お母さんが天井にひっついた電球のカバーを指さして
UFOだといった、僕はそのジョークにのっかって、
いつものように眠る前のひととき、ふざけていたんだけど、
いつのまにか「未知との遭遇」という映画 ...
群青の夜、きみは
ぼくを愛しに来る
スジニク入りのカレーライス
スジニクの天ぷら
夕飯を箱につめてやって来る
群青の夜、きみは
ぼくを愛しに来る
きみは
やりたいことが
多過ぎて
じぶんの自尊心
叶えられないでいる
近い空の三日月に
星のアクセサリー
きみは
やりたいことが
多過ぎて ...
空わたり沈むまなざしみずたまり
二季またぎそよぐ野の墓みずたまり
何も得ず何も見ず居るみずたまり
輪を{ルビ描=か}かずめぐる生の輪みずたまり
...
阿呆、阿呆と、鳥が鳴く。
狼狽した末、二日寝込んだのである。大いに酒を飲んだ。目の前がかすみ、起きても寝てもおなじようもので、酒を飲み、ひたすら寝込んだ。
希望を笑う我人生破滅の路と ...
1
もう、
ふりかえらないのだ
髪をゆらしていった風は
束ねることはせず
つまさきは
後ろに広がる汀を
走れない世界にいて
こころだけがいつまでも
波になりたがっている
...
フレッシュネスバーガーでgirls talk
お酒なんかなくったって
くるくる回るピンクのくちびる
最近買った服
新しいネイル
ヤな女の悪口大会
言い寄ってくる男の子
男の子たち ...
賑やかな夏の夜
人も水面も金魚も踊る
紙で出来たスプーン
それに魔法をかけよう
色鮮やかな君の姿から
呪われた様に目が離れない
君を上手くすくえたならば
僕はきっとす ...
お風呂の中で
ばぶばぶ、言ってた頃
永遠の意味は
到底理解出来ず
ただただ
(ばぶぅ)
初めて見た景色は
何だったかな
思い出すことは出来ないけれど
きっとそれは
(my mo ...
あなたとの
夢を見た
一緒に
波のない青い海で
手をつないでいた
でも目を覚ますと
私は独り
どうして
手が離れてしまったのだろう…
隣には誰もいない
...
少し前は
「好き」とか
「愛してる」とか
コトバで不安を払拭してた。
けど、最近は
コトバが邪魔なほど
一緒に居るだけで
心地良い。
雨が
零れている
静かに
そう 静かに
鼻先にヒトシズクを垂らし
傘に包ませた 昼下がり
小降りだった雨は土砂降りで
思わず足を 止めてしまった
どうしようもなく不安な雲 ...
港にカモメが墜落した日
世界が爆発するかのようで
思わず耳を塞いだが
ただぐちゅっと言う音が
波音の間に
渇いて聞こえただけだった
子どもたちはカモメの元へ寄り
奇声を ...
三丁目のタバコ屋さんの向かいの家に
春のはじめに女の子が遊びに来ました
少女はギターを抱えて 切なく響く歌声で
僕を幻想の世界へ つれていきます
三丁目のタバコ屋さんの向かいの家で
...
一人が動くと皆が動く
携帯電話が鳴り響く
こっちにおいでよ
早く 早く
赤信号だって
皆で渡れば怖くないって
言うじゃない
鉄の塊だって弾き飛ばす
コンビニに19時
...
男は体育館の裏に
女の歳の数だけ
星を埋めた
女は男のために残しておいた
夏の一番柔らかいところを
まだ寄木細工の箱にしまってある
詐欺師の家では
換気扇がゆっくりと壊れて
ま ...
真っ黒な雲の中から
大きな目を開いた瞬間
ものすごい声がする
その声だけで家の窓が
殴られている
窓ガラスが割れそうだ
家が震えている
今度はぼくが雷に殴られる
胸からずしんと
体全 ...
星屑のなか
ほどけて飲み込むSunday
溶けそうな太陽を
かためて飲み込むSunday
おやつにはキスを
林檎の皮を
恋のかたちに
剥いたら
芯まで
食べられちゃいそう
...
朝焼けと夕焼けの色は
決して重なりはしない
始まりはオレンジの衣を纏い
終わりは朱の衣を纏う
ただ繰り返すだけ
太陽は月を照らしはしない
月は太陽に照らされてるだけなの ...
・・ミレニアムの東雲に囁く・・
暁の雲はUFOではないです
七色にへんげする夢の古里です
曙の光はレーザーではないです
金色に映えるウラノスの後光です
そして ニンゲンも
宇宙 ...
06/07/28無題
良い雰囲気で会話する
コンビニの店員がむかつく
高田馬場のサンクスの前で
携帯で詩を書いているおれはどうなんだろう
いま川辺のまえで二次会を開くそうなので之まで
...
06/05/02無題
垂れ流した嗚咽のあと
ショットバーで出会った女を抱いた
車の過ぎ去る音が気持ちよかった
いま途方に暮れている
意識が朦朧としているのに
まだ捜している
誰にも似つか ...
?
朝ゴルジ体を食べ
細胞からケーブルを引きずり出し
視覚からネットワークへと接続する
角膜と水晶体と網膜を
ヤニくさい玄関に放つ
わたしの感情の起伏は
たばこの火柱に似ている
数時間 ...
介添えの眠るお天気雨
ふくらませたかかと
眼を覚ませば
占いのためにだけ
花を摘めない人がいる
なくした言葉を入れる
風の器は すぐに壊れ
花の行方に問いたかったのに
ここ ...
【1】
器質性勃起不全を患った男と、深達性弐度熱傷を負った女が、滝の渓谷で向かい合わせ。
その間に、
煙草の空き箱で作った小さな傘。
その下に、
小さな山椒魚が串刺しにされて ...
美しい言葉をさがすために
美しい言葉をさがす旅に出た
海に行けば海は美しく
山に行けば山は美しく
空を見れば空は美しかった
けれどそれを表現するだけの
美しい言葉を知らない ...
詩を殺すのはいつも詩人で
詩を愛するのはいつも他人で
涙を流すのはいつも美人で
笑顔を殺すのはいつも愚人で
君はいつのまにか大きくなって
僕の目の前を通り過ぎていった
大人になる怖さからナ ...
あぁしたい
こおしたい
ダダをこねる僕を
下から僕は見つめていた
手を伸ばすと
冷たい
土の匂いがした
全てがもどかしくて
そう
もがけばもがくほど
...
ドアが開いていますよ
声がしたので一応
部屋中のドアを見てみたのだが
すべて閉まっていたので私は困惑した
あの
ドアは閉まってますが
いいえ
ドアが開いていますよ
部屋を出 ...
おそいおそい冬の訪れ
あるいはそれは
いつの間にか駆けて行った冬の残り香
遅咲きの梅花
早咲きの桜花
世界の色は鮮やかに
春待ち人の思いは賑やかに
そこに舞い散 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
寝物語
美砂
自由詩
1*
07/5/20 22:30
近くの三日月
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/5/20 22:06
やりたいことが多過ぎて
〃
自由詩
2
07/5/20 21:59
みずたまり
木立 悟
俳句
11
07/5/20 21:15
辺境の路
小川 葉
自由詩
2*
07/5/20 20:38
海と声
まほし
自由詩
36*
07/5/20 20:34
ガールズトーク
蒼依
自由詩
1
07/5/20 20:21
散れば宵
太陽の獣
自由詩
1
07/5/20 20:08
baby baby
美月朱恋
自由詩
2
07/5/20 19:45
福音
麻生ゆり
自由詩
4*
07/5/20 19:35
変化
來稚
自由詩
1*
07/5/20 19:29
悪戯な雨の、演出
見崎 光
自由詩
1*
07/5/20 19:29
墜落カモメ
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/5/20 18:11
三丁目の歌姫
北大路京介
自由詩
8*
07/5/20 16:17
みんなの歌
酸素の枷
自由詩
2*
07/5/20 16:04
あしたのわすれもの
たもつ
自由詩
9
07/5/20 15:55
雷が殴ってくる
ぽえむ君
自由詩
8*
07/5/20 15:47
電飾バランス☆ショートケーキ
ペタ
自由詩
1
07/5/20 15:47
憂月
優飛
自由詩
7*
07/5/20 15:42
Providence(2)
信天翁
自由詩
1
07/5/20 15:06
F902i未送信ボックス集②
土田
自由詩
6
07/5/20 14:33
F902i未送信ボックス集①
〃
自由詩
6
07/5/20 14:32
この家とあの病院とそこにある図書館と
〃
自由詩
2+
07/5/20 14:31
誰も知らないけれど
砂木
自由詩
13*
07/5/20 14:28
無教養だすゲまいね虫
人間
自由詩
1
07/5/20 14:11
「美しい言葉」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
4*
07/5/20 14:08
詩人
おるふぇ
自由詩
6
07/5/20 14:07
・夢幻・
はち
自由詩
5
07/5/20 13:35
ドア
小川 葉
自由詩
6*
07/5/20 13:33
名残り雪
朝原 凪人
自由詩
6
07/5/20 12:58
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
5553
5554
7.19sec.