太陽はオレンジ色に重く熟れても
夜に染まるまいと
燦爛とラメを絞りだし扇子をはためかせ
アスファルトに積まれたり崩されてゆく影を
横目で睨みつけては光の地団駄を踏みつづける
ジュリアナ東京と ...
あの時
私を救ってくれたのは
きみ達だから
たったひとりの
僕の心を
僕の世界を
僕の未来を
ひきとめてくれた
だから
だから
だから
...
動物園の猿が
声を食べている
人間の声を
むやみに与えないでください
と、注意書きがあるので
みんなただ黙って
猿を見ている
携帯が鳴った
電話の相手が
ものすごい剣幕で怒ってい ...
2007/06/20
さて今日は、
この辺でお開きと致しましょうと
缶蹴りをしたつもりの鰹節の鉋に蓋をして
戸棚に収めてニルバーナー過程に入り ...
色褪せた壁に守られている
懐かしい匂い
ぼくはその匂いをかみしめながら
坂を駆け上る。
水びたしのカフェが
あなたと出会ったテーブルに
傷痕を残す
何かといえば
鉄塔がさえぎる ...
ゆっくりと
その角を曲がって行け、。蹄でなく
流れる一筋ごと粒子を埋め、加速し
金糸のそれぞれの鈍い光によって
産まれて行け、。
((失速しながら
しかし、果てまで手を ...
洞窟が歩いている
しっぽがついてる
持つと 取っ手だ
時計のおしゃべりで
眼が咲いていく
片側通行の車線へ
ながれ星がころんでくる
焼き海苔で包まれた過疎地
望遠鏡のような振袖 ...
黒で彩られた人達の中で
どうにも落ち着かない感覚に襲われる
その家に訪れた不幸を
何とはなしに自分に置き換えてみる
命はやがて尽きる
そんなのは当たり前の事
なぜかしら目頭が熱くなり
...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子
哀しみ本線で旅をはじめたの
こんどの駅は
哀しみ宝石職人駅だって
職人みたいなオジサンがいた
ねえねえ、オジサンはなにをやっているの?
「やあ、哀 ...
刹那
?
俺は君にタックルした(激しい事で)
?
その一刹那前
?
君は俺にタックルした(ぶつかっちまうぜ)
?
俺は君の額に
?
君は俺の首筋に
?
歯が当たるような熱烈なキ ...
ミントの
葉っぱに
乗っかって
揺すっても
触っても
動かない
君は
いったい
誰だろう
ゾウムシなのかな?
ちがうかな?
その家は理想の家だった
効率性と便利性を兼ね備えたキッチン
窓から入る光具合を上手く考えられた
それぞれの部屋やリビングなど
すべてが申し分なかった
庭も手入れするのに苦労もせず
植木や花 ...
大海原に流れた涙は
夏の太陽に照らされて
大きな大きな入道雲になって
子羊の僕達の上に落ちてくる
桜島が噴火する理由を僕は知ってます
それは僕が怒ってるからです
僕を怒ら ...
あなたの腕で
眠る今日
明日も続けば
梅雨の日だって
幸せなのよ
先日、横浜詩人会が主催するイベントに行ってきた。JR関内駅から歩いて数分、横浜スタジアムの近くにあるZAIMという古いビルの中のミニシアターで行なわれたものだ。第一部は横浜詩人会会員によるポエトリー ...
わたしに降り注ぐ優しさはどうして
こんなにも哀しいまでに鮮やかな花びら
灰色のわたしを埋め尽くすように
幾ひらも幾ひらも舞い降りる
紅い花びら
白い花びら
青い花びら ...
たまには『僕』からでもいいだろう
僕は列を崩さない 昔先生に怒られたから
列を崩さない事が正しい事
僕は列で騒がない 昔先生に怒られたから
列で騒がない事が正しい事
僕は列に遅れ ...
一
寝息をたてている。
親父も最近、まるなったな。
福岡に住んでるとき、
一晩かけて車で京都に帰ってきて
舟岡山で大文字をみるのが毎年夏休みの楽しみでさ、
兄弟三 ...
{引用=
【 お読みくださる前の諸注意 】
1.これは北大路キョウコさん(誰?)へ贈る詩です
2.男性の方は「キョウコ」の部分を好きな女性の名前に変えて
女性の方は 御自身の御名前に ...
From: はらだまさる <xxmasaruxx@hotmail.com>
To:★@hotmail.com
Subject: RE:おまんこ
Date: Fri, 22 Jun 2 ...
晴れた空
熟れた唇
赤々と
染まりて人を
惹きつけやまぬ
ハルジョオンとヒメジオンは両方とも正しいとはされない呼び方だ。正しくは、ハルジオンとヒメジョオン。ヒメジョオンは、ちいさな女苑の意。女苑は中国産の野草。また、紫苑の一種姫紫苑(ヒメシオン)と区別するた ...
街なかやフェイスタオルの落ちたまま
見知らぬ駅を
見知らぬ時間に
月が夜を
青い海にしている
ひとりでは癒やせぬ
傷をかかえて
うろうろとしている
見知らぬ駅を
見知らぬ時間に
...
その日 あなたの放った絶望が
初めて 少年院へ 向かった
薬を噛んで 拘束具をはずす
それは超能力のようなもので
さすがに信じるか信じないかは自由なんてそんなこと言ってる奴だよ ...
ゆら揺れても もう置き去り
そらやれんね やれん空
諳んじる節にあてがえてったら
苦笑いで進んだらよろし
痛い痛い昔々って
いつまでたっても発つ気はねえ
だって厭さ 演厭さ ...
今日も暑くてじめじめするから
旋風機の下でゴ〜ロゴロ
猫には夏は辛いから
特等席は譲らない
川のむこうにいる君に
小さな僕ができること
ほんの少しでも あるはずだ きっとあるはずだ
だから僕は叫ぶから 君は笑ってもいいから
どうか 声だけ とどきますように
生きてるだけでいいじ ...
明日の予報を お伝えします
明日は森でしょう
明日は森でしょう
明日は森だから
いつもよりたくさん歩こう
明日は森だから
少し深呼吸しよう
明日が森なら
わたしは、 ...
嫌なことなんて
なんにもないのに
静かな悲しみが
満ちてくる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽
湾鶴
自由詩
4
07/6/21 0:35
君に贈る
白い蒲公英
未詩・独白
3
07/6/21 0:31
声
小川 葉
自由詩
10
07/6/21 0:09
むー。
あおば
自由詩
15*
07/6/21 0:07
列車
iloha
自由詩
6*
07/6/20 23:56
「瞼の交響」
焼石二水
未詩・独白
6*
07/6/20 23:48
チョン 5
砂木
自由詩
5*
07/6/20 23:42
いつか詩になれるよう
松本 卓也
自由詩
1
07/6/20 23:25
哀しみ皇子(2)
アマル・シャ...
未詩・独白
4*
07/6/20 23:15
田中の日常
芦名
自由詩
1
07/6/20 23:14
誰かな?
weed &...
携帯写真+...
2*
07/6/20 23:05
理想の家
ぽえむ君
自由詩
7*
07/6/20 22:49
桜島
山崎 風雅
自由詩
3*
07/6/20 22:39
恋傘
yoyo
短歌
3
07/6/20 22:29
失語から生きる
岡部淳太郎
散文(批評...
18*
07/6/20 21:46
花びらのように
あずみの
自由詩
6
07/6/20 21:25
自己主張
酸素の枷
自由詩
3*
07/6/20 21:23
ダブルクリップ
はらだまさる
自由詩
14*
07/6/20 20:45
キョウコさんへ
北大路京介
自由詩
7*
07/6/20 20:43
おまんこ
はらだまさる
自由詩
14*
07/6/20 20:41
赤
秋桜
短歌
3*
07/6/20 20:11
ハルジョオンとヒメジオン(親指1000字エッセイ)
佐々宝砂
散文(批評...
6+*
07/6/20 20:09
日の盛り
A-29
俳句
2*
07/6/20 20:07
青い夜
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/6/20 20:05
ペガサス 1
那津
自由詩
6
07/6/20 19:35
贋作で追う鴎
げ
自由詩
4
07/6/20 19:06
猫の特等席
OLGA
携帯写真+...
3
07/6/20 19:04
アウトサイダー
紫翠
自由詩
4*
07/6/20 18:51
祈り
長谷伸太
自由詩
5
07/6/20 18:34
なんにもないのに
weed &...
携帯写真+...
3*
07/6/20 18:26
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
5538
5539
5540
5541
5542
加筆訂正:
あまのがわ
/
前田ふむふむ
[07/6/20 19:37]
いくつか訂正しました。
6.92sec.