木々によるさまざな動議が
夜の土に投げ出されている
光源を追い抜く影の群れが
道を軋ませ ころがってゆく
空は三つの重なりから成り
そのどれもが朝から遠く
空は
自由 ...
一筋の
蒼い風が運んだ想い
「今イキテイル人いますか?」
勝手に
庭に住み着いた
君は
小鳥が
連れてきたの?
もうすぐ
いっぱい花が咲く
小鳥の好きな
実のなる木
庭の金魚池の
ホテイアオイに
卵がくっついていた
みたい
亀の水槽で
生まれたけれど
ぼくは
亀ではありません
骨に染み入る 発声音
旭日を呼び込む 題目で
冥王星の領域を侵している
種痘の接種をするようにだ
惑星の司る 過去
核 ジェノサイドの無化を試み
惑星に題目を染み込ませ
鉄 ...
五月雨に映えて{ルビ清=すが}しや草緑
散歩道寝そべる蛇に邪魔をされ
木漏れ日に透かして緑の影模様
憂鬱な世界を壊せ青嵐
吹き荒れる緑に心さらわれて
...
瑠璃色や萌黄出す緑色と原色の花々が
ゆらゆら揺れている中
灰や雪を見いだすのは容易くはない
家中が電化されていくと
囲炉裏も暖炉も滅多に見つけられず
たまにあったと思って覗くと
金魚や ...
滑り台の上で
ジャングルジムの上で
喜びが 焼き付けられる
...
あなたと
愛の形を
まさぐりたい
あなたの身体の形と
私の身体の形は
どのようにつながるのでしょうか
あなたと
愛の形を
まさぐりたい
それは円?
三角?
四角かも
もしか ...
遠足のお弁当に
いつも入ってた
タコさんウインナーと
ほんのり甘い玉子焼き
とくべつじゃないけど
手が込んでるわけじゃないけど
「すごく美味しかったよ
おかぁさん ...
TVは無料だ 衣服は支給されたものだ 浮遊大陸に住んでいる
雲の上に浮遊大陸はある だから天候に左右されることはない
昔の生き物達は 雲の上に浮遊大陸があると信じて止まなかった しかし文明が ...
何度と俺は、この坂道を、上り下りしたものか。
旧街道の家々に、時に幸福、時に不幸を思いつつ、
夏は太陽よりも美しく、冬は月よりも{ルビ哀愁=かなしみ}をもち、
山の緑は、こうも愚かな我らのこ ...
高いところは嫌いなんだ
でも負けるのはもっと嫌いなんだ――
ジョン・マクレーンは
確かこう言っていた
それを真似て言わせてもらうなら
人に殴られるのは嫌なんだ
でも人を殴るのは同じぐら ...
それは 全てを飲みこむようで
満ちては 引いていった
どうして あそこまで残酷なのか
わからなくて 怖い
まっくらな中に ぽつんと
赤い星が 浮かぶ
私は その名前を知っていても
なぜか ...
。●。・。・o。・ o 0. 。.☆ ◎☆。・0。.0。・。o 0.☆。・0。.★0☆。.゜。・0。.★0。.☆.0。゜。゜
。・゜。・o 0. 。.☆.0。゜。0o。。。☆。.゜。・゜。 。●。 ...
あの人に嫌われたあたしの涙は
どこに捨てればいいのかしら
何も見えない表通り
あたしを包み降りしきる 牡丹雪
飛び出したのはいいけれど
行く当ても見当たらないあたしに
思えば
あの人はい ...
「こころ」を甘くみてはいけない。
人はそこに、わかりそうなものしか
見ていない だけ なのだから。
…§…
15歳の初期衝動
きらめくアゲハの羽根の切れ端
16歳の絶望
古い映画を観てるみたい
スタッフロール過ぎたら17歳
絶望すらも幸せと名付けた
倦怠しか残ってない
生活はつづく
...
最近私は
貴方が死んでしまうような気がして怖い
貴方に宿る悲しみの青い炎は
貴方の命を そっと燃やしてしまうだろう
そして当然のごとく
貴方の美しい屍は 土に還 ...
波打ち際にゆきちゃんがひっそりと立っています。
おまえ誰やねん。
ゆきちゃんです。
ゆきちゃんがそう、答えました。
///
25世紀の春、消滅寸前の太陽のもと、
ゆきちゃんは草 ...
誰にもおそわらないのに
赤を「あか」と感じたり
風を「かぜ」と感じたり
誰も教えてくれないことが多すぎる
生まれてきたのだ、ということも
きっとそうだ
記憶を移しただけで
生まれ ...
日ごろ 砂丘の獄舎では うっとりと
留まりかけた 朴訥な優しさも
指先の 堪えない神経が どうして
絶え間なく 頭を下げさせる
君の おじぎ草 のように
夜 ティンパニー 膠着した過去は
...
天文学の本には
その距離が
記されている
地球上で
彼女に向かって
全速力で
走ってみても
その距離は
縮むこともなく
遠ざかることさえない
38万km
...
部屋ごと寝入りかけた夜中に
開いた窓から鉄の鳥がはいってきたことがある
鳥は遅刻ぎりぎりの
学生みたいに飛び込んできて
その暴力的な勢いと対照的な声で鳴いた
鳥はアルミホイルを
...
見たか?
あれを―
空にいる、ああ、大きな大きなあれを。
見えないなんて云わせないぜ。
視力のいいやつ悪いやつ、関係ない。
見えるだろ?
鉄の塊ではない、
謂わば、世界を背負った ...
笑顔を被るのはやめるって決めたのに
あなたのまえで
どうして
大切になればなるほど固く厚くなっていく
私の笑顔
私の鎧
弱い私も好きになってほしい
弱い私を見ないでほしい
...
まどろみの限界の中私たちは生きている
崖を踏みはずしては根っこにつかまり
そこから養分を得て私たちは生きているのだと言う
真下を見下ろせばなにもない暗闇とも言えない
だだっぴろい空間だけが ...
小さい頃
夜空をくりぬいたかのように
真っ白な 満月に
追いつこうと 夜の街を走ったことがある
いつまで走っても
いくら転んでも
どんなに叫んでも
満月は遠くて
ちっとも近づけ ...
嫌われたものだ
俺がムカつくなら殺せばいい
背後から金属バットの餌食にしてもいい
簡単にくたばってやるから
安心しろ
でも殺るなら気づかれる前に殺れ
もしばれたら
命の補償 ...
不思議な国
可憐な世界
目覚めてもいつもと変わらない
どうして私達ばっかり
聞いた話しだと どうやら眠ってる時は景色が違うらしい
綺麗だと聞くけど
カラフルな色に包まれたあなた達の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜と自由
木立 悟
自由詩
6
07/5/16 11:27
風流
芦名
自由詩
1+
07/5/16 11:04
謎の移住者
weed &...
携帯写真+...
1*
07/5/16 10:06
亀の水槽で生まれたよ
〃
携帯写真+...
2*
07/5/16 10:00
冥王星改造計画
アハウ
自由詩
6
07/5/16 9:27
緑したたる
未有花
俳句
12*
07/5/16 8:59
*灰と雪*
かおる
自由詩
10*
07/5/16 7:59
葡萄粒
ハンドル
自由詩
2
07/5/16 7:43
形と力
渡辺亘
自由詩
0*
07/5/16 6:55
遠足日和
優飛
自由詩
6*
07/5/16 5:24
スカイ・アドベンチャー
はじめ
自由詩
4*
07/5/16 5:23
街道
蔦谷たつや
自由詩
5*
07/5/16 4:36
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
4*
07/5/16 3:57
夜の海
麻生ゆり
自由詩
3*
07/5/16 2:12
Dance & Poem
ae96
自由詩
0
07/5/16 2:04
大雪 小雪 中島みゆき
板谷みきょう
未詩・独白
1*
07/5/16 1:58
こころ だけの話し。
カスラ
携帯写真+...
1
*
07/5/16 1:45
ハッピーバースデーの色
リヅ
未詩・独白
4*
07/5/16 1:26
剥製
めぐちみ
自由詩
2
07/5/16 1:23
ゆきちゃん
ひろっち
自由詩
11*
07/5/16 1:03
名はない、それでいい
たりぽん(大...
自由詩
10*
07/5/16 0:58
おじぎ草
hon
自由詩
2
07/5/16 0:52
片思いの距離
小川 葉
自由詩
5*
07/5/16 0:46
キッシュ
なまねこ
自由詩
3
07/5/16 0:05
フォークソング
蔦谷たつや
自由詩
7*
07/5/16 0:02
どうして上手に生きられない
fuchsi...
携帯写真+...
1
07/5/15 23:59
まどろみ
小川 葉
自由詩
2*
07/5/15 23:49
フルムーン
ななこ
自由詩
9*
07/5/15 23:33
慎重になれ
maynar...
自由詩
0
07/5/15 23:33
ジャパニーズ ピースフル チェリー・ブロッサム
酸素の枷
自由詩
2*
07/5/15 23:14
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
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5594
5595
5596
5597
5598
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5600
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5603
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5605
5606
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5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
加筆訂正:
かわいいあの子
/
蔦谷たつや
[07/5/16 4:12]
縦書きに変更
9.29sec.