君の家は君以外誰もいない
僕は毎日のように朝早くから君の家にいて夜遅く帰る
家の周りには草が生い茂り 花が咲き誇っている
僕はきまって上下白の服装で来なければならない ベルトも靴も白でな ...
興月、綺麗
私、忘却
滅、先々
先方、破滅的
空香、古
欲、是空
平、心臓
月、衝動
慟哭、縛鎖
彼、不滅
夕、誘惑
衝撃、葛藤
遺体、安置
太陽、黒点
終末、再生
遺伝 ...
ノスタルジア
誰のために泣くの?
何を嘆いているの?
ノスタルジア
愛するものは去り
記憶は色を失う
ノスタルジア
柔かくさすピアノ線を
ノスタルジア
割れてしまったワイ ...
半熟卵の茹で時間
花ふきんの縫い方
幽霊は鉄塔を登るということ
君に教えられたいくつかのこと
学校でも新聞でも初めて体内を往来した光も
教えてくれなかっ ...
日曜の朝の公園にて
一人で三角ベースをやってみた
透明ピッチャーが投げた透明ボールを
透明打席に立つ僕が
透明バットで打ち返す
透明打球は透明セカンドの頭を越して
外野に点々と転が ...
目が覚めたときには翌日の8時を回っていた
夏祭りもバーゲンも市長選挙も
サッカーの試合も公開処刑もみんな終わっていた
廃ビル色の風の中で日の光は今までどおり穏やかで、
壊れた目覚まし ...
{引用=ここは
あかるい真昼で
駅のホームで
海だから
寒さとか
淋しさとか
しか
ありません
ナイフは
ひびわれて
刃は鈍くなって
人差し指すら傷つけられな ...
咳が止まらない
名前を呼ぼうとしても
むせてしまう
怪訝な顔をする
胸の真ん中にたまっている
科学雑誌でみた
火山の断面図のように
あかい、あかい
咳をするときは
いつも ...
虹色の服を着た少年が
壁をよじ登る
若い母は
きゅっ と眉をしかめ
平手で幼い尻を
幾度も叩く
( 次男坊は、黙って菓子を、食べていた )
母の隣に座らされた少 ...
戦争が終わって
俺は窓辺にサボテンを飾ってみる
戦争が終わって
俺は愛のあるべき形を知ったのだ
戦争が終わって
俺は誰も彼も愛しまくる
フィルピンパブで働く女を
...
語り続けよう
夜はまた明けるのだから
それでも終わらない、夢は
目を閉じるな、見えているはずだろう?
夜明け、空へ
陽は、投げられて
繰り返されて、ずっと
みんな、朝を待って
...
■ はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、
(( 夜を奔るジャングルの声。。
――ヴァルー、ぎゅりぎゅる‥‥
女 ♪「アツサー0.01ミリの 温もりぃひひ
(( 眼の光、レアな匂い
...
まだ名前のついていないあの星に
好きな名前をつけてみようか
「愛」
それじゃきれいすぎるかな
「酒」
なんだか下世話なムードだな
「ポチ」
それもちょっと違う気がする
「M69星雲 ...
解けない謎なぞ
アイシテルの知恵の輪
君は味方?
そっと耳打ちをして
二人掛けのボートに横になって
お気に入りの歌を口ずさむ
照らすのは
零時の月明かり
憂鬱からの解放
...
そこにいても
いいんでしょうか?
私は
私で
いていいんでしょうか?
よくわからない
素晴らしく
憂鬱な気分な
こんな
...
真夜中に公園で遊ぶ
親子がありました
今日は久しぶりに
お父さんが仕事を休みました
夜十時に起きました
夜十二時にコンビニで買ってきた昼食を食べました
夜二時に公園に遊びにいきまし ...
暗闇でもいいんじゃないかな。
いつか暗闇にも目がなれてくるよ。
慣れてきたら色々なものが見えてくるもんだよ。
見つけよう。暗闇の中の新しい『オト』を…
見つけよう。暗闇の中の新 ...
マグリットの絵のような
不思議な鳥が飛んでいる
私の命なんて
永遠の中のほんの一瞬
でもこの一瞬が
永遠を支えている
白い鳥が
消えていく
永遠の彼方に
ぬるり、となつのくうきが身をおおっていきます
ざわり、とふゆのくうきが一人を明確にします
あたためあうには世界は暖かすぎて、
手を離すには冷たすぎる。
つないだ手がはなせない。
ほら、出 ...
流れるるは
時か
場所か
心か
私か
大いなるわがままで
じいちゃんを困らせたあの日から
もういく年
父親の給料日に家族六人で
お気に入りのレストランへ
出掛けていた
あ ...
白い箱は空っぽで
その白を
空白だと思ったから
たくさんの穴を見つけた
その穴から眺める空は
いつも穏やかで
時々水色の風が吹いていた
水色の扉を開けると
そこは穴の中によく似 ...
わたしは、
ここに。
いつでも
傍に、
あなたが
見つけられる位置に
いるよ。
だから、
安心して
眠って。
夢の中で会えたなら、
...
タコが自分の足を食べて
生き延びるみたいに
かつて 赤字続きで国鉄は
ローカル線を廃止した
頭だけになっても
足はいつかは生えてくると
だけど
本当の狙いは 頭のすげ替えだったのさ
...
プロペラが分裂していく
男の目の前の
さらに前時代に
雨が降って椅子ができた
その椅子に男が一人
座って森を見ている
何を見た
プロペラでできているのに
男は台の上にのぼり ...
たぐりよせてみれば
それは
余りにも細く、また
強い一筋
(深い闇の中から)
まさにすがるようにして
誰もがその一筋を
必死に、必死に
自らの手中に
収めようとする
...
しきりに蝉が鳴く中で
曲がった坂道を
ようやく下ってゆくと
夏を渡る大きな橋がある
ふと橋から見下ろせば
ずっと下に川が流れている
手すりもないまま
幅狭くまっすぐに
ずっと続いている ...
日曜の午後
鎌倉の喫茶店で
「 詩人の肖像 」
という本を読んでいた
店内の天井から
ぴったりと静止した
サーカスのブランコのように
ぶら下がる
...
加茂川に沿って 北へ歩いた
水の流れに 逆らいながら
そしたら HAPPY WALKING中に 恋の始まり
Kiss Me Kiss Me Kiss Me 浅き夢みし
OK ラッキー ハッ ...
海が みえるよ
海が みえるから
砂浜に座って
雨が降るのを待っている
海に
海に
新緑に冴える風景の中に飛び込んで
心に積もった埃をぬぐうように
青い空のした
駆け出した
扉を開けようともがいた寒き日の記憶
心まで凍えそうになりながらも
残り火を絶やさ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日常
はじめ
自由詩
4*
07/5/14 5:26
漢字視
秋也
自由詩
0
07/5/14 4:19
miss Call you...
終
未詩・独白
2
07/5/14 2:08
鉄塔を登る幽霊
錯春
自由詩
6
07/5/14 2:05
全員透明三角ベース
楢山孝介
自由詩
3*
07/5/14 1:45
ロストジェネレーション2007
スリーピィ・...
自由詩
1
07/5/14 1:17
桃色の海
青色銀河団
未詩・独白
2
07/5/14 0:43
罰を受けるかのように
たりぽん(大...
自由詩
5
07/5/14 0:36
虹色の少年
服部 剛
自由詩
11*
07/5/14 0:25
終戦
Tsu-Yo
自由詩
13
07/5/14 0:21
98、無駄な夢 【むだなゆめ】
雨宮 之人
自由詩
1*
07/5/14 0:18
ジャングル・ボブ ☆
atsuch...
自由詩
6*
07/5/14 0:12
詩人の星☆
おるふぇ
自由詩
2
07/5/13 23:52
目覚め
倉持 雛
自由詩
6
07/5/13 23:18
存在意義
水平線
自由詩
1
07/5/13 23:09
真夜中の休日
小川 葉
自由詩
1*
07/5/13 23:04
暗闇の中に
叶多
自由詩
1*
07/5/13 22:41
白い鳥
weed &...
携帯写真+...
5*
07/5/13 22:41
なつとふゆのあいだ
R
自由詩
2
07/5/13 22:30
流れゆく
小太郎
自由詩
1
07/5/13 22:21
夕陽
mayaco
未詩・独白
3
07/5/13 22:10
笑ってて。
見崎 光
自由詩
7*
07/5/13 21:54
昭和六十二年四月一日
板谷みきょう
自由詩
6*
07/5/13 21:30
泣きながら完璧に
ロカニクス
自由詩
2
07/5/13 21:03
蜘蛛の糸
山中 烏流
自由詩
9*
07/5/13 21:03
夏を渡る橋
ぽえむ君
自由詩
10*
07/5/13 20:25
桜吹雪
服部 剛
自由詩
9
07/5/13 19:30
京都テレパシー
北大路京介
自由詩
5*
07/5/13 19:23
海
佐藤伊織
自由詩
4*
07/5/13 19:14
靡くカーテンと透明な気持ち
山崎 風雅
自由詩
7
07/5/13 18:54
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
加筆訂正:
98、無駄な夢 【むだなゆめ】
/
雨宮 之人
[07/5/14 0:18]
2007.03.28初出。
9.25sec.