コンクリートは今にも融けだしそう
足下はすっかりぬかるんでしまって
降り続く雨のせい
ズボンを汚らしく染め上げた
地面を弾いた雨粒が
おぼつかない足取りで俯いた僕の
ビ ...
大人になった私へ
今日私はこんな空の下、
子供と言われる最後の年をむかえました。
今はまだ実感がわかず、焦りばかりを感じています。
あなたは大人になれそうですか?
それとも大人になっていますか?
...
風は吹くだけではなく
時には歌い
時には光る
風は夢を見させてくれる
水も流れるだけではなく
時には跳ね
時には踊る
水も夢を描かせてくれる
雲も浮いているだけではなく
時に ...
{引用=
***
}
ashley's ashes
黙々と浜辺で流木をひろい、こわきに抱える
あるく
波打ちぎわが
日没の汀が
潮騒のざざわざわ
降るまえにあれを灰にせね ...
もみじ もみじ
てのひら もみじ
衣笠の秋の空 染み渡る
東山も 嵐山も 頬を紅く染める
ひとはあはれ 賀茂のながれ ずっと見てた
もみじ もみじ
てのひら もみじ
衣笠の秋の ...
彼はサックス吹きだった。
誰にでも噛み付きそうな
いかつい面持ちで
疑問には、
とことん言及することを楽しんでいた
そうして四十三年で生涯を閉じたのだ
無印良品の三つで1パック ...
浜辺に裸身の女
杭に囲まれ
露な姿
エロスはサディスティック
うつろな目を
柔肌を
猫みたいに
泣き声あげて
憐れみの視線に眼飛ばし
優しい言葉に唾を吐く
世間の風は煙に巻き
計画的な表情はサングラスで黒く染めてやる
手ぶらな左手はポケットに押し込み
誰も知らない道を二本の足でゆっくり歩く
左 ...
肩に食い込むカバンを引きずり
やっとの思いで 夕暮れの喫茶店にたどり着く
でも
いつものコーヒーが いつもの香を運んでこない
この場所は 私を受け入れてくれない
その時
私の大好 ...
岩清水
清く冷たくあふるるも
幾千幾万流れれば
その色止める事難し
せめて大きく温かく
海へ還らん
行ってみると門番の雪だるまが破壊されていた
誰にやられたんだ!? と聞くと
狼にやられたんだ と悔しそうな顔で答えた
ということはこの村に狼が入ってきているということだ
僕達は顔を青 ...
人間は思春期を迎える前に、
否が応にも"性"が到来して
再びぐちゃぐちゃになってしまう前に、
一度、完成する。
と言ったのは、
明恵(みょうえ)とかゆう
鎌倉時代の偉い ...
みちも ひろばも どこもかも
コンクリートできれいにぬって
あめがふっても どろでよごれたりしないし
くるまもガタガタはしらずにすむ
でもちきゅうは
から ...
バックドライブでフルUターン
妄想全壊、キルムーン
ジャックナイフへメッセージ
崩壊妄想、アライブサン
プルトニウムでハイハンド
あざらし、ふくろう
サソリにトカゲ
エレファントアシッド ...
遮光カーテンの四隅に朝が零れている
うつ伏せで眠る君をベッドに残し、
素肌にすばやくドレスシャツを着て、
夜の逞しい身体は、そっと部屋を出てゆく
落ちてゆくエレベーターのなかで――
右手 ...
鏡の中で
バービー人形が倒れている
天井と床とがくっついて
型破りな世界
ひさしぶりの休日だっていうのに
ゴミだらけの部屋で
ノートパソコン開いて
誰かのホームページ
朝から晩まで ...
何を拾っているの
幼いほうの少年が訊ねると
人の骨を拾ってる
と半ズボンの少年は答えた
初夏の海辺を二人は歩いていた
緑色の半ズボンを履いた少年は
白い砕片だけを選んで拾っていた
― ...
俺、神なんだよ。
男はそう言った。
そうかい。
僕はそう返した。
「神だって言ってもな、何があんたらと違うって訳じゃない。姿形もあんたとほとんど同じだ。」
男は僕の ...
夏は結局いつも
気づけば私を置き去りにしてしまうから
今年はちゃんと捕まえて
かごの中に閉じ込めてやろう
だらだら溶けるアイスキャンディーは
外れの文字をさらけ出すだけだけど ...
あなたは指さえ舐めさせておけば
それで十分満足するから
私は暇さえあると
あなたに指を舐めさせた
時折私が忙しくて
指を舐めさせてあげられないときは
あなたは自分の指をずっ ...
お水の仕事をしていると、お酒が口から入って、
肝臓あたりで解毒されるアルコールに混じって、口にしたときの雰囲気や、
相手や会話の一部が酒に混じり、それは消して解毒されないのだということを、21のと ...
どうして人は嫉妬するんだろう
わたしも嫉妬
するんだったなたぶん
どうかな
生理の
一週間後あたりは気をつけなくちゃ
だけど
君の子どもなら
生み育ててもいいかなと
ふと思う
...
遠くで何かが吠えて、僕の耳に届く
それは時間共に細くなり
消えてしまった
僕の手は冷えて、風が過ぎていった
君にも聴こえているでしょう?
この声は幻聴ではないでしょ? ...
あなたのいのちにきょうめいして
あたしのからだのいちばんおくの
ちいさな鈴がふるえてる
あたしのものとはおもえない
きれいな音で鳴っている
切れ端に描いた港町に
一筆のカモメを飛ばしていた
パラパラ捲らなくても
風波に漂い
白色の青空を泳ぐ
行間をぬうように
実線をもてあそび
そして港町は飛行機になった
青色の青空 ...
その果敢なさは問題にならないほど遠くて
空っぽなヤツ等ほど引き出しをかき回して
うるさいと言いやがる
そして近くに感じている物に手を伸ばし
掴み取ったのはプライドだったり
弱さに目 ...
5月にしてはたくさんの雨が降った夕暮れ
その古びた小さなホールに、傘を差しながら集まってきた人々
住宅街の中にあるその建物は、粋な服装をした紳士のように
風格としゃれた遊びが調和している ...
明日へと続く道
ひび割れた心に雨が凍みる
昨日の欠片舞い散る
忘却の甘い罠
スローモーションで流れて行く日々
くだらないことで笑える幸せ
胸が痛む
連日の悲 ...
久しぶりに口笛を吹いてみたら口が笛になっていた
何度言葉を発してもフィーフィーとしか音が出なかった
周りの皆は大層大袈裟に哀しんでくれていたが
涙が出ている者は一人も居ないようだった
哀しんで ...
後ろすがた かわらないね
しゃんとせんねって
相変わらず 美人だね
中洲の女王やもんね
ひさしぶり
俺は元気
左の奥歯がひとつ欠けちゃって
すこしは老けたって言われるよ
おばあちゃ ...
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水玉世界
朝原 凪人
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07/5/26 11:43
手紙
優羽
携帯写真+...
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07/5/26 11:42
風の声が聞こえる
ぽえむ君
自由詩
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07/5/26 11:19
aerial acrobatics 9
mizu K
自由詩
4*
07/5/26 10:14
もみじ 〜京都衣笠もみじ
北大路京介
自由詩
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07/5/26 9:59
二〇〇三年一二月十五日②
板谷みきょう
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07/5/26 9:55
女体裸身
yoyo
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07/5/26 9:42
小さき反抗者
太陽の獣
自由詩
0
07/5/26 8:19
コーヒーの香の中に溶ける
いねむり猫
自由詩
5
07/5/26 7:41
岩清水
森川仁
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07/5/26 6:56
村人と狼
はじめ
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07/5/26 5:21
心に吹く風/チンコ特集(コメント欄にて)
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秋也
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詩人のプロフィール☆
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イッツアビッグワールド
壺内モモ子
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砂汀
hon
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07/5/26 1:10
【小説】昼間の会話、神の存在
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07/5/26 1:10
夏の誘拐
〃
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07/5/26 1:08
指先舐め
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07/5/26 1:07
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床
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しあわせ
蒼木りん
未詩・独白
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07/5/26 1:03
声
海月
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a/t
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07/5/26 0:39
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07/5/26 0:35
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いねむり猫
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山崎 風雅
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5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
加筆訂正:
イチゴとミント
/
a/t
[07/5/25 23:40]
より簡潔に修正
6.16sec.