祈っても祈っても遠ざかる
あなたはいつも朗らかでいたいと
人を怒りもせずに
にこやかに笑う
あたしには人類がはじまってから
あなたはいると思う
ただし過 ...
ヴィルへルム・F の それの ような
白い タクトが
曖昧な ままに {ルビ空=くう}を 振って
プロムナード・ウォークの テンポに
からだと リズムを 泳ぐと
...
道に小さな星型の花が降り積もって
オリーブの白い花が開花したことにやっと気付いた
道行く人々は、夏
明るいグリーンの実が、しなやかな枝でゆれはじめてから
オリーブに目を向ける
...
芸術的だ
なにもかも芸術的すぎて
私は、おもちゃになっちまったみたい
この地球の上に
宇宙よりも遥か上に
人間よりも賢い何かがいてさ
見えない糸で
全てを操っているのかもな
人間の心まで操ることがで ...
空が鳴いている。
夜にひっそりと。
切り裂かれてる。
啜り泣いている。
涙を流している。
慰めるために、
何が出来るだろうか。
大好きなんだけどな。
無 ...
すき(かもしれない)
すき…(かもしれない)
すき!(かもしれない)
すき!!(かもしれない)
あなたへのカッコ内が消えない
好きって言い切りたい
...
劣悪な環境におかれてワタシの心は
破裂寸前になっていた
両手をグッと握り締めた
数ある罵声を受けて
世の不平に晒されて
癇癪を起こしたワタシの手足が
そこにいるあなた ...
ちょうど欲しい色を切らしていたから
椅子に腰掛けて本を読んでいる彼に相談した
あいにく僕もその色を持っていない
二人で一緒に探しにいこうか
そう言って近所の公園へ出かけた
私た ...
きらきらと嘘が降り積もっていくから、
きらきらと世界が綺麗に見えて。
もう何も考えたくない僕は
ただ、笑いながら幸せな歌をうたう。
ただ、しあわせなうたをうたって。
しあ ...
私は生まれる前は0だった
私は生まれて1になった
私は死んで0に戻る
0が0 0が1 0が100
0が0 0が−1 0が−100
321回目のセックスからだ。日記につけていたから間違いない。僕は今まで付き合った女の子たちとのセックスの回数を日記につける癖がある。321回というのは、それほど多くの人と付き合っていない割りには多い ...
あんたの部屋に入ったら
嗅いだこともない香りが鼻についた
こんなんあんたがつけるような匂いやない
どこぞの女が残した匂いや
せやけど、ええ匂い
あんたに抱かれてるとき
...
一
春をあげるよ
ツバキの葉にうっすら積もった春を
人差し指でそっと集めて貴方に
栞にしてみてはどうだろう
本を開くたび春の匂いが漂うように
カーテンにしてみるの ...
幸せに死ねるかもしれない
そう思うと
心から安らぎます
今は春
眼に映るたんぽぽや
雲の流れ
ひばりの鳴き声が
どれほど美しく
心に響くことでしょう
初夏ー
なぜ空はこんなに青く
輝くのか
雲は白く輝くのか
山の緑は
こんなに眼に痛いのか
川の深い緑は
こんなに心に突き刺さるのか
すばらしき 岐阜の 山河
なんで忘れられようか
...
Yよ
私のことを
憶えていますか
私は今
こんなに遠いところに
来てしまいました
初めは近くに散歩に行くつもりでした
なのに 私は
三つの平原を越え
七つの山脈を越え
二つの断 ...
天変地異が起こった 悪霊達がハルマゲドンに全世界の王達を集めた
一人の緑豊かな国の王が言った これからどうします?
一人の砂漠の国の王がこう言った ここにミレニアムキングダムを創れと先程あな ...
漆黒の闇に今日も
電波にのせた言葉がいきかう
誰かが誰かのために
ほとばしる想いが
零れないように
いつでも切れる
儚い琴線
そっと握りしめ
かぎられた空間の余 ...
木曜日の朝の雫が絶叫をあげている。
尖った街頭の佇まい。
通勤の熱気をはおったDNAのひかる螺旋の群は、
わたしの散漫な視覚のなかに、
同じ足音、同じ顔を描いていく。
振子のようなまなざ ...
どんぱっぱ
パリン パリン チリン
チリン チリン グリン
グリン グリン グリン
グリン グリン グリーン
グリーングリーン エバーグリーン
首の長いキリーン ...
生きたことについて
様様な言い訳を用意するときに
奴らは言ってみろと嘲笑う
おれはにらみつけながらどれだけの大音響で
耳をつぶしてやろうかと画策する
嫌悪と失望という共通項で互いに団結して
...
空と僕らには距離がなかった
窓は開かれていた
白いテーブルの上に
幾千の微細動
まるでナイロンの弦を束ねた
世界のつけ根はたなびき
差し入れる指は風に同調する
触れた先からほろほろと物語 ...
ムード音楽
意味もなく妖艶なおばちゃん
四角く座している皆さん
俺たちは欠けた
美しい輪っかだよ。
私は欠けてない
満たされた輪です。
アルデンテ
精密 ...
さよなら、なんて必要ない
だから
会いたい、なんてものも必要ない
おれたちは
欠けたわっかのようなものだ
そこから始めなければ
生まれ変わっても
さよなら ...
あしたは
会社にあたらしく導入するシステムの
最終の打ち合わせだった
今夜は
行政がしている工業会の会合だった
おとといは
突然のトラブルで
それに対処する資 ...
見えているものは
ただ単に
見えているだけであって
見るものを
見ていないのかもしれない
見えているものから
見えるものを見えたとき
初めて見えるのだと思う
目を開けなくても
見 ...
最悪やなじぶん
才覚やなきみ
性格やなじぶん
正確やなきみ
どんだけ追いかけはしっても
おいつかないなぁ
きみ
だんごむしみたいに
マイペース
...
すすきヶ原が風の形に擬態して、
空気は
しゅわしゅわと微かなあぶくを吐いている。
どこかの家から、
ほくほくと夕餉の匂い。
紫紺の空は、
星がまたたく一瞬前の緊張を孕んで、悠々 ...
わたしの唇は真赤
よく哀しみで強く噛むから
あるいは憤って
あるいは、純粋なる愛を以て
だからキスはしないで
それは優しくされるためのものじゃない
わたしが陸で生きるための脚
そして言葉 ...
夕陽の堕つる彼方に昨日問ふわれと埃かぶりし母のオルガン
澄み渡る空に浮かびし虹を見る子らの顔には虹の跡なし
われ乗せて北へ走らむ夜汽車にて車窓に顔つけ頬を冷さむ
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
平和
yoyo
自由詩
3*
07/5/27 10:09
ゲニウスの響き
モーヌ。
自由詩
10*
07/5/27 7:35
オリーブ賛歌
いねむり猫
自由詩
1
07/5/27 7:30
神様
壺内モモ子
携帯写真+...
8*
07/5/27 3:16
悲鳴。
狠志
自由詩
4
07/5/27 2:19
ああ、もう
ちいさなきお
自由詩
2
07/5/27 2:18
拳
doon
自由詩
0
07/5/27 1:55
少女の色
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/5/27 1:51
世界はいつだって輝いている。
R
自由詩
1
07/5/27 1:31
0
わしず
未詩・独白
2
07/5/27 1:27
【小説】322回目のセックス
なかがわひろ...
散文(批評...
2*
07/5/27 1:16
匂い
〃
自由詩
5*
07/5/27 1:12
春憬
朝原 凪人
自由詩
8*
07/5/27 0:56
春に
渡辺亘
自由詩
1*
07/5/27 0:55
断片
〃
自由詩
3*
07/5/27 0:52
Yに
〃
自由詩
1*
07/5/27 0:48
ハルマゲドンの王国
はじめ
自由詩
3*
07/5/27 0:04
メールが織りなす心模様
渡 ひろこ
自由詩
4*
07/5/26 23:29
五月の街
前田ふむふむ
自由詩
31*
07/5/26 23:26
どんぱっぱ
北大路京介
未詩・独白
5*
07/5/26 23:19
履歴書
構造
自由詩
7
07/5/26 23:01
屋根のない明るい部屋で
氷水蒸流
自由詩
9
07/5/26 22:49
信濃町にて
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/5/26 22:43
生まれ変わっても
〃
自由詩
1
07/5/26 22:40
詩の箱
〃
自由詩
3
07/5/26 22:36
見えているものは
ぽえむ君
自由詩
11*
07/5/26 22:35
だんごむし
なきむし
自由詩
7
07/5/26 22:14
おいのり
紅魚
自由詩
4
07/5/26 21:57
忠告
三条
自由詩
1
07/5/26 21:56
母のオルガン
村木正成
短歌
7
07/5/26 21:39
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
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