ふうわり
綿毛となって
とんでゆけ
忘れの国へ
とんでゆけ
そうだよ
地の底だって
じつは天井
(かなしいね
かなしいよ)
さあ
思いの儘に
とんでゆけ
...
再び生きると決めたのに
わたしはわたしのまま
発しなければよかった
言葉ばかり刻まれてゆく
再び生きると決めたのに
今日も曇り空
聞かなければよかった
質問ばかり漂っている
わ ...
祭りの翌朝散歩をする
懐かしい人との再会帰郷とよく似る
人の見ぬところで何かゞ行われる
うち捨てられたゴミが昔を語る
たまには黙って消えてみよう
タワレコのCDの匂い吸いにいきたい
ピックじゃなくパンツを投げるミュージシャン
まったく輝いていない謎の明かり
スーパースターが光速で飛んでいく
あの別れからどれくらい掘り進んできたのだろう
爪の谷間は地平線
地平線に暮れた太陽はあなた
汚れた手はそこで拭かない
悲しみを拭くのは汚れちまった身体でいい
清純
一途
ウブ
嘘
疲れたから
今日は洗濯物が乾きそうにない
疲れたから
今日はコンビニをスルーした
疲れたから
歩道橋の階段は昇らない
疲れたから
今夜は性欲わかない
疲れたから
天使 ...
触の日に虚実交じりて歌合戦
頭の中で過去色の鐘の音が鳴る
腕の内で君が教えてくれた響き
二度と味わえない若さの季節
隣り合う心臓が熔けて震えた
置場所が無いことすら知らない
街の光を求めたさ迷う痛み
呪わなければ ...
私という資源の無駄がありまして太陽光を浴びていますが
砂粒を数えるほどの退屈と諦念
地上で炸裂する美しい花火
面白いことも明日は苦痛
どんなものにも存在がある
これ以上何を考えれば日は暮れる
本日のお品書き~ナポリタン~
頬っぺまであかく汚してナポリタン
日本の料理の中で一番不幸な歴史をもつのはイタリア料理だとおもう。夢中でナポリタンをほおばる幼児の姿は愛らしいものだ ...
詩人たちが眠る森で
私は目覚めた
魔女たちが夜空をとびかい、
光る無数の妖精たちは、
夜つゆを飲んで歓びはしゃぐ
草木の葉を揺らし、
紅いキノコのまわりを
皆で踊り囲んで!
よいか、 ...
倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
十勝平野で採るイモも ニセコ山麓で採るイモも
イモに変わりは無いじゃなし 茹でて食べればみな同じ
倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
男爵 紅丸 キタ ...
青竹や潜るパンセの空ふ紘
僕のぽけっとの紙片には
最新のもっとも無駄な解答が記されている
人生に必要なものの殆どが木箱にしまわれて
博物館の収蔵庫の奥深くにおさめられているとしたら
菫や蓬の花のように路傍にさり ...
手料理
おにぎり
煮物
お弁当
…
憧憬
○「オリンピックって」
オリンピックって
人の健康·命よりも
大事なものなんだろうか
経済って
人の健康·命よりも
大事なものなんだろうか
○「ああ!無常」
中学生の時からお世 ...
夜の列車に乗り込んでいた。
窓に流れる暗い街の顔。
車窓に投射された、古い白黒映画を少年は見ていた。
雨に侍と農民たちはぬかるみ、矢と刀を腕に、煙と脚に混じりあう。馬は眼を剥 ...
星光るタンスの奥に猫の国
風の夜メロンの飴を売りに来る
ねじれてる瞳の中のお菓子箱
裁縫を教わる度に消えてゆく
梅雨のこと傷つけ ...
絶滅を思え 等しく無に帰する彼もお前も価値も無価値も
毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような
憑いているような
毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている
帰りたいと気安く表現などしたくない
この悪戦苦闘の肉眼を ...
シャワーを浴びて 言葉も浴びて そして忘れて
この脳に記憶させることを 真底諦めたよ
常日頃からのキャパオーバーと対峙した時の哀れの泡は
口から出たんだよね?
九つの性質 ...
かくれんぼでもないのに
おしいれに入る
大人になった僕だって
泣きたい日はあるから
おしいれに入る
布団の柔らかい重み
心地よい苦しさ
そのうち僕は
安心して眠ってしまう
...
なにかを
忘れている
ようなこの夜に
なにかが
湧いて来る
ようなこの夜に
向かいの家の台所の
橙色のランプが点いて
それが仄かに懐かしい
光跡を辺りに散らしている
なにかを
...
瞼が重くなる
一瞬の騒音で変わる人生
退屈なときに働く感覚を求め
退屈の波間狭まる
早春の暁に犬の糞踏む
肯定も否定もされず
曖昧な「いいと思うよ」で
ぬるま湯の中
認められも許されもしないまま
漂い続けている
たぶんこれからもそんな予感
時代
といってしまえばそれまでだが
世代
...
師走には忙しいイメージつきまとう残り僅かのひととき揺らぐ
真冬でも広い公園巡りする子供のはしゃぐ声が響いた
絶え間なく押し寄せる波ただ眺め絶え間なく今が臨場感持つ
目が覚めて陽射しを ...
本日のお品書き~日野菜漬~
白飯をうれしがらせる日野菜漬
漬物の中で一番うまいと頑なに信じている日野菜漬だが、残念ながらあまり知られていない。「いい酒は旅をしない」というが「 ...
例えばフィンセント・ファン・ゴッホが
生前に一枚の絵も売れなかったように
カフカのように
俺の才能は凄すぎて
現世に生きる二流三流どもには
上手く把握しきれないだけだ
ゴッホの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
綿毛となって
道草次郎
自由詩
6
21/5/26 21:06
再生
やまうちあつ...
自由詩
2
21/5/26 16:29
自由律俳句「食べられる退屈」(20)
遊羽
俳句
3*
21/5/26 16:22
光の香り
水宮うみ
川柳
1*
21/5/26 15:43
もぐらの矜持
山下ヤモリ
自由詩
0
21/5/26 14:24
女子学生
ヨロシク
自由詩
0
21/5/26 8:22
疲れた
こたきひろし
自由詩
3
21/5/26 6:36
ひっかけ(今日は何の日?)
足立らどみ
川柳
4*
21/5/26 4:00
佇み
静
自由詩
2
21/5/26 0:20
_
いる
短歌
1
21/5/25 23:25
自由律俳句「食べられる退屈」(19)
遊羽
俳句
2
21/5/25 19:43
料理で俳句⑲ナポリタン
SDGs
俳句
1
21/5/25 18:52
残骸とひこばえ
atsuch...
自由詩
8*
21/5/25 12:52
じゃがいもの唄(お座敷小唄)
板谷みきょう
自由詩
1*
21/5/25 11:58
青竹や潜(くぐ)るパンセの空ふ紘(いと)
アラガイs
俳句
8*
21/5/25 11:41
ゆっくりと解凍する日々のうた
梅昆布茶
自由詩
13
21/5/25 11:00
家庭
ヨロシク
自由詩
0
21/5/25 8:14
独り言5.25
zenyam...
自由詩
1*
21/5/25 6:49
少年
津煙保存
自由詩
2*
21/5/25 3:00
ささやきがやさしい
ふるる
川柳
9*
21/5/24 23:41
_
いる
短歌
0
21/5/24 22:55
憑いてる貴様
朝焼彩茜色
自由詩
4
21/5/24 22:24
瞳から地球を零す
〃
自由詩
3
21/5/24 21:54
おしいれ
TwoRiv...
自由詩
9*
21/5/24 21:22
ランプ
ひだかたけし
自由詩
5
21/5/24 20:35
自由律俳句「食べられる退屈」(18)
遊羽
俳句
0
21/5/24 20:16
若者時代世代
komase...
自由詩
2*
21/5/24 19:38
朝
夏川ゆう
短歌
1
21/5/24 19:35
料理で俳句⑱日野菜漬
SDGs
俳句
3
21/5/24 17:22
来いロシナンテ
TAT
自由詩
3
21/5/24 15:32
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754
3.45sec.