隣の席で
難解な数学の問題を
すらすらと解く彼が嫌いだった
無能な自分を見ていた
何でこんな複雑なものを
考え込むことなしに
さばいて見せるのだろう
その姿勢がどこか傲慢で
さらに彼を ...
おひるねするのを がまんして
おそとにみずまき。
ねなきゃしんどいのに
おはなにおみず あげるために
じぶんもおみず かぶって
あたま すっきりさせるの。
おにわとじぶんが しっとりとぬ ...
こうず まさみ
一月に入って
やっと 柳の葉が 散りました
出かける前 ふと 庭に視線をむけると
たおやかな 枝に
水晶が 一列に 並んでいました
...
白い光でスキャンされ
忘れていた癌がズキンとする
お母さんの両手から
ポオンと青空に放り投げられた開放感と孤独感
夕暮れの罪悪感
ランドセルの手触り
時が止まったせいで
古い記憶がジワリ ...
眠っている時 港から船の汽笛が聞こえた 潮の香りが酷い
白で統一された僕の部屋は洗練さで満ちていて 読みかけのトルストイの「戦争と平和」の文庫本が潮風に吹かれてパラパラとページを捲る 水差しが透 ...
翼が折れてしまった 天使は
それでもなお 天を舞うことを諦めない
もう一度 あの空を
友と{ルビ一緒=とも}に
もしも
人間の背に翼があった ...
そして季節はめぐる
無邪気さを守り続けたまま
僕は季節にさわる
ちょっとだけ時が止まる
君がいないと心は半分
ジュースか何かを飲みたくなる
...
いつまでも変わらない
そんな優しい歌の話をしよう
夏の朝焼けの中で見た
あっという間に消えていった夢の歌
小指が触れるだけの
小さな思い出が
大きく膨らんでしまわない様に
小さな夢の話を ...
その日が楽しみで、眠れなくて
二時間ぐらいじゃ二度寝するのに
遠足気分で寝れない
初めて行ったホテルは
とても大きくて綺麗で親切で
眠かったけど
楽しくて
大 ...
真夜中に夢想する精神(こころ)
セックスしてる姿のまま化石になった
男女の生き物のつがい
恐らくはホモ・サピエンス(人間)
ご先祖様たちは死んだ後も愛し合っていた
その巨 ...
私は 笑った
痛いから痛いといって泣くよりも
苦しいから苦しいといって泣くよりも
おかしい人間みたいに
笑っていれば
自分ごと嘘をついてしまえば
そっと
息をしている ...
★☆★ 法律大魔王から8度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して下さい ...
心のスペクトルは
群青色
青い青い波が
私の心を洗っていく
洗われて 洗われて
私の心も深い青となる
それは
深海の色なのか
それとも
闇夜の深さなのか
ラジオから流れてくる
何気ないナンバーに
心動かされたりする
気付くと世界は歌っていた
木も歌っている
草も花も鳥も歌っている
石ころも雲も風も
空も太陽も月も星々も歌う
私も歌う
...
きみは激しく泣いていた
初めて背負う肉体の重さと、
もう止まることのない時間の速さに怯えて
予想もしていなかった祝福と、
手荒い歓迎の痛みに驚いて
きみは激しく泣きながら産まれてきた
...
僕が振り返ると
僕はいつの間にか
イチになっていた
ゼロを目指していたのに
気がつくとゼロを超えて
イチになっていた
その海で 泳いだ人
軽やかな 知識人よ
その海を 滑る戦士
重厚なる 軍団長よ
その海に 身を投げ
体が硬直し 潜在意識で
次もこうなるなんて 思わないで
その海も 選択違い
でも魚は ...
願いは叶えられない
もう口付けを交わす事はない
遠い場所で言い訳を並べようと
誰に届くというのだろう
私の言い訳はまるで
雨は蟻の様に行列をなし
私の残り少ない純粋さを
蝕んでい ...
明日 朝 起こさないでね
やだ 起こす
そう じゃあ おこすて
おこすて?
うん 明日 朝 おこすて
え じゃあ おこさない
そう よかったわ
電話 ...
遠い過去がちらついて、たまにぼくがおかしくなる
だいじょうぶ
だいじょうぶ
もう、思い出すことも出来ないから
古い記憶に埋もれて
ふとしたことも思い出せないから
...
拳銃を取り出して 僕は彼を撃った
魂を売って 娼婦でない女達を
晴れ間とはこういうものだよ
なんて言って
感覚を取り除いたからだよ
上手く動かなくなった指先が
背中の硬直をより高めた
...
その広い丘にはドアがあって
朽ちかけたドアだけが、ひとつ、あって
その横で佇んでいる、家族だった影が
心を裏返すほどにゆるしたかったものは
自分たちだけ
だった
ドアを開けると道が広 ...
雨が降った後で晴れた五月の日に
出窓を開けて扉を開けて
新鮮な空気の一つの通り道を作る
そのとき風は確かにある
まるで長い棒のようにして
僕は出かける準備をしている
床のすき間にはいっ ...
もう百円玉じゃ温もりは買えなくなった
冷たい缶コーヒーを握り締めて
さめざめと泣いたり出来れば
明日の朝は幸せなんだろうか
どうせなら何処か遠くで目覚めたくなって
小さい窓から這い出して ...
気圧の低い日には目線が低くなる
その低い目線でうろうろ家を出た
いく所もないので小さな喫茶店に入り
メニューの一番上の一番安いエスプレッソを頼む
最近エスプレッソとなかよくなった
珈琲の ...
僕の中心が
もしも 僕 ではなかったら
僕は僕と言ってはいなくて
僕はいなくて
でも 私 はいて
僕らの中心が
もしも 彼女 ではなかったら
僕らは私と言ってはいなくて
私は ...
とりあえず
行く
イライラして
試着室では
剥ぎ取るように
脱ぐ
あれも
これも
全部欲しい
マネキンが着ている服を
脱がせたら
裸になった
ざまあ見ろ
大嫌い
子供の ...
幸せな夢から覚めたら
恋人がたくさんいて
誰とデートしようか
吐き気を抑えながら悩んだ
恋人なんかいらない
面倒なだけだ
たくさんなんかいらない
ひとりだっていらない
まったくいらない ...
湿っぽい
そんな日を
待ち続け
それがあの日を
思い出さすなら
いっそのこと
それであの日を
忘れられるなら
すぐにでも
いつかまた
そんな声が ...
無意味な焦燥と
暗い部屋で
一人
電子機器を見つめる僕の両手は
四角に向かうことも忘れて
外に飛び出したはいいが
簡単には言い表せない感情と忘れた言語と戦いながら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無能な自分
ぽえむ君
自由詩
16*
07/6/24 10:52
眠りヒツジ
愛心
携帯写真+...
4*
07/6/24 10:46
一本の柳
肥前の詩人
自由詩
0
07/6/24 10:45
ストロボが教えてくれたこと。
結子
自由詩
4
07/6/24 10:19
星空
円谷一
散文(批評...
4*
07/6/24 9:54
つばさ
明香璃
自由詩
2*
07/6/24 9:41
若葉
草野春心
自由詩
2
07/6/24 9:36
海と夏と朝焼けの波
プル式
自由詩
6*
07/6/24 8:00
今日の僕が語る 昨日 明日
doon
自由詩
1
07/6/24 6:17
「夢想」
たかよし
自由詩
3
07/6/24 5:55
欠けた記憶 〜低学年〜
doon
未詩・独白
0*
07/6/24 5:48
エリオットしとりあそび(8)
過去ログ倉庫
07/6/24 5:36
Deep Blue
渡辺亘
自由詩
1*
07/6/24 5:02
鳴り響く
〃
自由詩
1
07/6/24 4:59
今日、産まれたきみへ
Tsu-Yo
自由詩
8*
07/6/24 4:43
0
プル式
未詩・独白
1*
07/6/24 3:04
トライアル
那津
自由詩
3
07/6/24 3:01
土の中から見える月
プル式
自由詩
2*
07/6/24 2:48
トライアル
那津
自由詩
2*
07/6/24 2:41
まどろんで花の雨
リュウセイ
自由詩
2
07/6/24 1:57
トライアル
那津
自由詩
3
07/6/24 1:56
停留所家族
霜天
自由詩
7
07/6/24 1:45
五月晴れの日曜日
大小島
自由詩
1
07/6/24 1:39
ブルーバス
虹村 凌
自由詩
3*
07/6/24 1:23
ふわふわのひ
うたかたら
自由詩
1
07/6/24 1:22
君のために
チェセロロ
自由詩
1
07/6/24 1:12
バーゲン
チアーヌ
自由詩
4
07/6/24 1:00
恋人がたくさん
〃
自由詩
6
07/6/24 0:51
待ち人
瑛治
自由詩
0
07/6/24 0:25
LIFE
樂恩
自由詩
0
07/6/24 0:25
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
加筆訂正:
フライング山下
/
楢山孝介
[07/6/24 0:41]
払って→返して
8.17sec.