二〇一六年五月一日 「叛逆航路」


 お昼から夕方まで、『The Wasteless Land.』の決定版の編集を大谷良太くんとしていて、そして、大谷くんと韓国料理店に行って、居酒屋に行って、 ...
誰でも 叱られたい時がある
誰かに 割ってほしい鏡がある
そんな時私は割らないよ
それは上司にお任せさ
私はぐうたら昼寝人

誰でも 見られたくない事がある
家族に 知られたくない事が ...
誰かを 愛したいな
ずっとそう思ってたら あなたが来たよ
ごめんね あなたは素晴らしい人だけど後付け
私の気持ちが先輩なのさ

誰かを 殺したいな
そうは思ってなかったけど おまえが来たよ ...
揚げ過ぎたコロッケ食っとるんや

キャベツなんて高過ぎて買えんしな
なぁ、野菜くれんか、屑でええから
えッ、無理なんやろ、わかっとんや 

そんなもんやから
あのキャベツ畑に
行ったん ...
廃れた通り、その先の名前のない草たちが太陽へと貪欲に伸びる荒地のさらにその向こうに、梅雨の晴間の太陽を受けて存分に輝く海があった、水平線の近くでいくつかの船が、運命を見定めようとしているかのように ... 月に降る
塵の息を踏み
無言 震わせ


空のはざまが膝を落とし
再び立ち上がる
脚をくすぐる布の闇


二 三 五 六と言葉を拾い
左足と右手の小指の寒 ...
花を見てきれいだというわたしたち 人はこうして人を造った 大浴場に入る前
剥いてみるのよ
人知れず
もって下さい
痛切な願い空しく
直ぐ戻る

男ですもの
前なんか
隠すことなく
入りたい
だけど出来ない
プライドを
託すタオルの
...
クソ野郎

クソ女が
アイしあって
何回もやっちまった

夜の市営公園
その駐車場に停めたクルマん中で

でもそんな男と女なんて
掃いて捨てるほどいるから

ホテル代ケチって ...
泣き虫だった僕が
泣かなくなったのはいつからだったろう

少しだけ嘘をついても
滅多にばれないことを知ってから?

怒られても開き直れば
強く言われないことを知ってから?

みんなと ...
宇宙に咲く花のように
秘かに青白い、
アジサイの花房濡れる頃
神の手が伸びて来る

雨降る季節を進めるために

無限を響かせ、無限が響き
鮮やかなアジサイの、微かな揺れに
一つの確か ...
ベランダの風が本体の人だった


あの時代自体が次第に時代劇


甘いお菓子は
甘い記憶になった


過去と陸続きの海が鳴っている


評論がひょろーんと長く伸びていく
ここは嘘専用スレッドです。くれぐれも、嘘以外の発言は書かれないようにご留意願います。このスレッドに、ついうっかりと本当のことを書いてしまったために、たいへんなことになった方については、既に都市伝説とな ... アンテナの上
カラスがめずらしく寒そうだ
度を越した愛撫
風だけがご満悦
抗いながらも抗えず
樹々もさんざん掻き毟られる
その有り様を見て見ぬふり
家々の窓はぬらっと景色を滑らせる
― ...
愛に紛れた憎悪が引き千切る
崇高な結び目を容易く
歴史的経緯を踏まえずに
考慮らしい考慮の跡も残さずに

中枢を巡る空虚な交響曲
場末の雑音と大差ない不協和音
表向きはスーツ ...
求めちゃいないよ
気にしてなんかいないよ
わざわざ言明するのが胡散臭いよ
わかってるよ
わかってるけど
否定せずにはこの
なけなしのアイデンティティは
廃れちまうってもんよ
...
花をあげよう
君と僕の鼓動する部屋に
共に過ごす時の波打ち際で
今までの悩みが
流されたばかりの場所から
ふたりでひとつの花を
あげよう
 ローカルな回転


星が一回りし 年があけた
宇宙飛行士は軌道をまわりながらアイデンティティを確かめる
あたりは冬で
ぼくは炬燵に入って蜜柑を食べる 方言で
人々はたくさんの比喩を背負 ...
私貧乳に生まれたの
ブラの隙間は無限大
夢と希望を詰め込んで
生きてきました
嘘人生

あなた騙して生きるには
許す訳にはいかないの
何のかんのと
はぐらかし
あきれられては
終 ...
 退屈はハングルの「口」の中あたり

 求めない退屈からは逃げられない

 連結しているような花屋の坂

 凋落は常に不定形であれ

 駄洒落から生まれるものもある
私は似非詩人
今日も朝からはつらつと
詩を書いては投稿します

私は似非詩人
そろそろ早漏?
本物の詩人になりたい

でも
よくよく考えなくても
それは無理
本物の詩人なんて
...
ドアで竿を折った午後には
人のそこに 歩いていた
外のにぎわっていた 通りの中で
悲しい人を探し求めて歩いていた
どんな言葉を繕えば
この染みを落とせるのか
見つけては溶けていく答えに
逃げて楽になれない苛立ちに

言葉を喪うような記憶と
流されていく筈の時間が
淀みのようにまとわっては
虚しい優 ...
詳しい事情は知らないから
発言することは
控えていたいと考えていた

でも

日本に六例しかない
難病の痛みに苦しみ
他人の介護を受けながら
それでも人として
役に立つことを模索し ...
熱い心を持った人々が
今日も花壇の雑草をむしるのだ
憎い 憎いよ 雑草が

土地の養分を勝手に吸って
土地をだめにしてしまう
憎い 憎いよ 雑草が

汗を流し 声をかけ合い
一生懸命 ...
{引用=震えていたのはふたりだったので愛と呼んだものは互いの孤独の象徴だったのだけれど触れ合った手がすこし濡れていたのはうれしかった}


恐れていたのは間違えることだった
都会のネオンが寂し ...
夜風を浴びる、眼を瞑り
うっとりとして、遠い汽笛の音を聴く

夜風の冷気に、夜風の霊気に
何かがざわめき蠢いて

網戸の向こうに、唸る街
ゴォーッと木霊が反響し

波打つ孤独な内面が ...
ギリギリで
吐き出し口がこの場所に
あって良かったなとそう思う





















コロナ下の


...
いちばんだめなのが
いちばんなのだという
おかしな理屈です

それは
まちがっていますとも

なんかいめの
まちがいだったか
誰も
もう
覚えておらないのだ

もう
だれも ...
「無駄でないことなどない」という一面の真理 一面の白い空
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
詩の日めくり 二〇一六年五月一日─三十一日田中宏輔自由詩14*21/5/17 0:07
ぐうたら昼寝人ボロ24自由詩021/5/16 23:51
先輩自由詩021/5/16 23:05
居酒屋にて帆場蔵人自由詩321/5/16 22:24
飢えた魂は余計な肉をつけない(リロード)ホロウ・シカ...自由詩2*21/5/16 21:54
三と常木立 悟自由詩221/5/16 21:32
_いる短歌121/5/16 21:20
包茎ブルース花形新次自由詩221/5/16 20:55
インスタントラブこたきひろし自由詩321/5/16 20:03
泣き虫TwoRiv...自由詩9*21/5/16 20:01
無限の響き/梅雨入り前にひだかたけし自由詩421/5/16 19:54
うんとほんとう水宮うみ川柳2*21/5/16 19:14
嘘専用スレッド2会議室21/5/16 18:50
ガラスの精進ただのみきや自由詩3*21/5/16 14:39
論理の傘komase...自由詩021/5/16 13:43
ランキング偏執室自由詩021/5/16 13:42
花をあげようフリーダム自由詩221/5/16 11:55
ローカルな回転空丸自由詩321/5/16 10:40
貧乳ブルース 花形新次自由詩421/5/16 10:31
自由律俳句「食べられる退屈」(14)遊羽俳句021/5/16 10:17
詩人もズッコケるこたきひろし自由詩421/5/16 9:49
皿を買った日番田 自由詩121/5/16 2:03
あれから自由詩221/5/16 1:31
あれからひと月が経ちます板谷みきょう自由詩4*21/5/16 1:06
雑草取り紀ノ川つかさ自由詩121/5/15 23:29
触れてモクモク小指自由詩121/5/15 23:14
夜風を浴びるひだかたけし自由詩421/5/15 22:42
今夜また鉛筆で書く屑短歌TAT短歌2*21/5/15 21:37
いちばんだめなのが道草次郎自由詩221/5/15 21:00
_いる短歌121/5/15 19:04

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