猫の毛並誉めて帰りの客の背に
急に舞いきし小雪がかかる
じみな服着る吾れに娘が口紅を
つけよと はたに寄りきてぞ言ふ
すっきりとせざる胸うち雪となる
気配の空に雲低くたる
...
私は じっと心の奥底で
身を潜めていなければならない思い出
なぜ私が封印されたのか
もう忘れてしまった
ただ、私が想起のフィールドに
浮かび上がると
警報が鳴り響いて
私は再 ...
酒好き
ヘビースモーカー
パチンコ好き
ジジ馬鹿
親バカ
ハゲ
デブ
だけど、好き
だから、好き
優しくて
厳しくて
過保護で ...
胸を焦がす通い路に
記憶が潤う水無月の
雨を追って滴るは
留められぬ水晶の
溢れて已まぬ隠恋慕
君を想おう
いついつまでも
僕は浜辺から海を見つめていた
人々は海で泳いだり波打ち際ではしゃいだり
楽しそうで眩しくて僕からはとても遠い
波の煌めきやしぶきが飛ぶ様をぼんやりと眺めていた
僕だけがここに取 ...
愛しいあなたの温もりが私の体をまだ包みこんでいる
別れて随分たつというのにその感覚は生々しい
深く心に刻み込まれたあなたの愛情は
今でも私と共にある
一生忘れられない互 ...
{引用=
『たん純にさ、
考えすぎなのかもよ。
しん呼きゅうしてさ、
だれかのうでに甘えてみるのも、
たまにはいいんじゃないの?
あんがい近いところに ...
僕達は歩いてやってきた。
今日、この瞬間を共有するために。
ラジオからは素敵な音楽が流れていた。
ジョンレノンが歌ってる。imaginだ。
小さなポータブルラジオを囲んで、みんな泣いていた。
...
足元の道をたどればそのうちどこかに行き着くのだろう
歩け
雑音に音楽を見出すのなら偶然は必然になる
トリートメント
手のひらに香油を摺りこんで神託を授かる
祭司階級に生まれたる者の宿 ...
たらいまわしにされているたらいが
私の家に届いた
底のひび割れから水漏れするので
仕事にありつけないのだと言う
私は気の毒に思いひび割れを修理してやった
翌日たらいの奥さんと息子も届いた ...
陽炎の中に立つじゃじゃ馬
決して、涙をみせないジャリンコ
踊りながら飯を食う
テレビを見ながらまた飯を食う
星屑で埋まる部屋
また飯を食う
そして
...
転がりそうで
転がらぬ
歪んだ花瓶に生けられて
まばらに咲いた
ひまわり達
打ちひしがれて、皺くちゃに、
首を折って{ルビ俯=うつむ}く者。
背丈を伸ばした頂で、 ...
ギラついた目をした、たくさんの男女が次々と部屋に入ってくる。
罪深き指が、無意識のうちにファスナーを下ろすと、
断続的な低音のタムタム、
舌は女王陛下の足裏をやさしく愛撫している。
墓を暴 ...
すべての作品は、過去。
自分は感情という生き物が好きだ。でも、どんな感情も結局は過去で、文字にした瞬間、それはもう古代エジプトの遺跡と同列の過去の遺物。
あるいは。表出ということ自体がなん ...
忘れようとするほどに
溢れてしまう貴方を
きつく胸の底に収めて
ただ昔の思い出として
そのシフォンケーキのような重みと
和らぎだけを感じながら生きていこうとしても
「今も愛している」
...
埃をかぶった
古びた日記
最初で最後
なんて
ノストラダムスも
わからなかったよ、きっと
綴られる言の葉
1つ揺れ
1つ枯れ
新たな芽 ...
連続でおっぱい詩を投稿すればどうなるものか
一覧の表示に〃と表示される事を恐れる事なかれ
懼れればおっぱいは無し
おっぱい界に踏み込めば
その一探りがおっぱいとなり
その一探りがおっぱいとな ...
ぽくぽく歩き
ぽくぽく休み
どんな時でも
咲かすよな
無造作に
繋いだ手が
日溜まりに映える
優しい鼓動が
君まで届くように
ぎゅっと強く
握っていた
季節の色彩が
...
一番星が輝く空の下に
君のおっぱいがちょっとだけあったりして
あの日あの時の君のおっぱいが
風にゆれるカーテンみたいに
揺れたりしない事は君自身が一番わかってる筈だ
だけど可愛いそのおっ ...
空は仄かに薔薇色を帯びたグレイ
雨は降りそうで降らず
六月の気怠いカーテンを揺らして
私の哀しみを主題する風が吹く
その波紋する緩急を肌に感じながら
ただ横たわっている
あじさいは咲く ...
まだ、淡い光の粒が
生温い風に乗って
私の目の前を
きらきらと通り過ぎた
限り無く空に近い
窓辺から首を出して
その、行く手を追い掛けても
追い付ける筈は
なく
...
せつないね 水の音
世界が 少し へこんで
水の音
くすり指 井戸で ひたせば
風が 吹く 家
宿題を ぱたんと 鳴らして
水の音
よるが 窓から やってくる
遠くの 森で
...
夏が浮いている
ぷかぷかと気持ちよさそうに
今の季節を楽しんでいる
どこまで行くのだろう
夏が泳いでいる
ちゃぷちゃぷと気持ちよさそうに
今の季節を喜んでいる
いつまでいるのだろう
...
空気で身体を洗って
空を仰いで
膨大な宇宙に
飛んでいく
あのころの
空は
青く澄んでいて
忘れられない横顔
長い睫毛が
煌めいていた
そのすべてが愛しくて ...
キミが泣いた日
ねぇ、
僕はキミの笑った顔がすきだよ
そう、いつも思う
あまりにも無邪気に笑うから
だから、キミが泣いた日
笑ってほしいと、
あんなにも願った
ねぇ ...
警察へ捜索願いをだしてみます
わたしは警察にすでに相談しています
女性センターにも
話あってもなにもかわらないのです
突然怒りだすかとおもうといつも怒らないように気をつけなければならなくて落ち着かない ...
初夏の陽射しを やわらかく透す
けやきの葉
唇をかすめる毛虫たちの味覚
ほろ苦く 青臭い清冽
あるいは夏みかんの若葉
アゲハの幼虫
オレンジ色の角に
凝縮されていく鋭い香
...
冷たい月までのデート
ゆっくりしてたけど
ラインは真っ暗だよ
道標が真っ赤になればいい?
逃げたいのね
始まりでしょうに
黒い夜の中を
乗り越えてあげる
通り雨が過 ...
世界は止まっているんじゃないかと思う ラジオをつけてみる よかった 世界は動いている
灯りは消灯だけだ ブルーメタルのMDコンポに浮かんでいるデジタル文字が網膜に焼き付く
世界はラジオを通し ...
そよ かぜ
いらいら ゆらゆら
かぜ
かな しみ
よごれて いたんで
あめ
―あめ
一本松でみたよな
景色を
ここでもなぜか見える気がするよ
一本松でみたような ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
19P 「短歌2」より 昭和四十六年
むさこ
短歌
6*
07/6/17 19:28
より鮮やかになっていく
いねむり猫
自由詩
2
07/6/17 19:26
父へ
秋桜
自由詩
8*
07/6/17 19:26
*かくれんぼ*
ちと
自由詩
4*
07/6/17 19:26
青と白と
ajisai
自由詩
6*
07/6/17 18:48
悲恋Ⅲ
〃
自由詩
3*
07/6/17 18:41
ぬくもり
士狼(銀)
携帯写真+...
18*
07/6/17 18:37
あらゆる方向に無限大
rabbit...
自由詩
10*
07/6/17 18:09
即興情熱
〃
自由詩
5*
07/6/17 18:07
たらい
小川 葉
自由詩
9*
07/6/17 17:54
ランチ
山崎 風雅
自由詩
3*
07/6/17 16:29
「 ひまわり 」
服部 剛
自由詩
7
07/6/17 15:59
Skeleton
んなこたーな...
自由詩
2
07/6/17 15:21
逃げ水
uminek...
散文(批評...
7*
07/6/17 14:49
おっぱいⅢ
茶釜
自由詩
1
07/6/17 12:57
だいありぃ
瑛治
自由詩
1
07/6/17 12:50
おっぱい
虹村 凌
自由詩
2*
07/6/17 12:28
ぽくぽく
おるふぇ
自由詩
6
07/6/17 12:28
おっぱい
虹村 凌
自由詩
2*
07/6/17 12:23
変奏曲
塔野夏子
自由詩
7*
07/6/17 11:25
窓辺
山中 烏流
自由詩
9*
07/6/17 10:02
水の音
青色銀河団
携帯写真+...
7
07/6/17 9:52
夏が呼んでいる
ぽえむ君
自由詩
13*
07/6/17 9:49
初恋
小原あき
自由詩
18*
07/6/17 9:36
いとしいキミへ
すみれ
自由詩
1
07/6/17 7:41
より、より、より
紀茉莉
携帯写真+...
2+
07/6/17 7:20
緑の結界
いねむり猫
自由詩
10
07/6/17 6:36
変換
優飛
自由詩
12*
07/6/17 6:22
思い出す
はじめ
自由詩
9
07/6/17 5:23
一本松
蔦谷たつや
自由詩
11
07/6/17 5:08
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
5548
5549
5.89sec.