街燈の光から
裸にされた
月世界のモノローグ
夜の哀しみの
ねぐらを見据え
月光に混じりあう
葬列を往けば
緩和されゆく
視界のほつれ
伏した肩肱は
硝子の時計を踏 ...
落ちていた
ふちのない穴のなかを
空は役割を捨てたらしい
光はボレロに合わせてゆるゆる回り
白い猿たちは「 」の頭を転がして遊んでいる
飽きてしまうと時計の針を集め出した
君の手の ...
だいたいポイントもらうために詩を投稿するってのがまず本末転倒だし、
ましてやポイントのために詩を書くなんて言ったら
それこそ何考えてるのか全然わからん。
つかさぁ、こんな小さな限定された場所 ...
ああ あれは三回目の宇宙が年老い
エントロピーが増大して
輝く 銀河さえ少なく
全てが けだるい
灰色に覆われようとしていた・・・
二回目の時も同じだったのだろう
宇宙銀河団連盟 ...
白い夜は
月がミエナイから
泣く事はデキナイの
優しくても
泣けない事は
とてもツライから
ワタシは堕ちていく
黒い夜へ
悲しくても
ヒト ...
外した眼鏡でランボー全詩集を退ける
シャワーを浴びた後髪を乾かさないでベッドに横になる
ボディーソープとシャンプーの香りが順番に香ってくる
おでこに滴が落ちて眉毛の上をカーブして流れてい ...
遠く、遠く、遠いところへ
大げさな荷物、{ルビ背負=しょ}って
これから俺は旅に出る
夜明けと共に旅に出る
目の前に、道があるから
信じて、明日を、夢見て、
歩き続けるだろう、俺は
...
毎日絶え間ない頭痛で
世界に膜が張り歪む
堕ちた先に在る温もりは
紛れもない僕のもの
布団に包まって溜息
じわり拡がる体温だけで
幸福を孕んでいるかのよう
今日も生きている
続 ...
鏡を覗いたら
頭に白い糸がくっついてた
頭だけじゃなくて
手首にも足首にもくっついてた
どうやら上からさがってるみたい
それで上を見てみたら
大きな私がいた
...
モデル崩れで夢遊病持ちのレイナは
月も眠りについた真夏の夜に
四角い空に星を張り付けて回っている
いつか自分も星になれると信じていたけれど
最近は慎ましい結婚に憧れたりもする
プロボクサ ...
この世で一番尊い想いが
醜悪であったとしても構わない
と 言われた事は
私の一生分の涙を掬っていった
美しいものに惹かれる気持ちが綻んでしまったら
もう二進も三進もいかなくて
...
彼女は朝からずっと「思想」をこねたり、伸ばしたり、丸めたりしている。
僕は寝巻き姿のままで、その姿をビールを飲みながらずっと見ている。彼女が試行錯誤している姿を見るのは僕の週末の一つの過ごし方 ...
みずたまりにおとした
あなたがくれたとけいの
ゆらしたわたしのめと
ちいさなきおく
やわらかにかさなる
みどりのそら
あなたをまった
こもれびのないひはずっと
わたしのかさを
...
秘密は機密情報の様に隠されてる
密約し迂回する
そこに何かあるってだけで
通り過ぎるんだ
嗚呼いいかい?
俺には俺を象ってくれる先人達の意思がある
でもまだ足りないんだ
...
風叩き髪が無人の背をなぜる{ルビ来る=きたる}夏にわれ独りのみ
体育座りしたガンダムが、淋しそうに夕陽を眺めています。
(((ぼくの時代は終わったんだ)))
昨日、いつものコンビニで、
ポリッシャーをかけながら、床をピカピカにして、
レジし ...
新しい恋をして
それを育てるのに私は
背伸びを必要とするだろうか
それだけ手放したくないあなた
あなたはよく私に
「どこが好き?」
と聞くけど
そんな事聞いてくる
無邪気な気持 ...
お前が何ものだと言うのでここにいるのか
お前は何ものだと言うのでここにいるのか
お前は何ものだと言うのでここにいるのか
...
目覚まし消して20分二度寝
軽くヤバス
やばいけど煙草を吸う
そしてなぜかいつもより丹念に今日着ていくニッカのコーディネートを選んだりする
少しうんこが出そうなのでうんこをする
マ ...
暗がりで息してる
変なのが動いてる
もぞもぞとしてたから
こわごわと近づいた
試しにつついてみたら
ぶわんって起き上がった
びっくりして腰抜けた
まだぷるるんとしていた
ファンキーなあ ...
あの人が、幸せそうだった。
ううん。
幸せなんだ。
僕はまだまだ一人だけど。
何だか、許された気がしたんだ。
少し、ほんの少しだけど。
心に憂いを
(少し青くして)
憂いに水を
(青は淡い水色に)
その中に安らぎを
(侵食されない)
個は個として色を持つ
(華が足りないね?)
ありったけ ...
かれたちは恋人たち
けっこんしてない恋人たち
あれはなんという現象なのだろう
人生得意時とでも言えばいいのか
日時計のまわりを
夜歩いていても
ロマンチックな
...
2007/05/16
キンモクセイ
ギンモクセイ
火星の顔した
みどりいろの
緑の花の下の
地球にはない
美しすぎる色
きんもくせい
ぎんもくせい
春に咲 ...
† 僕は夢を魅る。
遠く・・・遠く・・・。
僕は鳥に成りたくて
見えない翼を羽ばたかせる。
広い、雲一つ無い青天を仰ぎ、 ...
今朝は何回鏡を覗いた?
ボクは何時もの様に髪を梳いている。
幾度と無く見飽きた顔がボクを見据える。
ふとしたら壊してしまいそうになる、不服そうな面。
...
私が孤独であることについて
私はいく度も神に訴えた
神に信頼し
愛すべき人を愛し
忍耐を学んだ
緑の憩いの水際に導いていただけるように
期待し
祈り
信じ
語らった
しかし
...
先刻から、あたくしの周りだけが酷く煩いのです。
辺りには誰も居る筈のない廃墟。
季節はもう冬。刻は午前三時だと云うのに・・・
誰かが耳許で囁く ...
携帯はコンパクトに似ている
電車のなかで
そして街角にたたずみ
見つめる先に映っているのは
わたしであったり
わたしの知らないわたしだったり
お気に入りに登録した
サイトを巡る
...
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感
夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い
それから横 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
葬列
たね。
自由詩
12*
07/5/17 11:13
葉月葉
氷水蒸流
自由詩
7
07/5/17 10:59
ポイントポイントうっせぇなぁ。
いとう
散文(批評...
20+*
07/5/17 9:56
宇宙開闢のォNyan!
アハウ
自由詩
2
07/5/17 9:19
黒い夜と白い月
優飛
自由詩
4*
07/5/17 6:40
春へGO!
はじめ
自由詩
7*
07/5/17 5:24
100、その形 【そのかたち】
雨宮 之人
自由詩
1*
07/5/17 3:49
頭痛
AKiHiC...
自由詩
3
07/5/17 2:52
一人芝居
麻生ゆり
自由詩
11+*
07/5/17 2:15
太陽を待ってる
快晴
自由詩
9*
07/5/17 2:07
愛すべきは月曜日の奇人
藤原有絵
自由詩
4*
07/5/17 2:05
【小説】彼女の「思想」とサンドウィッチ
なかがわひろ...
散文(批評...
2*
07/5/17 1:50
trefoils
高橋良幸
自由詩
9*
07/5/17 1:48
Truth covered
maynar...
自由詩
2
07/5/17 1:29
孤独なライダー、ただし自転車。
ゼロスケ
短歌
1
07/5/17 1:11
プロパガンダム
ひろっち
自由詩
6*
07/5/17 1:00
23歳後半の恋
saya
自由詩
2
07/5/17 0:58
背中のブツブツ
初代ドリンク...
自由詩
3*
07/5/17 0:30
マイミク募集中
馬野ミキ
散文(批評...
18*
07/5/17 0:24
セカンドラヴ
おるふぇ
自由詩
5
07/5/17 0:11
いっぽ、いっぽ。
狠志
自由詩
5
07/5/16 23:46
安らぎに
狗の骨
自由詩
1
07/5/16 23:38
恋人たち
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/5/16 23:33
花の星
あおば
自由詩
7*
07/5/16 23:21
夢想
ユキムラ
自由詩
0
07/5/16 23:21
箱庭の少年
〃
自由詩
0
07/5/16 23:20
孤独についての神との対話
けんご
自由詩
1*
07/5/16 23:17
導く、声
ユキムラ
自由詩
1*
07/5/16 23:14
け
恋月 ぴの
自由詩
33*
07/5/16 23:10
Déjà vu
麻生ゆり
自由詩
7*
07/5/16 22:59
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
5562
加筆訂正:
ポイントポイントうっせぇなぁ。
/
いとう
[07/5/17 10:21]
一行追加。
100、その形 【そのかたち】
/
雨宮 之人
[07/5/17 3:50]
2007.03.31初出。お付き合いありがとうございました。
8.82sec.