鏡合わせというけれど
人は鏡合わせ
納得いかず ひとり ぽつんと目を細める
 
素直に幽体離脱しているかの如く 自分を見るんだ
魂に名前をつけて 空が紺色のところまで行くんだ

私は怒り ...
生結晶の鏡面に反転写するゾーエー
黄昏どきの海と空に黄金のビオス
アナトミーとして天使の羽を嗤うプシュケー
純白の心から
真珠の花びらが
あちらこちらに落ちて
消えることのない
永遠の波紋になり
愛をくばりながら
広がっていく

愛がこぼれてしまったと
一晩中泣いてる子に
真珠の花びらが ...
私はあなたが思うほど強くないのよ
いつもあなたの後を追いかけて
走って転んで背中にしがみついてた

好きだよって可愛いねって
笑いながら言ってくれて
抱きしめてくれた

雲の上でお昼寝 ...
あなたを見送った交差点で
お揃いで編んだ手袋を
私は見つめる

あなたはもう手袋など
どこかへ置いて
私のことも忘れているかしら

青い光が
一緒に歩いた海と空を見せる

黄色い ...
君はいつも太陽を握りしめ
僕の顔を見て出発すると
夏色の風を半分にして
横一列の自転車で走る
立ち読みの漫画が紐で縛られ
不自由だったから
僕等の方がきっと
世界を創りやすいだろうね
...
日本人ではない人が
日本人になる場合
ドナルドキーンみたいな人は別にして
単に利便性からか
そうでもなきゃ
日本に対して何らかの魂胆があるんです
何とか民主党の奴らなんて、大半の奴が後者な ...
伝染病なんて死語かと思っていたのに
ドラキュラのごとく復活してしまった

復興五輪と名打ちながら
一向にフクシマの復興は見えてこない

株価は下がり続け
日銀の異次元金融政策は破綻す ...
夜を溶かす飴玉みたいに
透明な包み紙の中にいる
自分の声に気づけないから
きっとこの先に続く言葉が
枕を湿らせる夢を見ても
先頭を走ることは難しい
日常に解き放たれたように
たった一度の ...
いつものように笑うことを諦めたままで
きみはちょっと怖くもみえる
顔をしているけど
ぼくにだけ
わかってしまうよ
恋だ

きみの恋は困難で
いいかえればとても時間と手間と苦労をきみに
...
眠れぬ夜に

月から地球を眺めて俯瞰した

私は強かった

 まだ今も人間であるが 愛に飢えているのか
 錆を吐き出せず 溢れている 磁気も強烈に
 男と女の創りの誤差如きに 己で己の ...
眼球のピントは崩れ
右目と左目があさっての方を見る
世界は歪んでいる
その目には確かにそう見える

交通課の事故処理ばかりを目にした一日
救急車で運ばれる誰かの呻き声
深刻そうな顔し ...
生きている限り、誰もが何かの生き証人なり。
今日の空が青かった事、いつか共に証言しませう。
明日には違うこころになっている

すきとおる とおいねむりの月へいく

夜空では儚さばかりかがやいて
鉄を歩く
乗りもの置場の跡地
人は生きる
舌の根が乾く
抱きしめられたまま
父などは逝った
公民館に隣接している朝市で
複数のものを見る
入れるものがないのに
さっきからポケ ...
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
私は行く
天に呑まれ

光の矢、光の矢!

蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている

遠く太陽は爆発し
空を見る
果てしなくはかなく
憧れに焦がれる

海を見ると
俺は海だ

地上を目指した最初の一匹のDNA

seasideで見上げる

眼が焼ける
眼が焼けるぞ!
知らない駅の改札を出ると右に曲がった
四車線の道路があり
階段がいくつもの方向に分かれている
大きな歩道橋を渡った
焼肉屋からは
肉の焼ける匂いが流れ出ていた
これが鰻だったら
たぶん帰 ...
枝とわずかに残る葉も

みんな白く凍りついて

星の妖精のように

光を森のすみずみまで配る

氷の木々が珊瑚のように

森の海底で静かに息をする

足跡のない雪は

砂の ...
花屋を覗いている子猫
少し曇ったウインドウを
手を伸ばして拭いてみる

拭いても見えないよ
少し開いた扉から
外に漏れてくる花の声

ステラの妖精が息を吹く
ガラスが透き通って
子 ...
日曜日の図書館で
天井まで届くような
大きな書棚で二人はすれ違う

数えきれない本から
世界中の無数の魂が
過去から未来の二人を見守る

晴れていた空が
雲を誘って雨を頼む
このま ...
窓の外は春らしい春の日
郵便配達員などもいつもの時間どおり

うちの中では冬を生き延びた一匹のハエがお試しフライト

楽しそうだ
でもあまりはしゃぎすぎるとウィルスにやられるかもね ...
君に会う前は知らなかった
淡いパステルが重なる場所で
透ける心に手を伸ばそうとする
光と体温が仲良くなる
春は脱ぐものがないから
そのままの姿で笑っていて
僕に色を与えた人の声を
かすれ ...
コミュニケーション能力に欠けている
人は別に珍しくない

先天的にそうなのか
後天的にそうなってしまったのか
わからない

コミュニケーション能力にたけている
人は別に珍しくない

...
ほどなくして 彼女はこの世界へと目覚めていく
陽は勢いを増し 陰りを拭っていく
時を労せずして 窓を開け放ちこの部屋から世界を望もう

故あって理解に及んだ2人の軌跡
あわよくば まだこれを ...
未来は青く冷たい未来は青く冷たい未来は青く冷たい
過去は赤茶けて乾燥している過去は赤茶けて乾燥している過去は赤茶けて乾燥
している
今日はあたし頭が冷たいから、お腹の虫の行く先は、見えない
冷 ...
厳しい夏の終わり
ずぶ濡れで見上げた黒雲が
不意に吹き散らされ
見る間に西日に
真っ直ぐ照らし出された
濡れて光る道の先に
垂直に



誰かへ知らせよ
バッハのポリフォニー
...
もう何も
思い付かない
詩も歌も
枯渇したんだ
急に俺




















...
ギフの男の子としての最後の時間がまるでダイヤモンドのように煌めいている 探すより探されたい想い一つ夜の灯りのしたにともる
ギフのシルエットがごはんのあとの毛繕いをしている
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
鏡の綴り朝焼彩茜色自由詩420/3/13 22:51
非可能性態ナンモナイデ...自由詩1*20/3/13 21:26
マーガレットの妖精丘白月自由詩120/3/13 17:45
お昼寝自由詩120/3/13 17:45
冬の交差点で自由詩120/3/13 17:44
million years friendミナト 螢自由詩120/3/13 16:58
偽日本人の悪だくみ花形新次自由詩0+20/3/13 16:32
憂い事ナンモナイデ...自由詩1*20/3/13 11:43
ねごとミナト 螢自由詩120/3/13 9:45
とてもふつうのありきたりな万願寺自由詩220/3/13 2:49
憩の月朝焼彩茜色自由詩6*20/3/13 0:58
耳の傾け方を習うのは何よりも難しいホロウ・シカ...自由詩3*20/3/12 22:45
証言クーヘン自由詩1*20/3/12 21:53
ゆめ水宮うみ川柳020/3/12 20:33
追悼その他たもつ自由詩2*20/3/12 18:19
光の矢(改訂)ひだかたけし自由詩220/3/12 17:51
seasideで見上げるアタマナクス自由詩120/3/12 16:42
知らない話チアーヌ自由詩320/3/12 16:27
珊瑚の森丘白月自由詩120/3/12 14:11
ステラの妖精自由詩120/3/12 14:10
輪廻転生自由詩120/3/12 14:10
ぶーんぶーんナンモナイデ...自由詩5*20/3/12 14:02
水彩の日々にミナト 螢自由詩120/3/12 9:16
冬の匂いこたきひろし自由詩120/3/12 7:21
そっとこのままで二宮和樹自由詩220/3/12 6:27
21由比良 倖自由詩120/3/12 6:02
シンフォニア大村 浩一自由詩720/3/11 23:13
もう何も思い付かないTAT短歌120/3/11 22:31
ギフと。もっぷ自由詩120/3/11 22:23
自由詩120/3/11 22:20

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