林の中の記念碑が
どこか重たい空気に包まれて
その横にぼくたち二人が立っている
君は説明書きの立て札を
じっと読みながら
この記念碑が何であるのか
話し始める
ぼくたち二人にとって
...
詩を書く人は
ほとんど男に多いのだが
自分を重要人物だと思い込みすぎている
音楽はそうでもない
映像や漫画はもっとそうでもない
演劇だと少しそうでもある
ネット詩人というか
いい年こ ...
唾を飲む。
ごくり、と耳に響いてく。
目を閉じる。
あの日の空が見えてくる。
聞こえてる。
君の歌声今もなお。
声をだす。
浮かんだ言葉をひたすらに。
泣いてみる。 ...
いつか僕は死ぬ
目を閉じても何も変わらない
いつの日か僕は死ぬ
眠いとき寒いとき
弱いとき暗いとき
明日は遠く霞んでしまって
あなたの似姿が ...
コップの中に
クモが死んでいた
窓からは小さな光が
降り注いでいた
懐かしく干からびて
良く見ると
キリンの死体だった
外に運び出さなければ
と思うけれど
大きすぎて
どこか ...
目のまえがぱあと明るくて足もとのきんいろの草っぱらがどこまでも続いていると思ったら
それはそれはわたしの夢のなかでのできごとで
目をあけるともうお日さまはずいぶん高いところにえっちらと昇っ ...
眠れない
夜をふみこえ
たどりつく
朝という空
風がそよいだ
飽きるぐらいkissして
飽きるぐらい抱きついて
飽きるぐらい愛を確かめる
不安「なんだよね」
何処か冷めていた僕と
向き合ってくれた事
ありがとう
後は夢を見て
共に眠ろ ...
鳴り 響く声 命は今
戦いの真っ只中だ!
おおっ、人々よ
過ぎ去った深紅のレールが
次の一手を攻めあぐねている
鳴り響く
キンキンと鋭く突き刺して
叫び声が人々に
...
願いが時に邪魔して
ループして
あの頃の想いを
捨てきれないでいます
また今度の今夜
ずっと待ってていただけますか?
返事は色褪せた手紙でいいので
次は忘れないで下さいね ...
争いも破壊も
あなたなら取り除くことができるでしょうに
どうして腕を組んで座っていらっしゃるのですか
私たちが土をこねて作った人形にすぎないからですか
喜びも感動も
あなたなら創り出すこ ...
昨日の意味に縛られて
今日を呪い
有用の現実を拒絶するのは
誰
喪ったモノ
喪いたくないモノ
それを決めるのは
自分以外のある存在
明日の理想に囚われて
今日 ...
雨だれに 頷く露草 いとをかし
君への言葉を 語るともなし
雨蛙 あちらこちらで 鳴く声は
紫陽花に咲く 花の夢々
黒すぐり ...
別れの朝
ミルクコーヒーと
クロワッサンに
味はなくて
バスを待っている
海から海へ帰るバスを
外に出て
港のベンチは石造りで
日をためて暖かくて
漁師たちの船が出て ...
頭の反対側をフルフル
フル回転で回転回転
回路を閉ざさず、回路を変換
自由な回路を形成
ガリレオやダリ、アインシュタインなんかも作れなかった回路
その回路を頭の反対側に形成
...
焚き火の前で
君は寝ていて
疲れてるんだろう
ずいぶん歩いたから
マカオにきっと遊びに行くからね
君も遊びに来てね
俺がどこにいようと
何をしていようと
ヨージ ...
春風が
少し恋しい季節
いつもの場所の
ちょっと広いベンチ
ゆっくり腰掛けて
ねぇ
空のない町に
行こうよ
そんでさ
僕が太陽で
君が雲で ...
焚き火をじっと見ていた
三日月が荒れた海の上に濡れて
俺達は二十人ぐらいで
世界の果てで
最後の夜で
世界の果てで
焚き火を囲んで
女たちはずっと歌って
男たち ...
泣くな 10円玉
1円に笑って1円に泣かされる奴もいると言うのに
おまえが泣いてどうすんだ?
まだまだ諦めちゃダメだ 自分を諦めちゃダメだ
おまえは硬貨なんだからきっと効果があるんだ
なあ、 ...
ミネアポリスの友情!!
ミネアポリッス!! ミネアポリッスの関数電卓!!
比較的マウンテン!!
比較的けろけろけろっぴ!!
比較的メリー!!
地平線、
みどりの地平線、
牛の群れ ...
何もかもきれいだったと過去形になってることに気づきつつある
だったら少しは信じてみてと
そう思うならと
遠くで声がするんだ
僕を呼ぶ声がするんだ
「ここにいるよ」
声を張り上げて
孤独を引き合う力で、君を呼んで
明日を、呼んで
そうやって今 ...
ひっそりと胸で眠ってたそれは
泣き明かして、幾らか水分を失った体のどこからか
ひとすくいのオアシスを見つけて
いつのまにか根を張っていた
絹に似た根がゆっくり体の中を支配していくのは
しっと ...
占い師に手相を見せたら
あんた来月死ぬよ、と言われた
何か避ける方法はあるかい、聞くと
一万円と答えた
僕は仕方なく一万円を支払うと
あんた大事なものはあるかい、と尋ねられた ...
宇治橋
夕霧にかすみつ渡る面影に
露けき花の色が重なる―――
観月橋
しめやかに
欠け満たされぬ夕月の
心を以ってなぞる君の名
...
最近言葉が出てこない…
やたら沈んでばかりいる
惰性のみを相棒にして生きている気がする…
あるいは、空虚。
心に穴が空いているのだ
なんとかしてもがいても
あがくだけ無駄になって、
その ...
壊すような音が絶え間なく響いている
そんな夕暮れ時
雨が好きだという彼女の
その視線は常に窓の外に向けられ
屋根の付いた部屋の中
足元から濡れていくのに気付かない
玄関先に飾られた傘 ...
誰にも教えたくないことこそ
誰かに教えたいのかもしれない
自分では誰にも教えたくないと思っていても
人は何でもないことなのかもしれない
プライバシー
このカタカナな表現が
どこかかっこ ...
ぼくらが
どこから来て
どこへ行くのかというようなことは
とても重要なことだ
ひとは
ひとによって生まれ
ひとであることで死んでゆく
それは
あらゆ ...
ピアノの調律を数式化した教室で
黒板に書かれた文字を
僕たちは理解しようとしない
故郷の水不足を報じる朝日
此方では雨が降るけれど
牛の鞄ではダムにはならなくて
蛍に逢いたいと
彼女 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
記念碑の横で
ぽえむ君
自由詩
6*
07/6/23 11:36
表現者について
馬野ミキ
散文(批評...
14+*
07/6/23 11:21
生きている
秋桜
俳句
9*
07/6/23 11:14
いつか
草野春心
自由詩
4
07/6/23 10:59
宿題
たもつ
自由詩
5
07/6/23 10:31
春に過ごす
mizu K
自由詩
6*
07/6/23 8:29
朝(あした)
アイバ シュ...
短歌
5
07/6/23 7:28
猫
流希-Яuk...
自由詩
2
07/6/23 6:29
私はその音に耳を澄ました
doon
自由詩
2
07/6/23 4:48
手紙
優飛
自由詩
10*
07/6/23 4:40
どうして
すー
自由詩
3
07/6/23 4:16
ある存在
鈴木カルラ
自由詩
4
07/6/23 4:12
花歌 恋歌
プル式
短歌
5*
07/6/23 3:29
君を乗せて
水在らあらあ
自由詩
16*
07/6/23 3:03
回路
クロイソラ
自由詩
0
07/6/23 3:00
シンキ
水在らあらあ
自由詩
10*
07/6/23 2:56
君の引っ越し
瑛治
自由詩
2
07/6/23 2:40
最果て
水在らあらあ
自由詩
25+*
07/6/23 2:38
ザ・10円玉
新守山ダダマ
自由詩
8
07/6/23 2:14
比較的メリー
ひろっち
自由詩
4*
07/6/23 2:01
現在進行形
weed &...
短歌
1*
07/6/23 0:35
ここと、今日と、明日と、君と
雨宮 之人
自由詩
1*
07/6/23 0:26
言い訳
ユメアト
自由詩
1
07/6/23 0:23
大事なもの
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/6/23 0:22
京都八ツ橋
Rin K
短歌
35+*
07/6/23 0:21
スランプ
麻生ゆり
未詩・独白
5+*
07/6/23 0:06
雨音
健
自由詩
2*
07/6/22 23:44
プライバシー
ぽえむ君
自由詩
11*
07/6/22 23:38
生き物たち
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/6/22 23:27
創書日和「窓」 約束
士狼(銀)
自由詩
14*
07/6/22 23:14
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
5534
5535
5536
5537
6.29sec.