水の上に
ひとひら落ちた
花びらのように

月が
夕方の空に
浮かんでいる

流れているのは
雲だろうか
月だろうか

それとも
この私だろうか
誘われて
親元はなれ
駆け出した
風の向くまま
行方は知らず

降りたった
土壌は堅く
独りきり
見知らぬ土地に
不安を覚え

この土地に
深く根差した
モノとなり
大志 ...
 まだ熱の残る砂浜を歩けば
 私の中の?海?が呼応し始める。

  感情の波に流されないためには?
  自分の願いを叶えようとして
  自分の過去を認められないほど
  私達は幼かった
...
あなたにも、見えていますか。
私と同じ、ほのかな恋心みたいな月が。
この 二足歩行を支える
骨と筋を 賛美せよ

足裏を遠い岬の土に
摺り合わす 意志があるなら

この風は
風力発電機のために 吹くだろう

ひと時の 陽だまりの幻想

岬の土音を ...
“赤ん坊のように
手をグーにしたら
幸せはやってくるの?”

なんて考えてみたけれど
実は
わたしたちは
まだ、赤ん坊にも
満たない

無垢な気持ちは
いつでも忘れない
死ぬこ ...
水をつかみそこねて
ひとりでいる



いつまでも乾かない髪
水はしたたりつづけ
消えてゆく



窓には音だけが残り
ひとつひとつが
異なる外を映しながら
結 ...
ふいに 
{ルビ痒=かゆ}くなった腕をかいたら 
思いのほか 
しろい爪は伸びていた 

( 窓の外には風が吹き 
( 緑の木々が  
( 夢を{ルビ囁=ささや}く声がする 

はた ...
僕は何も分かっていなかった

彼女が苦しんでいた事も

そのせいで去って行かなければならなかったことも


僕は理解できなかった

彼女が何を考えていたのか

何を感じていたのか ...
「アナタは半人前」と言われるのが当たり前なこの頃に違和感若干沸き立つんです。
青二才だからって僕の偉才無視しないでよ年功序列がお望みなんていつ時代の人ですか?
アレレ、「ピレレ」無機質携帯着信音。 ...
殺さないでくれ

理だとかどうでもいい

ただ

殺さないでくれ

願ったっていいだろう

殺さないでくれ

これ以上は見たくない

殺さないでくれ


...
コノ先ニ
貴方ガ イル

眺メテ
見ツメテ
瞳ヲ閉ジル

同ジヨウニ貴方モ
コノ虹ノ先ニ
私ヲ想ッテクレタナラ
果デ二人ハ
繋ガレル


心ノ行キ交ウ橋
言ノ葉ヲ乗セ
確カメ合ウ契リ

『愛スル人ハ ...
僕はため息を吐く
また一つさっきのより深いのを
別に理由なんてない
それは
鬱々とした日々に対してかもしれないし
または
自ら手放した幸福を想ってかもしれない

でもそんなことは関係が ...
夕暮れの始まりには
電車も家に帰り着いているよ
そう、ぜんぶ

雨戸がひとつ閉まるたびに
天国ではピアノがひとつ鳴る
そう、どれも

だれも、おたがいのこと
なん ...
泡入りのカプチーノ
友達の陶芸展へ行く
私も昔陶芸をした。
ロクロを使った。

難しかった。
黒茶碗を作った。
ほとんど先生にやってもらった
お客さん黒子を取ったと言う

恩師に電 ...
A さっき2ちゃんの「【検証】 現代詩フォーラム その7 【評議】」というスレを見てね、ビックリした。
 「冷やしそうめん」氏がぼくのことを名指しでバカにしている。
  赤面せずにはいられない、 ...
打ち上げられた
貝の中に
真珠ではなく
小宇宙が
波の形を
ひびかせて
おもしろげに
反芻している


波打ち際に
アメフラシが
空の青を受けても
ちっとも色を変えずに
お ...
愛するということに
答えはない
愛したということにも

そしてきっと

という言葉の中にすらも

かつて死神がこう言った
神様は信心深い人にしか現れねえっていうだろ?
それに引き ...
髪の毛を染めた
別に気分転換するほど
落ち込んでいた訳じゃないけど

泣いてたあの子に
好きだと言ったから
何となく

公園は思っていたよりも広い
誰が 何処で 何をしていようが
...
ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
灯りをともすように 生まれ
それぞれに 与えられた

喜びと 悲しみを
走るように歩くように縫うように

僕らは 生きてゆく それ

だった
おまえさんょ おまえさんの中身から
  削げるものに なにがあるんだい
   なにも ありはしないんだろぅ
     ささやきかける「時間」に
   うわめを使っているぢゃないか
   その ...
おかしいねって微笑んだ君

目を見ると、哀しそうなのどうして

できるなら 心から笑える日が来るといい

取りとめのない哀しいだけの涙も枯れるといい

憂いに屈しない心を


新 ...
一。



どんな関係なのと、
訊かれたことがある。
からだの関係です。
そう答えると、
相手は押し黙ったっきり、
何も言わず、
泣いてしまった。
...
 あの夕日が落ちるまでに
 すべて すべてかたづけよう

 あの太陽がのぼってしまうまでに
 ありったけのなみだ ながしてしまおう

 なんで なんで なんで どうして?

 どう ...
裁くことは可能だ
だが公平ではない

愛することは可能だ
だが公平ではない

博愛主義とは何だ
ひたすらに
わけあうことか

私の精神は
無限ではない
私は
命のベクトルを
...
リズムに乗って
街のすぐ上をすべるように流れたい

どんな希望や失望の鉤爪にもひっかからず
どんな思いや願いにも留まらず

リズムに乗って
体に始めから満ちているリズムを人に伝えたい
...
角を曲がる
過度に曲がる
曲がりすぎて
大破する
大破した木造船の
欠片を集めて
人の形にしていく
そうしているうちに
祭りは終わる
消灯時間になる
何が耳かわからなくなる
誰か ...
異教徒を大量虐殺した独裁者も
何人もの幼女を切り刻んだ青年も
我が子を押し入れに閉じ込めて餓死させた母親も
みんな赤ちゃんだったのに
かわいいかわいい赤ちゃんだったのに
コンクリートは今にも融けだしそう
足下はすっかりぬかるんでしまって
降り続く雨のせい

ズボンを汚らしく染め上げた
地面を弾いた雨粒が
おぼつかない足取りで俯いた僕の

ビ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花びらのようにweed &...携帯写真+...6*07/5/26 21:01
たんぽぽ秋桜短歌12*07/5/26 20:57
海という名の、灯和自由詩7*07/5/26 20:52
愛心携帯写真+...7*07/5/26 20:41
風は風力発電機のために吹くアハウ自由詩507/5/26 20:28
赤ん坊小原あき自由詩21*07/5/26 20:11
ノート(水音)木立 悟未詩・独白307/5/26 20:08
爪切り 服部 剛自由詩9*07/5/26 19:46
悲恋 Ⅱajisai自由詩3*07/5/26 19:04
オコチャマVS糞ジジイ影山影司自由詩107/5/26 18:14
東風自由詩207/5/26 17:56
虹ノ果テ見崎 光携帯写真+...4*07/5/26 17:50
蝉時雨イヴ自由詩107/5/26 17:44
ホームふたば自由詩507/5/26 17:14
つながりペポパンプ自由詩6*07/5/26 17:01
ハッタリについてんなこたーな...散文(批評...007/5/26 16:58
寄り道せかいまきび自由詩407/5/26 16:29
パッションアマル・シャ...自由詩307/5/26 15:41
過去に泣かれる現在の僕と未来酸素の枷自由詩4*07/5/26 15:25
そうして僕らは嘘をつくプル式携帯写真+...7*07/5/26 14:31
いのちは ひより自由詩5*07/5/26 14:28
Existence(5)信天翁自由詩307/5/26 14:18
счастье狗の骨自由詩207/5/26 13:55
「 人魚の涙。 」PULL.自由詩13+*07/5/26 13:40
帰れない。。。くるす.wh...自由詩2*07/5/26 13:33
紫陽花uminek...自由詩17*07/5/26 13:23
私たちの軽さはいねむり猫自由詩307/5/26 12:44
祭りたもつ自由詩1107/5/26 11:50
赤ちゃんあなたは、どこではぐれてしまったの?a/t携帯写真+...407/5/26 11:48
水玉世界朝原 凪人自由詩607/5/26 11:43

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