裸足で砂浜に立つと
指先が消えちゃうから
どこか遠い所へ来たみたいだ
何も掴まずに何も拒まずに
水平線の向こうでも
似たような世界が続く気がする
海にはポストがないままでも
空の声は届く ...
僕は今まで恋愛をしていない
可愛い人を見つけても可愛いの感想だけで終わる
今までにフリはあったことに気づかない後悔はなかった
だから本気で想った人なんていなかった
可愛い女性と友人が談 ...
どんな時に笑えるのだろう
どんな時に泣けるのだろう
答えを出さずに歩いて来た
星の隙間であやとりをして
君の横顔を振り向かせたい
寂しそうな表情の理由を
僕に押し付けて欲しくて
勝手な想 ...
挿し入れてしばし抽送のち射精無に継ぐ無なり死に継ぐ死なり
そがたとえ何十糎あったとて貫けはせぬ触れられもせぬ
セックスを鉄骨と言いかえてみるハローグッバイきみと鉄骨
登下校坂が多くて嫌だった運動になると言い聞かせてた
嫌な匂いしばらく鼻に残ってる自然の匂い嗅ぎたくなった
川や海が好き大自然が大好き自然と共にある生活
夏のよう気温が高く汗が出る上下 ...
もも肉
卵
醤油
塩
ブラックペッパー
ガーリックパウダー
ごま油
酒
小麦粉
片栗粉
ジュワジュワと
音をたてながら
引きあげられて
2,3分
厨房の隅 ...
そうこうするうちに
なんだかつめたい夕暮れがきて、
影たちがふれ合う
街は灯る
日々は揺れ
そこかしこで蓋がひらかれる
完全な夜がどこにもない
まぶたの裏にも
スカートの中 ...
星の表面に無数の星があった
消失する約束を見送っていて
余白の海にただよう文字たち
それがきみの星かを知らない
時間は立ち止まる風が生きる
部屋に焼きついたきみの寝言
...
その堤防は黄昏に
染まる海の静かな波の音に
つつまれていた
おだやかな心象風景のなか
ふたりだけが
迷っていた
それは
爽やかな夏の音楽が
昼間は鳴り響いていたから?
...
遺伝子というつづれ織り
きみとぼくを区別できなくったって
たいした支障はないのにね
ぼくの遺伝子はときどきエピタフを聴きたくなる
螺旋状の階段をのぼりおりするうちに
階数がわからなく ...
簡単なことだったのに
忘れていたね
君を待ちわびた世界は
まるでマンハッタンから
月を投げた薄い明かりだ
遠くても分かっているし
近くなら歩いて行けるし
どんな小道具も役に立たない
君 ...
夫が食器を洗ってくれている音がする
それを背中で聴いているのが好きだ
時々、夫は「よーしゃ」「うぉーし(ゅ)」と言う
それは私の心を思いきり健やかに笑わせてくれる
さくら「んぼっ!」
しくら「め~ん」
すくら「んぶるえーっぐ!」
せくら「……」
そくら「テス、テステス。マイクテスト、ワンツー」
せくら(いったいどうしたら…)
せくら(なんとかして ...
光にむしばまれ
腕を失った
女神のへそを
愛撫している
孔をのぞけば
青い
青い
そらが気だるい
気だるさは
笑いをこらえる
しりから
尻をひっぱたく
尾骨がある
あ ...
あのひとのギターと汗が流れている
この豚は、旨すぎるから多分牛
パンダさん 何も言わずに笹を食う
いい顔で写っているのがわたしです
勉強ができない代わりにめっち ...
消えたきみと花火のまぼろしを見ている
あの歌を思い出している言葉の雨
泣くこともできずに曇るきみのそら
きみの眼差しが世界の全てだった
今朝も歩いて
一キロ先の氏神さんを
ひとりでお参りする
石段を上り
小さなお堂の前で
鈴を緒でガラガラ鳴らし
気持ちをチャリンと投げて
手をぴったり合わせて
住所と名前を言い
あ ...
日の箱につめたわたしを取り出せばだらりゆるんでたれてひろがる
忌まわしい記憶もともに箱につめ埋めてくれ地下四千メートル
夜の箱に夢の甘さの菓子箱のあなたをつめてそして眺めて
先見えぬ恋にやつれた不幸癖
アップルパイの午後はつめたし。
冷めた皿載せるつもりのオードブル
恋はキャンセル消えたキャンドル
密やかな道に満ちたしこの心
斜め横からあなた覗う
短冊状の虹の中で
7人の独りぼっち達が泣いている。
調和の為に
触れ合う事が出来ないって
白い光の中で
沢山の色達が泣いている。
自分の居場所を
見出すことが出来ないって
孤独 ...
盗人のような夕日が、薄曇りの空に紛れてゆっくりと沈んだので、俺はまるで破産した大金持ちのような気分で遮光カーテンを閉じた、喰い過ぎた晩飯がウェイトになって胃袋に伸し掛かる、だからイヤホンを突っ込ん ...
ゆるやかに
五月の日もとけさって
みひらいて
あとずさりか
いつかの希望
いくらかのプログラム
明日も言っている
いいかげんに
殺せと
街はすぐに変わってしまうから
僕が代わりに留守番をしよう
黄昏の遠隔地に遊園地
もう回らないメリーゴーランド
捨てられたように待っている
明日はどうなっても楽しいはず
たてがみがてがみを残 ...
開いた口が塞がらない
鳶に油揚さらわれて
いちまい足りない
よつやかいだん
裏のめしやは
まぼろしの
あけない
ころな
お冠
ワ
とか
絆とか
おひとり
サマーには
...
根拠の雉鳩色は空の濁りである。蓋し、悲しみはわたしの本日なのだ。
屋台が引き寄せる天命の片隅で、ホットドッグは寂寞の内的公園であると同時に、云うまでもないが、珈琲のアナロジーは肉片を ...
誰かを愛するために牛乳を買った
あなたを愛するために卵を買った
砂糖が一匙分も無かった
もう買い足す元気が無かった
ソファに寝そべって映画を観ていた
開始10分で涙が出てきた
牛乳をマ ...
雨の吐息に八重咲きの桜しばたいて
落ちたしずくを掻き抱き夢見心地で逝く蟻の
複眼の曼陀羅
太陽を入れた万華鏡
黒曜石は夜に溶けながら半球を渡る
うす闇からうす紅
八重に ...
瓜田リウはストーカーである。正確には市の市民生活部共生局共生推進室特別調査員である。共生推進室とは「みんなも、みんなじゃないひとも」をスローガンに、深刻化する住民の孤独の問題に取り組むべく設置された ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海の不思議
ミナト 螢
自由詩
3*
20/5/19 16:20
告白〜僕が本気で想ってる人へ〜
ぺぺ
自由詩
2
20/5/19 14:54
HAPPY
ミナト 螢
自由詩
2
20/5/19 13:10
性交
ブッポウソウ
短歌
2
20/5/19 11:21
大自然
夏川ゆう
短歌
2
20/5/19 4:52
からあげ
ぱーちゃん
自由詩
0
20/5/19 2:34
なんだかつめたい夕暮れがきて
はるな
自由詩
7
20/5/18 22:33
表面にいる
水宮うみ
自由詩
2*
20/5/18 21:50
小虹
秋葉竹
自由詩
4
20/5/18 21:18
遺伝子のうた
梅昆布茶
自由詩
10
20/5/18 18:13
新世界
ミナト 螢
自由詩
4*
20/5/18 16:50
すみれ日記
もっぷ
自由詩
3
20/5/18 15:25
プラトニック桜
にゃんしー
自由詩
0
20/5/18 13:41
であること
ナンモナイデ...
自由詩
1*
20/5/18 13:40
強い
水宮うみ
川柳
1*
20/5/18 12:25
実現した現実
〃
川柳
2*
20/5/18 12:22
お参り
もちはる
自由詩
3*
20/5/18 9:01
箱
ブッポウソウ
短歌
1
20/5/18 8:31
午後3時冷たいアップルパイ
杏っ子
短歌
0
20/5/17 23:28
冷めた皿
〃
短歌
0
20/5/17 23:25
拒絶
〃
短歌
0
20/5/17 23:22
グッバイ・フォトン
asagoh...
自由詩
2
20/5/17 22:31
現実だってたぶんまじないみたいなもん
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/5/17 22:07
ひとりごえ
ナンモナイデ...
自由詩
1*
20/5/17 21:11
黄昏のマーチ
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/17 20:08
鳶に油揚/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
こうだたけみ
自由詩
1*
20/5/17 20:06
挨拶、あるいは悪文修行時代
墨晶
自由詩
3*
20/5/17 18:07
ミルクセーキ
印あかり
自由詩
6
20/5/17 14:59
八重に愚かに
ただのみきや
自由詩
4*
20/5/17 14:41
震え
ブッポウソウ
散文(批評...
2
20/5/17 13:42
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
765
3.78sec.