遠くに感じては
刹那を溢す
けれど
思い過ごしな心気は
優しさを浮かべ
涙を枯らしていく
何時の日も
何時の世も
此処が還るべき場所
迎える準備などせずに
当たり前を差し出して
...
目に見えないものを信じる力
近くにいるときは溢れ出るけれど
遠く離れてしまった今
それを持つ術を思い出すことができません
どうか どうか言葉だけではなく
ぬくもりをください
待つ身 ...
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ...
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
...
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ...
いくつもの 熱風の夜を
すごして あばよ
懸崖の 星の花
祭りが おわったら
ひそやかに 咲け
ハコに閉じこもった私は
狭い世界で青空を探していた
カウトダウンが始まる
時間がない
ただ漠然とそんなことが思われた
焦りとゆうよりも
あきらめ
空が手に届か ...
愛しさを震える左の手に込めて
あなたに届け我が恋文よ
かきくらす
闇夜に祈りて願いしは
あなたと逢えるその日を疾くと
逢はむとぞ思ひて歩く
遥かなる道のり越えていざ ...
忘れ物思い出し歩を返し言う
独りごと人に聞かれし居しかも
凍る朝素足に草鞋の修行僧
声あげ行くに襟正したり
断絶と言わるる代に独り居の姑に
電話をすれば風邪ひき
家の建つ前 ...
はなびらの
ことば
なつのくもにゆれて
ひざしのなかにとけて
紫陽花の大火のようにさきみだれ憂いの日々が来ること知らず
「ホンッと危ないっすよねぇ・・・。」
いつのまにか目の前にめぐちゃんがいた。
ギターなども片付けてどうやら今から帰る所のようだ。
「あれに何回、雪だるまを壊されたことか・・・・。」
あ ...
伏せた瞳に アスファルトの黒を映し
燈るシグナル 何度も逃してきたの
上を見てほら 空の青を映し
踵鳴らして 真っ直ぐ踏みだそうよ
空が僕らの背中を押して
「今」 ...
いとしめやかなアイボリィ
遥々と注がれし、名も知らぬひかり
廃墟に移ろう古代からの縲々たる遍歴に溶けいるようで―
風はどこから来たか
西か? 西は神の湿地、金属の焦げる病の、
東か? 東 ...
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです
だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ...
通じ合っているつもりかい?
それは、間違いだろう。
目の前の人は君の1/100すら理解してないだろう。
そして、
君は目の前の人を1/100すら理解してないだろう。
木陰の雨雲
水を囲む
鈍の唱の輪
空を招く
海わたる羽
波に残る羽
ただよい ただよい
舟をつくる指に出会う
空に沈む手
水と同じ手
そのままを描く
...
鼻が高くなった
これが成長というやつか
整形してないもんね
嘘もついたことないし
また鼻が高くなった
あら
また伸びた
きみは
「 おまえの鼻を へ ...
資料室から廊下に出ると、すでに消灯の後だった
真っ暗な窓に、疲れた男の顔が映っている
自分でも気づかぬうちに、笑おうとしていた
いまごろきみは
要領が悪く、人の分まで ...
ポイントは
まだない
水無月の夜
長雨が流す 街波の排気
初夏の風が 白いブラウスを
揺らす
雨後の 空気は 新鮮で
深呼吸する 肺は透明に
清々しく
木々たちが 雨梅雨を
振り落とす 街の路上 ...
大人の階段、踏み外して。
大人の扉、鍵を無くして。
大人の時間、寝坊して。
僕はいつになったら、大人になれるんだろう。
今日、仕事中に外を見た。
小学校の頃の友人が通 ...
普段は絶対に使わない漢字を
みんなはすらすらと書いている
そんなことぐらい
書けて当然らしい
でも手紙や作文の書き方を
ほとんど知らない
当たり前のことが
わからなくなっている
複 ...
私がニフティサーブに入会してパソコン通信を始めたのは、一九九五年。
その頃、プロバイダは二つか三つの中からしか選べなかった。
ニフティにはさまざまな「フォーラム」があった。今でいえば、サイト ...
恋文をだせない決まり暗黙の
どうせいつか
愛せなくなるなら
さいしょから
愛さないでください
っていうのは
どうせいつか
死ぬのなら
生まないでください
っていうのと
おなじ
私を悲しませないで
私達を引き剥がさないで
私たち愛し合っているの
愛のないあの人なんて嫌い
束の間の愛
一瞬しか許されていない
愛の力は大きい
病気を良くしてしまう。
でも結 ...
あまりにも懐疑的な人が今の世には多いのではないか。小さい頃、多分太平洋戦争中であつたと思うが、「人を見たらドロボーと思え」ということを誰ともなしに聞いた覚えがある。
そうかもしれないなと思ったが、 ...
独り占めしたかった
あの優しい手も
ソフトな声も
まっすぐな眼差しも
柔らかな唇も
私だけに向けられていて欲しかった
誰よりも私を理解して欲しかった
誰よりもあの人を理 ...
あの娘時折ふけた顔見せる
女は鳩の一種だという人が
九十で艶々してる霊媒女
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『おかえり。』
見崎 光
携帯写真+...
5*
07/6/18 22:43
殻
daught...
自由詩
1
07/6/18 22:15
流れていった浮き輪
美砂
自由詩
7*
07/6/18 21:59
待ち姿勢
吉岡孝次
自由詩
4
07/6/18 21:57
メガ
モリマサ公
自由詩
10
07/6/18 21:43
そろもん(ロマンスの話)
みつべえ
自由詩
3
07/6/18 21:35
sentiment
riebuu
自由詩
2
07/6/18 21:04
恋文
秋桜
短歌
3*
07/6/18 20:54
20P 「短歌2」より 昭和四十六年
むさこ
短歌
11*
07/6/18 20:40
_
花平すり
自由詩
2
07/6/18 19:57
紫陽花
yoyo
短歌
3
07/6/18 19:27
小説『Is it no use crying over s ...
宏
散文(批評...
3*
07/6/18 18:14
『Re:ブルーシグナル』
しろいぬ
自由詩
0*
07/6/18 17:39
アイボリィ
おるふぇ
自由詩
6
07/6/18 16:44
生きて
千波 一也
自由詩
34*
07/6/18 15:58
友達
DoGear
自由詩
0
07/6/18 15:54
午後と双輪
木立 悟
自由詩
7
07/6/18 15:48
鞍馬口天狗
北大路京介
未詩・独白
7*
07/6/18 15:20
創書日和「窓」 いまごろきみは
逢坂桜
自由詩
5*
07/6/18 14:59
我輩は詩である
おるふぇ
自由詩
4
07/6/18 14:17
水無月
鈴鈴
自由詩
7*
07/6/18 14:05
オトナ。
狠志
自由詩
5
07/6/18 12:56
できて当然
ぽえむ君
自由詩
19*
07/6/18 12:48
パソコン通信の思い出
渦巻二三五
散文(批評...
16
07/6/18 11:51
こひぶみ
yoyo
川柳
5
07/6/18 10:35
どうせいつか
チアーヌ
自由詩
8
07/6/18 10:34
お中元
ペポパンプ
自由詩
9*
07/6/18 10:29
面白人生講話(3)
生田 稔
散文(批評...
3*
07/6/18 9:37
嫉妬
彌月
自由詩
2
07/6/18 8:46
女三人
生田 稔
川柳
2*
07/6/18 7:56
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
6.06sec.