いとしめやかなアイボリィ
遥々と注がれし、名も知らぬひかり
廃墟に移ろう古代からの縲々たる遍歴に溶けいるようで―
風はどこから来たか
西か? 西は神の湿地、金属の焦げる病の、
東か? 東 ...
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです
だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ...
通じ合っているつもりかい?
それは、間違いだろう。
目の前の人は君の1/100すら理解してないだろう。
そして、
君は目の前の人を1/100すら理解してないだろう。
木陰の雨雲
水を囲む
鈍の唱の輪
空を招く
海わたる羽
波に残る羽
ただよい ただよい
舟をつくる指に出会う
空に沈む手
水と同じ手
そのままを描く
...
鼻が高くなった
これが成長というやつか
整形してないもんね
嘘もついたことないし
また鼻が高くなった
あら
また伸びた
きみは
「 おまえの鼻を へ ...
資料室から廊下に出ると、すでに消灯の後だった
真っ暗な窓に、疲れた男の顔が映っている
自分でも気づかぬうちに、笑おうとしていた
いまごろきみは
要領が悪く、人の分まで ...
ポイントは
まだない
水無月の夜
長雨が流す 街波の排気
初夏の風が 白いブラウスを
揺らす
雨後の 空気は 新鮮で
深呼吸する 肺は透明に
清々しく
木々たちが 雨梅雨を
振り落とす 街の路上 ...
大人の階段、踏み外して。
大人の扉、鍵を無くして。
大人の時間、寝坊して。
僕はいつになったら、大人になれるんだろう。
今日、仕事中に外を見た。
小学校の頃の友人が通 ...
普段は絶対に使わない漢字を
みんなはすらすらと書いている
そんなことぐらい
書けて当然らしい
でも手紙や作文の書き方を
ほとんど知らない
当たり前のことが
わからなくなっている
複 ...
私がニフティサーブに入会してパソコン通信を始めたのは、一九九五年。
その頃、プロバイダは二つか三つの中からしか選べなかった。
ニフティにはさまざまな「フォーラム」があった。今でいえば、サイト ...
恋文をだせない決まり暗黙の
どうせいつか
愛せなくなるなら
さいしょから
愛さないでください
っていうのは
どうせいつか
死ぬのなら
生まないでください
っていうのと
おなじ
私を悲しませないで
私達を引き剥がさないで
私たち愛し合っているの
愛のないあの人なんて嫌い
束の間の愛
一瞬しか許されていない
愛の力は大きい
病気を良くしてしまう。
でも結 ...
あまりにも懐疑的な人が今の世には多いのではないか。小さい頃、多分太平洋戦争中であつたと思うが、「人を見たらドロボーと思え」ということを誰ともなしに聞いた覚えがある。
そうかもしれないなと思ったが、 ...
独り占めしたかった
あの優しい手も
ソフトな声も
まっすぐな眼差しも
柔らかな唇も
私だけに向けられていて欲しかった
誰よりも私を理解して欲しかった
誰よりもあの人を理 ...
あの娘時折ふけた顔見せる
女は鳩の一種だという人が
九十で艶々してる霊媒女
近代芸術が誇る自由の象徴。最新式の
トーテムポール。通勤途中の誰もが目にする、
橋の上の街灯にとまる鳥たち。その多くは
国道50号の看板に生息する。
昨日、鳥たちは君の家の屋根で眠ったとい ...
「もっと美しく」と 誰かがつぶやく
闇に降り注ぐもっとも 美しく 優しい 光
どんなに激しい色であっても その光を浴びたなら
銀色に 淡く はかなく 変わってしまう
「優しくふ ...
あなたはいつも冷静で
あなたはいつも穏やかで
ケンカなんかは絶対しない
同じ土俵に立つことさえも
バカバカしいって笑ってる
それはとっても正しい事で
それはとっても素敵な事で
...
赤ずきんはおばあちゃんのお見舞いに行くために
おばあちゃんの好きなお菓子を持って
森の中にあるおばあちゃんのお家まで歩いていきました
森では川のせせらぎが聞こえ
鳥の声はどこまでも ...
サイレンは無意味だったな
お前はそれが警報とも知らず
リズムに合わせて踊りやがる
勘違いもいいところだ
招かれたわけでもなく
望まれてもいないのに
ずかずかと土足で踏み込ん ...
きみのことが好きだよ
それが
消えてしまいそうな僕のここにこうして今立っている理由
でもね
明日に向かえない
耐えがたい現実に
目を閉じてしまう
君たちのひそやかな
だけど幸福のふくん ...
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる
いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ...
わざと伝わらない方法でひとびとに
なんらかの事柄を宣言したうえで
わざと絶望してわざと孤独のうえにのぼる
たとえば月をそれまでとはちがった
何かとしてうったえようとする。
...
叫んでも無反応
世間の風の冷たさよ
けれども俺は雑草さ
踏まれども蹴られども
起き上がる強さを持つ
ピーターパンになりたかった
チェ・ゲバラになりたかった
真逆の想念が
俺を突き動 ...
ぼくを飲みこんで黒く星めいてしまった
午前2時の
愛想笑いがすずしく響く夜に
夏がぼくらを均等に汗ばませてからかった後に
もやもやとやるせない断崖を絶壁するのです
きみはあたかも宇宙のように ...
夏の風
運べや運べ
思い出のせり
揺れませや
空に水しぶき
虹のオナニー
耳をすましや
弾ける{ルビ花音=かのん}
心地よかのん
あっちに見えるは
ちぎれ雲の大群だ。
空 ...
日常の中にいて
この間まで
自分がいた
非日常な世界を
眺めている
いつでもあっちは
キラキラ
していて
本当なのは
あの時の私なのか
今の私なのか
それとも
両方なのか
あ ...
わたしは自転車に乗って
同じところをぐるぐる回って
後悔と
希望と
哀れみと
幸せと
悲しみと
喜びと
憎悪と
感謝を
ぐるぐる回って
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アイボリィ
おるふぇ
自由詩
6
07/6/18 16:44
生きて
千波 一也
自由詩
34*
07/6/18 15:58
友達
DoGear
自由詩
0
07/6/18 15:54
午後と双輪
木立 悟
自由詩
7
07/6/18 15:48
鞍馬口天狗
北大路京介
未詩・独白
7*
07/6/18 15:20
創書日和「窓」 いまごろきみは
逢坂桜
自由詩
5*
07/6/18 14:59
我輩は詩である
おるふぇ
自由詩
4
07/6/18 14:17
水無月
鈴鈴
自由詩
7*
07/6/18 14:05
オトナ。
狠志
自由詩
5
07/6/18 12:56
できて当然
ぽえむ君
自由詩
19*
07/6/18 12:48
パソコン通信の思い出
渦巻二三五
散文(批評...
16
07/6/18 11:51
こひぶみ
yoyo
川柳
5
07/6/18 10:35
どうせいつか
チアーヌ
自由詩
8
07/6/18 10:34
お中元
ペポパンプ
自由詩
9*
07/6/18 10:29
面白人生講話(3)
生田 稔
散文(批評...
3*
07/6/18 9:37
嫉妬
彌月
自由詩
2
07/6/18 8:46
女三人
生田 稔
川柳
2*
07/6/18 7:56
通勤
プテラノドン
自由詩
3*
07/6/18 6:46
銀色の月光
鈴木カルラ
自由詩
2
07/6/18 3:37
わがまま
高槻 空
自由詩
2*
07/6/18 2:20
赤ずきんとオオカミ
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/6/18 1:58
Stay Away
maynar...
自由詩
2
07/6/18 1:55
想い
白い蒲公英
自由詩
2
07/6/18 1:41
薔薇と背中と、止まない雨
LEO
自由詩
33*
07/6/18 1:39
わざと
構造
自由詩
6
07/6/18 1:34
雑草
おるふぇ
自由詩
5
07/6/18 1:11
きみはあたかも宇宙のように
nm6
自由詩
2
07/6/18 1:00
少年ラストデイズ
ゆうさく
自由詩
2*
07/6/18 0:38
非日常
weed &...
未詩・独白
2*
07/6/18 0:33
お空と大地と
美由
自由詩
6*
07/6/18 0:16
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
加筆訂正:
歓喜と悲哀に
/
秋桜
[07/6/18 5:43]
二首ほど追加です。
6.57sec.