やさしい君が
手をひいて
あるかせてくれる
外を
そして
大丈夫
大丈夫だという
見て ほら
あの橋をわたろう
細いけれども
大丈夫
という
笑っている
でもわた ...
すべては過ぎていきます。
書こうかと何度が筆をとり、書けぬままにそれをおき、また筆を手にして動けなくなる。そんな日々でありました。もう何を書いていいのやら、だいぶ前から色んなことが煮詰まっている ...
先鋭
流行
迎合
凋落
言葉に足が生えてどこまでも歩いてゆく
一日歩いて倒れる言葉もあれば
一か月歩きっぱなしの言葉もある
中には百年、二百年、いやもっと
歩きっぱなしのものもある
いったい何処まで行くのだろう
...
昔何を僕は考えていたというわけでもなく。タイに僕はいた。タオという名の島を小型クルーザーのような船で、目指していた。そして、飛行機で日本を出る時に忘れてきていた売店で買ったイヤホンをしていた。人間であ ...
世界とはほぼ社会だがぽつぽつとはみ出して個体なるものがある
人の瞳にだけ映っていた幻
からっぽが呼吸している無風の箱
各々のどうしようもなく遠い個々
花畑みたいな色の花が咲く
押しボタン式の信号が青になったので、
数名の幼児を連れた保育士さんとおぼしき人が声を掛ける
「さっ、渡るよう」
すると先頭の子どもが尋ねた
「どうしてわたるの?」
すかさず若い保育士はこ ...
百から一を引くとたちまち白になる。分刻みだったアポイントメントはことごとくキャンセルで、消せるペンで書いていたのに意外とまっさらにはならない手帳。筆圧が凸凹に残る四角い枠の隅に擦っても消えない文字があ ...
北斗の拳の
南斗何とか拳の使い手で
帝王とか呼ばれている
好い人なのか悪い人なのか
ケンシロウにやられて
初めて分かる
そんな登場人物的な名前ですが
色んな変異ウィルスを
次から次に開 ...
稲穂の先のビー玉の喧騒
夢はわちゃわちゃ過ぎていき
白雲もくもく青空に湧く
花の街には太陽燦々
老婆と少女が手を繋ぎ
廻り廻るよ廻り廻る
死の標的を撃ち抜いて
生の目醒めに眩め ...
しなければならないことが続く
下に積もったものには関心がない
卑怯者が静かに笑う
嫌いな人から逃げる
「みたいな」に溢れる会話
● (曙)
薄暗い部屋の中
光のはしごがすうっとかけられ
それは
雨戸の隙間から漏れていて
僕はふとんから起き出て
手を翳した
掴むことはできない
ああ それでも
光に触れ ...
水面を何度も跳ねる小石のように
弾けて走って抱きついて頬を合わせて
近づいてまた離れていく潮のように
傍にいてでもそのままひとり自由でいて
嵐の中でうねる波が静けさを取り戻すように
圧倒的に ...
バルコニーからの景色がお気に入り夕陽を眺め酒は美味しい
佛通寺行くの大変道狭い紅葉が綺麗人は集まる
知り合いが教えてくれた観光地お土産を見て行きたくなった
スポーツをやってる人は怪我 ...
ひとり連詩 ● モスキート2 ●
空中戦をせいしたヤツら
只者ではない
女詐欺師は麻原彰晃すら馬鹿にして
最後はモスキートとの一騎打ち
地上戦に引きずりおろしたい我ら
時間をか ...
ちょっと寂しいけれど熱っぽい宇宙
ワンダークールな時間の始原をゆめみる
いつも隙間だけで君を愛せたのだろうか
それともそれはただの幻想だったの
いつも反論がむなしいように
そのひとが ...
こんな時間に目が覚めて
どんな時間?
草木も眠る丑三つ時に
いずれ一人になる
その時にこんな夜に
また荒廃体験に襲われぬとも限らない
その時が来たら
自分の持 ...
{引用=カルボナーラ}
authentic
{引用=本物の}
classic
{引用=古典的な}
genuine
{引用=純正の}
original
{引用=原 ...
昔僕は、NYCにいた。夜の街の、薄暗いスーパーを歩いていた。遅くまでやっている服屋でTシャツを買っていた。分厚いガラスのビルに、そして、指先で触れては、ほろ苦い味のコーヒーに唇をつけさせられていた。サ ...
「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」
もしもあなたが詩人になるというのなら
その時点で未来はすべて捨てなさい
あわよくば名を上げて、などと
考えるのならはじめからやめておきなさい
もしもあなたが詩人になるというのな ...
欠落はせずに
只々遠く平板になっていくもの
追いかけても追いかけても
追いつけない現実に
後ろ手付いて息を吐く
二度と取り戻せない時の堆積
記憶は麻痺しながらも
思い出したように不意 ...
丸い目のばあさんが死んだ
これ以上できないほど
お辞儀したままの手押し車で
白い春の花の並びを
ゆっくり過ぎていった
まっすぐ前を見て笑っていた
ばあさんと誰かが呼んだ
娘は泣きすが ...
見慣れた風景に
「私」を当てて直線を引いた
直線はそのまま霞む山陰に沈んだ
屈曲する田んぼの畦道
わだかまる晩春の光線
ときおり風は
定規を重ねたように
直角に地上へと吹き降り ...
春が来ると
君が心臓に飼っている星座が
かぼそい声ですすり泣く
それを夜ごと聞きながら
どうすることもできない
ただ ほら
ルビー色のチューリップが咲いたよと
君の記憶の窓のむこうの
...
絵を描く猫を描いた『絵になる』という題名の絵を描いた猫
ドーナツに穴があいてるのは多分トポロジーの例にあげるため
歴史上の人物の言葉はあまり信用しないようにしている
...
白昼夢
悪夢
日の出
正夢
線香花火の
最後のようだった
なにが
なにもかもが
水になり
春をこえ
こんなところにいた
なにかを
必死で掻き集め
どこまでも
気まぐれだった
毎日帰還して
原子 ...
青春 青春
青春 青春 青春
青春 青春
青春 青春 青春 青春
青春 青春
青春
列車が走り去った
たくさんの制服の群れが駅のホームに行き交う
もう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やさしい君
はるな
自由詩
3
21/4/21 12:55
すべては
道草次郎
散文(批評...
4
21/4/21 8:45
寵児
ヨロシク
自由詩
0
21/4/21 7:59
言葉の旅
やまうちあつ...
自由詩
1
21/4/21 5:18
タイとイヤホンと
番田
散文(批評...
0
21/4/21 1:21
_
いる
短歌
0
21/4/20 23:21
見たい
水宮うみ
川柳
6*
21/4/20 21:23
「さっき駅前の横断歩道で…」
Lucy
自由詩
3*
21/4/20 21:16
白い誕生日/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
21/4/20 21:13
ファイザー
花形新次
自由詩
0
21/4/20 21:09
光輪
ひだかたけし
自由詩
4*
21/4/20 19:32
自由律俳句「食べられる退屈」(1)
遊羽
俳句
0
21/4/20 19:24
よっつの梯子
AB(なかほ...
自由詩
8*
21/4/20 17:57
春の海に小石を投げる
かんな
自由詩
3
21/4/20 15:09
スポーツ
夏川ゆう
短歌
2
21/4/20 11:37
ひとり連詩 ● モスキート2 ●
足立らどみ
自由詩
2*
21/4/20 6:41
うた
梅昆布茶
自由詩
14
21/4/20 3:14
夜中に切り離されて
りゅうさん
自由詩
5*
21/4/20 2:34
Carbonara
墨晶
自由詩
3*
21/4/20 1:26
マスタードの匂い
番田
散文(批評...
2
21/4/20 0:59
_
いる
短歌
0
21/4/19 23:29
もしもあなたが詩人になるというのなら
ホロウ・シカ...
自由詩
10*
21/4/19 22:29
掬う言葉
ひだかたけし
自由詩
7
21/4/19 22:13
丸い目のばあさん
オイタル
自由詩
3*
21/4/19 20:49
朝を行くか
〃
自由詩
3*
21/4/19 20:35
記憶花壇
塔野夏子
自由詩
5*
21/4/19 11:53
猫がいた
水宮うみ
短歌
3*
21/4/19 11:11
絶望
ヨロシク
自由詩
0
21/4/19 8:07
無題2
道草次郎
自由詩
1
21/4/19 6:17
青春
黒田康之
自由詩
0
21/4/19 4:16
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
加筆訂正:
頭痛の小悪魔
/
ただのみきや
[21/4/19 15:10]
誤字修正。
3.98sec.