振り返る 月が見ている
足下に
柔らかい形の子猫がいる
彼は とても深い 土の中にいた
どちらが 上か下か 右か左か
わからず 長いこと 過ごした
熱 を 感じた ある日
それが すべてを 決定した
確信した 意思のまま
夢中で ...
遠雷が止み
雨の最初の一滴が落ちるまでの
僅かな静寂に
こころ、ふと無になり
空の灰色を吸い込む
程なく落ち始めた雨粒に
再びこころには
水の班模様が出来て
潤う、のでなく
惑う ...
貴方をおぶうかけ言葉は
123、223。の六拍子。
給料はいくら?
宗教は?と聞く。
君はワンと言っておどける
ジュース1本で買収される
「私は...なのよ!」と話される。
ちょっと ...
本日ハ晴天ナリ
本日ハ晴天ナリ
それは今日という日が始まる合図
うっかり乗り込んだ満員電車にうんざり
学校までの長い道のりをだらだら歩いて
たくさんの知らない顔と、少しの知ってる顔
...
ほんまはめっちゃしんどいのに
メールするときは「ちょっとしんどい」
などと書いてしまう
このちょっとが誤解を招いたりして
ちょっとしんどいんや〜
美味しいものでも食べて元気出して
お風 ...
遠くから 私を呼ぶ声がする
振り返ると そこには 大切な人たちがいた
手をふって 微笑んでいた
あのときのままで
どうして 気がつかなかったんだろう
あんなに 心寄せていたのに
いつだ ...
あ あ あ あ ぁ
Hくん
きみの真似する数学の先生が
とても好きだった
ん、あれだね、あれ
という言葉を発する間に頭の中では
いくつもの公式が飛び交っていたという
...
言いにくいことはすべて
じぶんに委ねられている
経営者だから商談はいつも
相手に決意を促すものか
相手に決意を促されるものか
この渋滞のなかで
車は会社に向かっ ...
さっきから閉めるのが緩かったのか
水道の蛇口からポタポタと
水滴の落ちる音が聞こえる
微熱のせいか身体がダルくて
息苦しい感じがする
数時間前に見せられた
エコーに映ったアメーバー ...
「えーん、えーん」
なきむしのさっちゃんは
きょうもないています。
「えーんえーん、おかーさぁん」
なきむしのさっちゃんは
なきたくなると
いつもおかあさんのところ ...
床屋で散髪中マスターに
『あ!』って言われる事ってあるよね?
僕はあるんだ。
基本的にじゃんけんでパーを出す事を見抜かれ
パーマンと名づけらる事ってあるよね?
僕はあるんだ。
...
お母さん、
僕を"赤ちゃんポスト"に連れて行くのはやめてください。
もう僕、28歳ですよ。
赤ちゃんポストに投げ入れたい気持ちも分かりますけど…
いや、 ...
あなたが気に入っていた髪形
今日思い切って変えてみた
あんなにひどい事言われたのに
あんなに外で待たされたのに
あんなに心配してたのに
今でも あなた好みの女でいたよ
...
ドアを開けた
蚊が飛んできた
トートバッグで叩き落とした
カーペットの上で
蚊
踊っている
くるくる くるくる
楽しそう
ああ
もう飛べぬのだな
まっすぐに
俺の顔面めがけて ...
右利きの僕にはわかりません
真っ白な 世界に行きたい
一度だけで かまわないから
何もない ただの 白い世界に行きたい
私は 何者でもなくて
白くもなくて
黒くもなくて
中途半端なままに
エゴを 抱き続けている ...
真昼の沖に浮かべた
大きな蓮の葉のうえで
みんなが寄り添って眠る
母のない子も
子のない母も
夢を見ることのない
安らかな眠りの底で
みんなが寄り添いあって眠る
涙よりもやさし ...
どこかに逃すために
ついた
ため息が
横隔膜の辺り
胸の底で跳ね返ってきて
鼻の奥で膨れ上がる
ぼわん
ぼわん
膨れ上がって
こみあげる
涙の ...
爆音で
歌詞もわからない曲を聴く
触れるものすべてから遮断され
脳みそだけがただよう
圧倒的な浮上
大気と私がかきまじる
地球の自転を体感する
羊水の ...
逢い察す
君の心の奥深く
悲しみに似た藍隠し
煌めく星は君の涙に
哀察し
君の笑顔の奥深く
憎しみに似た愛隠し
揺らめく月は君の力に
かなしみに
君の心は彩られ
ま ...
一喜一憂してる自分がいる
たった一言
されど一言
その言葉で幸せにもなれ
その言葉で不幸にもなる
誰かの一言
こんなにも重いとは思わなかった
...
ぼくが辿り着いたのは
陽のあたらない街
揮発性の感情が歩かせた
その道の果て
夜行性の衝動に走らせた
くだらない羽
五月雨が心を伝う
晴れの予報は外れたが
午後には晴れた ...
{引用=
詩にも
いろんな
言葉があるように
みんなの思いも
それぞれ違う
みんなの書いた詩も
それぞれ違っている
決して
同じではない
好きなら
もっと
気楽 ...
空の中を
風が手紙を配達する
何も変わらないけれど
安らぎでいっぱいになる
山の中を
風が手紙を配達する
何も書かれていないけれど
緑の音でいっぱいになる
川辺の中を
風が手 ...
明日世界が終わればいいと切実に願うの
そうすればきっとこの綺麗なドレスに似合わない生々しい吐き気なんて小さな埃同然でしょう
私一人の為に世界が終わればいいの
想像しただけでこ ...
溢れでるものが 涙だけならば
錆びたナイフで故意に 傷つけたりしない
優しい感触で こぼれ落ちるなら
汚れた手を翳して 罪を重ねたりしない
ときどきは 昔のように あなたを想ってる
...
スーパーでジャガイモ食べる人を思い出し一袋98円のを
帰るとはがき一席5万円よろしくとあり2千円がない
団塊の世代は目をつけられているというそんなこと言って良いのかな
なに ...
手をふるのは
あした死ぬたいせつなひと
今生で言わなかった言葉を
ぼくらは見る
黄色いセピアに
なにをにじませる
なにも変わらない
ぼくらの居場所
...
一年に一度だけ、たった数時間、花は花開く。
その円錐形の奥のおくは
どこへと繋がり、連なりているのか
※どうして例え国家予算をつぎ込み、永劫に形を留める、この花にみまごうばかりの造花を造りて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
視線
八布
未詩・独白
2
07/5/15 22:05
life
小川 葉
自由詩
1*
07/5/15 22:01
雨の伝う肩が
銀猫
自由詩
22*
07/5/15 21:52
詩人の貴方と
ペポパンプ
自由詩
3*
07/5/15 21:18
本日ハ晴天ナリ
凍雲 月歌
自由詩
1*
07/5/15 20:58
ちょっと
水中原動機
自由詩
0
07/5/15 20:56
慟哭
麻生ゆり
自由詩
8*
07/5/15 20:56
[扇風機にコエ]
AB(なかほ...
自由詩
4
07/5/15 20:41
いのちひとつ
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/5/15 20:31
雷雨に浮かぶ幻想
渡 ひろこ
自由詩
5*
07/5/15 20:29
絵のない絵本のような
朝原 凪人
散文(批評...
1*
07/5/15 20:27
僕はあるんだ。
もののあはれ
自由詩
9*
07/5/15 19:58
赤ちゃんポスト
北大路京介
未詩・独白
14*
07/5/15 19:48
髪と縁
森下 流華
自由詩
5*
07/5/15 19:20
蚊ダンス
ツ
自由詩
2*
07/5/15 19:01
わかりきったこと
太陽の獣
自由詩
0
07/5/15 18:23
ホワイト・コンプレックス
麻生ゆり
自由詩
8*
07/5/15 18:11
ひかりかがやく涎の海をこえて
大覚アキラ
自由詩
4
07/5/15 18:10
我慢
さち
自由詩
7*
07/5/15 17:57
震音
ポッケ
自由詩
2*
07/5/15 17:06
あいとかなしみ
秋桜
自由詩
0
07/5/15 16:10
Syllable from you...
Lily o...
自由詩
3*
07/5/15 15:44
陽のあたらない街
しでん
自由詩
1*
07/5/15 15:30
「気楽に詩を書こう」について
蛇ノ宮
散文(批評...
3+*
07/5/15 14:44
風の配達
ぽえむ君
自由詩
10*
07/5/15 14:03
閉鎖的少女浪漫
十朱
自由詩
1
07/5/15 14:03
錆びたナイフ
北大路京介
自由詩
16*
07/5/15 13:55
あえて数えず、韻もなし
生田 稔
短歌
2*
07/5/15 12:53
黄色いセピア
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/5/15 12:32
花ははなひらく
カスラ
携帯写真+...
2
07/5/15 12:21
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
加筆訂正:
錆びたナイフ
/
北大路京介
[07/5/15 13:56]
(再投稿です。このフォーラムに最初に投稿したもの。)
7.69sec.