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不変
変化

感慨
環境
君は絹ごし豆腐のファンだったね

僕は木綿のほうが好きだよ


話しかけると


どうして
木綿のほうが好きなの


君はふり向いた


コロナの時代は
何が起きる ...
冬の終わりに
ふと
雨が降り出す
雨に打たれて
ふと
今わたしを温めうるのは
人肌だけなのを知る。
僕は時々木の家に帰ることを考えている
そこへ向かい歩いている道の景色を 僕は
にぎやかな きっと 交差点の 今日という日に  
鳥のように通りを見ているかのようにして 
暗くなる前に灯りの準備をして欲しい、悪い夢を見ないに越したことはないから、静かな音楽を流して、狂気じみた思いを鎮めて、安らかに目を閉じることが出来たらいいね、こうして話してしまうと願いというのは全 ...   見えないが それは
  熱の蛇が 這っているのだ
  かんぜんな 石を湿らせ
  なにもかもが黙る

  
  熱の蛇が
  這っていくのが見えない
  街はいつも 叫んで ...
  瞳からのぞくと
  馬たちが みえた


  日が薄ぼやけ
  あたりは冷えて
  草の においだけが
  ほそながくかがやいていき
  わたしたちの
  愛はきえた
...
肉体の数だけ私が絶対に行くことのできない場所がある 青い夜の風の匂い
君に包まれていたあの時代
虚無の底に引き摺り込まれ
虚脱しながら僕は嗅ぐ
そこに浮かび上がるものを
掴み取ろうとして

今、独り寝の床のなか
自らの熱を感じながら
...
「大地」

大地がぼくを落とさないでおくのは
それはやはり
大地がやさしいからだ
そうかんがえないと
「今」にいられない


「ゆきがふる」

あの子
ゆきにさわりたいから
...
本を閉じれば
そこからはじまる物語があるのを知っておいでか


カリグラフィの妖精たちが インクの森を抜け 随想のせせらぎを渡る物語を

ハキリアリの行列のような{ルビ亜拉毘亜=アラ ...
今日まであっという間だった気がする
母なる大地を旅立ってから
長い道のりを長いあいだかけて歩いてきた

海を渡り
西部を目指し
石油を掘り出した

進出し
征服し
理解し
制御し ...
無感覚の壁がある
その壁をとおれない感覚が
たえず壁際に降りつもる

無感覚の壁は
何を守っているのだろう
世界から自分を
自分から世界を
あるいは
自分から自分を

君の声がき ...
僕のグレたガラホは相変わらず寡黙なのだ
やっと取り引きして得た隙間に僕は住んでいる

今日と明日が条約を結んで握手しても僕は拍手しないだろう
だってやつらの隙間の全人代という茶番を許すのだもの ...
探しに行こう
探すものなんて何もないけど
探しに行こう
いつまでも空が青いわけじゃないから

傷付くことにも慣れた頃
ポケットが疼いてる
私の笑顔は誰にも見つけられない
それでもいい
...
花咲く頃に天使は旅立ち
氷の大地に降り立った
寒い寒い北の果て
天使は何を見つけるだろう

残された人々は
嘆き悲しみ
咲き始めた花さえ枯れてしまう
止める声も聞かずに
天使は氷の大 ...
日曜日の朝
カーテンを半分あけて
朝の光で本を読んだり
レコードを聴いたり
ささやかな幸せ
バッドフィンガーとリンダホイル
昨日髪を黒く染めた
早くおじいさんになりたいくせに
2杯 ...
人命は尊いと言うよりも
他人の生命についてはさておくと言うのが皆さんのホンネなんだよね
俺も正直そうなんだよね

命については自分第一主義
そして家族親族友人知人
だよね

見も知らな ...
桃の芽が膨らんでいる
蜜に満ちた大きな実になるのに三月
その前に花が咲く
あの桃色の
あの花が咲く
「象の墓場」

大地が肉あるものを{ルビ篩=ふるい}にかけてしまわないのは、それはやはり大地の優しさからではない。惑星の{ルビ核部=コア}に必ず一個はある象の墓場のお蔭なのである。琥珀に浮かぶを殊 ...
僕は昔
代官山でコーヒーを
ちょっと高かったが
飲んでいた あの日
目の前でいきなり事故が起きた
4車線で反対側の道からこっち側に右折しようとしていたクルマが
そっち側の道に渡ろうと停車した俺のクルマをさいわいにチャンス到来と渡ろうとしたら
俺の横からかっ飛ばし ...
晴天
どん底
歩くだけ歩いた

波しぶきの生む霧が
たいして変わらない毎日を覆っている

振り向けば
情けない日々が
変わらずくっきりと足跡になっている

フカフカの砂浜の波跡に ...
あなたの形見のランプは、魂の姿に似て
夜になると書斎の椅子に腰かける
僕の仕事を照らし出す

* * *

あの日
この世の時間と空間を離れ
自らのからだを脱いだあなた ...
今日死んだ蜉蝣の数 あなたしか知らない言葉の消えてゆく数 現実とはと彼が切り出したので、言葉の続きを待った。
現実とは道だ。それも廃線だ。草が茂り、傍らにゴミが散乱し、どこからかガソリンの匂いがする。吐瀉物や廃棄物のシミが至る所に散らばっている。線路は錆び ...
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味が開き
繋ぐ意味に花が咲く
そんなひたむきな息継ぎを
ただただうつくしく晒している
(目眩くよ ...
世の中で一番の悪は
デブの女ではないかという説がある
和歌山のヒ素カレー事件も
練炭自殺装った連続保険金詐欺事件も
尼崎のドラム缶殺人も
今度の5歳児餓死事件の共犯も
みんなデブの女の仕業 ...
夕暮れは虹色の未来を映し、曇天な過去を模造する
どこへ向かうのかその視界をのせて、
なにを泣いているのか、何故に枯れ葉散るのか

ひとつの木に漂着した夢を見た、気がする

靄の中を奔り続け ...
役立たずの大根の種、それを見極める方法を知っておられるだろうか。
それは、水に浸してみることだ。
しばらくするとプカプカと浮いてくるやつがある。それが、たぶん高確率で芽の出ない種だ。中身がスカスカ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ヨロシク自由詩021/3/8 7:57
木綿豆腐讃歌st自由詩421/3/8 3:54
冬の終わりの雨黒田康之自由詩121/3/8 2:26
渋谷のドトールで番田 自由詩221/3/8 1:08
アフター・ミッドナイトホロウ・シカ...自由詩2*21/3/8 0:34
草野春心自由詩621/3/7 22:57
馬たち自由詩421/3/7 22:54
_いる短歌021/3/7 21:58
青い夜の風の匂いひだかたけし自由詩521/3/7 20:57
ついーと小詩集2道草次郎自由詩10*21/3/7 19:29
閉じた本の物語自由詩3*21/3/7 16:08
覆水盆に返らず六九郎自由詩221/3/7 15:23
青い鳥のように塔野夏子自由詩2*21/3/7 15:00
今日と明日の隙間によせて梅昆布茶自由詩621/3/7 11:53
探しに行こう妻咲邦香自由詩1*21/3/7 10:52
天使は踊る無限上昇のカ...自由詩321/3/7 10:09
朝の光はだいろ自由詩021/3/7 8:51
人命は尊いと言うよりもこたきひろし自由詩521/3/7 8:14
太陽の果実黒田康之自由詩121/3/7 4:03
三つの墓について道草次郎自由詩4*21/3/7 2:28
木のテーブルで番田 自由詩221/3/7 1:35
ホンネはざまあみろさこたきひろし自由詩321/3/7 0:09
砂浜雲野しっぽ自由詩1*21/3/6 23:33
風の吹く午後服部 剛自由詩421/3/6 22:47
_いる短歌121/3/6 22:38
廃線入間しゅか自由詩321/3/6 20:44
永遠ひだかたけし自由詩421/3/6 20:18
デブの女花形新次自由詩021/3/6 20:15
たそがれメセナあらい自由詩021/3/6 19:22
大根論文道草次郎散文(批評...4*21/3/6 17:48

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