朝が来る頃には、空気は清潔に、乾燥しているのだろう
昨日の夜には、誰もいない交差点をひっそりと浮かばせていた、濡れたアスファルトも、その隙間の苔をゆっくりと、縮こまらせて、また、待っていた
朝 ...
ビルの
濡れたところと乾いたところ
海岸通りによく目立つ
あの一枚岩のビルが
晴れ間の舞台に立ち
静かな雑音と共生しはじめたばかりの今
まるで定規で測ったような岩壁のところどころが
濡れ ...
誰かを好きになって
結婚して
こどもを産んで
ごく自然ななりゆき
なんだけど
それを人間らしさと言えるのだろうか
赤ちゃんを抱いた
お母さん
しあわせそうに見えるけど
割 ...
なんとなくおいしそうだと思ったの わたしスプートニクを墜とした女
ヒステリー女は丸いカプセルに入れて 水洗レバーは・・・「大」
いらないと思ったからね だってそれただ回るだけのおもちゃ ...
どれだけ人を愛したら 同じ分戻るのか
見返り求め 泣いてみても 空しくて
解ってても救われず 自分を信じられず Everyday〜Everytime
いつでも単調な日々に 温もりを求めている ...
てんで
ばらばらの
掃除機の
中身
わたしのなかから
すっぽんが
どんぐりになって
あっかんべー
二酸化炭素の味のなか
でんわのベルが
りっぴっぴ
蝶の
時計は
水玉をこ ...
寂しい夜には
君の好きな曲を聴く
すると 思い出すんだ
必ず 君がそばにいて
必ず 一緒に笑い合って
必ず まだ見たことのない
地平線の先について 語り合う
...
クリスマス・イブの十二月二十四日は、私のたんじょう日です。サンタクロースが、子どもだけにプレゼントをしてくれる日です。9さいのたんじょう日の時のお話しです。おとうさんのおとうさん、私のおじいちゃんは、 ...
一 アンタレス disk1
君と夜の海辺を散歩していた、
はずなのにいつのまにか
空を歩いていた
頭上に、海
でも今日はよく晴れていたから
涙の一滴も落ちなくて ...
君の言葉を聞き入れることは
容易くないことぐらい知っていた
それでも追いかけたのは
意味も無い、生きるという焦燥
きっと必要とされなくなったら
歩みをやめてしまうのね
哀しいほど耳元で響く ...
連続してやって来よるやろ。
なんか知らんけど。確実に来よるやろ。
困難の顔した幸せがな、いっぱい来よるやろ。
分からんやろ。
困難の顔しとったら避けるわな、普通。
連続してやって来よ ...
嗚呼 何てよく晴れた朝だ
雲一つ無く透き通った蒼が
彼方まで薄く広がっている
風の囁きが耳に心地よく響き
色とりどりの花が道端で笑っている
ただどんなに空が澄んでいても
どれだけ風が優 ...
「彼はなんと答えましたか?」
『彼は』、と言おうとしたとき、『私は』という言葉が重なって出た気がした。しかし女には普通に聞こえたらしい。
「あの人は『僕は生きるために捨てた』と答えたので ...
きれいになったちきゅうには、
どこにもここにもゴミはなくて、
隅々まで塵ひとり、
生きてなくて、
とってもみんなはきれい、
きれい。
毎朝毎晩、
うん ...
私は暗い地面の中にいた
じめじめとして音もなく何も感じない
自分という人間の存在すら分からない
生きているのか死んでいるのか
そんな簡単な事すら実感できずにいる
闇の ...
もうすぐ
九百九十九年になります
その頃には
ひまわりも咲いているでしょう
絶望から生き残った
藁のような人びとが
ゆらゆらとゆれているでしょう
咲いてしまうことに
罪はなくて
咲い ...
大人になりたくて、お酒を飲みました。
美味しくありませんでした。
大人になりたくて、男の子とキスしました。
口の中が、気持ち悪くなりました。
大人になりたくて、タバコを ...
ひどく僕の指先が透明になる気がした
記憶の中の君は後ろ姿ばかりで
どんな表情だったかも思い出せない
ぼくは少しぬるくなったコーヒーを飲みながら
君がいつ帰ってくるのか、こっそ ...
黒縁の眼鏡をかけた教授の講義が一段落すると
スクリーン上に映し出されたままの
夏の星座がゆっくりと回転し始める
古びた校舎の窓側を覆う暗幕は
その歳月 ...
私が負けそうな時
あなたは私に沢山の言葉をくれる
誰よりも...
同じ空の下で私を思ってくれる
たった一人の人
それがとても愛しくて
情けなくて
申し ...
素潜りで
{ルビ鮑=あわび}を密漁する
丹後半島の
夜明け
海で生まれた太陽と
山に入る月の夢、
肩がこる
髭の男が少年や
座礁した五月
白身のま ...
目を逸らさずに、君の隣に立つ。
苦笑いせずに、君の名を呼ぶ。
そんな日が、いつか、いつか来るだろうか?
嘘吐きと、君に言われるのが怖い。
強く約束できない、自分も怖い。
予測で ...
夏祭り 寄り添うふたりで 誓い合う 永遠、、、
そんなこと 夢に描いてた 憧れを 胸に抱いてた
瞼に焼き付いた 君の笑顔は セピア色に見え ...
1997
ひらいているのか
ひらいてないのか
ラムネの瓶から転がりだした目で
すべての皮膚が内側からはちきれて
剥かれた/剥いた
滲む赤い体で
そのひとつの透明な血袋が
なににも触れな ...
寄り合わせた糸をほどき
片方を持つ人を失いました
笑い顔で
「またね」と
追うこともせず
見送った
もうすぐ
そっちの世界であいましょう
...
眠い
体はボロボロ
疲れ果てる
毎日遊ばない
仕事が次から次へと
入ってくる
餃子スープ
いらんかね?
夢と希望と七星テントウ
勝手にやって来て
勝手に去って行く
人に愛 ...
自分の中にある
忘れてしまっていた
言葉のアルバムを
ふと開いてみる
何でもなかったことを
こんな言葉で表したのかと
苦笑いしながらも
あのときの自分には
その言葉が似合っていた
...
あなたが不安だと嬉しい
あたしより不幸な人を探して
生きるあたし
そんなの、死んでる
.
噴水の仕組みがわからないから
それはもうじっと見ているしかできなかった
一定の水が噴水の中にはあって
それがどこかで汲み上げられて
吹き上げられている
そして落ちて回る
それくらいはわかる ...
弱気なハートブレイカー
しっかりしておくれ
(影すら愛しい、と言ったのは君だろう)
.
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
期間社員名簿の備考欄
nakahi...
自由詩
3
07/5/21 22:33
アメアガリ
チグトセ
自由詩
9*
07/5/21 22:29
に
恋月 ぴの
自由詩
25*
07/5/21 22:28
撃墜女
蛇ノ宮
短歌
1
07/5/21 22:27
Life 〜ずっと変わらない〜
麻生ゆり
自由詩
3*
07/5/21 22:22
ユッカ蘭
ペタ
自由詩
3
07/5/21 22:17
幻想
森下 流華
自由詩
6*
07/5/21 21:54
クリスマス・イブ
板谷みきょう
散文(批評...
1*
07/5/21 21:53
アンタレス
Rin K
自由詩
33*
07/5/21 21:47
かすがい
チェセロロ
自由詩
1
07/5/21 21:45
連続してやって来る
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
07/5/21 21:42
現実主義者、日本晴の朝にさえ物思う
松本 卓也
自由詩
4
07/5/21 21:33
掌編小説『しゃしんの女』 〜下〜
朝原 凪人
散文(批評...
1
07/5/21 21:26
「 うんこはいらない。 」
PULL.
自由詩
2*
07/5/21 21:20
アンダーグラウンド
ajisai
自由詩
6*
07/5/21 21:08
九百九十九年
岡部淳太郎
自由詩
16*
07/5/21 20:45
大人になりたくて
愛心
自由詩
13*
07/5/21 20:36
Voiceless
灯和
自由詩
6
07/5/21 19:03
プラネタリウム・アワー
嘉野千尋
自由詩
26*
07/5/21 18:05
アンバランスな心
saya
自由詩
1
07/5/21 16:07
密漁
はらだまさる
自由詩
29*
07/5/21 16:04
「優しい人になりたい」
和 路流(N...
自由詩
1*
07/5/21 16:02
セピア色の笑顔
北大路京介
自由詩
14*
07/5/21 15:57
黄金週間
水町綜助
自由詩
18*
07/5/21 15:14
絆
彌月
自由詩
2
07/5/21 14:31
I'm so tired
ペポパンプ
自由詩
3*
07/5/21 12:34
言葉のアルバム
ぽえむ君
自由詩
18*
07/5/21 12:28
糧
ちいさなきお
自由詩
4
07/5/21 11:53
噴水の仕組みがわからないから
水町綜助
自由詩
17*
07/5/21 10:50
ひーis
ちいさなきお
自由詩
1
07/5/21 10:30
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5550
5551
5552
加筆訂正:
密漁
/
はらだまさる
[07/5/21 16:30]
加筆修正。
なんでもないかたちたち
/
ゼロスケ
[07/5/21 15:17]
タイトルがあまりにも無味乾燥だったので変更
7.46sec.