パキシル30mg
の、見せる現実のプラスレート
空想の透明度
限界線を見せない
夏雲の上に抜ける青に似た
昨晩打ち明けられた
銀粘度の約束は
いつか憧れた遠い未来にリンク ...
ぼくは詩人
形は違えど心は同じ
同じ心ならば形に意味はない
今日もまた
夜の散歩をしていると
家族に出会いました
父と子と孫が集まり句会かな
祖父が詠む
聴く耳立て ...
硬直してゆく現実
孤立した魂の群れが虚しく彷徨う世界
それでも確かなものを求めて
それでも変わらないものを探して
流れてゆく風景の中を
走り続けてゆく
そうさ
なにかを掴んだと思って ...
ふたり来た道
ひとり戻る道
降り出した雨に
そこから一歩も
動けなくなる
泣かないと決めたから
唇噛んで
きみの姿を巻き戻し
雨のスクリーンに何度も映す
いくつもの
色の移 ...
いつまでも あなたに 笑っていて欲しい
いつまでも あなたに 明日を夢見て 生きて欲しい
あなたは かけがえのない 地球の 「輝き」なのだから
大きな夢ほど実現するのは難しい でもあ ...
なんてくだらないんだろう
思考回路も
趣向 意向も
風に舞って絡まる
生じる風圧は計り知れなく
予想以上に凶悪だ
オトナなんてそんなもんで
僕らは搦め捕られて生きてる
飲み込まれ ...
僕の部屋から見える窓の景色は
一回も同じ景色になったことはない
いつも変わり続ける
そう僕の心のように
ある時は朝日がさんさんと照りつける
爽やかな景色が拡がる
ま ...
冷房の効いた電車の中
一人扇子を仰ぐ
今日は暑すぎる
虫の動きが速い
耳ではシンセドラムが
正確なリズムを打つ。
次は国分寺出口は右側
おばさんが押して出る
今度はラップがなり ...
日の出
小鳥はまだ明けそめぬ闇のうちから
啼き始める
辺りを憚るやうに
ほとんど囁くばかりのくぐもり声で
それは天与の美声を押し殺した 呟きだ
野の鳥よ ...
頂点だ
頂に ある 女達が
私を 突き落とす
頂点へ 這い上がる
暗き 谷間の
野犬に 食われ
肥満の 女達は
渦巻きの中での
栄光
味わうのは きわめて 極端な
愛
そうだ
...
前世で私はどんな悪いことをしたから
こんな人生を送っているのだろうか
こんな筈じゃなかった
もっと恋愛したかった
未練がましい女に生まれたくなかった
でも 性格はきっと
前世も今も ...
明日にかける橋が
もしも見えなかったら
僕はのたれ死ぬだろう
だから誰か側にいてほしい
もう終わりだよ
世界の終わりだよ
もう生きていけないよ
この世は戦争だよ
僕は独りぼっち ...
砂漠がたったひとつの井戸を隠していたころから
私の瞳は たったひとりの姫を隠していた
床は真四角の部屋 天井が一点で結ばれている部屋で
彼女は いつも たったひとりで 永遠を歌った
...
めろんの翠が涼しい頃
強引な若さだけを連れて
新しい部屋を探したわたしが
照れながら甦る
必ずしあわせになるのだと
啖呵を切って
飛び出した古い家
裏付けるものなど何も無く
ただ
...
カマキリを殺した
あんまり威張つてゐるから
縄張りでもないのに
アスフアルト道のまんなかに出て
仁王立ちになり
人を通すまいとするから
私はその夏 傷心を抱へて
祖父母の郷へ帰つ ...
{引用=
一、漕ぎゆく者へ
明るいうたは明るくうたおう
明るくないうたも明るくうたおう
そうすれば
必ず
いつかどこかが壊れてゆくよ
治すというのはそ ...
殺風景な商店街を抜けて
五分ぐらい歩くと謙遜な{ルビ都会=ビル}が其処に在る
僕を手の届かない高い所から見下ろす
その度に少しだけ背伸びをして届こうと頑張った
お昼ご飯は外で五百円以内で済 ...
ぼくは詩を書きたい
風は景色を光らせ
心をも光らせる
今日もまた
朝の散歩をしていると
光る風に出会いました
その風は
一面に広がる草原に息を吹きかけ
露が舞う
緑の ...
蛇口にもいろいろあんのよ
飲食店の蛇口はいつも元気で
小学校の蛇口はお喋り好き
公衆便所の蛇口は毎日がつまらなさそう
なんで私がそんなこと知ってるかって
旅好きな水から聞いたのよ
私は ...
有名人の足跡は残さないように、体を折り曲げて下水道に滑り込む
死にそうな生物は下水を飲み、さらに死にかける
水中で息する事を覚え、太陽の光から逃れるように、深海へと向かう
未知の世界に興 ...
俺は歩道を歩かない 時速2キロで車道を歩く
だから 沢山の運転手に迷惑をかけた
運転免許は持っているが 乗り物がないから
もう10年も運転していないペーパードライバーだ
俺を轢き殺した乗 ...
14歳のマァギー・マァリィが時計塔から見下ろしたのは
この腐った街の赤レンガ通り
こびりついたチューインガムみたいな
ホームレスたちだけが その上で輝いていたのさ
奴らは何も持たずに生きら ...
いとみみず
いつも
ふかみどりのあなたに恋をしていた。
それは、果てなく深い海の色で、光が差すと透き通るみどり色。
いとみみずが水草の泡みたいにみどりにに恋をしてしまって、
近づこ ...
酷いじゃないか
あんまりじゃないか
丹精込めて作った私のお弁当を
フタも開けずに包みも解かずに
だのに
私がやっと振り絞った声が
あんたなんて味噌っかすよ
...
あるスピードをもって
街の夜明けをめぐっていると
辻つじを曲がるたび
まあるい月が現れては消え
消えては現れるのだ。
四角い建物の影に、
あるいは影から。
黒い樹樹のあいだに、
あるい ...
車も誰も通らない夜の道
寝転んで空をみあげる
名前も知らない星々が
必死に光り輝いて存在を主張している
ふう と白い息をひとつ
天に昇る息は 人の魂か
昼間とは違う ...
単調な生活から恵みの時が訪れる時
心が軽くなって誰にでも優しくなれる時
幸せは宝くじでは買えない
日々訪れる荒浪のハプニング
心が窮屈な部屋の中で
ああでもない こうでもない ...
かつては電話一本で事は済んだ
君の分厚いメモ帳には
大切な電話番号がぎっしりとつまっていた
古きよき時代の御伽噺だ
現在ではもう少しだけことは複雑だ
まず人間が多すぎる
誰かが誰かを
...
あたしを弾いて頂戴
この暗闇の中で
その人差し指で
マリオネットみたいに
あちら こちら
自由自在
あたしの体は鳴り続ける
それはまるで
海の底に響くピアノ
魚 ...
あいたいひと
大好きだ あいたいよ
あいたいよ 会いたいよ 逢いたいよ
こんなにも大好きで だいすきで
いまだって あなたがアタマから 離れない
それなのに あえないの
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プラスレート
藤原有絵
自由詩
5*
06/7/11 22:37
ぽえむ君−句会−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/7/11 22:24
神よ
ジム・プリマ...
自由詩
2*
06/7/11 22:00
紫陽花通り
LEO
自由詩
11*
06/7/11 21:54
あなたに《1》
トモ
自由詩
1
06/7/11 21:35
ピーターパン症候群
宙空 心
自由詩
1*
06/7/11 20:30
長寿の家の窓から見える景色
こめ
自由詩
9
06/7/11 20:20
休日にて
ペポパンプ
自由詩
5*
06/7/11 20:00
日の出 蝶 あさがほ ……
杉菜 晃
自由詩
6*
06/7/11 19:42
頂点(我が子へ)
奥津 強
自由詩
1*
06/7/11 16:50
前世
きみ
自由詩
1
06/7/11 16:41
側にてほしい
〃
自由詩
0
06/7/11 16:08
アイリス
るるりら
自由詩
10
06/7/11 16:01
翠の夏
銀猫
自由詩
16*
06/7/11 15:48
カマキリ
杉菜 晃
自由詩
3*
06/7/11 15:24
小詩集【水没ハーモニー】
千波 一也
自由詩
32*
06/7/11 14:57
一週間 ー火曜日ー
海月
自由詩
2*
06/7/11 14:43
ぽえむ君−光風−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/7/11 11:57
私は蛇口
壺内モモ子
自由詩
10*
06/7/11 10:19
脱出
狩心
自由詩
2*
06/7/11 10:19
仮死因
〃
自由詩
3*
06/7/11 9:30
*なぐさめ屋ジョニィ*
知風
自由詩
1
06/7/11 9:20
いとみみず
床
自由詩
1
06/7/11 5:32
神様のいけず
プル式
自由詩
2*
06/7/11 4:36
月
シホ
自由詩
2
06/7/11 2:51
静寂
稀月
自由詩
6*
06/7/11 2:50
神々しい
山崎 風雅
自由詩
5*
06/7/11 2:38
細胞分裂
ネット詩の悪...
自由詩
4
06/7/11 2:36
instrumental myself
むらさき
自由詩
4*
06/7/11 2:31
恋 (遠い日の)
水青
未詩・独白
1
06/7/11 1:03
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
加筆訂正:
振幅する夏
/
佐野権太
[06/7/11 9:06]
旋律→戦慄、などなど^^;
いる
/
下門鮎子
[06/7/11 6:48]
冒頭などを微修正
6.49sec.