仕事前
職場の便所に入り
男性用便器を見下ろすと
不健康な色をした
尿のしずくが
{ルビ斑模様=まだらもよう}で落ちていた
( ぼくの前に
( ここに立ったひとは ...
誰か
誰か
俺を
俺を
殺して
殺して
くれ
頼みます
やっちゃって
いいので
誰でもいいから
誰でもいい
...
僕と違う科に属するドラムあるいはギターの指先が何かを悟っ(軽勃起)ていたんだ
それでも廃れたデスロック歌うか成仏し損ねた哀しきロッカーの名残たち
華奢なボーカルの背中がライトで映し ...
女は消印を食べ続けた
消印を食べなければ生きていけなかった
医者には病気のようなものだと言われた
普通に届く郵便物だけでは
必要な量は満たせなかった
子供のころは
両親が女のために手紙を書 ...
たくさんの人が食事をしている
僕はテーブルの下で這い蹲って
様子を伺う
海の向こう側の食物が海のこっち
側の人の口に入っていく
・・・・なんておぞましい光景!
ムーミンのママだ ...
もっと寒くなれば人類絶滅す プールの温度計こすり続ける
指先のあれが食われる雲なのだ 小さいくもはみんな私だ
君の産む愛の結晶その産声ジョンと名づけたぼくのあやまち
夜、 ...
おつきさまの
うらから、とびでている
あんてなをねじまげて
ちきゅうのじゅうりょくから
にげだすじゅんび
えいせいきどうから
わくせいきどうへと、のりうつる
そのための
...
本屋で写真集を買って売り出し中のアイドルと握手した。
机の下で何度も掌をジーンズにこすりつけているのを目撃した。
私は負けない。
吉牛で奮発して卵をつけた。
おもいっきし卵の殻が入って ...
偽ることの
苦しさに
貴方は
気付いてくれますか?
いつも 微笑みを 絶やさず
そばにいるのは
偽りの 僕。
僕はデスクのパソコンで暇な時間割をつくっている、らしい
僕がこの暇な時間割をつくることによって
会社の誰か(例えばそこの古いプリンターの向こうに霞んで見える上司、とか)がいくらか満足し
会社 ...
ささやかなごく、日曜日
ファミリーレストランでアルバイトをしていたら
ひと組のささやかなカップルが入ってきた、
というどうでもいい話
は、詩にはならないだろうか
「いらっしゃいませ。何名 ...
道ばたに咲く美しい花を見て、
ああ、きれいね、
とだけ思えばいいのに、
なぜぼくはわざわざ、
その花をもぎとり、
家に持ち帰り、
花瓶にさし、
自分のものにしようとするのだろう。
...
白いシーツの隙間には、これから開けるプレゼントの包み紙をぺりぺりと破る興奮が存在する。まだ破られてもいず、包装紙がゴミにもなっていない。この白が汚されるなんて想像もできない可能性の、白。
白 ...
お母さんが人を殺した
お母さんでなく岡さんだった
それでもお母さんと呼んだ
遺灰を砂浜の砂に混ぜると
砂の数罪の数優しさの数
同じだと知った
位牌を抱えた人に伝えようと
見回そう ...
さよなら
引っかきキズ
小焼け夕焼け
ちっさな破裂
さよなら
くもり空まい散る
悲しみの水
黒い鳥まい過ぎる
さよなら
引っかきキズ
...
夕暮れに爪を切る
夜 爪を切ってはいけないよ と
いつか誰かに言われたから
冷たい風に
見上げれば
うすくうすく うすい空色
ほそくほそく 細い三日月
泣きたいほどに
...
きょうもあしたも
風に
こころは吹かれている
風の
ようなものに吹かれている
路上の塵
こころ
こころ
こころたち
夏へと影をたくわえる
...
昨日、上京する前に友達に言われたことを急に思い出した。
「お前さ、動物が好きやのに、獣医になるん」
『ベテリナリーアナトミー』は副教科書だから、別に購入する必要はなかった。特別価 ...
さわやかとはなにか
やさしいのは春か
掃除機のきゅいーんが
許してくれるなら
行けばいいのですよ
さみしくなんかない
お空の飛行機が
落ちてしまうのなら
苦しくはな ...
家畜向けに設計された、簡素なベッドルーム。
クローゼットには少女が監禁されている。実利的なW・Cとして。
*
片翼しかないヴィヨンの亡霊。1、2、3、4、5人目の復讐。
避難用の鉄梯子 ...
歌島さん宅の庭先で
タロが吠えます
夕暮れ時
表を飛び交う蝙蝠を一心に見つめ
かれこれ
吠え始めてから十分は経ったでしょうか
たまりかね
お向かいの河上さんが席 ...
君の声は
雑踏と春雨に 酷く良く似合う
その低く耳に優しく残る声色を 聴きながら
騒がしく行き交う人々の中で
曇天から静かに 降り注ぐ
糸のような 針のような
雨を見上げて
その至福 ...
彼女の言葉は静かな慟哭、
彼女の日記は静かな悲鳴、
突きつけられる、
突きつけられる、
ただ真っ直ぐにその痛みを、
想像するしかない痛みを、
痛みをフォークで突き刺して、
...
雨が降ると誰かが
迎えに来てくれるような
気持ちになります
傘を持っていないふりをして
しばらく軒下に立ってたら
偶然あなたはあらわれました
雨、ありがとう。
PUFFYのふたりは大好きさ もともと民生が好きだから
「すばらしい日々」を聴くならね ユニコーンのほうがオススメだよ
君が亜美ちゃんにメロメロやから
...
あとかたもなく
灰にするということだ
ひとりで
生きていくために
世界に
巣立ちをせよということだ
父を焼く
かたくなに
声を伝えぬおとがいを
持ち上げたなら
かさ ...
ぬるい風にたなびいた
四月の濃淡とくもり空
街にはみどりの幽霊が
夏への影を蓄えている
坂道を駅へと下る
君は春に近い夏に通う
バスに追い抜かれ
身を小さ ...
-episode?-
失敗ばかりでいつしか後輩にも先を越されて
二十年勤めた会社にも見捨てられた
明日からは一日の食事さえままにならない
ブランコに揺れながら涙を堪えた
未来が見え ...
頭が少々重く
風邪気味であったので
目覚まし時計をかけずに
ゆっくりと眠ることにした
そのままうっかり百年間眠ってしまった
百年後の人類は
ファッションや顔色が少しおかしくなっただ ...
吹き荒む風の音が
締め切りの部屋の隙間からやってくる
私は携帯を握り締めて
ゆっくりと貴方の言葉を反芻する
貴方の声は私をほっとさせる
貴方は私にどうして欲しいの
私は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「 といれの時間 」
服部 剛
自由詩
3
07/4/21 20:40
無責任な
ポンテク
自由詩
0
07/4/21 20:38
2007.4.21 軽音楽サークル新入生歓迎ライブにピッピ潜 ...
ピッピ
短歌
4
07/4/21 20:34
愛称
たもつ
自由詩
16
07/4/21 20:33
嘔吐
ねろ
未詩・独白
4*
07/4/21 20:11
止まれ!!
ピッピ
短歌
7
07/4/21 20:10
うちゅーゆーえい
山中 烏流
自由詩
5*
07/4/21 20:09
私は負けない。
もののあはれ
自由詩
31*
07/4/21 20:02
らぃあー×らぃあー
李伍 翔
携帯写真+...
3
07/4/21 19:45
暇な時間割
チグトセ
自由詩
6*
07/4/21 19:07
ファミリーレストラン
〃
自由詩
6*
07/4/21 18:25
花、さようなら
小川 葉
自由詩
4*
07/4/21 18:21
白という色の可能性について
猫のひたい撫...
散文(批評...
0
07/4/21 17:54
優しさ
ロカニクス
自由詩
2
07/4/21 17:53
さよなら
吉岡ペペロ
自由詩
6
07/4/21 17:17
三日月
さち
自由詩
9*
07/4/21 17:10
こころたち
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/4/21 16:42
‐突きつけられたのはメスではなく‐
士狼(銀)
未詩・独白
8*
07/4/21 16:29
薄情娘
蔦谷たつや
自由詩
11*
07/4/21 16:05
抒情の擁護
んなこたーな...
自由詩
1
07/4/21 15:54
タロは吠えます
川口 掌
自由詩
9*
07/4/21 15:52
君の声は
ウデラコウ
自由詩
3*
07/4/21 15:49
[ 嗚咽 ]
渕崎。
自由詩
0
07/4/21 14:52
雨
小川 葉
自由詩
10*
07/4/21 14:30
Puffyと君と僕の関係
北大路京介
自由詩
6*
07/4/21 13:44
明日に咲く花
uminek...
自由詩
12*
07/4/21 13:31
春に近い夏に通う
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/4/21 13:25
それでも
1486 1...
自由詩
9*
07/4/21 12:49
春眠
楢山孝介
自由詩
13*
07/4/21 11:31
風の音
茉莉香
自由詩
4
07/4/21 11:24
5582
5583
5584
5585
5586
5587
5588
5589
5590
5591
5592
5593
5594
5595
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
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6.18sec.