しにたいなしにたいな
ぜんぶどうでもよくなって
だしがらみたいなまいにちだ
もうあじしないぼくなんだ
ひょろひょろぽんこつみじめなのうみそ
だしがらみたいなまいにちだ
もうあじ ...
きみはぼくだった
ぼく以上に
ぼくをどうすればいいかわかってた
調子がいいときは
犬を放すみたいにほうっておいてくれたし
つらいときには
適度に気にかけてくれた
でもいま
きみはたった ...
わかったことがあります
わからないことがあります
わかってたことがあります
世の中全部「わかる」になればいいのに
そう言うと必ず笑われ
たしなめられます
想像しなくてい ...
雑文
傘と云うものに偏愛がある。
わたしも大昔、滑り台の上から傘を広げ飛び降りた子供だった。
ロートレアモン、北園克衛、アレハンドロ・ホドロフスキー、彼らの ...
芥川龍之介なら偸盗だ
石原慎太郎ならファンキー・ジャンプ
椎名林檎はモルヒネだ
レッチリの
アルバムは
バイザウェイで
...
愚か者 人の振り見て ほくそ笑む
物事は 単純明快 これにつきる
八百万 出雲の国の お助けマン
人類は 人である前に 動物だ
渡世人 デジタル使いの 義理人情
全部作られた嘘とも前日に描かれた言の葉とも言われる、亘り鳥になれるのか、絵空事すら入りきれない、禽は翅を身に纏う様だった。
胸が痛いよ。且つと口許から乱れる赤が心に灯すもの、そう言って君は ...
僕等の間にあるものは
手を繋ぐとひとつになる
君の優しさと同じくらい
寂しさが泳いで来る血管に
種を撒いてスイカを割ろう
僕が寄り添って杖になるから
君の目隠しは雲に流して
立ちくらみす ...
The golden door
うちの猫はキーボードを踏んで歩き
スリープ状態のパソコンを呼び覚ます名人である
ぼくの彼女は何時も地雷を踏んで歩き
その意味ではとても有能な詩人でもある ...
ちょっかい出すわよ
あなたが気づいてくれるまで
お尻ツンツン
脇腹ツンツン
背中に猫パンチ
やること成すこと小学生から成長してない
でもね恋心に
...
海沿いを歩き潮風心地良い子供はいない今も独身
昨日から降ったり止んだり繰り返す傘手放せず荷物が増える
世の中の良い所ばかり見つけたい悪い所ばかり強調される
山ばかり映されている写真集 ...
東京は夜の1時
隣のモンステラが生き生きと天井に向かっている
このまま大きくしなやかに自由に育ってくれ
ある人のモノサシはこれくらいで
ある人のモノサシはこんなくらいで
長さが違 ...
嘔吐、のようになまぬるい夜を落ちていくそれに、名前をつける気などあるものか、おれはとうの昔におれ自身ではなくなってしまった、いや、忘れてしまっただけかもしれない、けれど、それはいま語るのに必要な言 ...
おわりかけの日々に
柔らかい泥を塗り
火をくべる
似たようなことが
何度もあったはずだけど
何度も
感傷しかない
空気ひとつぶにもいちいち動じてる
吸い込むたびに途方にくれ ...
五行山(ごんごいさん)、という言葉を聞いたことはありますか?
また新たに回り始めた方には耳触りない不思議な文言に思えるでしょうし、もはや独りでに爪が減るような方にとっては回るものすら今やいな ...
梅雨を経て
伸びに伸びきった芝生
さすがにそろそろ刈らなければと
精を出した
真夏手前の土曜日
芝刈り機を
買うほどでもないスペースに身を屈め
剪定バサミで
チョキチョキ、こつ ...
圓筒は機關車である
接着劑は不落の白椿
問いは 朽ちた月への渡航
催眠と賢智の循環は{ルビ關係=liaison}だった
七日閒 眼中に金環の罠
この{ルビ音=響} ...
沈黙の騒音に満たされて
ストロベリームーンは
両目で
きみに触れる
手に握った温かさと
歩きつづける足音の重みに
地上の嘘と真実を知るために
誰かが亡くなったのだろうか、教会の鐘が鳴り響いていた。
その何かを喰らう黒い鴉があなたの肩に止まった時に、ガタガタガタガタと鳴る黒い穀潰しの木々にぶら下がる嘗ての遺体が、果たして誰のものだったか ...
べろべろに
まっさかさまに
堕ちて後
未だ生きてる
自分に気付く
「吉良の仁吉」のことも知らんのに、
なんでひとりきりになったら、
うたいよんねんやろうなぁ…
たましい、
もっとるんやな、
こんな自分でもな。
人の世はいつ ...
第一印象は背表紙である
ズラッと最終巻まで揃っていたり
グダグダでだ ...
ポップティーンより、Olieveを眺めていた
ジャニーズより、尾崎豊を聴いていた
『島唄』も良いけど『そばにいたい』も良いのにと思っていた
Jリーグより、 ...
思い込み 長年漬けると 美味いのか
自律した 万華鏡似の 自立だ
禿頭 気遣いなど 毛頭無い
愛煙家 吸わせて欲しい お姫様
考え過ぎ 身体に毒だ お気の毒
うっかりと 自己死亡 ...
荷物があれば夢の置き場がなくなる
心が生きる場所は
それほど広くなくて良いから
4畳半に全てを押し込んだ
鉛筆削りを回すと
切り刻んだ景色が朝の真似をして
水色に染まるのを待っている
い ...
浴室
日記は{ルビ馬鹿氣ている=s i l l y}
{ルビ臺地=plateaux}
眠りは輪廻
{ルビ地上=on the earth}
現實か?
醉う賭博師の 「 ...
右の側頭部に寝癖がつくのが僕の癖でして。
その寝癖を優しく撫でるのが君の癖でして。
締め切ったカーテンの端が発光する朝。
カーテンを開けてみると、思ったより暗い、曇り空。
昨日の夜、一ノ世君から託された番号を見ていて気づく。
1、3、5、6、8、0この数字を並び変えたのが、 ...
三ヵ月前に母に送ったてがみをゴミ箱に捨てた
いま、どれほどの痛みに横たわったのか
いくつかの記憶にいくつかの窓、いくらかの空といきばのない言葉
ぽっかりと浮かぶ月からあふれ出した涙と
「助けて ...
未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい
)あまたの感傷を一つの確信に変え
ふる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
だしがら
◇レキ
自由詩
1*
20/6/24 2:37
ソファーにこわれもの
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/6/24 1:58
わかる
木葉 揺
自由詩
1
20/6/23 22:53
雨傘 -Parapluie-
墨晶
散文(批評...
3*
20/6/23 22:09
ありふれた事件
TAT
自由詩
1*
20/6/23 21:52
狂句⑥
あい うえお
川柳
0
20/6/23 18:59
針穴
あらい
自由詩
0
20/6/23 18:12
ハッピーエンド
ミナト 螢
自由詩
2
20/6/23 17:51
The golden door
梅昆布茶
自由詩
13
20/6/23 10:53
チョッカイ
佐白光
自由詩
1*
20/6/23 9:58
写真集
夏川ゆう
短歌
4
20/6/23 5:36
東京は赤色。
ラムネ
自由詩
1
20/6/23 1:17
独白は灯りの真下を避けて
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
20/6/22 22:04
おわりかけ2
はるな
自由詩
4
20/6/22 20:38
agreewaxv
竜門勇気
散文(批評...
1*
20/6/22 19:10
土曜日の虹
komase...
自由詩
0*
20/6/22 14:37
小胖弟
墨晶
自由詩
0*
20/6/22 14:08
ストロベリームーン
フリーダム
自由詩
0
20/6/22 5:13
詼
あらい
自由詩
0
20/6/21 23:30
べろべろに まっさかさまに 堕ちて後 未だ生きてる 自分に気 ...
TAT
短歌
1
20/6/21 21:10
知らん間に
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/6/21 21:06
本棚と掛けて女性と解く
TAT
自由詩
0*
20/6/21 20:40
お気に
Wasabi...
自由詩
1
20/6/21 18:53
狂句⑤
あい うえお
川柳
0
20/6/21 15:30
監獄の朝
ミナト 螢
自由詩
2
20/6/21 15:23
月下
墨晶
自由詩
0
20/6/21 14:03
寝癖
クーヘン
自由詩
1*
20/6/21 12:16
恋昇り13「意味のない会話、意図のない話し」
トビラ
散文(批評...
0
20/6/21 6:40
ソファで夢みるように三月のわたしは鍵をあけた
かんな
自由詩
3
20/6/21 6:35
贈り物
ひだかたけし
自由詩
4
20/6/20 22:12
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
加筆訂正:
一晩中娘道成寺を見ていた
/
ただのみきや
[20/6/21 12:32]
指摘を受けて引用箇所の作者作品名を付記
4.07sec.