
自由詩
2
20/11/28 13:18
お空の言葉
トビラ
自由詩
3*
20/11/28 12:55
塵のデッサン
道草次郎
自由詩
2
20/11/28 11:52
爪
花形新次
自由詩
0
20/11/28 11:01
when I lock eyes with you
mizuno...
自由詩
6
20/11/28 10:33
ズキズキとココロが痛んで
こたきひろし
自由詩
4
20/11/28 9:33
かもしれない運転
イオン
自由詩
1*
20/11/28 9:27
誰にでも自分の中にはもう一人の自分がいる
こたきひろし
自由詩
1
20/11/28 7:32
数え歌
月夜乃海花
自由詩
1*
20/11/28 7:27
寒い日々
夏川ゆう
自由詩
1
20/11/28 5:44
星影
道草次郎
自由詩
2*
20/11/28 0:30
あなたのきびしさを私にください
鉄のひげ
自由詩
3
20/11/27 21:15
三歳の夢
ひだかたけし
自由詩
4
20/11/27 20:01
天使の泣き声がする
無限上昇のカ...
自由詩
3
20/11/27 17:12
晩秋の日に
〃
自由詩
3
20/11/27 17:11
あたらしい闇(メモ)
はるな
散文(批評...
2
20/11/27 17:02
大魔神
ジム・プリマ...
自由詩
0
20/11/27 16:36
断片
渡辺亘
自由詩
2
20/11/27 16:24
ドクターヘリに乗った母のこと
板谷みきょう
自由詩
1*
20/11/27 12:18
健康体
道草次郎
自由詩
1*
20/11/27 9:10
寝所にて
ヨロシク
自由詩
0
20/11/27 8:47
遠吠え歌
月夜乃海花
短歌
0
20/11/27 6:15
雪色の季節うた
〃
川柳
0
20/11/27 5:20
762
763
764
765
766
767
768
769
770
771
772
773
774
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
3.99sec.