喧騒と雑踏 賑やかな公園
ベンチに座る僕は 手持ち無沙汰
それでも一瞬を待っている そうたった一瞬を
手にはカメラ 黒光りする高級な一眼レフ
ピンとはすでに合わせてあって
その一瞬の訪れを気 ...
★ボランティア先で接した子と最初に出会った時、とても懐かしい誰かと似ているような気がした。誰か解らないまま、別に気にせず過ごしていたのだけれど、昨日の父の日に、「誰か」が父だったと気がついた。「父」と ... 間違いだったね

君達はロマネコンティ69なんてぬかす奴を

聖人だと言っている

俺はてっきり知ってての事かと思っていたよ

だから君達にはもうがっかりだよ

5円あげ ...
私よ、泣くな。
その容易い涙が、ほほをつたうたび
胸のどんづまりにあるお手玉のようなものが
ぎしぎしと潰れて、たまらない。

私よ、泣くな。
のどの奥にしまい込んだ感情を
涙とと ...
あなたがいなくなったシーソーに

わたしはまだ乗っている

もともと互いの質量が

違いすぎた為に

あなたへとばかり傾いて

あまり楽しい

シーソーではなかった

今ご ...
パラライカ、とか言って意味はよくわかってないのだけど、響きがいいのでピープル・ナーバス。なんでみんなそんな?なんでみんなそんな?と繰り返してグラスの中のラムを「ラム酒」とか言ってみる。ナーバス。が散ら ... もし人生が
”こう”と決まっていても
私は抗いたい

あなたの深い瞳を
拒否したい
宿命とか運命とか
信じたくない

いつかきっと
大人になれば分かるといった
映画のストーリーは ...
鈴の森触れては消える降るうたは触れては消える触れては消える



夜に泣く左目を知る鏡の子まなざし手繰る火の指の先



忌みの日の化粧のように白き喉うねりざわめく小径を照 ...
白いワンピースが揺れていました。
荒れ狂う怒号と崩れる瓦礫の山の中で、
白いワンピースが揺れていました。

もう動くものの無い街を照らす太陽が、
真上にまで移動して、
少女のうな ...
 寡黙な空
 息づかいさえ吸い込む空


 迷い込んだ摩天楼
 季節はずれのため息
 乾いた声
 静かに目を閉じても
 溢れくる涙

 途方もない航海
 彷徨し続ける魂
 叫び ...
              1998/06/28

しかし、SRは軽快に、
小粋に走りたいものです

400ccが本命でしょうね
もう少し軽く、足回りも華奢に

街乗りでは今のは少し重 ...
足元にはあんぱんのゴマが散らばって、
ガラス越しの地下街は盆ちょうちんのように繰り返されて、

繰り返されて、

加減の利かない照明と、
可でも不可でもない音楽と、

安穏とした空気の ...
ああ わかってる
どうせ僕には君たちの言葉なんてわからない

飛べもしない翼で空を指さす
それが何を意味しているのかなんて
僕にはわかるはずもないんだ

「飛びたい」と訴えているよう ...
牙城 砕け散る 貧弱さで自分を守るが
露呈 露呈 どうしようもなく露呈 愚図の星

あの娘の尻ん触れたくて電車通学
白眼で見られて小遣い消えて
先輩に囲まれて 歯が折れて
笑った差 ...
今日はだめなんだ

昨日は君がいなくても大丈夫だったのに
今日は君がそばにいないとだめなんだ

この溢れてくる心がどこからやってくるのか
知ってる人はいますか?
私は私が何者かわからない ...
その昔
字を読んだり書いたりすることは
誰もができたわけではなく
むしろ限られた人だけだったのかも
しれない

今では
字は誰もが読めて書けるようになり
文盲という言葉すら
知る人が ...
たあいも ないことで
かんたんに

きずついたり
しぼんだり

やわらかな 
きみの たましいは

まいにち とっても
いそがしい

だけど どれだけ
いそがしくっても

...
遠くに感じては

刹那を溢す

けれど

思い過ごしな心気は

優しさを浮かべ

涙を枯らしていく

何時の日も

何時の世も

此処が還るべき場所

迎える準備などせずに

当たり前を差し出して

...
目に見えないものを信じる力
近くにいるときは溢れ出るけれど
遠く離れてしまった今
それを持つ術を思い出すことができません

どうか どうか言葉だけではなく
ぬくもりをください

待つ身 ...
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ...
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
...
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ...
いくつもの 熱風の夜を
すごして あばよ
懸崖の 星の花
祭りが おわったら
ひそやかに 咲け
ハコに閉じこもった私は

狭い世界で青空を探していた

カウトダウンが始まる

時間がない

ただ漠然とそんなことが思われた

焦りとゆうよりも

あきらめ

空が手に届か ...
愛しさを震える左の手に込めて
あなたに届け我が恋文よ



かきくらす
闇夜に祈りて願いしは
あなたと逢えるその日を疾くと


逢はむとぞ思ひて歩く
遥かなる道のり越えていざ ...
忘れ物思い出し歩を返し言う
独りごと人に聞かれし居しかも

凍る朝素足に草鞋の修行僧
声あげ行くに襟正したり

断絶と言わるる代に独り居の姑に
電話をすれば風邪ひき

家の建つ前 ...
はなびらの
ことば
なつのくもにゆれて
ひざしのなかにとけて
紫陽花の大火のようにさきみだれ憂いの日々が来ること知らず 「ホンッと危ないっすよねぇ・・・。」
いつのまにか目の前にめぐちゃんがいた。
ギターなども片付けてどうやら今から帰る所のようだ。
「あれに何回、雪だるまを壊されたことか・・・・。」
あ ...
伏せた瞳に アスファルトの黒を映し

燈るシグナル 何度も逃してきたの

上を見てほら 空の青を映し

踵鳴らして 真っ直ぐ踏みだそうよ


空が僕らの背中を押して

「今」 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
せめて音のない世界で雨露 流自由詩1*07/6/19 2:12
父の日北乃ゆき散文(批評...607/6/19 1:56
nobodymaynar...自由詩207/6/19 1:52
号泣の滝湾鶴自由詩407/6/19 1:20
シーソー自由詩6*07/6/19 1:19
ピープル・ナーバスが散らかる部屋の隅nm6自由詩607/6/19 1:15
女性へまきび自由詩4*07/6/19 0:45
鈴森と鏡子木立 悟短歌807/6/19 0:22
少女智鶴自由詩2*07/6/19 0:09
紅の魂山崎 風雅自由詩1*07/6/19 0:07
SR400あおば自由詩12*07/6/18 23:53
パン屋ひろっち自由詩5*07/6/18 23:43
「動物園のペンギン」ベンジャミン自由詩8*07/6/18 23:34
17歳自由詩207/6/18 23:29
無題raira自由詩107/6/18 23:09
有り余る言葉の中でぽえむ君自由詩7*07/6/18 22:51
やわらかなひと松本 涼自由詩907/6/18 22:48
『おかえり。』見崎 光携帯写真+...5*07/6/18 22:43
daught...自由詩107/6/18 22:15
流れていった浮き輪美砂自由詩7*07/6/18 21:59
待ち姿勢吉岡孝次自由詩407/6/18 21:57
メガモリマサ公自由詩1007/6/18 21:43
そろもん(ロマンスの話)みつべえ自由詩307/6/18 21:35
sentimentriebuu自由詩207/6/18 21:04
恋文秋桜短歌3*07/6/18 20:54
20P 「短歌2」より 昭和四十六年むさこ短歌11*07/6/18 20:40
_花平すり自由詩207/6/18 19:57
紫陽花yoyo短歌307/6/18 19:27
小説『Is it no use crying over s ...散文(批評...3*07/6/18 18:14
『Re:ブルーシグナル』しろいぬ自由詩0*07/6/18 17:39

Home 戻る 最新へ 次へ
5506 5507 5508 5509 5510 5511 5512 5513 5514 5515 5516 5517 5518 5519 5520 5521 5522 5523 5524 5525 5526 5527 5528 5529 5530 5531 5532 5533 5534 5535 5536 5537 5538 5539 5540 5541 5542 5543 5544 5545 5546 
加筆訂正:
あまのがわ/前田ふむふむ[07/6/18 23:26]
冒頭に、一連を追加修正します。
6.2sec.