あれから 三つ歳をとって 僕らは再会した。
彼女は 相変わらず綺麗で
その横顔は 昔のまま優しかった。
君は突然 僕の手を握り締め
その手を開いたかと思うと ...
君のことを想い
涙したり 笑ったり
君のことを考え
悩んだり 妄想したり
君がいるだけで
僕の頭の中は いつも フル回転で
君という存在が
僕にとって とて ...
自転車を押しながら
二人で歩く 夕焼け帰り道
家までの道
ゆっくりゆっくり
二人の歩幅
ゆっくりゆっくり
二人の時間
一秒でも長く 一緒に居たい ...
だだっ広い公園で
私は男の笑顔に手を突っ込む
零れるほどの濃度の渦が
ゆらり くらり
と囁き合う
紙風船が空高く飛ぶ
くしゃり くわり
私の手は一瞬の間で
木々をすり抜け
プ ...
黒い塊が空を支配し
重たい空から大粒の雨が降る
木々の葉を叩き落すその雨の中で
青空を見つけた
晴れている日なら
青空は当たり前だけれど
今は
幸せを見つけたような気がする
い ...
眼鏡が曇って
それがなんだか気持ち良くて
梅雨っていいものかもしれないなんて
思ったりして
ふざけあいすぎて
ほころんだ気持ちを
梅雨の雨は優しく包み込んで
梅雨 ...
踏み出す、さいしょの瞬間がなによりむずかしいもの。
迷って悩んで、スタート地点までをぐるぐると巡回する。
いまだ進めないでいるのは、何かが不足しているから。
...
早昼やパンと葡萄酒青菜添え
降りしきる巣篭り鳩の安否しる
資本論面白訳を思いつく
今月も 流れていった
わたしの 体の中にいた
ちっちゃな ちっちゃな
星たちが
わたしは あなたを この眼で
みることも できなかった
この手でふれることも できなかった
抱 ...
*プラットフォームから
色とりどりの屋根が遠く連なって
その上を目を細めてなめて
果てに一本の灯台を見つけて喘ぐ
夕刻でも陽は照りつけて
灯台は
小さく真っ白に
発光して ...
露西亜の冬は寒い 飛んでる鳥も凍って落ちる
プーチンの朝ごはんは 赤いスープ ボルシチ
きっとアメリカ人の血 きっとアメリカ人の血
赤いスープ ボルシチ きっとアメリカ人 ...
買わなければいけないものがあるのに
あなたはまた、あなたに似たものを買ってしまう
部屋はあなたに似たもので満たされていく
あなたに似たもののほとんどはいらないものなので
あなたに似たものがなく ...
最近「時」「持」も「詩」と よく読み間違えちゃう
まさか アフロとアムロを読み間違えて こんな おおごとになるとは・・・
きみがガンダムファン いやガンダムヲタだから アムロだと思っちゃっ ...
実際に殺したのはお前の手紙だった
その朝に訪れたのは確実な天使だ
「なっちゃん、死んでから寝言は言ってね♪」
ラジャ
街灯で
ところどころ熱病だ
この道では
駐車場まで
浮かされて
君 という名前を僕しか知らなくて
僕の名前も君しか知らないだろう
それが夜の景色の中で
電柱の隙間で影を重ねている ...
雨音に目を覚まし
あまり親切ではない時計に目をやる
猫があくびしこっちを振り向いた
あぁ
無力の僕にも今日は訪れてくれた
あぁ
嘆くのは自由だよね
...
遠く見えていたはずの あれは
きみの思い
いつも 通り過ぎてゆく 雲のようだね
ひくく香りは 風の帆を駆け上がり
瞑っているもやの巣の中
はやく運ばないと
息を つのらせてしまうから
どこかに隠れていた
泡の綿帽子が
ささやきを運んでいく
戦いで戦いの無い世の中を得ようとしても得られるはず無く
行き先は極楽浄土と信じきり桜のように散り逝く戦友
生きる意味捜し求めて死ぬ意味を押し付けられた彼等儚く
...
夜の川
仄かに光り
飛び交うは
源氏と名の付く
儚き命
螢火を
頼りに歩く
夜の道
昔の空を
心に浮かべ
月は照る
遥かな空から
地の果てへ
星は ...
ヒタ ヒタ ヒタ
鋭く光る闇に向かい
どこへ行こうとしているのか
色様々な刃の絡み合う音
道化には耳も目も口も
痛みという感覚さえ鈍くなっている
そうして息だけが
...
いま ここ いる
細部はどこまでも精緻
瞬間 空間 存在
断片は晴れ上がるほど精巧
全体
それは掴みどころなく
霞を食べているよう
仙人ではないけれど
...
幸福になりたい
そして、はっとする
幸福ってなんだ
いまは幸福じゃないのか
だれもがよく思う
そんなことを思い歩いている
夜も
涼しくはなくなった
...
涙の数だけ
一歩進めてる
そう信じなきゃ
生きていけない
同じのことの繰り返しでも
前のときよりは
少し
マシになっているはず
いつまで
続くかわからないスパイラル
で ...
そわそわするから安定剤(クスリ)を飲むの。
安定剤(クスリ)が無いから食料を流し込むの。
お金が無いから刃物で自らを傷付けるの。
切っても切っても落ち着かないの。
如何してあたしは無駄に呼吸を ...
僕の鼻は齧り取られて
どこかに行ってしまった
僕は自分の鼻の形がとても嫌いだったから
無くなって少しほっとしながら
ひりひりする鼻のあった部分を撫でた
いいにおいや
おいし ...
一つコトバを紡ぐ度、少女は一つ、溜メ息ヲ洩ラス
一つコトバを紡ぐ度、少女は一つ、瞳ヲ閉ヂル
一つ言葉を紡ぐ度、少女は一つ、無力サヲ知ル
...
英雄だった人、すなわち、かつての歓喜と狂乱の主人公
敗北に埋没する時間は、ただ、去ってゆく
今は、呼吸するためだけの遺骸
怒りと憎悪は、喜びと悲しみすら、その記憶からは消えている
...
死刑になることは分かっていたので
僕は宣告されてもそれほど驚くことはなかった
それよりも頭の禿げ上がった裁判長が
息を荒げて僕を叱責する様がおかしくて
僕は吹き出しそうになるのを
...
ジョセフィン博士からの手紙
一緒に暮らさないかと
絵画の中での潜水をやめ
あの部屋を飛び出した
久しぶりの空は眩しく
新鮮な空気は21世紀
ジョセフィン博士と再会した
友人として感謝 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
年上の彼女。
空 春色
自由詩
1*
07/6/14 14:02
愛しき人へ。
〃
自由詩
3*
07/6/14 13:59
僕は右、彼女は左に。
〃
自由詩
3*
07/6/14 13:58
笑顔
たけ いたけ
自由詩
5
07/6/14 12:41
雨の中の青空
ぽえむ君
自由詩
13*
07/6/14 11:59
もっと降れ
山崎 風雅
自由詩
2*
07/6/14 11:30
はじめのだいいっぽ
詠乃
自由詩
2
07/6/14 11:28
あめあめふれふれ
生田 稔
川柳
2*
07/6/14 11:11
流れ星〜生まれ出ることの出来なかったいのちたちへ〜
池中茉莉花
自由詩
3*
07/6/14 10:05
初夏の
水町綜助
自由詩
10*
07/6/14 9:40
プーチン ウラー ウラー
北大路京介
自由詩
6*
07/6/14 9:34
無数のあなた
たもつ
自由詩
16
07/6/14 9:12
ピンクのドンペリニヨン
北大路京介
未詩・独白
6*
07/6/14 8:56
神よ Ⅲ
那津
自由詩
3
07/6/14 8:44
街灯
水町綜助
自由詩
10*
07/6/14 8:28
雨音
山崎 風雅
自由詩
4*
07/6/14 8:15
ごらん
ひより
自由詩
8*
07/6/14 7:40
告白
砂木
自由詩
14*
07/6/14 7:16
WAR
十六夜
短歌
3+
07/6/14 7:07
螢
秋桜
短歌
8+*
07/6/14 5:55
大人道化
doon
自由詩
1
07/6/14 5:05
サイコロを振る悪魔の掌
紫音
自由詩
0*
07/6/14 4:17
幸福
吉岡ペペロ
自由詩
6
07/6/14 4:00
スパイラル
海月まりも
自由詩
0
07/6/14 3:31
自己満足
ユキムラ
自由詩
1
07/6/14 1:34
消えてしまった僕の鼻
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/6/14 1:19
少女
ユキムラ
自由詩
3
07/6/14 1:13
廃人
鈴木カルラ
自由詩
1*
07/6/14 1:07
その日の何日か前
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/6/14 0:33
アパルトマン2
yoyo
自由詩
8*
07/6/14 0:07
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
5555
5556
5557
5558
5559
加筆訂正:
七つの子が生まれた日
/
佐野権太
[07/6/14 8:50]
後半修正
花日和Ⅱ
/
未有花
[07/6/14 8:06]
ちょこっと修正
ワールドツアー
/
新守山ダダマ
[07/6/14 0:27]
一部修正
7.22sec.