お前の指先が深く沈めた、か細いものの吐瀉物を辿って、黒ずんだ血だまりに俺は辿り着いた、心許ない記憶みたいに浮かんでは消えていく泡はまるで戦争のようだ、俺は気を吐いて手首を切り裂き、流れ出る血をそこ ... 落ち続けている
ささえる力がある

死のことだ
意味のことだ

さなかに
生がある
まばたきもある

落下
お前が出会う地面は
風の麓

なんぴとも見たことの無い
お尋ねの窓については出口ではないという認識でおります  草心 1

{引用=
その薄さだけで
大気にさらされ
風に嬲られる

大気という
混沌の暴力のなかに
その薄さだけで


 草心 2

{引用=
折れるほどの細さに
...
月曜朝の憂鬱を忘れて久しいし
金曜夜の高鳴りも何もない

毎日休みだからね
君らももう忘れたころかテレワーク

しかし休まることのない肝臓よ
いかんぞうなんて言って余計落ち込む

悲 ...
君が教えてくれた勿忘草の花言葉を忘れない


ううん、そうじゃなくって、


勿忘草の花言葉を教えてくれた君を忘れない
{引用=週末}
雨はガラス越しの樹木を油絵に似せ
開きかけた梅を涙でいっぱいにする

雨は河住まいのかもめを寡黙にし
水面の泡沫は作り笑いに変わる

だが雨は歌っている 
運命のように ...
白々しい春では
淡い色の桜たちが
日本の空に無音で開き
咲き誇り
記憶に残らず
地下に埋もれる
今日もお気に入りの店に
閉店の張り紙が貼られ
調理器具は放置される
ニュースでは
だ ...
今年こそ



白い藤を





観たいけど












また叶わない






...
今週の頭に




排骨湯麺の旨い店を見つけて


はいこつたんめん?
パーコーメン?
って初めて食ったんだ ...
 
 多くの人達が

 自分の行き先を考える春の夜長

 決断の日を振り返り

 期待と希望と後悔を混ぜ合わせ

 一気に飲み干す春の夜長

 もう想いを乗せる列車は決まっている ...
苦痛には二つの消し方があってあいつはそっちを選んだんだな おおきなくちをあけながら
だいちにあおむけとなり
あのくらいそらからおそろしくもふりしきる
あおだかくろだかのあめをごっそりのんで
やがてはつちにとろけてしまえ
しがつもなかばをすぎたのなら ...
きみにならなんでもあげたい
米軍の基地の湖の日没だとか



与えよよ与えよよ与えよよよよ
さようなら、色違いのよしあき




ランドセルに他人を詰め込んでいる
This i ...
削除しても削除したという事実だけが
追加されていくわたしにおいて
忘却さえも記憶の一部となる

無表情の女が追いかけられて
空回りしていく足元

もうだめだと思ってからの記憶は
今日も ...
荒波、白波、眼底痛
堪え堪えて書いて書く
笑っておくれよ、地蔵虫
少しの集中で火を噴く目ん玉
だから書けるうちに刻み込む

生きているから痛いのさ?

そんな生半可な答えでは納得せぬ
...
緑濃くなる街道沿いを
進むと終点が反り返り
生死の境がむせ返る
草いきれの香と共
立ち上がる

不可視の世界は余りに遠く
すり減る日々は余りに間近く
カウントダウンの切迫が
歓喜と恐 ...
きみがぼくに付けたぼくより大きい傷



夕焼けの有限の星で眠った



隙間から、ひかりが声を発してる



月の宛先は腕の先 つめを切る
{引用=雨。
時々、蛙。

波状に、しきり
たゆみなく
それでいて、まろく
忘れてしまう。

よいものはみな
うっとりの
忘却の底。

じつに
屋根も素敵に育ち。

巻貝 ...
春の約束
永遠に叶わない約束
散るときを知って
失墜しながらそれでも
対の自分をさがす
さがし逢えたら手を繋ぐよ
ひとのまばたきより短い時間を使って

もしも一対になれたら
空へはば ...
おじさんの
老後は一人
牢獄になる
老後苦

おばさんの
老後は一人
天国になる
老極楽
後悔をきっとするって知りながら子供に返って雪に寝転ぶ


傾いた棚を作った父の顔、偲び吸えないタバコを咥える


避難所で青い唇噛んだ夜、あゝ、十年か、陸前高田市


起 ...
人生が五十年だった時代に織田信長は辞世の歌を詠んでいる。
歌は省きます、

戦乱の世の中に風雲児となってあらわれて
天下統一目前に逆臣によって命奪われてしまった。
戦の才能はたけていても、人 ...
FIREという生き方が流行りらしい。
ミニマリストという生き方が流行りらしい。
Wikipediaで調べたら、名前を変えているだけという感じ。

今まである生き方や考え方とどう違うのだろう。
...
僕は思うことで見ていた
感じとることの 何かを
閉じた目に存在を知らされていた
遠い 僕の 心のどこかで
自然公園の階段を登る時
湧き水の透き通った色を確かめるように
ヘッドホンから流れる ...
二〇一六年二月一日 「アルファベットの形しかないんかいな、笑。」


 何日かまえに、FBフレンドの映像を見て、いつも画像で、ストップ画像だから、ああ、素朴な感じでいいなあと思っていたら、映像で ...
まあみんな好きで生まれたわけではない、というあたりから話しあいたい しとしと

こうして 遠くからだと
にくんだことや
糸のきれたあの日
こわれた朝
みんな 烟るようだ
しとしとと
いつまでも たおやかにふれ
はる雨
風は帰っていく
見えない世界へ
この世の熱を帯び
(孤独の歓喜に覚醒し)
極北の地に、極北の地に
すべてを担い
帰っていく
風の音が時折聞こえる

会話することなく
桜の魅力に圧倒される

囁くように心に語りかけてくる
桜が聞いて欲しいという物語

桜の良い香りでいっぱい
自然の純粋な愛を感じる

た ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
闇も光も、すべて俺自身が作り出したものだホロウ・シカ...自由詩2*21/4/18 21:57
無題1道草次郎自由詩3*21/4/18 20:23
_いる短歌021/4/18 19:45
小詩集・草心(そうしん)岡部淳太郎自由詩821/4/18 16:16
週の終わりにはりゅうさん自由詩221/4/18 15:25
忘れないクーヘン自由詩3*21/4/18 13:47
頭痛の小悪魔ただのみきや自由詩5*21/4/18 12:29
2021年春フリーダム自由詩2*21/4/18 3:35
労働が今夜も俺を跪かせるTAT短歌121/4/18 3:35
Ruby Tuesday自由詩121/4/18 3:14
春の夜長佐白光自由詩021/4/18 1:00
_いる短歌121/4/17 23:06
ひらがなばたけにぶちのめされて道草次郎自由詩221/4/17 22:33
与えよさらば与えられんモクモク小指短歌221/4/17 22:21
DeleteTwoRiv...自由詩3*21/4/17 21:57
疼痛宿痾(改訂)ひだかたけし自由詩421/4/17 21:53
繁茂自由詩2*21/4/17 18:39
つめあと水宮うみ川柳2*21/4/17 17:02
春雨は途切れることなく葉から葉へ道草次郎自由詩8*21/4/17 16:11
対の羽そらの珊瑚自由詩13*21/4/17 13:28
老極楽イオン自由詩2*21/4/17 11:24
届かない過去秋葉竹短歌321/4/17 9:10
人生が五十年だった時代こたきひろし自由詩3*21/4/17 7:08
自画像素描足立らどみ自由詩121/4/17 6:48
夢の風景番田 自由詩221/4/17 1:24
詩の日めくり 二〇一六年二月一日─三十一日田中宏輔自由詩14*21/4/17 0:08
_いる短歌021/4/16 23:04
はる雨道草次郎自由詩221/4/16 22:16
風の行方ひだかたけし自由詩921/4/16 21:22
ただ静かに夏川ゆう自由詩221/4/16 18:42

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加筆訂正:
頭痛の小悪魔/ただのみきや[21/4/18 15:50]
数文字修正
3.46sec.