世の中との違和感に照準せよ
人々が称え 人々が愛するものに
腐臭を感じ取る己の感覚に照準せよ
受容と癒しが蔓延するこの時代に
もう一人 人知れず共感の群れに加わったところで
それ ...
きのう
蒔かれた種が
もう 発芽へ発芽へと
夏が至るまでのあいだ
止まらない
エスカレーターの列は長く
せめて みどり色を思い浮かべる
わたしとは
違う人たちに前と後を
挟まれて ...
昔より恋は繰り返すものだから {ルビ亦心=またこころ}が {ルビ亦心=またこころ}を
闇歌を綴る理由は歳じゃなく経験からの諦めた傷
偽りを誠に変えて誤魔化して逃 ...
辿る旅路の道端に
思い出の花が咲いていた。
幸せに咲いた花は枯れ
苦さにつけた蕾が揺れていた。
“幼さを悔いても、道は繋がらない”
本能的に身に付けていく術は
美しいばかりに溶 ...
100億のおっぱいを揉んだら今すぐに
立派になれるかな今までよりずっと
微乳が巨乳になる
貧乳が品乳になる
おっぱいの裏側で本当が言えるかな
下手な手術はすぐバレて
後ろ指さされちゃう ...
気が付けば いつも
私を独占する 貴方がいます
無意識に なぜか
貴方を探す 私がいます
素知らぬ顔で いつでも
私を拐う 貴方がいます
ひとりよがりに 時に
ひどく落ち込んだ ...
もしもし、オレだよ。
3年前、心地よい概念に吸い込まれたオレだよ。
ほら、何でも二律背反にしてしまうオレだよ。
大変なことになったんだよ。
是非、振込んでほしい。
もしもし、オレだよ。
...
新緑はリビングの奥まで染みこみ
薫風はねこぜとうなじを舐めまわす
梅雨入り前
日向と日陰がくっきりと区分された
広場では
...
四.五畳間
小さな巣穴
軟体生物になりきる
私はクラゲである
私は蛸である
なんでもいい
骨のない生き物になる
なんせ軟体生物ですから
背筋はしゃっきりでき ...
コンビニにスキー客がやってきて
ハーゲンダッツに入ってスキーをはじめた
私はそのハーゲンダッツを買い
息子と一緒にスポーツショップで
スキー用具を一式買った
スキーウエアに着替えていると
...
弟はいつの間にか
僕の背を追い越していた
身長をたずねると
三メートル五十七センチ
と言って悲しそうにうつむく
明日になれば
弟は遠いところに連れて行かれる
多分頭のてっぺんも見えないく ...
穏やかなニュースが部屋中に流れる
?英雄さんが殺害されました?
悪くない話しだ
英雄がいらなくなった訳だから
いざと言う時
頼りになるのは英雄よりもお隣さん
仲良くしとかなくち ...
一度で良いから
真珠の館に住んでみたい
というのは
我が家の小さな家蜘蛛が
梅雨時になると決まって呟く言葉だ
『真珠の館』
漂白された空から降ってくる雨粒は
...
寄り掛かる
相手が欲しい
ちょっと
そう思った
独り が
最近 つらいんだ
誰か
手を
握って
「大丈夫だよ」
と
お願い
...
台湾坊主荒れ狂ふニュース報ぜらる
吾家の前に鳩は遊ぶに
しきたりに鰯匂はせ豆まきて
平和を祈り節分祝ふ
待望の雨はほこりの匂いまで
室に運びて心和めり
みがきゆく茶碗の白さに ...
したたる、
水のひびきのなかに、私の声があ
ります。暗いこころのままで死ん
で幽霊となった私のとうめいな喉。
ぬれながら、だえきもでないほど
にかわいてし ...
今、会いたい人がいます
否、ずっと会いたい人がいます
会えない時間が
愛、育てるのさ
と言う流行歌が
昔あったけど
これは
会えると言う確約があるから
成り立つもので
...
振り返ったら
影法師しか
あなたの名残は落ちていなかった
雷雨が滑りこむ昼下がり
四角い白い箱の中
些細なことで
笑う
二匹の赤い鈴
あの日
パスタの蝶々結びが
{ ...
窓辺で育てられた月光の花は
子どもが{ルビ手折=たお}ってしまわぬよう
朝日に昇華してゆくのです
夜になればまた蕾開く
葉が雨に濡れているのなら
月が涙を落 ...
かけ足に過ぎなかった
いまでもそれは
よくみえる
ほろにがい
夕暮れの日を
燃え尽くすには
まだ早い
わからないほどに
からまり続けて
いるからね
...
例えば僕が死んだなら
あの娘はどんな顔するだろう
例えば僕が死んだなら
あの人はどう思うだろう
例えば僕が死んだなら
あいつは喜ぶだろうか
例えば僕が死んだなら
あの娘は泣い ...
ある日、一人の姦淫殺しがいたから、おれたちの仲間だった存在の一人が、遺体になっていた。
結果、破廉恥罪で躁鬱を経験した者だと思ったので、おれはその”人間”に何か語りかけた。
ぐああーお1
ぐああ ...
【歌】――物語 歌(物語を背景に創作されたもの)
――時人の歌(童謡・謡歌などの社会的歌謡)
――独立歌謡(民謡・芸謡・宮廷歌謡)が物語に結合しているもの
----------- ...
じいさんの手
畑仕事に追われて
ごわごわしたごつい手
悪さして殴られると痛い
じいさんの手
病気にかかって
しわしわした柔らかな手
悪さして殴られても痛くない
じいさんの手
...
ブラのホックを留めるのはうまいぜ
外すのはもっと得意だがね
心の掛け違いばかりだがお前とは
フロントはいけない
俺にはけっして留められない
白い谷間を見かけたら
男ならば誰でもそうさ
...
くさまくら
わがたびのほど
さきゆかむ
なみだしながる
いにしへのかは
コトバを上手く言おうとすると、
きっと下手になってしまう。
コトバを綺麗に言おうとすると、
きっと汚くなってしまう。
コトバを書こうとすると、
きっと途中で変わってしまう。
コ ...
雨に濡れてる紫陽花の
赤が濃くなるその花に
ほのかに光る銀の雨
一つ一つの音を聞く
そこには時が動いてる
膨らみながら進んでる
雫に溜まるその詩は
紫陽花の詩
風に吹かれる紫陽 ...
気付いてみれば
そうか、俺たちは流浪しているのか
街の名前は今
4度変わって、新しくなった
帰る場所があるだけで
何度も境界線をまたいで
風に吹かれなくても、俺たちは
根無しヨモギの ...
2007/06/12
クロッカス畑に
クロッキーを植えて
クロッキー、クロッキーと囃し立て
引き籠もったクロッカスのお人形の綽名は
誰が付けたのか付けら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一人で孤独に開花せよ
いねむり猫
自由詩
4*
07/6/12 22:47
播種期
南 広一
自由詩
3
07/6/12 22:39
kokoro
十六夜
短歌
1
07/6/12 22:37
『アルバム』
見崎 光
携帯写真+...
5*
07/6/12 22:34
おっぱい
虹村 凌
自由詩
3*
07/6/12 22:19
恋
見崎 光
自由詩
1*
07/6/12 22:18
現在は細部を足蹴にして
ブルース瀬戸...
自由詩
9*
07/6/12 22:16
ささやかな祝典
信天翁
自由詩
3
07/6/12 21:57
休日独言
赤月 要
自由詩
3
07/6/12 21:53
ハーゲンダッツ
小川 葉
自由詩
1*
07/6/12 21:48
てっぺん
たもつ
自由詩
14
07/6/12 21:21
ヒーローに殺害本能
酸素の枷
自由詩
4*
07/6/12 20:53
真珠の館
蒸発王
自由詩
8
07/6/12 20:30
【 無 題 】
李伍 翔
未詩・独白
2*
07/6/12 20:25
16P 「短歌2」より
むさこ
短歌
5*
07/6/12 18:22
したたる、
岡部淳太郎
自由詩
23*
07/6/12 18:15
*会いたい*
かおる
自由詩
10*
07/6/12 18:08
創書日和「窓」 さよなら
士狼(銀)
自由詩
11*
07/6/12 18:01
MOONLIGHT
灯和
自由詩
4*
07/6/12 17:59
夕焼け
千波 一也
自由詩
17*
07/6/12 17:54
例えば僕が死んだなら
kei99
自由詩
1
07/6/12 17:41
彼
奥津 強
自由詩
0
07/6/12 17:35
古代歌謡と現代詩フォーラム
紀茉莉
散文(批評...
1
07/6/12 17:26
じいさん
eris
自由詩
4*
07/6/12 15:10
よし、次は下着の歌だ
アマル・シャ...
自由詩
7*
07/6/12 14:57
くさまくら
殿様が得る
短歌
0
07/6/12 14:38
想いコトバ。
狠志
自由詩
5
07/6/12 14:19
紫陽花の詩
ぽえむ君
自由詩
10*
07/6/12 13:12
ブルー・ブルー・ブルー
雨宮 之人
自由詩
1*
07/6/12 12:51
クロッキー
あおば
自由詩
13*
07/6/12 12:48
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
5560
5561
加筆訂正:
ピース
/
松本 涼
[07/6/12 18:28]
ちょっと直しました。
ブルー・ブルー・ブルー
/
雨宮 之人
[07/6/12 12:52]
2007年06月12日初出。
6.31sec.