今日までのところ
疫病には感染しないですんでいる
とは言っても症状にあらわれていないだけで
真実はわからない
一度も確かめてはいないのだから
マスクは常時口に蓋をしてる
もともと人 ...
母が懐かしそうに
思い出話をするとき
私はいつも
「忘れた」って言う
お母さん私
今その話を思い出したくない
なんでだろう
幸せの記憶なのに
なんでだろう
鼻の奥が熱 ...
思い出は
ぼんやりした
景色の中にあるよ
夏の夕暮れの
田舎の電車とか
色あせた自動販売機とか
誰かの白いシャツとか
それはどんな記念日よりも
心に残って消えない
...
無駄を絶った 貴方は清らか
その足は 塵を蹴らない
無駄を取った 貴方は清らか
その足は 穢れを蹴って 尚浄い
無駄を切った 貴方は軽やか
その下は 永遠に熱くなる こはない
無駄を削 ...
風船をふくらましてよ ひとりでに地中海までとんでいくなら
はなれたの それともわたしがはなしたの 派生していくはだかのきおく
さみしさが寄せ集まって血縁の観葉植物(手をつないでて) ...
空想・言霊の串刺し 都市化のサバンナ
賞味期限切れた オブラート
肌色の あかさたな 魚眼 レンズの はまやらわ
ローカルな 恋心 ゲリラ拍子の 合いの手
地球の扶養家族 お月様 ...
あなたのことを思い、私はこんなに愛に満たされてもう溺れそうに。
これが生きてるってことなんだね。
僕たちは永遠にひとつになることができない二筋の流れ星。
嗚呼 ...
開けた窓から雨の匂いが流れ込み
濡れていく遠い森のざわめき始めて
貴女の声は透明な水底に沈んでいく
知らない内に
虫に刺された
二の腕
かゆくてかゆくて
手が伸びてしまう
まるで
あなたが噛みついたみたい
忘れたくても
脳に焼き付いて
手が伸びてしまう
厄介もの
腫れあ ...
みんな必死に頑張ってる
頑張って生きてる
でも、元の世界に戻って欲しくない
元の世界で僕は生きられない
何もない世界で
みんなが頑張っている中
僕も頑張っている気になって
このまま海辺を ...
私の席からあなたが見える
仕事中時折目が合う
誰も気がついていない
そう思っているのは
私たちだけかもしれない
社内ではあまり喋らない
敢えてあまり喋らない
プライベートの時 ...
マスクを外す
雨上がり 草木の匂い
白蝶の群れる木
{引用=風船}
パンパンに膨らんで気づく
出口のない恋はつらいもの
でも破裂はしない
いつのまにか萎んでる
ここ ...
微睡む窓から
静かな私が飛びたつ
静かさに沿うかぎり
どこまでも遠くまで飛んでゆける
さえずりや
せせらぎや
さざめきや
ざわめきや
を 内包しつつも
静かさは静かさのままで
...
身 体 が 元 気 に な っ て
き た と き に は 気 を
つ け な け れ ば い け ま
せ ん 。 う ま い こ と
を 書 け た と き に も 気
を つ け ...
芝生はいい
寝転がって
僕たちは笑う
とくになにがあったわけでもないのに
ただ笑って
じゃれ合って
空を眺める
雲が何にでも見えた
アイスクリーム
蛇の目
ありえない獣
五本 ...
アスファルトに落ちる雨音を
消し去る足音が聞こえれば
傘を持つ私の手にあなたの手が重なる
小さな傘を分け合う二人は
時間も分け合い
同じ道を歩いているはず ...
「私もかつては人間でした」
ロボットはラピスラズリを
キャンディ紙に包み
両端をクルクルと回す
「さあどうぞ」
彼女はそれを受け取って
代わりに写真を渡す
「火星の渓谷ですか ...
神よ もしも貴方に 恋したなら
きっと多くの者が 割礼を望み
無地のヴェールと クロスと指輪
そして 三つの誓いを 立てるのです
神よ 私がそれを 望まなかったから
貴方は授けてくれまし ...
それは星に名前を付けただけで
宇宙の真理を解明したという
勘違いと似ていた
孤独はとてつもなく深い
何千年も
人類はその溝に落ち続けている
継続的にかかる重力が
人を盲目にす ...
水色の空は灰に滲む。
白々しいほど、つんとした曇り空
ああ、なきたくもなる ざんねんな そらもよう。
鼻の奥がつんとするって さぁ かっこわるい ねぇ
雨粒も落ちるような、水面状の薄情 ...
世界大戦が起きないほうが
軍事産業は儲かるらしい
備えて買うから計画的に生産できるのだ
有事になったら命を守るためだと
強制生産を迫られて
経済戦死してしまう
パンデミックが起きないほ ...
さぁ新型コロナウイルスと一緒に
メディアに踊らされましょう
ソーシャルディスダンスです
あっ、人と近づいてはいけません
3密は禁止ですよ!
こんなダンスなんて
つまらないって?
...
ここにくると誰かが詩を書いていて嬉しい
夕方になる
しずかになる
水をのむ
みえているものを
いま 思い出している
喉の奥で きれぎれに疼く
石のシルエット
それは 似ている
...
私とあなたの距離の間に
とても知らない何かが
私の中のあなたと、あなたの中の私が
そっちに行こうとしてる
distance
between me and yo ...
七ヵ/{ルビ = レ}
{ルビx=kha}
是、
{ルビ眼=yeux} {ルビ灰=gris}繰る
+ tz
{ルビ睡蓮=セイレーン} 啼く
...
逆光の履歴書 5段活用された
金庫番のマトリョーシカ 人付き合いは いいらしい
その場しのぎの犯罪 そこかしこ
よそいきの足音で 猫が来る チョキの出せない
肉球して 途方に くれる ...
国会中継が流れた状態で
テレワークをした
国会中継をずっと聞くなんて
普段は出来ないから
さてどんなもんかと
思っていたら
繰り返し
繰り返し
おんなじこと質問して
おんなじこと ...
ここの部屋の、窓からはマンションがたくさんみえる。いくつもの長方形が、かさなる長方形が、夜になれば灯る長方形が。空はすこしみえる。直線で区切られたいびつな図形として。
ニュース、書いては消し、裏 ...
三つ編みの先で書いた夢が
君に触れたら叶う気がした
ひと筆の間で宇宙が揺れて
頬に咲く花を見つけるよ
君の言葉が何度も聞こえた
幸せになりたいだなんて
透明な欲望が受粉をして
私の心に笑 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
もうこれ以上たえられなくて
こたきひろし
自由詩
1
20/6/14 8:26
台所
ガト
自由詩
3*
20/6/14 5:32
逆光
〃
自由詩
6*
20/6/14 5:24
エゴ・エリスⅡ ああ わが愛する者 あなたはなんと美しいこと ...
PAULA0...
自由詩
0
20/6/14 0:50
ひだり肩越しに見る夜
ことこ
短歌
3*
20/6/13 21:09
思考滅裂④
あい うえお
自由詩
0
20/6/13 21:05
溺死
viraj
自由詩
1
20/6/13 21:05
みなぞこ
ひだかたけし
自由詩
4
20/6/13 20:01
虫刺され
卯月とわ子
自由詩
0
20/6/13 18:46
by the sea
opus
自由詩
1
20/6/13 17:34
社内恋愛
夏川ゆう
自由詩
2
20/6/13 16:43
静かに乱れる呼吸
ただのみきや
自由詩
5*
20/6/13 13:36
微睡む窓
塔野夏子
自由詩
4*
20/6/13 11:02
ソーシャル・ディスタンス
りゅうさん
自由詩
1
20/6/13 5:43
ありったけ
七
自由詩
13*
20/6/13 3:15
雨粒
佐白光
自由詩
2*
20/6/13 2:13
Was us
mizuno...
自由詩
3
20/6/13 1:47
エゴ・エリスⅡ 私は 夜 床についても 私の愛している人を探 ...
PAULA0...
自由詩
1*
20/6/13 0:49
星に名前を付けただけで
Fufu
自由詩
3
20/6/12 23:42
如く
あらい
自由詩
0
20/6/12 23:24
経済戦死
イオン
自由詩
0
20/6/12 23:18
ソーシャル・ディス・ダンス
〃
自由詩
0
20/6/12 23:17
signal
mizuno...
自由詩
1
20/6/12 21:49
シルエット
草野春心
自由詩
4
20/6/12 21:14
距離
mizuno...
自由詩
2
20/6/12 21:14
夏至
墨晶
自由詩
2*
20/6/12 20:52
思考滅裂③
あい うえお
自由詩
1
20/6/12 20:31
国会中継
花形新次
自由詩
1
20/6/12 17:24
メモ
はるな
散文(批評...
6
20/6/12 16:12
君色に染まる
ミナト 螢
自由詩
3
20/6/12 12:38
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
加筆訂正:
静かに乱れる呼吸
/
ただのみきや
[20/6/13 16:45]
脱字修正
八重に愚かに
/
ただのみきや
[20/6/12 22:28]
さらに修正しました。
3.88sec.