あのとき 君の沈黙が僕を罪に誘った
沈黙と沈黙の間の拒絶だけが君と繋がっていられた瞬間
瞬間を永遠にしようとした僕は愚かだった
いま 君の言葉を聞いた
あれだけ恋い焦がれていたのは 君の言葉だ ...
昨晩は眠られず、それでも仕事にゆこうとする

カラスの声が聞こえて体を起こす

時間大切に炬燵で句作する

何が何やらわからぬことの胃が痛む

お茶飲んで胃を洗おうとする

けさは ...
あおいうなばら
まぐろは、はしる
DHAに
浸したまなこで
世界をみながら
君のためにできる事

と考えて

ため息をつく


腕の痛みに悩む今日
昔僕は見ていたのだ
遠くの校門の風景を
そこを通って立ち去った日の景色を
歩いていた 確かに 僕は
緑の絵を描いていた日も 


ロータリーの駅前の寂れた空で
目立っていたのは パチン ...
ぼくは空砲のひとつと手を繋ぎ、すこしたびに出てみます
先ず一歩の眼前には砂漠が広がり 乾きを満たそうと雪がはいいろに輝き
肩に描けられた鞄には小ぶりな花を沢山ふくませては

あたたかい頬は時折 ...
眼鏡越しのその眼差しは
やさしそうにも
悲しそうにも見えて
決して本音を見せてはくれないのだと
寂しくなる

意地悪をしてみたら
意地悪を仕返してくれるだろうか
眼鏡を取り上げたら
...
夜に堕ちて、
むかし旅した冬を想い出す

客船からみる黄昏の海は
ただただおだやかに
でもキラキラして
波が、人魚の金髪のようだった

想い出せるのはそのしあわせな
現世と ...
私は大変に質量が大きいので
私の周囲の空間は歪んで
彼女は恋に落ちるのだ
「シーラヴズミー
イエー、イエー、イエー」
ニュートンだって
気が付かなかった私の質量の奇跡
しかし、私は知って ...
雪国の
冬晴れは
安らぎで
神様からの
プレゼント




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
今があるのは
過去のおかげ
今があれば
未来もあるだろう
今を生きたい




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
言葉の葬列は
言葉の魂を愛に返す
私は
葬列
の最後尾




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
 
私は病気がよくなるようによく眠る

ひとりとなって職場の喫煙所

仕事をさもないことと言えたらなぁ

寒くなって原付でゆっくり急いで帰る

今日は野菜炒めか ごま油の香り

...
また白痴な顔を晒し
振り返る君の孤独はやるせない
冬の大空に羽ばたいて
青い大気を吸い込んで
静かに呼吸を繰り返す
君の無垢は無限の広がり
いつかの不在を先取りし
果てなくラアラア唄って ...
アラームが長く鳴る、妻は起きない

ひとり起きて作業着に着替える

寒の水で洗顔する、すっきりする

名前すら覚えていない薬を服している

暗い、夜が明ける

今日も仕事の、体 ...
笑顔のなかに
影があるのは
ひとりの夜が
イヤだから

風吹く朝の
東へ向かい
目を細くして
歩く冬

罪の意味さえ
知らない僕に
罰あたえるの
やめてよね

好きな ...
見えない事物の明るさとして
その手に触れようとしていたものは
どんなものなのだろう
書かれた紙の上にあるものは
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
・あおあおと、月明かり浴びてしなやかな 尾ひれで描くないしょの入り江

・ひみつなの、鼓膜は波の底なのよ いつでも波の歌を聴くため

・仰向けで、おさかなごっこ波の音 しゃらしゃら星も降り出す ...
あの娘はあんな子だ
指折り数えているのは
なにかを数えている訳ではなくて
人の目を引くためだ
あの白い肌輝くか細い指が折られるのは
誰だって見ていたいものさ

あの娘はあんな子だ
幼い ...
私達みんな日向のそばにいた


がらんどう からっとした空 茶道する


町並みにきみが夕日を差している


けろけろと帰る けろっとした顔で


僕らの指先で生きていた言葉
...
今日もしごと忙しくありがたい、コロナ禍

不安自体となって原付に乗り帰路

妻にあんまんとジュースねだられ夜へ出た

コンビニにあんまんがない、妻にTELする

炬燵で妻が豚まん食 ...
買ったばかりのコート
古着だから
少し大きくても諦めた

体はもう育たない
鏡はまだ遠くにある
急がずに歩く人のために

ポケットは深く
あなたも同じように
悩んだのだろうか

...
お笑いテレビを
みていた正月
ひとりくすくす
笑ってた

冷たい風が
刺さって困る
月よそろそろ
許してよ

黒点なんて
持たない純情
偽悪ぶるのは
やめてよね

好 ...
林檎が声を殺して
泣いている

想像ですが
ずっと信じていたことが
裏切られたのでしょう

聞き飽きた励ましの言葉では
林檎は泣き止みません

境界面に滲み出ている
涙みたいな光 ...
 酒場散景


いらっしゃいませ今晩は
お久しぶりです
おかげ様にして疫病さま様ですよ
重畳なこと、わたしは今度出稼ぎます
それはそれは身売れましたか
先日一枚、なんちゃってキュビズム ...
すずめがならぶ電線に
からまる凧を
むかえにゆく篭で
あなたが目ざめる
冬の町

波がよせてきて
泡がはい寄る
沈下橋
壁ごしの沈黙をやぶる
ひとつのくしゃみ
朝日をあびて
落 ...
もう来ない誰かの代わりに花を折り 空洞がまた広がっていく


はじめからないものばかりを失って 立ち上がるたびに笑う三月
夜の透明に拘束されて 光速で走り抜ける  東名


遠目で姑息なエリアを抜け二度目の約束に足止めを食らい
孤独なパーキングエリアには排ガスと血のめぐりの悪い野良猫たちの愛撫の匂いが入り ...
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
生きてたいぬぐす自由詩022/1/13 8:24
自由律俳句 2022.01.13(木)田中恭平俳句022/1/13 7:37
※五行歌/まぐろは、はしる足立らどみ自由詩6*22/1/13 5:53
めもうし自由詩022/1/13 0:38
水筒の風景番田 自由詩122/1/13 0:36
Underあらい自由詩022/1/13 0:28
眼鏡をかけた彼の人は坂本瞳子自由詩2*22/1/12 21:58
僕をみつけて?秋葉竹自由詩022/1/12 21:22
たるはざるがとし花形新次自由詩222/1/12 20:17
※五行歌こしごえ自由詩1*22/1/12 20:09
自由詩022/1/12 20:09
自由詩4*22/1/12 20:08
自由律俳句 2022.01.12(水) 夕べ田中恭平俳句322/1/12 19:11
無垢の人ひだかたけし自由詩6*22/1/12 18:46
自由律俳句 2022.01.12(水)田中恭平俳句122/1/12 5:59
檸檬秋葉竹自由詩022/1/12 2:12
ボール紙番田 自由詩122/1/12 0:26
トイレ考足立らどみ短歌322/1/12 0:12
Mermaidちぇりこ。短歌6*22/1/12 0:02
あの娘はあんな子だ坂本瞳子自由詩3*22/1/11 22:25
生きていた水宮うみ川柳2*22/1/11 21:59
自由律俳句 2022.01.11(火) 夕べ田中恭平俳句122/1/11 20:59
コートの詩ミナト 螢自由詩022/1/11 20:44
鬼の愛秋葉竹自由詩022/1/11 20:33
林檎TwoRiv...自由詩8*22/1/11 20:22
酒場散景soft_m...自由詩022/1/11 17:58
この町自由詩122/1/11 17:45
空洞・三月はるな短歌322/1/11 17:24
トーメーコーソク末下りょう自由詩2*22/1/11 17:15
冬の雨(改訂)ひだかたけし自由詩422/1/11 14:27

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