時々
としょかんで
少年詩の本を借りてきて読む
うんことか
おとうさんおかあさんとか
でっかいかえるとか
そんな言葉が
のってるやつだ
むつかしい現代詩とか読んでると
なんか
疲れ ...
雨戸を閉めようとすると
足音もなく猫がやってきて
そのレールの上に座る
木製のレールは
約束されていたようにすでにささくれだっていて
座り心地はおせじにもいいとはいえなかったろうに
猫は
...
その一行一行で
鯨波の浜の端まで傷付いてきたのだから
癒しえあげるの
それって読むだけで足りるの
かな
ぼくは詩の本懐は理解してはいる
根気という名の誠実な愛が欠けてるだけなんだ
で ...
自称詩人を防ぐ
ワクチンが開発された
日本政府はアメリカの大手製薬会社
ファイザー製薬と6000万人分の
ワクチンを供給することで
合意に至ったという
まだ臨床試験の段階だが
自称詩人の ...
暮れの静謐に
冷えた心の寂寥
抱え込み
うっとり
裏庭に
踏み入れば
赤々と滴る
薔薇の花、
また薔薇の花
此処に冬の
季節の快楽
眩めいて
佇む
己、
何 ...
悩みや心配ごとで
睡眠不足の人は
死んでも眠れなくて
お化けになって
彷徨うのかな
やるべき事が多くて
睡眠不足の人は
死んだら眠りたくて
お化けにならず
成仏できるのかな
...
{引用=道程}
一つの結晶へ
近づくほどに遠ざかる
道程の薄闇
ああ目を凝らせ
不安を透かした薄皮を
一枚また一枚と剥離させ
焔のような白い裸婦像が
現の真中の空ろを炙る
* ...
赤信号で停止していると、ふと路肩の花壇に咲いているアリッサムに目がとまった。
アリッサムという花は、冬季にも寄せ植えなどで楽しまれる花で、その時見えたのは白色のと白とピンクとが混同している、二種 ...
すれ違う道で
肩さえ触れずに尖ったら
自分の手を当てて
はみ出しそうな午後
振り返るタイミングも
追い駆ける勇気も
仰いだ空の中へ
吸い込まれてゆく
言いたいことが
あったような ...
ガラス越し
ひとつの思い出が横切る午後
指をのばしてももう届かない影よ
その横顔はいつか見たシネマ
唇が動いて――と言った
蒼いカモメの夢を見た
夜明けの波 ...
初めに異変に気づいたのは山手線のS駅で人が乗り降りする時だった。私は電車の入り口付近の端で動かないようにしているのだが、たまに邪魔だと睨みつけてくる輩が居る。ある時から、その視線を感じると肌に痒みを感 ...
寒いけど自由な感じ
十二月の神聖な空気が
暖かくて心に優しい
煌びやかなイメージだけど
目立ち過ぎず静かなイメージ
忙しさを忘れて
イルミネーションを眺める
すっきりした気分にな ...
いつからか、周りの人の視線で痒みを感じた
いつからか、話し声を聞くと涙を流すようになった
いつからか、真っ直ぐ見つめられると目が痒くなった
いつからか、触れられると皮膚が爛れた
...
足の指先 手の指先 脳みそのなかまでも
俺の体内を駆け巡るすべての血管が
もし止まってしまったら
俺は間違いなく粉々になるって
表現おかしいかも知れないが
生きているって
簡単な仕掛け ...
群青色の波間に漂ううっすらとした顔の群れ。
優しさを纏ったその顔は私の回想。
過去を封じ込める事に失敗した私の想い。
ただ一つ誇れるのは私はまだ死んではいないという事実のみ。
...
不幸じゃないのに
毎日がうっすらな絶望に包まれて
生きています
どうやったら 幸せになりますか
「死にたい」なんて独り言を
無意識に呟いて
僕は僕が哀しくなる
...
噛み合う会話には拍感が不可欠なのだと
一日の終わりに反省するけれど
あげく拍を取れないまま
ついに考慮されるのは
振動にことばに帰納的な推測に
ことばに信号に声帯の震えに
とうめいな笑 ...
学生のや、もう夢を見る歳じゃないわ!って言っているヒト!
実は・・誰にも言えないけどこんな夢持っています★っていうのはありませんか?
それをぜひ教えてほしいなと思っています!
夢を持つことはいい ...
ちょっと焦げたピーナッツバターが乗ったトーストとカフェオレの為ならなんだって出来る、とマリはいつもふんぞり返って話してた。「あたしにとって人生で大事なものはそれだけなのよ」って。実際、一日に二回(朝 ...
横断歩道の罫線を歩きながら、胸中であなたにお手紙を書きました。
青信号は行って良しの合図ですからね、少々大胆な愛のお手紙です。
〉卒業して いったい何解るというのか
「卒業」しようが中退しようが
解るときはわかるし、「卒業」したから解る
という問題ではない。最低なのは
な ...
今月に入り、上司と二人だけの作業が続き、精神的に疲れていた。月火は休みだったが、あいにくの曇りと雨。家にいるのは退屈だし、出掛けた。
もうすぐ慣れた職場を離れ、あたらしい人間関係の中であたら ...
{引用=ゆうやけに
金平糖をこっそりと盛る
あらむ抒情には
粉雪よふれと
いみもなくスナフキンのように
科学館のある丘に
今日もなびいていた
なびきながら
横目を拾い集めていた
...
夕暮れが来て
昼間高曇りの空の下
白っぽかった街並みが
闇に呑まれて行き出すと
高く豆腐売りのラッパの音、
響いて意識は遥か彼方に
散逸しながら
飛んでいく
遠い過去と遠い未来、
...
自称詩人の自称詩朗読会で
クラスターが発生しましたが
幸運にもコロナではなく
エボラ出血熱でした
朗読会を主催した
自称詩人Mr.chindonyaさんは
全身の穴という穴から
血を吹き ...
三千世界のコロナを殺し全人類とハグしたい
{引用=#究極の願望。}
ぼくは基本的に知能指数が低いとおもう。
(そのことの辛さは
味わったものでしか理解できない
それは容易に慰めうる類のものでは無い)
だって両側の継手に24mmずつ入るパイプ管の
切り出し ...
『女に地位を与えるのは無駄である…
なぜなら女はノブレスオブリージュを理解しない
イギリスの諺より』
まぁこの諺を深く考えずに『今どき
そんな考え古い!』と蹴り飛ばして
見事に沈 ...
冬の朝に
希望が灯ったよ
あの日と同じ灯火だった
安心した
もう心配要らないね
今日という日を
いつまでもいつまでも
大切にしよう
・あの日
母が壊れてしまったのは、今から15年ほど前の冬の出来事だった。
当時高校二年生だった私は、北海道での修学旅行から帰宅し、うかれた気分で玄関の扉を開いた。
父は海外出張中 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うんこの詩を読まないとダメ
道草次郎
自由詩
2*
20/12/12 22:23
冬猫
そらの珊瑚
自由詩
4*
20/12/12 21:55
詩を書く人へ
道草次郎
自由詩
1
20/12/12 20:58
自称詩人ワクチン
花形新次
自由詩
0
20/12/12 20:08
冬の薔薇
ひだかたけし
自由詩
4
20/12/12 18:28
永眠不足
イオン
自由詩
1*
20/12/12 17:31
隠喩のような女たち
ただのみきや
自由詩
2*
20/12/12 16:59
雪の予感
道草次郎
散文(批評...
3
20/12/12 16:45
透明人間
ミナト 螢
自由詩
2
20/12/12 14:44
冬のシネマ
石瀬琳々
自由詩
11*
20/12/12 11:45
人間アレルギー(短編小説バージョン)
月夜乃海花
散文(批評...
0
20/12/12 8:51
十二月
夏川ゆう
自由詩
1
20/12/12 5:25
人間アレルギー
月夜乃海花
自由詩
3
20/12/12 3:44
俺の体の毛細血管もそれ以外の血管も
こたきひろし
自由詩
4
20/12/12 3:07
夜顔
メープルコー...
自由詩
1*
20/12/12 2:11
近況
赤椿
自由詩
0
20/12/12 1:27
シントニックコンマ
じおんぐ
自由詩
2
20/12/11 23:45
実は・・・こんな夢を持っています。
会議室
20/12/11 22:49
ピーナッツバタートースト
ホロウ・シカ...
散文(批評...
4*
20/12/11 22:19
罫線
クーヘン
自由詩
4*
20/12/11 20:59
Re:『卒業』
佐和
自由詩
0
20/12/11 20:39
野積海水浴場
山人
散文(批評...
4*
20/12/11 20:11
日付け変更線からの距離
道草次郎
自由詩
3
20/12/11 20:09
夕の幻聴
ひだかたけし
自由詩
4
20/12/11 19:00
小鳩
花形新次
自由詩
4
20/12/11 17:55
三千世界のコロナを殺し(都々逸)
福岡朔
伝統定型各...
1*
20/12/11 16:30
常にこえたい
道草次郎
自由詩
1
20/12/11 14:10
引用詩「イデアに向けて」
viraj
自由詩
1
20/12/11 12:20
断片
渡辺亘
自由詩
2
20/12/11 10:29
母が壊れてしまったあの日から
健
散文(批評...
12*
20/12/11 10:16
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
765
加筆訂正:
隠喩のような女たち
/
ただのみきや
[20/12/12 22:08]
さらに数文字修正
隠喩のような女たち
/
ただのみきや
[20/12/12 19:44]
修正
ピーナッツバタートースト
/
ホロウ・シカエルボク
[20/12/11 23:02]
ラストあたしが全部私になってた。まいったまいった。
3.87sec.