新幹線は満員だった
連結部分に立っていた
勝手にひとりになっていた
それは俺が
うそで塗り固めた日々だから
性善説がほんとだろうな
だからうそがしんどくなるんだ
...
何ひとつ
うまくいかない
そんな日常の中に
見つけたもの
探して探して
暗い夜道をひとり
歩いて歩いて
やっと
出会えた
君との日々を
宝物にしたいから
...
日曜日
午後8時42分発の
のぞみ
六月の夜をゆく
後悔は
じぶんを守る
言い訳にすりかわって
胸に貼りついた
この寂しさの正体は
なんなのだろう ...
ぼくはひとから無力だといわれたので
無力をぶきにしてみました
みんなが笑いました
無力をぶきにすると
ひとを笑わせられることをしりました
神さまありがとう
ぼくにともだちをくれて
あ、 ...
道路に
白い羽根
一枚 落ちていた
こんなところに
鳥がいるのかな
空を見上げた
これは
天使の羽根だと思った
『おはよう』と
交わす言葉に
込み上げる
今日の愛しさ
噛み締め生きる
『また明日』
あると信じて
別れてく
沸き上がりくる
寂しさ隠し
果てしないと儚いの違いが
正直あまり分からない
息を覚えた頃
気付いた
ここにいるべきではない
ではどこへいくのか
どこへいこう
さしあたり
感動したい
ある日感動のあま ...
目が覚めたら朝が来ました
目が覚めても朝が来ました
昨日と同じ今日が怖いので
今日と違う明日が恐ろしいので
僕はバリアを張って僕を弾いてしまいます
僕らはオーラを発して僕らを放してし ...
ためらはず さしかけられて傘に入り
片身ぬらせし君が気になる
足悪き子雀来たり 今朝もまた
待つ身となりて エサをまきたり
枯葉踏む犬の{ルビ足音=あおと}はリズミカル
夕づく公園を ...
火種が落ちたキャスターを
未練たらしくまだ指先で挟んでいる
甘ったるい味と匂いも
灰のそれしか残っていないと
上手く出来た脳ミソは分かっている
でも、ついつい確かめてしまう
そろそろ捨 ...
あの人が誰かにライターをあげたせいで
私はあの人にライターを奪われた
だから今、私は
見知らぬ人に声を掛ける羽目に陥る
「火貸して貰えますか?」なんて
私は自分を娼婦のように思うのです
...
我が北大路家は 代々 京都守護の仕事をしている
昔 空海が張ったとされる結界を 現在は父が張りつづけてる
私も中2の頃から仕事を手伝い始めている
結界の保守・管理などが主な業務
...
好きな人には、恋人がいました。
可愛くて、イイコな、私の親友です。
だから、
悲しいけど、つらいけど、苦しいけど、
…泣いてしまうけど。
二人の、恋を、祝福したいと、思います。
そんな思 ...
“信”故に盲目なれば
“信”故に死すとも
構わぬか?
そう言わしめるのは
己が陶酔
陶酔こそが
己の“信”
愚かなり
他者に故問うは
愚か ...
Castelles "Heavenly Father" (1955)にのせて
しずかな夜が
狙撃手の黒い手袋を脱ぐと
映写機はひとりでに回りはじめる
そのときお ...
この度は当社の製品をお買い上げまことにありがとうございます
つきましては、使用上の注意についてお知らせいたします
この製品は防水仕様となっておりますが
長時間に渡っての水中への放置等はおやめ ...
夏至も間近
積もると
真っ黒になる雪を想像してみる
アルベドはゼロ
全ての波長を吸収し
構造色もなく
黒体放射は
あれは温度だから関係ないか
ああ、ちっちゃなブラックホールみたいだね
...
夢染める 折々の日々 同じ時 流れ流れて どこどこ憩う
日記にて 徒々なる日 綴りては 積み重なりし 笑顔と涙
ご機嫌に 口笛吹けば 飛んでくよ 茜の空に あの日の迷い
...
テレビの中のぬいぐるみ
パンダの格好で喋ってる
テレビの外の馬鹿野郎
ピエロの格好で笑ってる
テレビの中の愚か者
農夫の格好で泣いている
テレビの外の恥知らず
石榴の格好でキ ...
★手をかざさしても月は昇るから、また歩きなさい
傘がないときは、雨にふるえなさい
誰も知らない愛に気づいたときは
目を閉じなさい
「鳥の歌」の巻頭はこの詩句で始まる「星屑と花束と人々を ...
夏の夜空に輝く星の中に
刹那に煌く
流れ星
煌きは夏の夜空に
消えてなくなり
消え去った後は
人の記憶の中を
ぐるぐる回り
消えあせることなく
きらきらと流れ続ける
大切に使ってほしいからと
単純な直方体ではなく
いろいろな形の消しゴムが
たくさん作られた
なるべく人気のある人形や
自動車や食べ物など
色や匂いも工夫されていた
開発が開発を繋げ
本 ...
夫の背中には口がある。
だから夫は、
背中を向いて、
わたしにしゃべる。
夫の丸い背中はいつも白いワイシャツに包まれている。
背中は、
わたしがご飯です ...
てばなしても
いいものをもっていて
届かない
雨あがり
ガラスむこうのひかりへ
わずかに
手、添わせば
ペンチで噛んで ニッパーで切って もう有り触れたもんじゃ感じない
ベンチで病んで アッパーで飛んで 減るだけの生命引きずるだけ
洋燈で照らす 暗いサラダ 調教えられてないことを探す
汚れきっ ...
悲しみの中でしか人は
本当に出会わないのだとすれば
これほどの奇跡はない
眩しさの中で大事なものを見失い
愚かにも己の力と過信する時
太陽の下
多くのものを焼き尽くしてすべて失う
...
ユラリ ユラ
波間に揉まれてたゆたって
いつのまにやら
フワリ フワ
骨抜き薄皮
海の月
目一杯からだを広げて
空の月 を
自分のお腹に映しこんで
...
突然の激しい雨に言葉切り
雨戸を閉めた君の白腕
さぁさぁと静寂の中に衣擦れと
息遣いのみ聞いている午後
まだ止まぬ長雨の中見送られ
しぐれ柳をくぐりて走る
偏狭きわまる
愚か者
精々逃げろ
愚か者
私が造った
この銃で
嗚呼、さらばだ
愚か者
小さな小さな獣達
辟易するのか
愚か者
精々喚け
愚 ...
金木犀が香っていました
東京に重くのしかかる雲が
甘くかんだ乳首にみえた
なんど壊してもなんど壊しても
修復しようとするのはいつも
あなたのほうで
わたしはいつも恐いよといって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとりであること
吉岡ペペロ
自由詩
0
07/6/11 21:52
ハヤテ ココロ
和森朱希
自由詩
4
07/6/11 21:51
六月の夜をゆく
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/6/11 21:50
ケレド
アマル・シャ...
自由詩
3*
07/6/11 21:15
天使の羽根ひろいました
Lucy.M...
自由詩
3*
07/6/11 21:08
あいさつ
秋桜
短歌
7*
07/6/11 21:01
創作する訣
ロカニクス
自由詩
5
07/6/11 20:49
ピエロ。
もののあはれ
自由詩
14*
07/6/11 20:46
15P 「短歌2」より
むさこ
短歌
5*
07/6/11 20:02
キャスター(ワンカートン)
太陽の獣
自由詩
1*
07/6/11 19:13
その火は点かない
小松 Ann...
未詩・独白
1
07/6/11 19:08
京都守護
北大路京介
未詩・独白
14*
07/6/11 19:07
初めて失恋をしました。
愛心
携帯写真+...
4*
07/6/11 18:37
★信★
森川仁
自由詩
1
07/6/11 16:46
ある日
んなこたーな...
自由詩
0
07/6/11 16:32
使用上の注意
柚木
自由詩
6
07/6/11 15:48
暗黒の六華
小池房枝
自由詩
7*
07/6/11 15:31
ありがとうの六首
おるふぇ
短歌
6
07/6/11 15:17
テレビウォッチャー
kei99
自由詩
2
07/6/11 14:48
「鳥の歌」原田将を読んで
生田 稔
散文(批評...
1
07/6/11 14:45
流れ星
OLGA
自由詩
1
07/6/11 14:24
大切な消しゴム
ぽえむ君
自由詩
5*
07/6/11 14:20
「 夫の背中。 」
PULL.
自由詩
4*
07/6/11 14:12
想撮空間「手」リアリズム
紀茉莉
携帯写真+...
3
07/6/11 14:03
ペンチ
北大路京介
自由詩
8*
07/6/11 13:17
美しい人
アマル・シャ...
自由詩
6
07/6/11 13:14
become jelly
萌歌
自由詩
1*
07/6/11 12:57
しぐれた日
いまいまい
短歌
7*
07/6/11 12:57
神が狩り
殿様が得る
自由詩
1
07/6/11 12:56
おっぱい
a.u.i.
自由詩
0
07/6/11 12:33
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
加筆訂正:
ぎんいろ
/
恋月 ぴの
[07/6/11 17:20]
ちょこっと訂正
6.26sec.