こぼれないように差し出す手を
すり抜けてはこぼれ落ちる
掴めそうで落ちるその砂を
握ってみてもそれはマボロシ
銀のアスファルトに咲いた花は
いずれ散りゆくようにその線の細さ
陽に当てる ...
よーい どん
合図のピストルを撃てば
電柱が走りはじめる
電線にとまっていた
鳩の群が一斉に
バカボンの口のような
夏の空に
飛び立ってゆく
これで いいの か
ざわわ
...
お花畑のようなものでできた駅に
列車が到着して
たくさんの乗客が降りてくる
小さなホームはやがて人で溢れかえり
それでも乗客は降り続ける
もう車内に
人っ子一人残っていないというのに
も ...
http://www.nao.ac.jp/
エキサイティング!
の一言。
今話題の『惑星』の定義の問題や『冥王星』のどっちつかずのオロオロ感など、問題の本質を的確にしかもコンパクトに ...
みんなも知ってる昔話『鶴の恩返し』なんだけれども。なんと、この話に異説が唱えられたそうなんだ!
この話、東北地方の民話がもとになっていて、実はモチーフとなった商家が今も存在するんだけれども、この ...
水が割れるのです
いま
指先の銀の引き潮に
水が
割れるのです
うなじを笑い去るものには
薄氷の影の匂い
たちこめてゆきます
たちこめてゆくの
です
紫色の ...
窓を開けると庭でねこじゃらしが揺れて
通り過ぎてきた時間を優しく撫でていく風
いつの間に同じ高さから空を見れなくなったか
なんて もう思い出せないほど遠くに流されて
昨日思い出に留まってい ...
*
真夜中にふと 目が覚めることがあります
このときは夢と現実の境界線を確かに踏んでいるようで
もう一度寝ようか 起きてしまおうか
どちらの選択もとても難しい ...
ごちそうさまでした。
タイミリックマシーンは出来損ない
どこにだって飛べやしない
過去も未来も遠い夢の話
目の前には常に現在
五分後の世界と信じそうになったものは
トースターの故障により
一瞬で備長炭に化けた情 ...
花子は豚です。
山形県のある町で幸せに暮らしていました。
町はいつもとても静かで、響くのは、花子がブーブーとおじいさんを呼ぶ声くらいのものです。
朝六時、町のスピーカーが目覚ましの音楽を鳴ら ...
詩は語らずに歌えって
俺の先生が言った
先生って誰だ
そう訊くから
雀だって言ってやったよ
スズメ?
雀だ 雀だ 雀の学校の先生だ
俺はそう言うしかなかったぜ
だって、その通りだも ...
空の青に風が線を描く
空の青に流されていく
薄紫色の花を持つ
貴方の笑顔と空気が
透明な街の中に浮かんでいる
貴方は
不意に後ろを振り返って消えた
赤い風船が飛んでいる
透明な ...
月明かりだけで暗い森を分け入って
辿りついた小さな泉
濁りのない水は鏡の様に
僕の顔を優しく映す
清らかな水は月光を反射して
柔らかくきらきらと煌めく
光の中から小さく愛らしい妖精 ...
ばっさり斬り落とした短い髪に
唖然とたたずむ
(なんか、めんどくさくって
照れたように君が笑う
右の頬を隠して
僕の知らない君の夏
正しい折れ曲がり方なんて
よく分からないけどさ
...
コンクリートの壁は
滑らか過ぎるくらい滑らかで
虚無が手を通して
伝わってくる
その平らな壁は
計算に計算を重ねた
蓄積そのものだった
自然への抵抗
しかしそれは同時に
自然 ...
魚、ありふれた、罪過。
魚の見る夢ではないのか?
僕の人生は、海の底で眠ってる。
時々僕は、息をすること忘れてる。
毎夜、溺れて目が覚める。
びっしょりと布団を濡らし、打ち揚げら ...
腑で発酵する咎
苛立ちは他人に向けたほうが楽だ
優しくては稼げない
悲しみは他人に向けたほうが楽だ
連帯責任を丸抱えする
責任は他人に向けたほうが楽だ
偽悪者になり ...
ギョウニンベンと
にんべんの
力比べを見に行った
外国生まれのギョウニンベンが
断然強い
二重の回しを簡単に切られた
にんべんは
吊ろうとしたが
まわしに手が届かない
行事のはっけよ ...
光のなかに陰を求め
憩う人々の姿を探して
地平線に向かう
掟を破って
水平線を求めて船出する
奴隷商人のように
駱駝の群れを飼う男達
舟が出ると騒ぐ少年の不安
すべてのものは
見えな ...
あの子とあの人と君にも
いつも愛情をと思っているの
いつでも と
カーテンがなびいてる
ひらりと透けて
浅い陰影がなみなみ
机のペンを転がして
思いのままに
生まれたてを放 ...
夕暮れ紅く照らす顔
小さな微笑みを見つけ
うなづき揺れる香りと
はかなく写る夕日の跡
闇夜に一人歌う君
見つめるしかできない僕
街のネオンが遠くで光り
現実に引き戻されてく
引 ...
口紅の色ほどよくて春の雨土はつち色水はみず色
バラバラに瞬く星
輝くために
たった一瞬のため
生まれては消えていく
私たちには永くても
かれらにとってはほんの一時
たまたま手をつなぎ
星座になり
輝きを増して
移り変わってい ...
十九時半を過ぎた家路は
真夏に向かう季節を否定するように
涼しげな風が混ざっていた
真白のワイシャツを腕にまくり
処分し損ねた書類の束と
定時と共に引き剥がしたネクタイ
ボロボロの財布 ...
あのひとは
とうとう
「すき」
とは言わなかった
すき
が大切なことと考えるひとだったのか
それとも
舗装された道路は
どこまでもつづく
中央線
見つめて
音楽は
...
うんと強いウイスキーを頂戴。
赤いマルボロを灰皿に擦りながら女は言った
ハイヒールに収まった小さな足
指先に輝くネイルのスパンコール
私、恋愛には興味ないのよ。
赤くなった顔で女は言った ...
額の汗を無造作に拭うあいつより
きれいに畳んだハンカチで汗を拭う
そんな男のひとに憧れてしまう
えっと…そんなひとなら
細い指先に挟んだボールペンを
くるくる器用に回したりして
わたしのこ ...
手首の傷も やがてきえる
まん中はねらえなかった
だけど
甘えてただけなんておもわない
誰にも触れさせない
9階からみた地面は
おもったよりも近いようで
なみださえでなかったんだ ...
白いかがやき!
光のなかで 男は
悲しみに暮れる。
薔薇はまっすぐに
男へ 伸びる。
救いの手!
その茎には棘がある、
まるで女の指のよう。
天空に 咲き誇る ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏夢幻
maumi
未詩・独白
0
06/8/24 20:41
電柱
tonpek...
自由詩
8*
06/8/24 20:10
発声
たもつ
自由詩
8
06/8/24 16:55
国立天文台
CU
おすすめリ...
1
06/8/24 16:34
異説『鶴の恩返し』
〃
散文(批評...
3+
06/8/24 15:54
十六夜
千波 一也
自由詩
19*
06/8/24 15:23
同じ高さで反転する昼下がり
夕凪ここあ
自由詩
10*
06/8/24 15:10
あすてりすく
さとる
自由詩
2
06/8/24 14:28
いただきます。
かぜきり
自由詩
1
06/8/24 11:58
タイミリックマシーン
ロカニクス
自由詩
2
06/8/24 11:56
花子とおじいさん
チアーヌ
散文(批評...
5
06/8/24 11:52
十一代目の雀
杉菜 晃
自由詩
7*
06/8/24 10:57
思い出
結城 森士
自由詩
1*
06/8/24 10:47
穢れなきもの
ajisai
自由詩
8*
06/8/24 10:34
檸檬色の夏
佐野権太
自由詩
39*
06/8/24 8:58
不規則な規則
ぽえむ君
自由詩
6*
06/8/24 7:24
SAS
チェザーレ
自由詩
5
06/8/24 5:17
僕は正解だけ欲しい
ヌヌヌ
自由詩
1
06/8/24 4:31
にんべん
あおば
未詩・独白
2*
06/8/24 3:58
キャラバン
〃
未詩・独白
6*
06/8/24 3:35
ランニングハイ
藤原有絵
自由詩
5*
06/8/24 2:39
二人
桐野晴
自由詩
0*
06/8/24 1:48
春の雨
A-29
短歌
3*
06/8/24 1:47
星
桐野晴
自由詩
1
06/8/24 1:44
優しい風が吹いているから
松本 卓也
自由詩
3
06/8/24 1:01
したきりすずめ
蒼木りん
未詩・独白
3
06/8/23 23:33
最後の夏
零弌
自由詩
2*
06/8/23 23:13
ハンカチ王子はお好き?
恋月 ぴの
自由詩
29*
06/8/23 22:40
迷い子
和歌こゆみ
自由詩
5*
06/8/23 22:03
白痴
白雨
自由詩
4*
06/8/23 22:00
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
加筆訂正:
偽の刃
/
かぜきり
[06/8/24 12:08]
大幅に変更。
静止する声
/
こしごえ
[06/8/24 7:30]
一部削除しました。
ハンカチ王子はお好き?
/
恋月 ぴの
[06/8/24 6:15]
ハンカチ忘れちゃ→持たなきゃ
8.97sec.