例えば夏の夕暮れに
線香花火を眺める若い男女は
それだけで美しいので
そのままで固まっていて欲しい
一歩もその枠組みからはみ出すことも
言葉を交わすこともなく
ずっとそのままでいて欲しい
...
手を繋いだ女の子は3歳
後ろ姿のママは西風に帽子を抑えてる。
もたれ合い
ふたり
コトコトと列車に揺られ
ねむりこけ。
行先・ 「未来」
きれいな海岸に着く。
5歳になったその ...
ただいま
えー、ただいまYOUTUBEが視聴不能となっております
ご不便おかけします
早急の復旧を目指し、、
速報です
YOUTUBEの視聴が困難となっており
ネットワーク上に多くの視 ...
繭を羊毛を麻を綿花を紡ぐよに
するすると解けてきたのならいいのにね
糸巻き巻きを歌いながら
とんとん しゃー
とんとん しゃー
ひと目ひと目
一段一段
頭に図柄を描き
まだ ...
去年は右肩だったが
今年は左肩だ
五十を過ぎたら
図ったように肩が痛くて
上がらなくなった
背中は洗えない
痒くても掻けない
ポコチンを擦るのがやっとの
有り様だ
そのうち他にも色ん ...
{引用=松林のなか
天地をつらぬく彼女の
黒髪は降りかかる雨粒になる
風になる
セーターやマフラーになる
強く抱き寄せて
白い唇がゆっくり閉じていく
終わりの海 ...
青春のなかに月日があるかんじ
三人の月日が春の月になる
煌々とかがやく高校 後光差す
何一つ
忘れてはいないんだよ
ただ、忘れたふりをしてないと
今此処に在ることが
本当に本当にしんどくなるから
そういうことにしているだけなんだ
緑の細胞に繁茂するミトコンドリア
...
私が大量殺人犯にならない理由は
もつ鍋が好きではない理由と
もとは同じだと思う
大腸とか小腸
レバーとかハツとか食感はおろか
見た目も嫌いなのだ
もつ料理が好きな人は
風呂場での解体作業 ...
ぼくはそんなことを言ってるんじゃない。
君は、ぼくの言うことを大げさだとか。
的外れだとか、言うけど。
ぼくは、そんなことを言ってるんじゃあ、ないんだ。
女と男が全然違う生き物 ...
心臓の奥に
腕が三本あって
それぞれ違う形のナイフを持っている
見えない未来を切り拓くもの
一秒前からの過去を切り刻むもの
「綺麗な刃物を所有する」だけのもの
三本の腕は互いのこと ...
所詮、お前の歌なんか
誰も聴いてないし、自己主張したところで
代わりは幾らでも既存の塊で
意味を考えて、その意味を理解した瞬間
あいつは川に飛び降りたのさ
所詮、お前の歌なんか
ありふ ...
じゃがいもの皮は上手く剥きたい
何かがきっと変わることを実は信じている
だから一回り大きなシクラメンを買う
似つかわしくないクリスマスは
リップ・スティックのようなもの
...
旅に出るなら
天使と一緒に
そこには平安があるから
気ままな1人旅
退屈も楽しもう
お喋りの相手はいらない
ただ深く自分の中に沈んで
雪の中を行くなら
天使と一緒に
不安を抱える ...
宝という宝を
隠してまわる
乳とくちびる
紙の拘束具
科学から きらきらと
こぼれ落ちるもの
分度器と海辺
浪あおぐ 風あおぐ
噛みつかれないよう
互いにふわ ...
朝
倦怠感
寝不足
酷い様
鏡
老い
実感
広島の
薬研堀の
UCCのネオンの下で
細い手首を掴んで引いて
キスをした
人目も憚らず
午後八時半の
アゲハチョウは
「じゃけ関西人はずるい」って
呟きながら
...
娘はクリームソーダをずるずると啜っている。そのずるずるが気に障るので、やめろと云うと、ストローを離し、唇にあてた。でも小さい娘には、硝子の容器が大きいので、両手で持っても飲みにくそうだ。「ほんと意地悪 ...
一冊のように
それは晴れていた
空は晴れていた
それが空だった
砂浜に突刺した過去形を
波が浚っていく
貝殻をひろうと
つい耳にあててしまう
貝殻のおと
それが貝殻だ ...
近く微かに揺れる紅葉
呆けた顔して立ち尽くす人
全てが忘却された雨上がりの朝、
男は綺麗に髭を剃り
キャベツを買いに街に出た
まひろちゃん何してた?
❤
1
午後6:46
へんしんせよ
なにもしてない
虚無
午後7:10
たいしくんいっしょにしのう
❤
1
午後7:10
ずっといっしょだよ。
午 ...
今日、ユキヤナギの枝の剪定をした。毎年、毎年、よくもこんなにも次から次へと、出てくるものだと半ばあきれながら手を動かした。知らぬ間に至る所絡まっていた蔓植物の頑丈さは凄まじく、綱引きをするみたいに息を ...
友だちがいない、やることがない
お金がない、やることがない
仕事がない、やることがない
才能がない、やることがない
生き甲斐がない、やることがない
相手にされない、やることがない
動け ...
ぱきん、と割箸を高く鳴らして倒れ込んだ障子のはらの
ほのあかるい幕の内にのはらはやがて冬になります。
傾いた布越しのトルソーです。
私を囲うのは錆びた有刺鉄線と烏瓜の蔓が織りなす
そそけた{ル ...
とても大きな都会の、初めて歩いた街の通りで背後から呼び止められた
立ち止まって振り返ると誰もいない
そのかわりに前方は遥か彼方迄海になっていた
波の音が繰り返されてた
彼にとってそれはけし ...
じっとしてたらこの体もこころも氷結されて凍りの柱にされそうな
冷たい雨が降ってやがる
よりによって嫌いな蟷螂がどっかから飛んで来て俺の華奢な肩にとまったじゃないかよ
俺は咄嗟にそれを濡れた軍手で ...
ラブホテルとモーテルの違いわからない。なのでネットで検索した。
ラブホテルはリッチな室内。愛し合う男女、もしくは愛情はさておいて性愛だけの関係の男女がゆったりと
一夜を過ごす宿泊施設。
対してモ ...
music
{引用=音樂は}
is sound of rain
{引用=雨の音}
The only guest
{引用=唯一の觀客は}
is ME
{引用=オレ}
st ...
時々
としょかんで
少年詩の本を借りてきて読む
うんことか
おとうさんおかあさんとか
でっかいかえるとか
そんな言葉が
のってるやつだ
むつかしい現代詩とか読んでると
なんか
疲れ ...
雨戸を閉めようとすると
足音もなく猫がやってきて
そのレールの上に座る
木製のレールは
約束されていたようにすでにささくれだっていて
座り心地はおせじにもいいとはいえなかったろうに
猫は
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人間は美しい
花形新次
自由詩
6
20/12/14 23:29
列車に乗って
道草次郎
自由詩
3*
20/12/14 22:21
oops!
秋也
自由詩
1
20/12/14 21:35
悠久錦
鵜飼千代子
自由詩
16+*
20/12/14 21:35
機械の肩
花形新次
自由詩
1
20/12/14 21:08
128√e980 (sea of the end)
津煙保存
自由詩
4*
20/12/14 20:35
青春
水宮うみ
川柳
4*
20/12/14 19:32
忘却
ひだかたけし
自由詩
4
20/12/14 19:31
私は善い人だ
花形新次
自由詩
0
20/12/14 18:40
少ない人
浮蜘蛛
自由詩
3*
20/12/14 18:13
心臓の奥
三月雨
自由詩
4*
20/12/14 18:03
所詮、お前の歌なんか
月夜乃海花
自由詩
3
20/12/14 13:37
もうじきクリスマス
道草次郎
自由詩
1
20/12/14 12:35
天使と一緒に
無限上昇のカ...
自由詩
2
20/12/14 12:16
雨無白音
木立 悟
自由詩
3
20/12/14 9:14
不惑
ヨロシク
自由詩
0
20/12/14 7:59
鱗粉
TAT
自由詩
0
20/12/14 2:14
ずるずる
後期
自由詩
0
20/12/13 22:03
あの日、冬の直江津海岸で
道草次郎
自由詩
0
20/12/13 21:00
お買い物
ひだかたけし
自由詩
6
20/12/13 19:47
永遠の愛の刹那
viraj
自由詩
1
20/12/13 19:26
刈り込みと冬
道草次郎
散文(批評...
1
20/12/13 17:48
自称詩人でいる理由
花形新次
自由詩
2
20/12/13 12:53
幕の内弁当
吉兆夢
自由詩
1
20/12/13 10:50
あり得ない現象の中に
こたきひろし
自由詩
6
20/12/13 10:02
可能なら雨上がりの空には理想的な美しい虹がかかって欲しい
〃
自由詩
3
20/12/13 9:16
題名を持たない詩編
〃
自由詩
2
20/12/13 7:27
Ballet
墨晶
自由詩
0
20/12/13 2:25
うんこの詩を読まないとダメ
道草次郎
自由詩
2*
20/12/12 22:23
冬猫
そらの珊瑚
自由詩
4*
20/12/12 21:55
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
加筆訂正:
あたりまえの言葉は 声は
/
鵜飼千代子
[20/12/14 21:15]
2020.12.14. 改行位置修正
隠喩のような女たち
/
ただのみきや
[20/12/12 22:08]
さらに数文字修正
4.12sec.