シムシティの原発でさえメルトダウンする
雪は降れどもいそいそ出かける
夕焼けの鐘もう帰ろうと呼んでいる
元気な街の駅へバスで行く
雨に触れ雨だれに触れ
丘。荒れ狂う海。深層の平穏。緑青のガラス玉。無数のふしぎな気泡。ひとりびとり。椅子の背を撫でている手。雫とやさしさ。むなしい躊躇い。笹のスれる音。黒のビショップ。9570円。通知書。青空と奇声。凪いだ ...
そうだ! ポットに注いだまま忘れていたお湯がすっかり冷めきって
、中でおたまじゃくしが泳いでいても僕は気絶まではしないだろうね。 どちらかが死んでる雲母(きらら)
変なこと。 それ ...
暗い動物には影が出来る
それは四つ足になってはじめてわかること
明るい動物には影は出来ない
トコトコと
トコトコと
死んだ長女の生年月日が思い出せずに私は
区役所でチューインガムの紙を剥い ...
気づいたらここにいたのでなんとなくいつづけているだけではないか
自転車を
練習している子供
を見守る父親
をベンチで見据え酒を飲むオヤジ
を横目に通り過ぎるカップル
を素早く避ける宅配の自転車
が行き交う
駅前広場
をホームから見ている会社員
...
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
胸の奥処に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく
西の空が
...
かつてこの星には100万の
小世界があった
1億の集落と1千の都市国家
黄金の旗がなびくここちよい風が
すべてのサーガがいまでも生きている
きみは英雄でもなくパーティーもなく
大河 ...
みミから出たサビ詩歌のおとナイするすると、吐かれた嘘の届かない耳。
お終いが、始まりになるのはいつものことです誰にだって起こりうるコト/コトと次第によっては焼くより煮るほうがいいのかもし ...
日記スレッド。
他愛のないことでも他愛のあることでも、一日ふりかえって、簡潔に。
(‘é‘)⇒*最後にかならず「そんなこんなでいい一日でした」とつけてください。
*おひ ...
チューニングを合わせる
なるほど、地元密着NAC〇5のフランクさは心地よく
しかしいささか気取ったJ-WA〇Eの上品さも捨てがたい
いろいろ他にも合わせる周波数はあり
これらを気分によって ...
{引用=不実日和}
声は裂ける傘のよう
いつかの夏を絞りながら
蜜蜂の愛撫に
義眼を転がして
女の雨脚は
蜥蜴たちの抱擁をほどく
鞄の中で犯された
天使の羽根が舞う丘
青い爪を持たな ...
文字の輪郭をボカす楽しみ方は、
旅から戻ってからで良いと思う。
全てが終わってから立ち上がる言葉
納得の上で「外」に出された作品を読み、
繋がっていく楽しさを感じるなかに
詩が見つか ...
カシュクスの巫女は、この世の全ての理を知っている。
過去のことも、未来のことも。
ある日のこと、うら若き青年がカシュクスの巫女の元を訪れて尋ねた、
「永遠の生命を得る術を教えてくれ」と。
...
詩人は黒ジャンパーに
ポケットハンドで
凍てつく街を歩いている
転んで手をつくよりも
言葉を書き留める
指先を温めている
ごめん違った
自動販売機で立ち止る
コインを入れるために
指 ...
神代、人新世最初期のtypewriterを攫取。
(論理破綻前提、送受信。)
*
考えることの大事さを感じる人はかつて考えることに救われたのだろう。
考えることの大事さを感じない人はか ...
死ぬには日日が足りない
生きるには愛が足りない
美しく死ねるほど走り抜けてないし
潔く ...
この夜陰、
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている
境界の門が開く、その時に
意識は異界の木霊に ...
もう誰が始めたかも覚えていない双六遊びの続く夕暮れ
外へは行けなかった
気持ちは列になり
この部屋で待ち疲れたよ
洗いざらしのシャツと
過去の自分にアイロンかけても
折り目に負けずに
歩いて来たから
胸が焼けるほど熱く
君を愛した日々も ...
イカでたこ焼きを作る
河童に似て河童に非ず
トレンチコートを着たウサギの耳が気になる
今日は一日羊頭狗肉
奇しきもの昭和を好む
アドスの平原に竜は舞い降りると、
カシュクスの巫女は予言した。
それは塒を求めるためか、
今宵の獲物を狩猟するためか。
カヌカの大地に、生贄に捧げられた少女が立つ。
その心臓を神に捧げる ...
あぶくは、空襲の記録フィルムを、逆回転させているみたいに
なだらかな曲線を描きながら、届かない水面へとのぼっていきました
遮断された現実の世界の中で、わたしは
眩しくない光というのはこん ...
慄け優しい昼の日差しに
女の帽子の湾曲の叫びを
手を差し延べるのは誰だ
静かに発酵していく発泡と発疹
すべては突き刺さったアイスピック
それはそうだとしてなんでもない
バスが曲がっ ...
誰も読まないというのは、
ある意味【特権】だ
誰も読まないから、
何だって自由に書ける
ウンコ漏らしちゃったことや、
女子に立ちションさせてのんだこと
あんなことや、
こんなことをし ...
ふと、かわいそうでかわいそうで仕方ない時がある。誰がとかではなく、何がとかではなく、ふと、何となく漠然とそうなるのだ。小学生の時、担任だった教師がかわいそうという言葉は無責任だと言っていた。ぼくは中学 ...
洋画なら
ザ・エンドとかファインとか最後に文字が出る
邦画なら 終わりか、完結の完の文字が出る
最後にそれが出て初めて終了になるんでしょ
始まりから終わり迄の途中経過を鑑賞するのが
映画 ...
竪琴がある。
竪琴とは複雑なあなたとわたしと、それから春の優しい鳥と。
風がある。
なぜ、風が惑星の{ルビ裳裾=もすそ}をかゆそうに笑いながら縦走するかは、誰にもわからない。
竪琴を納 ...
二〇一六年三月一日 「ブロッコリー」
いま、阪急西院駅の前のビルに自転車をとめたら
めっちゃタイプの男の子が近づいてきて
わ~
さいきん、ぼく、めっちゃ、もてるわ~
ってなこと ...
昔、僕は四月に、マルセイユを訪れていたことがあった。銃を持った軍人とすれ違うほど治安が悪いとされる街に滞在し、経由しないことには、モナコやカンヌといった見どころの多い街にたどりつくことはできなかったか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自由律俳句「食べられる退屈」(6)
遊羽
俳句
1
21/4/26 16:34
列席
道草次郎
自由詩
2
21/4/26 10:50
もののふは転た寝を拒んで
アラガイs
自由詩
3*
21/4/26 3:42
空欄
妻咲邦香
自由詩
3*
21/4/26 1:15
_
いる
短歌
0
21/4/25 23:08
いま
入間しゅか
自由詩
9
21/4/25 22:46
夕闇の未知
ひだかたけし
自由詩
5
21/4/25 22:23
サーガ
梅昆布茶
自由詩
10
21/4/25 21:50
みミから出たサビしい/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
こうだたけみ
自由詩
1*
21/4/25 21:43
「そんなこんなでいい一日でした」スレッド2
過去ログ倉庫
21/4/25 20:59
周波数
りゅうさん
自由詩
2
21/4/25 15:53
愚の原石
ただのみきや
自由詩
4*
21/4/25 14:39
海を見に行った陸地の終わりだった
足立らどみ
自由詩
2
21/4/25 11:05
カシュクスの巫女
大町綾音
自由詩
1*
21/4/25 7:00
ポケットハンド
イオン
自由詩
4*
21/4/25 6:59
墓やぶり
道草次郎
自由詩
3
21/4/25 4:57
太っちょなガリガリガリクソン
TAT
自由詩
2
21/4/25 2:26
境界域
ひだかたけし
自由詩
4
21/4/25 0:06
_
いる
短歌
1
21/4/24 23:52
結露
ミナト 螢
自由詩
3
21/4/24 19:58
自由律俳句「食べられる退屈」(5)
遊羽
俳句
0
21/4/24 19:25
アドスの竜
大町綾音
自由詩
2*
21/4/24 19:01
かみさま、わたしは海を汚してしまった
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/4/24 15:07
もうバスが来るころだろう
帆場蔵人
自由詩
5
21/4/24 14:47
誰も読まない
atsuch...
自由詩
3*
21/4/24 11:56
メモ(たわいもないこと)
道草次郎
散文(批評...
4
21/4/24 10:08
さよならを言ってくれないと
こたきひろし
自由詩
4*
21/4/24 9:57
ネノラク
道草次郎
自由詩
3
21/4/24 7:54
詩の日めくり 二〇一六年三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
21/4/24 1:21
フランスの暗闇で
番田
散文(批評...
3
21/4/24 1:20
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
668
669
670
671
672
673
674
675
676
677
678
679
680
681
加筆訂正:
愚の原石
/
ただのみきや
[21/4/26 15:33]
修正
もののふは転た寝を拒んで
/
アラガイs
[21/4/26 10:51]
少し付け加えました。
愚の原石
/
ただのみきや
[21/4/26 9:13]
修正
3.77sec.