ボクが唄う北海道のご当地ソング
「じゃがいもの唄」は
「お座敷小唄」の替え歌だ

野外フェスに出演した時に
アイリッシュ音楽を演奏していた
アイルランド人が
流暢な日本語で話しかけてきた ...
わたしの苦しみは
わたしの苦しみ
あなたには体験できない

あなたの苦しみは
あなたの苦しみ
わたしには体験できない

この世界の美しさは
この世界という美しさ
わたし達は体験でき ...
今、私に寒いと感じさせている私の皮膚と私との距離 夜を埋め尽くす雨音、夢は断続的に切り取られ、現実は枕の塵と同じだけの…薄っぺらい欠片となって息も絶え絶えだった、寝床の中で、やがてやって来るはずの睡魔を待ちながら、もう数時間が経っていた、かまわな ... 先程から僕は、みんな、いまいまの人生を(お)もって、
そこに如かれるものでして
わたしたちはことに意味を与えすぎました。
喪服のアナウンサーが週末を締め括るぐあいに

雁字搦めに作用した力点 ...
抽斗で抽象的な像になる


雨上り 昼下りの坂道下る


記憶から見ると光になる笑顔


目を瞑るように箱の中をあるく
本日のお品書き~ボルシチ~


 ボルシチや一階五十円二階千円


 一物二価とはまさにこのことだろう。べらぼうめ、たいめいけん。ということで、私は専ら1階の人である。

 たいめいけ ...
外野を抜けた白球を追って走る
走者が一掃して
試合が終了しても
ひたすら追いかける
悲しみも寂しさも
ただの退屈だった
人の形を失っていく
それでも最後の一ミリまで走る
(午前7: ...
鏡を覗いたら顔が写った
誰かと思ったら自分だった

鏡を嫌ってたから
滅多に覗かない私は
よく自分の顔を忘れてしまう

だけど
他人の目の鏡には私の間抜けな顔が写って
しまうのだ
...
神楽坂から平井まで
定期を買って通勤してた

神楽坂下、艶やかな夜
お先に失礼して
飯田橋から黄色い電車で
平井まで、カタンコトン

恋人と暮らす川の町で
アサガオの紫を見ました
...
カップ麺とパンと珈琲のわたしの荒い解像度
アルコールと肉とスナック菓子の同僚のサイフと体を思う
半年前に店員のおじさんは割引の始まりを教えてくれた
甲高い声で客と掛け合ったパートのおばさ ...
ここにこう、こんな形で生まれると誰も選べはしなかった街 自閉症の息子に
アレクサで好きな曲を
リクエストしろと言ったら
オジーのMr.クロウリーだと言った

ランディ・ローズの
悲しげなギターソロが
心の琴線に触れたのだろうか?

俺は嬉 ...
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開く ...
虚無感と実感混ざって複素感


歩くという行為がわたしの家だった


良い酔いの宵、いよいよよ よよいのよい。


時計みたいなメトロノームだけ鳴っている
ビールを飲めば
ハットトリックを決められた
リカーショップで買った
日本酒には
一本だけ買うなと記されていて
無礼にびくびくする私が居た
肉だけを食べてニイニイ(兄)は去って行く
私は二 ...
新築の家のリビングの壁を少年は金属バットで
ボコボコにした

家庭内暴力の嵐は始末が悪すぎて手に負えない
父親は少年の家庭内暴力を見ないふりをした
逃げたのだ
母親は直接的な被害者になって ...
一一で
やりあう時に
組み合って
「ひははっ」てまず
笑える奴が
俺の地獄みたいな乾きを
お前が癒せるとでも言うのか?

お前は誰だよ
俺の事なんか何も知らないくせに

けれども間違っているのは当然俺の方だ
こんな奴にわざわざ気を割いてくれる
そ ...
僕の影は僕本体よりも薄く華奢で、か細く切ない少年のように。
薄曇りの午後には一層、彼は薄く透け、あちらへ消え入りそうに。
猫のように見上げる
空のまだらを
鳥に擬態した
ひとつの叫びが
紙のように顔もなく
虚空をかきむしる

骨の海から引き揚げた
もつれた糸のかたまりを
自分の鼓膜にしか響かない声を持つ ...
原発事故が起きたのは人災で
海にひどいなと思う

原発事故の処理水海洋放出は
海にひどいなと思う

それでも変わらず恵を与える
海は大きいなと思う
特に予定はない
何もない休日

雨降りだけど静か
鬱陶しさはなくて静か
自分の奥深くに触れそう

湿気が身体を触る
ジメジメがまとわりつく

あまり悩みはない
もしもたくさんあっ ...
子供の頃
隣家の製麺工場は水車が動力源だった
製麺工場は夫婦だけで営まれていた小さな工場

水は川から引かれていた
私の産まれ育った家は貧相で粗末な藁葺屋根の家だった
家の僅かな庭の前には ...
誰もいない部屋の
片隅にある写真
女は若く
俺も若い
確かに1/4世紀過ぎたのだ

時間は相対的だというのが
本当ならば
俺の時間は長い
砂丘で作った巨大な砂時計

夭折した者た ...
 クジラの胃の中で溶け始めたような、そんな朝だった。朝になりきれない重い空気の中、歩き出す。歩くことに違和感はないが、いたるところが錆びついている気がする。明るい材料は特にないんだ。アスファルトの凹ん ... 最近の細菌
夢見る枕元

人影の様な
四角い包帯
相対
きっと
つまらない
蜂蜜の匂い

運動会の声
する方へ
また来週の
あれから

ごめん
緊張感の
前借千円 ...
いや割と本気で雌雄同体がいいなと思っていますが、何か?   あさりの朝


(浅蜊、蛤仔、鯏、浅利:学名: Ruditapes philippinarum)の味噌汁を
いつだったか おいしかった
朝だったような
記憶は積もるほど夢になる
素直 ...
 この町は大きいが地下鉄がうるさい

 日本が中心の地球儀を探す

 会話の順序が気にかゝる

 誰も彼もが利己的に見える

 楽しい場所が脳裏に浮かぶ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
小さく笑った思い出板谷みきょう自由詩1*21/5/23 23:33
分かっていることひだかたけし自由詩4*21/5/23 22:52
_いる短歌221/5/23 22:26
神経組織の夢ホロウ・シカ...自由詩3*21/5/23 21:16
しについてあらい自由詩121/5/23 19:07
心像水宮うみ川柳1*21/5/23 14:32
料理で俳句⑰ ボルシチSDGs俳句321/5/23 11:08
つぶやかない(四)たもつ自由詩1321/5/23 9:07
愚か者に喝采をこたきひろし自由詩521/5/23 5:28
神楽坂から平井までうめバア自由詩621/5/23 3:23
LIFE津煙保存自由詩5*21/5/23 0:10
_いる短歌121/5/22 22:35
良いものは良い花形新次自由詩221/5/22 22:26
ハレル(再録)ひだかたけし自由詩721/5/22 22:19
足した日々のこと水宮うみ川柳2*21/5/22 21:57
二十歳とハットトリック間村長自由詩621/5/22 21:48
汚物の堆積こたきひろし自由詩221/5/22 20:33
ほんとに信じれる奴だTAT短歌121/5/22 17:03
些末な話自由詩2*21/5/22 14:01
クーヘン自由詩2*21/5/22 13:53
安息日に詩を書くことは許されるかただのみきや自由詩10*21/5/22 13:52
海にひどいな大きいなイオン自由詩1*21/5/22 12:06
雨降りの休日夏川ゆう自由詩321/5/22 10:10
からからと回る風車こたきひろし自由詩421/5/22 8:16
ユスリカ花形新次自由詩2+*21/5/22 8:08
藤の花山人自由詩16*21/5/22 7:05
新しいテキスト ドキュメント.txtN(n)自由詩021/5/22 6:56
_いる短歌021/5/21 22:59
ショートストーリー空丸自由詩721/5/21 19:30
自由律俳句「食べられる退屈」(17)遊羽俳句221/5/21 18:46

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加筆訂正:
安息日に詩を書くことは許されるか/ただのみきや[21/5/22 17:07]
修正
3.48sec.