眠いことに間違いはないのだけれど
気持ちがついていかないというか
眠りに堕ちたくない気がするというか
なんだかこのまま眠りに就きたくないのだな

欠伸だってしているし
疲れだって感じている ...
生存と繁殖という原理すら個体はしばしば無視しますから この夜に目醒め
この夜底に触れる
私にはもはや
親兄弟家族親族はなく
現世的無縁仏だ
円やかな現世孤児だ

そこでは
 私という存在が剥き出しで
そこでは
 私が真っ裸のすっぽんぽ ...
良い出逢いがあった
良い人に巡り逢えた

君は美しい
君は可愛い
心は透き通っている

良い流れが生まれた
良い環境が生まれた

君は明るい
君は優しい
僕にとって最高の女性
...
   
かさこそと微かな音を立て
木の枝に残った枯れ葉がささやきあっていました
きれいな空だね
うん、きれいだね
風が気持ちいいね
うん、きもちいいね
もうすこし吹かれていたいものだねえ ...
ずっとずっと
ひとりで泣いて
そのうち
呼吸の内側で
ふやけた答えを
そっと剥がすまで
悩まなくちゃならない

正しくなくても
残る傷跡は
時間を結んで
赤く滲んだ心を
外の世 ...
手くらがりから詩片は
あふれる
ひと群れの鳩が雲に飲まれる
(わたしが眠っている隣で)

晴れた記憶野にからしの種を蒔く
轍のぬかるみに空が映っている
いきものたちはみな早起きで
時折 ...
傾向があれば外れる奴はいて「である」に「べき」を押し付けるなや 蛾と葉が共に地を転がり
匙の足跡をなぞりゆく
雨は止む
音は残る


水が叩き
水が呼ぶ
目の痛みが
もう一度降る


夜の火は覚め
水は起きる
銀 ...
あー

昨日聞いた歌

腹にすとんと落ちて
体に響く言葉があって
うれしかったんだ


憧れでも

尊敬でもなくて

存在してること自体がうれしい



いつもそ ...
知っている、
このくぐもった街の
夜からは、闇の匂いがする



どこで自由になればいいのか、

ちょっと、知ったんだ、田舎の無人駅

だろ?



このくぐも ...
何故此処に問われて林檎染まりをり


秋暮るる猫と私の三畳間
それを夢見たのはいつだろう?
すべては澄みわたり凪いでいた
吹き抜ける風、高い空
光の彼方に虹は立ち
すべては澄みわたり凪いでいた

秋も半ばこの十一月
日射しの入射は既に深く
カーテ ...
   夕陽が背伸びして犬の影がおちていた    森や林にさびしい色が川や海にかなしい色があった    ゆく雲が鳥になるまで空をみていた なんて原始的なんだろう


空に浮かぶ雲たちがささやく

それに
値段も八千万円近くと
普通の人間にはとても買えない価格だし

まあ
空を飛ぶ車よりは
ちょっとマシかな

...
 旅立ちの晩白い花一斉に咲く

 何を吸い込み綿は湿る

 葛切って箸立ての割り箸なくなる

 少年美しく床の間から降りる

 黄砂の頃韓国が懐かしくなる
一本のごぼうを買ったのだ
家に持ち帰る 道で
線路にかかる長い橋を渡る
でも 僕は暗がりの中で 一人  
バイクとすれ違った
ライトをつけた 二台と 
物質は在るだろう。また現象も。しかし「自然」は観念だよね。 ひたすらシャンプーを
やっている
シャカシャカ音が心地よい
やられてるおっさんは
目を瞑ったまま
微動だにしない
よほど気持ち良いんだろう
見ているこちらも
おっさんの気持ちを想像して ...
クロとシロが交じるとき
光は放たれるだろうか
奇跡とか希望を求めるのは
夢に過ぎないのだろうか
目の前の現実と向き合っているけれど
目を背けたくなることも事実であり
思い通りにならないこと ...
朝、空間は秋となる。
ホワイトの時計は時間を食っている。

二極に分かれた、ブルジョワとマルチチュードの戦いは、
まだまだ起こりそうにない。

マルクスなんて読まなくても、
デビ ...
目元が有村架純に似てるって
あなたに言われたとき
良かったと思った
だって先生に
そうお願いしたんだから

手術の翌日に
私はすべてのアルバムを燃やし
画像ファイルを消した
例え誰か ...
ワンイシューで
戦うのがこれからの選挙だと思う
あれやこれや
政策並べたって
一般人は高度に複雑化された
今の政治問題なんか
これっぽっちも分かりゃしないし
立候補している政治家だって
...
快晴に
飛行機雲一筋

圧倒的安全圏より放たれる銃弾
狙いは無差別

I wanna be killed by Something I can't resist.

If so, Ev ...
お前は煤色の赤ん坊を抱いて
焼け焦げたアスファルトを裸足で踏みしめる
サイレンだと思っていたのはいくつもの悲鳴で
雨雲に見えていたのはなにもかもが
無に還ろうと爆ぜる努力の証だった
...
霜月
本当に霜でも降りそうだ。

昼間の怒りの感覚と
冷たい夜との温度差で
自分の頭が軋むとき

暗闇で虫が鳴いているのが聞こえた。
コロコロと。

お前達の行く先は
冷たくなる ...
標本になった眼球
         島中 充          
ガラスの向こう そのむこう 窓ガラスのむこうに
水銀灯に照らされ さくらの花が満開でした
風が吹いたのか
さらさら  ...
散らかして主人の目をみてはぐらかし
 畜生はさるじゃましたと
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いやいやの眠り坂本瞳子自由詩1*21/11/5 23:28
_いる短歌021/11/5 23:09
宇宙の風道(改訂)ひだかたけし自由詩721/11/5 22:11
君は夏川ゆう自由詩021/11/5 20:17
木の葉Lucy自由詩3*21/11/5 13:06
絆創膏ミナト 螢自由詩021/11/5 8:54
前夜紋甲メリー自由詩321/11/5 3:32
_いる短歌021/11/4 23:02
幽霊 器を持つ虹木立 悟自由詩121/11/4 21:57
めもうし自由詩021/11/4 20:34
狐の嫁入り秋葉竹自由詩021/11/4 20:29
秋2句もっぷ俳句121/11/4 19:36
すべては澄みわたり凪いでいたひだかたけし自由詩521/11/4 18:45
犬の影黒木節子俳句5+*21/11/4 16:35
悲哀の色があった俳句5*21/11/4 16:27
雲の鳥俳句5*21/11/4 11:42
空を飛ぶバイクst自由詩521/11/4 4:07
自由律俳句「食べられる退屈」(140)遊羽俳句021/11/4 3:40
夕方の道番田 自由詩121/11/4 1:39
_いる短歌021/11/3 22:47
AMSR花形新次自由詩0+21/11/3 22:40
ドリーミング坂本瞳子自由詩1*21/11/3 22:29
二つの神話ナンモナイデ...自由詩3*21/11/3 20:51
有村架純花形新次自由詩221/11/3 20:21
自称詩人的人間を世の中から抹殺する党世界に平和をもたらすため ...自由詩121/11/3 20:02
togetherTwoRiv...自由詩5*21/11/3 18:20
野性よ、削ぎ落された地平をホロウ・シカ...自由詩3*21/11/3 15:50
コロコロasagoh...自由詩421/11/3 13:27
標本になった眼球島中 充自由詩121/11/3 13:22
じゃあまた明日足立らどみ短歌221/11/3 8:00

Home 戻る 最新へ 次へ
642 643 644 645 646 647 648 649 650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 
3.53sec.