赤ずきんはおばあちゃんのお見舞いに行くために
おばあちゃんの好きなお菓子を持って
森の中にあるおばあちゃんのお家まで歩いていきました
森では川のせせらぎが聞こえ
鳥の声はどこまでも ...
サイレンは無意味だったな
お前はそれが警報とも知らず
リズムに合わせて踊りやがる
勘違いもいいところだ
招かれたわけでもなく
望まれてもいないのに
ずかずかと土足で踏み込ん ...
きみのことが好きだよ
それが
消えてしまいそうな僕のここにこうして今立っている理由
でもね
明日に向かえない
耐えがたい現実に
目を閉じてしまう
君たちのひそやかな
だけど幸福のふくん ...
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる
いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ...
わざと伝わらない方法でひとびとに
なんらかの事柄を宣言したうえで
わざと絶望してわざと孤独のうえにのぼる
たとえば月をそれまでとはちがった
何かとしてうったえようとする。
...
叫んでも無反応
世間の風の冷たさよ
けれども俺は雑草さ
踏まれども蹴られども
起き上がる強さを持つ
ピーターパンになりたかった
チェ・ゲバラになりたかった
真逆の想念が
俺を突き動 ...
ぼくを飲みこんで黒く星めいてしまった
午前2時の
愛想笑いがすずしく響く夜に
夏がぼくらを均等に汗ばませてからかった後に
もやもやとやるせない断崖を絶壁するのです
きみはあたかも宇宙のように ...
夏の風
運べや運べ
思い出のせり
揺れませや
空に水しぶき
虹のオナニー
耳をすましや
弾ける{ルビ花音=かのん}
心地よかのん
あっちに見えるは
ちぎれ雲の大群だ。
空 ...
日常の中にいて
この間まで
自分がいた
非日常な世界を
眺めている
いつでもあっちは
キラキラ
していて
本当なのは
あの時の私なのか
今の私なのか
それとも
両方なのか
あ ...
わたしは自転車に乗って
同じところをぐるぐる回って
後悔と
希望と
哀れみと
幸せと
悲しみと
喜びと
憎悪と
感謝を
ぐるぐる回って
...
ひたむきさは許されず
素直さは捻じ曲げられ
行く当てはなく
なにもないわけではないけれど
ざわめくのは、やはり僕もであって
目的地なんて季節のように
移ろい続けるんのだろう
しとしと ...
流れ星
お空からの贈り物
いつかどこかで
何かが動いた
わたしも
動いているんだと
何も語らないお空は
身を持って伝える
気づいて
ちょっと動いて ...
抱き締めて
抱き締めて
抱き締めて、よ
君の風邪なら幾らでもうつしてくれて構わない
キスをしようよ
最近、君が半袖を着てくれる
付き合って1年10ヶ月の私でさえ
今まで4、5 ...
{引用=「序」
万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて
くるくるまわして のぞきこむ
金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて
あまりの甘さに 歯を痛めて ...
今日から私が貴方の宝石になってあげる
その声で乞うがいいわ
愛して欲しいと叫ぶがいいのよ
そんなもの簡単に踏みつけてあげる
何て屈辱的なのでしょう
それでも私だけと思うのなら
追いかけ ...
思い出の残骸が
懐かしさという形で
たむろする畔
平気な顔で笑えるようになった昔を
織り交ぜて偲ぶ時間は
秒針に静寂を傾けながら
絹を編み始めた
繊細さのたゆたう
か細い枝を広げ
撫でる髪
面影を ...
夏の交差点で
朝に出会ったのは
真っ赤なトマトと
黄色のトウモロコシだった
トマトはトウモロコシの甘い匂いに
胸がきゅんとなって
さらに赤くなった
夏の交差点で
昼に出会ったのは
...
薄桃色の花は手のひら
包んだ途端灰に変わって
冷たい風に
さらわれてゆきました
どこか見知らぬ街の
誰かの頬をざらりとかすめて
ほんの小さな
でも確実の
いたみを芽生えさせました
...
触れそうに近かったあの日
話の接ぎ穂は見つからなくて
別れた後に思い出し
改札の向こうを振り返る
夜毎広がる星空のように
寄せては返す波のように
君みたいな人が現れて
...
満天の星空から舞い降りたのは
優しい淡い恋の炎でした
柔らかく瞬きながら
山奥のひっそりとした水辺を
泳ぐように飛んでいました
「わたしたちは人知れず
ただ恋情を募らせ ...
セブン、ローソン、ファミマと渡ってついに君は「ハンバーグが食べたい」小学生かよ
へたくそだった「業」たくさん書いたけど虫がたくさんいると思ってダメだ
卵の殻に閉じ込めて ...
せっかくの連休も 僕は家に独り
遊びに出る お金もないし テレビの前で寝転がる
僕の愛しいサトミちゃんは 男と旅に出るんだって
日帰りではないみたいだから なにもないわけはないな
いつ ...
自分の名前を失くしてみた
自分の名前をてのひらにのせる
初めてちゃんと手にとってみたそれは
案外に硬く
今までそれを身に付けていたにしては
まだ馴染みきっていないような感じがした ...
たそがれにはまだはやい昼さがり
水無月のかげをのみこんで
「もぅいいかい」
「まぁだだょ」
公園広場のいとけないぬしが
とびまわっている ...
青磁は和の花に合うんだって 知ってた?
そんな会話をしたら、どんな顔をされるかな
コデマリの花は白くて清純 夢のなかのひかりみたい
そうだねっていってくれるかな
今育てている観葉植物が、かなし ...
喜びを悲哀に吸われ
その中で戸惑う心と変わらぬ顔
「おめでとう」
言葉が重くのしかかる
笑顔で返せぬ弱った我が身
無理をして笑顔を浮かべ悔しがる
風呂場で流す涙と疲れ
...
http://johnyorizo.exblog.jp/
僕の記憶力は
はっきり言って頼りない。
自分で感じるくらい
本当に頼りないのだ。
例えば、
昨日食べたはず ...
猫の毛並誉めて帰りの客の背に
急に舞いきし小雪がかかる
じみな服着る吾れに娘が口紅を
つけよと はたに寄りきてぞ言ふ
すっきりとせざる胸うち雪となる
気配の空に雲低くたる
...
私は じっと心の奥底で
身を潜めていなければならない思い出
なぜ私が封印されたのか
もう忘れてしまった
ただ、私が想起のフィールドに
浮かび上がると
警報が鳴り響いて
私は再 ...
酒好き
ヘビースモーカー
パチンコ好き
ジジ馬鹿
親バカ
ハゲ
デブ
だけど、好き
だから、好き
優しくて
厳しくて
過保護で ...
日付順文書リスト
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日付
赤ずきんとオオカミ
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/6/18 1:58
Stay Away
maynar...
自由詩
2
07/6/18 1:55
想い
白い蒲公英
自由詩
2
07/6/18 1:41
薔薇と背中と、止まない雨
LEO
自由詩
33*
07/6/18 1:39
わざと
構造
自由詩
6
07/6/18 1:34
雑草
おるふぇ
自由詩
5
07/6/18 1:11
きみはあたかも宇宙のように
nm6
自由詩
2
07/6/18 1:00
少年ラストデイズ
ゆうさく
自由詩
2*
07/6/18 0:38
非日常
weed &...
未詩・独白
2*
07/6/18 0:33
お空と大地と
美由
自由詩
6*
07/6/18 0:16
月は見えない
山崎 風雅
自由詩
4*
07/6/18 0:16
流星
美由
自由詩
5*
07/6/18 0:02
1年10ヶ月越しの衣替え
朽木 裕
散文(批評...
4*
07/6/17 23:40
ある雨の日より
もも うさぎ
自由詩
48*
07/6/17 23:27
凍りの心
AKiHiC...
自由詩
4
07/6/17 23:15
絹
見崎 光
自由詩
4*
07/6/17 23:04
夏の交差点
ぽえむ君
自由詩
14*
07/6/17 22:23
夢
かや
自由詩
10*
07/6/17 22:21
東へ
bjorn
自由詩
3*
07/6/17 21:56
恋に焦がれて啼く蝉よりも
あずみの
自由詩
9*
07/6/17 21:39
OokiieeDookiieee!!
ピッピ
短歌
4
07/6/17 21:28
連休
北大路京介
自由詩
12*
07/6/17 20:49
自分の名前を失くすはなし
Utakat...
自由詩
12
07/6/17 20:27
平安
信天翁
自由詩
2
07/6/17 20:19
まなざしのヒカリ
いすず
自由詩
2*
07/6/17 20:14
歓喜と悲哀に
秋桜
短歌
6*
07/6/17 20:10
僕の記憶力
Hantam...
散文(批評...
1
07/6/17 19:52
19P 「短歌2」より 昭和四十六年
むさこ
短歌
6*
07/6/17 19:28
より鮮やかになっていく
いねむり猫
自由詩
2
07/6/17 19:26
父へ
秋桜
自由詩
8*
07/6/17 19:26
5508
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8.63sec.