どこかに、
たしかに、
あるよね。
公園の枯れ葉を這う蟻を見つめながら
あなたが言う。
どこかに、
たしかに、
なんか
あるわけないよ。
散りかけの白い山茶花を眺 ...
鎖がちぎれた
小さな金属の欠片を遺して
白い雲になれたのなら
本望なのだろう
スーパーマーケットになんて
来るんじゃなかった
どのコーナーに行っても
おまえが刺さる
サーモン
チ ...
念仏のかわり自由律俳句書く
夜が明けたら雨はあがっていた
やっと目が覚めてやっと朝食とる
今朝も妻は自作の歌うたっている
苛々として己の病気を恨む
一生懸命だらだ ...
○「喧嘩腰」
喧嘩腰にものをいっては
まとまるものもまとまらない
自分が正しいときは
感情的になってはいけない
感情的にさせてもいけない
○「出すぎると墓穴を掘る」
自分の権限内のこ ...
人間の最大の悩みは
「人間不信」であろう
僕も根に人間不信があるものだから
ちょっとしたきっかけで
人間不信がにょっきとタケノコのように出てくる
まったく不毛なエネルギーである
人には書く理由がある。
ただ、自分の感性を見せつけるため。
ただ、ありのままの文字を色付けるため。
ただ、そこに紙があるため。
「何故、僕が物語を書くのか?」
「簡単な話だ。文章を書くと ...
拝啓
菌くん
そして菌ちゃん
どうぞ聴いてやって下さい
この軽自動車なみの心臓は
今日も元気よくおやすみと
疲れきったおはようのメロディーで
生きる、とうたうピン・ボール
...
どうしてですか
給料があがらないのは
人件費圧縮が経営の基本だからですか
どうしてですか
空港に行くとき緊張するのは
保安検査がものものしいからですか
どうしてですか
缶とビンを ...
日日を繰り返すうちに曖昧になっていく
姿形を思い起こして置こうと思う
ゆるくきらびやかな午後の陽射しはそう
やわらかな体温を覚えているような
春に満たないほど微か吐息が白い
梅の蕾が膨ら ...
言葉がでない心の花を知ってほしい
朝食の味のないレタス半分くらい
少し焦がしたバケット、ブラックコーヒーで
いつもと同じ笑顔でおはようと言えたか?
とても涼 ...
何かを感じ取っている、存在していることによって、電車の音を聞いているようにして。年が明けてからすることもなく、スーパーで野菜を買う以外はこれといった行動をしたことはなかった。呼吸を繰り返しているだ ...
柔らかい山の匂いでリラックス山に入れば直ぐ自然体
桜咲きチューリップも咲いていた急な暑さで時期が重なる
入院の友に桜の動画送る「桜が見たい」そのメール見て
四月でも月前半でも夏のよう ...
今、明日のしごとのプレッシャーからか、心が不安、安定していないので、ともかく日記を書いて、頭を整理して、次いで副産物として、心が安定すればいいと考えた。私は相当の臆病者なのである。そして、不安か ...
ふたりで歩いても寒すぎる
ひさびさ湯船で本を読む
稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた
剃刀で剃りすぎた顎が痛い
錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ
妻の歌の周りに ...
荒れた大地を掘り起こせ
大地に刻まれたその痕跡を
黄色い犬が吠え立てる
此処は腐った野ばらの戦場だ
無数無数の狂人たち
戦い吠える瞳が美しい
いずれ沃野に帰るだろう
異次元 ...
凩が机上に吹いて肌ざむい
プラネタリウムは地球で出来ている
お膳立てされ善い月に酔う宵よ
人の光 心は一人火を秘める
雨が降り続ける
冷たい雨が
決して止むことはないと思われるほど
ずっと降り続いている
空から地面へと直線を描きながら
ただただまっすぐに
雨が降り続ける
誰かの悲しみの涙のように
誰か ...
二〇一九年一月一日 「ウルトラQ」
元旦からひとりぼっち。ウルトラQのDVDを見てすごす。やっぱり、ウルトラQの出来はすばらしい。ちくわを肴に、コンビニで買ったハイボールも2杯のんで、いい ...
冬の張りつめた空気に響く
G線上のアリアの荘厳な旋律
魂の内と外の境界に意識を合わせて
六番目のシプナスが繋がるのを
さっきから待ち続けている
天球と地球から伝わる波動は ...
(この家はとても寒いね
大きな口を開けて
ぼくたちを飲み込んだこの家はとても
あの子は帰ってきてからずっと泣きっぱなしだけど
きみが忙しいってのもわかってる
指をせわしなく動かしては眼を ...
2022.01.10.(月) 祝日
十日、元旦からの魔法も消えて、語弊があるかも知れないが、平凡な日々にかえって、自己の力をもってして、日々のよろこびをつくっていくべき、となる。
ま ...
朝の清さの薄れる魔法がとける
白い雲ひとつなくさびしい朝だ
山又山の川はきらめいて
流されるように歩いていた
妻がやせてきていて心配になる
今朝はなにも摂らず青空をばかり ...
例のとおりスーパーで分けてもらった氷を入れて
今朝は後払い通販で買ったソイラテと
昨夜、買ったコーラの残りを交互に飲んでいる
今朝、イザベラからクリスマスに送ったメールの返信が来た
...
彼は
推測する
私たちの
国が
かつて大きな国で
貧しい
とても
今は
だが
私たちの国の国民たちは
やがて
勝利するだろう
経済的に
と
私は信じている
それを ...
それはいっぽんの小径
なみのかたちで振れ
丘のすきまをぬう
夢のはじまり
一日のおわり
ひとは その間
ひとみをみがくいちまいの布として
ぼんやりとてる 初月
あなたの中で
まっ ...
なにもありゃしないのに、主は
我侭に置いて乾きを春と架け渡すと華を添える
その情火
充てがわれた詫び状のほかに展翅に及ぶ
蒼白の空、開け放たれた単眼の先を膨らませ
歪められたヒナ ...
黒糖まんじゅう三ついただきにっこにこ
妻は早々眠りひとりとなってしまった
明日の予定としてあったかい陽の光り浴びよう
わだかまり したたりつつそれでも夫婦
割りばしで遊んで ...
黒く輝く瞳のなかに僕はみえない
朝、狐のため息みたいな負けおしみ
この大きな都市のひとつの部屋で、ふたり
二度と逢えない悲しい予感に、怯える
...
葦の川手足のごとく痩せほそり
せせらぎはサラサラ鳴いて冬のなか
月満ちて波打ち際の鳥の痕
探り吹き
小さな羽根飾りが付いた
中折れ帽子のヒデキさんは
ハーモニカ歴六十年だ
楽譜は読まずにメロディーを
口で探って覚えていくから
僕は探り吹きだ、と言って笑う
特別養 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空いろ
草野大悟2
自由詩
3
22/1/11 12:32
のんちむ
佐野ごんた
自由詩
3*
22/1/11 8:21
自由律俳句 2022.01.11(火)
田中恭平
俳句
3
22/1/11 7:46
後悔
zenyam...
自由詩
0
22/1/11 7:05
人間不信
〃
自由詩
0*
22/1/11 6:51
ライタァジェノサイド
月夜乃海花
散文(批評...
1
22/1/11 2:35
絵手紙
soft_m...
自由詩
1
22/1/10 22:25
理由
さっさ
自由詩
1
22/1/10 20:58
畳み込む
あらい
自由詩
0
22/1/10 20:50
幸せを願って遠くの山をみる
秋葉竹
自由詩
0
22/1/10 20:03
年明けからの毎日
番田
散文(批評...
2
22/1/10 19:43
自然体
夏川ゆう
短歌
2
22/1/10 19:37
日記 2022.01.10(月) 祝日 夕べ
田中恭平
散文(批評...
3
22/1/10 19:36
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日 夕べ
〃
俳句
2
22/1/10 19:01
終わりなき戦い
ひだかたけし
自由詩
2
22/1/10 18:33
机の下
水宮うみ
川柳
0
22/1/10 17:29
雨が降り続ける
坂本瞳子
自由詩
2*
22/1/10 16:06
詩の日めくり 二〇一九年一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
22/1/10 15:38
未来
ジム・プリマ...
自由詩
2*
22/1/10 13:05
14
末下りょう
自由詩
2*
22/1/10 10:23
日記 2022.01.10(月) 祝日
田中恭平
散文(批評...
3
22/1/10 9:24
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日
〃
俳句
0
22/1/10 8:08
眠ってるイザベラに思いを寄せて
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/1/10 6:48
Drive falcon
TAT
自由詩
3*
22/1/10 2:58
初月
soft_m...
自由詩
1
22/1/9 22:21
泥
あらい
自由詩
0
22/1/9 19:15
自由律俳句 2022.01.09(日) 夕べ
田中恭平
俳句
0
22/1/9 19:02
ふたり、からませ愛
秋葉竹
自由詩
1
22/1/9 18:48
冬 三題
黒木節子
自由詩
6
22/1/9 17:19
探り吹き
壮佑
自由詩
10*
22/1/9 14:54
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
668
669
670
671
672
673
674
675
676
677
678
679
680
681
加筆訂正:
まずは釘で傷をつけてから
/
ただのみきや
[22/1/9 17:45]
修正
3.76sec.