君は踊り続ける
君のような人間はいない
僕と合わせてくれるような人は
一緒にスコーンを食べてくれて
一緒にファンタグレープを飲んでくれる人
一緒にお風呂に入って
一緒に髪を乾 ...
吾が母の産まれ出でぬる六月に 制服の 子等の 列車に乗る哉な 。
溢れ居る列車に乗りし子等はただ 任天 DS 黙って 興ずる
今朝 部屋で にきび つぶしし 少年の 満員電車で ...
あまり大きくないアパート
階段をのぼって
一番高い踊り場から見える空の
ぐうんと遠く
そのまんなかにぽかんと
おぼろの三日月が浮かんでいる
あまり無意味にもの悲しいのはきらい
...
逃げ出したくなる その瞬間に
私の手元には何も無い事に気付く
果てしない道のりを
何ももたないまま、どうやって過ごせば良いのか
昔の私なら私さえいれば何とでもなったはず
...
窓辺には
ガラスケースにしまわれた
誰かの心臓が置かれている
真夜中の無人の部屋に現れる
今は亡きピアニストの面影
奏でられる旋律に
永い眠りから覚めた心臓は
脈を ...
思いのほか簡潔な物語の夢が
字幕付きで流れていくのを見送って
目が覚める
昨夜の手紙はまだ届かないようで
筆の跡は今日も乾かない
ささやかな足音で
捨てに行きます
思い出に引っ掛った ...
まぼろしか白夜の夢に君を抱く 鼓動ひととき重なりて、泣く
時を打つ鐘の音色も{ルビ夜=よ}の色も白くまどろみ繰り返す「恋」
白夜なら大地もぬくもり忘れずにいるから今宵は許しあお ...
ブラウン管に浮かんだ偽物の海を見ていたら
涙が出てきた
涙も海に帰りたくなったのだろう
あれは偽物なんだよと教えてあげたけれど
あとからあとから
俺も私もと押し合いながら零れてくる
それを ...
やせた、やせた
七キロやせた
わたし、ちょっと綺麗になったみたいよ
そして
あなたのこと、やっと忘れられたみたいよ
さようなら
ポテトチップス
グミ
チョコレート
キャンディ
...
問) けんじくんは夏休みに、385ページの本を1日12ページずつ読むことにしました。
何日で読み終えるでしょう?
答) 385÷12=32 あまり 1
最 ...
反転された文字列から入口を探す
隠された仮想領域のことばを拾いに
ほの白い闇に明滅する極小級数の記号は
ところどころ渦を巻いてわたしを惑わせる
黒色星雲の配置にならい なぞるカーソル ...
文書グループ「夜、幽霊がすべっていった……」
http://po-m.com/forum/grpframe.php?gid=33&from=listdoc.php%3Fhid%3D1388
...
下山の途中
私はひとりの老熊に出会った
老熊は土に杭を打っていた
私は気づかれないように迂回して回ったが
思いがけず鳴ってしまった熊鈴に気づいた老熊は
私に向かってにこりと微笑みかけた
...
しんせり
この言葉の響き
好きなんだ
真言のような
感じで
ひらがなの、その感じも
ぼくは女と別れてから
とても楽になっていた
会いたい気持ちとは
...
飲み終えたアールグレイの味がした まだ冷めやらぬ熱き接吻(くちづけ)
青春の恋は清涼飲料水 きらり輝くあの汗に似て
うたかたの恋があたかもシャンパンの泡と消えゆくウィーンの街
この愛 ...
背後の空に
{ルビ烏=カラス}の群が旋回していた
丘の上の広場で
寄りかかる柵から身を乗り出す
目の前に広がる凪いだ海
正午の日は
無数に{ルビ煌=きらめ ...
ナッツと
いえども
わびさび
でしょう
赤いポストが僕に迫る
まあ待て!
あの子は逃げやしない
.
悔やんでも過ぎた時間は還らない だから未来を選びだすのだ
成功もあの日犯した過ちも全てが今のここに繋がる
感情を無くせば死んだと同じこと 想う心は生の肥料に
過ちを幾度も重ね学 ...
久し振りの友に電話をかけた
女が出た
「現在使われておりません」
と言われた
冷たい声だった
悲しみの街の
悲しみの駅に
悲しみ行きの電車が着いた
悲しいプラットホームから
悲しみをチャージした人が
悲しく乗りこむ
この中にきっと
私より悲しい思いをしている人が居る
そ ...
朝、彼は四十三年の生涯を終えた。
病名は、食道癌。
札幌のライヴハウスの老舗ミルクで初めて会った。
はなをかんだ後ちり紙を見るか尻を拭いた後ちり紙を見るかの話
これは、ネタである。
...
わたしはいい人を演じている
間違いない
人の悪口は言わず
頼まれれば断らず
お年寄りには席を譲り
飲みの席でも気を使い
赤ちゃん見れば手を振って
重い物は無理して持って
泣いて ...
手にしたペンが
ここを握れと言っている
真っ白い紙が
これを書けと騒いでいる
すべての物が語りだす
物と心は離れない
物にも目や口や耳がある
その魂を描くとき
それは物語となる
物は ...
メールが来るだけで頬が緩んでしまったり、とか
声を聞くだけで胸がきゅうっと締め付けられたり、とか
顔を見ると心臓が飛び出してしまいそうになったり、とか
そんな甘酸っぱくココロを染めるよう ...
君は今どこにいるのか?
深い深い海の底で
さながら交換不可能な進化の果てにいるのか?
でも君は人気者だよ
今だってセカイジュウのケンキュウシャたちが
瞳を真っ赤に染めて
君を探してる
で ...
わたしはただやわらかい
ふとんで眠りたいだけ
なの
に
文句言わないで
わたしを見ないで
あなたには
見えないものになりたい
わたしは
わたしのように生きては
あなたの不都 ...
路頭に迷う
なんて
誰にでもあるわ
だから、
無理して周りに
合わせる必要なんてない
気遣いを受け止めたなら
抜け出せた時にでも
『ありがとう』を添えて
満面の笑みを浮かべたらいい
安心 ...
私の「はい」が 君の「いいえ」で
君の「はい」が わたしの「いいえ」でもいい。
答えはなくて
同じであることが良いというわけでもない。
そう
同じでもいい 違ってもいい
大切なのは
互い ...
雨散らし喰われていく
薄紅の肌を持つ裸身の乙女
恥じらいを知り
萌黄の衣で己を隠す様に
汚らしく割れていく
白磁の肌を持つ少女の抽象画
{ルビ徒夢=あだゆめ}と知り
{ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一緒
はじめ
自由詩
7*
07/5/24 5:16
六月 。
すぬかんなが...
短歌
1*
07/5/24 4:39
おぼろ
田島オスカー
自由詩
1
07/5/24 2:29
空と荒野
チェセロロ
自由詩
3
07/5/24 2:13
窓辺の心臓
服部 剛
自由詩
12*
07/5/24 1:54
公園
霜天
自由詩
2
07/5/24 1:45
白夜
Rin K
短歌
22*
07/5/24 1:40
渚にて水の者ゆえ
アマル・シャ...
自由詩
4*
07/5/24 0:57
七キロやせた
壺内モモ子
自由詩
6*
07/5/24 0:28
算数は難しい 2
むむ
自由詩
4+
07/5/24 0:07
端末
月夜野
自由詩
6*
07/5/23 23:47
岡部淳太郎 「夜、幽霊がすべっていった……」に想う
たりぽん(大...
散文(批評...
7*
07/5/23 23:36
鮭缶
小川 葉
自由詩
3
07/5/23 23:31
しんせり
吉岡ペペロ
自由詩
5
07/5/23 23:19
Love Potion〜恋の飲み物五七五
AKINON...
短歌
3
07/5/23 23:13
海の見える丘にて
服部 剛
自由詩
6*
07/5/23 23:12
日本人なら
weed &...
携帯写真+...
2*
07/5/23 23:07
はに-び-と
ちいさなきお
自由詩
0
07/5/23 23:01
人
秋桜
短歌
1*
07/5/23 22:41
【冷たい女】
つむじまがり
自由詩
4*
07/5/23 22:38
【11番ホームにて】
〃
自由詩
0*
07/5/23 22:37
二〇〇三年一二月十五日①
板谷みきょう
自由詩
2*
07/5/23 22:37
【五月の夜 草をむしる】
つむじまがり
自由詩
7*
07/5/23 22:37
物は語る
ぽえむ君
自由詩
10*
07/5/23 22:17
必要な、こと
凍雲 月歌
自由詩
2*
07/5/23 22:12
シーラカンス
麻生ゆり
自由詩
7*
07/5/23 22:10
めざわり
蒼木りん
未詩・独白
4*
07/5/23 21:51
路
見崎 光
自由詩
3*
07/5/23 21:50
関係図
美琴
自由詩
1
07/5/23 21:47
侵緑
朝原 凪人
自由詩
3
07/5/23 21:20
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
5543
5544
5545
5546
5547
加筆訂正:
Annihilate poets!
/
大覚アキラ
[07/5/24 0:21]
ラストを変更しました。
木ノ声
/
服部 剛
[07/5/23 21:55]
2連目を書き直しました。
7.39sec.