言葉の葬列は
言葉の魂を愛に返す
私は
葬列
の最後尾
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は病気がよくなるようによく眠る
ひとりとなって職場の喫煙所
仕事をさもないことと言えたらなぁ
寒くなって原付でゆっくり急いで帰る
今日は野菜炒めか ごま油の香り
...
また白痴な顔を晒し
振り返る君の孤独はやるせない
冬の大空に羽ばたいて
青い大気を吸い込んで
静かに呼吸を繰り返す
君の無垢は無限の広がり
いつかの不在を先取りし
果てなくラアラア唄って ...
アラームが長く鳴る、妻は起きない
ひとり起きて作業着に着替える
寒の水で洗顔する、すっきりする
名前すら覚えていない薬を服している
暗い、夜が明ける
今日も仕事の、体 ...
笑顔のなかに
影があるのは
ひとりの夜が
イヤだから
風吹く朝の
東へ向かい
目を細くして
歩く冬
罪の意味さえ
知らない僕に
罰あたえるの
やめてよね
好きな ...
見えない事物の明るさとして
その手に触れようとしていたものは
どんなものなのだろう
書かれた紙の上にあるものは
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
・あおあおと、月明かり浴びてしなやかな 尾ひれで描くないしょの入り江
・ひみつなの、鼓膜は波の底なのよ いつでも波の歌を聴くため
・仰向けで、おさかなごっこ波の音 しゃらしゃら星も降り出す ...
あの娘はあんな子だ
指折り数えているのは
なにかを数えている訳ではなくて
人の目を引くためだ
あの白い肌輝くか細い指が折られるのは
誰だって見ていたいものさ
あの娘はあんな子だ
幼い ...
私達みんな日向のそばにいた
がらんどう からっとした空 茶道する
町並みにきみが夕日を差している
けろけろと帰る けろっとした顔で
僕らの指先で生きていた言葉
...
今日もしごと忙しくありがたい、コロナ禍
不安自体となって原付に乗り帰路
妻にあんまんとジュースねだられ夜へ出た
コンビニにあんまんがない、妻にTELする
炬燵で妻が豚まん食 ...
買ったばかりのコート
古着だから
少し大きくても諦めた
体はもう育たない
鏡はまだ遠くにある
急がずに歩く人のために
ポケットは深く
あなたも同じように
悩んだのだろうか
...
お笑いテレビを
みていた正月
ひとりくすくす
笑ってた
冷たい風が
刺さって困る
月よそろそろ
許してよ
黒点なんて
持たない純情
偽悪ぶるのは
やめてよね
好 ...
林檎が声を殺して
泣いている
想像ですが
ずっと信じていたことが
裏切られたのでしょう
聞き飽きた励ましの言葉では
林檎は泣き止みません
境界面に滲み出ている
涙みたいな光 ...
酒場散景
いらっしゃいませ今晩は
お久しぶりです
おかげ様にして疫病さま様ですよ
重畳なこと、わたしは今度出稼ぎます
それはそれは身売れましたか
先日一枚、なんちゃってキュビズム ...
すずめがならぶ電線に
からまる凧を
むかえにゆく篭で
あなたが目ざめる
冬の町
波がよせてきて
泡がはい寄る
沈下橋
壁ごしの沈黙をやぶる
ひとつのくしゃみ
朝日をあびて
落 ...
もう来ない誰かの代わりに花を折り 空洞がまた広がっていく
はじめからないものばかりを失って 立ち上がるたびに笑う三月
夜の透明に拘束されて 光速で走り抜ける 東名
遠目で姑息なエリアを抜け二度目の約束に足止めを食らい
孤独なパーキングエリアには排ガスと血のめぐりの悪い野良猫たちの愛撫の匂いが入り ...
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った
私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
日々は坦々と過ぎてゆくようにみえても
沢山のトラップの集積なのかもしれない
科学は未だ心を捉えられないまま
運命の神にすべてをゆだねている
誰も閉塞してはいけないと思う
誰をも不幸に ...
どこかに、
たしかに、
あるよね。
公園の枯れ葉を這う蟻を見つめながら
あなたが言う。
どこかに、
たしかに、
なんか
あるわけないよ。
散りかけの白い山茶花を眺 ...
鎖がちぎれた
小さな金属の欠片を遺して
白い雲になれたのなら
本望なのだろう
スーパーマーケットになんて
来るんじゃなかった
どのコーナーに行っても
おまえが刺さる
サーモン
チ ...
念仏のかわり自由律俳句書く
夜が明けたら雨はあがっていた
やっと目が覚めてやっと朝食とる
今朝も妻は自作の歌うたっている
苛々として己の病気を恨む
一生懸命だらだ ...
○「喧嘩腰」
喧嘩腰にものをいっては
まとまるものもまとまらない
自分が正しいときは
感情的になってはいけない
感情的にさせてもいけない
○「出すぎると墓穴を掘る」
自分の権限内のこ ...
人間の最大の悩みは
「人間不信」であろう
僕も根に人間不信があるものだから
ちょっとしたきっかけで
人間不信がにょっきとタケノコのように出てくる
まったく不毛なエネルギーである
人には書く理由がある。
ただ、自分の感性を見せつけるため。
ただ、ありのままの文字を色付けるため。
ただ、そこに紙があるため。
「何故、僕が物語を書くのか?」
「簡単な話だ。文章を書くと ...
拝啓
菌くん
そして菌ちゃん
どうぞ聴いてやって下さい
この軽自動車なみの心臓は
今日も元気よくおやすみと
疲れきったおはようのメロディーで
生きる、とうたうピン・ボール
...
どうしてですか
給料があがらないのは
人件費圧縮が経営の基本だからですか
どうしてですか
空港に行くとき緊張するのは
保安検査がものものしいからですか
どうしてですか
缶とビンを ...
日日を繰り返すうちに曖昧になっていく
姿形を思い起こして置こうと思う
ゆるくきらびやかな午後の陽射しはそう
やわらかな体温を覚えているような
春に満たないほど微か吐息が白い
梅の蕾が膨ら ...
言葉がでない心の花を知ってほしい
朝食の味のないレタス半分くらい
少し焦がしたバケット、ブラックコーヒーで
いつもと同じ笑顔でおはようと言えたか?
とても涼 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌
こしごえ
自由詩
4*
22/1/12 20:08
自由律俳句 2022.01.12(水) 夕べ
田中恭平
俳句
3
22/1/12 19:11
無垢の人
ひだかたけし
自由詩
6*
22/1/12 18:46
自由律俳句 2022.01.12(水)
田中恭平
俳句
1
22/1/12 5:59
檸檬
秋葉竹
自由詩
0
22/1/12 2:12
ボール紙
番田
自由詩
1
22/1/12 0:26
トイレ考
足立らどみ
短歌
3
22/1/12 0:12
Mermaid
ちぇりこ。
短歌
6*
22/1/12 0:02
あの娘はあんな子だ
坂本瞳子
自由詩
3*
22/1/11 22:25
生きていた
水宮うみ
川柳
2*
22/1/11 21:59
自由律俳句 2022.01.11(火) 夕べ
田中恭平
俳句
1
22/1/11 20:59
コートの詩
ミナト 螢
自由詩
0
22/1/11 20:44
鬼の愛
秋葉竹
自由詩
0
22/1/11 20:33
林檎
TwoRiv...
自由詩
8*
22/1/11 20:22
酒場散景
soft_m...
自由詩
0
22/1/11 17:58
この町
〃
自由詩
1
22/1/11 17:45
空洞・三月
はるな
短歌
3
22/1/11 17:24
トーメーコーソク
末下りょう
自由詩
2*
22/1/11 17:15
冬の雨(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
22/1/11 14:27
ニュートラル ソング
梅昆布茶
自由詩
15
22/1/11 13:15
空いろ
草野大悟2
自由詩
3
22/1/11 12:32
のんちむ
佐野ごんた
自由詩
3*
22/1/11 8:21
自由律俳句 2022.01.11(火)
田中恭平
俳句
3
22/1/11 7:46
後悔
zenyam...
自由詩
0
22/1/11 7:05
人間不信
〃
自由詩
0*
22/1/11 6:51
ライタァジェノサイド
月夜乃海花
散文(批評...
1
22/1/11 2:35
絵手紙
soft_m...
自由詩
1
22/1/10 22:25
理由
さっさ
自由詩
1
22/1/10 20:58
畳み込む
あらい
自由詩
0
22/1/10 20:50
幸せを願って遠くの山をみる
秋葉竹
自由詩
0
22/1/10 20:03
640
641
642
643
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645
646
647
648
649
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651
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658
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660
661
662
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671
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673
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675
676
677
678
679
680
7.06sec.