人で溢れる駅前の交差点
無造作に張られた映画のポスター
二人で決めたいつもの待ち合わせ場所


先に着いた僕が君を待つのもいつものこと
時計の針のもどかしさ
いつまで経ってもなれない ...
詩を書くのが大好きな僕は
 真夜中だって夢中になって書いちゃうよ
 君を創るのは僕だからね
 君の街の酒屋でペンと紙で作曲するように詩を書いていれば
 君が中央の机の上で踊り出す
 人々 ...
こんなことがあってね
あんなことがあってね
生活がどうにもならなくてね
愛した人と別れてね

こんなことができなくてね
あんなことが叶わなくて
考えに来たんだ ...
揺れる 火

アロマランプを焚きながら
君の残り香探す矛盾
キャスターに火をつけて

愛は炎に似てる
揺れて 揺れて 最後に消える

何度でも火をつけるよ
手元のライターは準備万端
君への思 ...
JAROって何じゃろ?
これは切実な問題だ

すこぶる切実な問題だ

私はこのしょーもないシャレと30年間格闘してきた
JAROって何じゃろ?
答えはわかっている わかりきっている
問 ...
ホセ・アルカディオ・ブエンディアは階段を駆け上がり
手まねきをするティムにうらめしそうな視線を投げかけると
おきあがりこぼしのようなものが斜めに並んだ柄のハンカチで額を拭った

ドン・サクセフ ...
降りしきる 
スコールみたいな哀しみを 
突き抜けてゆく 
Poetry

暴力の間に 
道を切り開く 
見えない力の 
Poetry

愛欲の沼に溺れ 
腐った{ルビ屑=くず} ...
凶と出よ地上百メートルの長箱

指紋消して他人の庭を跳ね歩く

港の突端あるいは渦巻くプランクトン

農夫立つ雨後の田舎に真っ黒に

近眼にクリーム自ずから尖る

シャツの下に死ぬ ...
今夜だけでも構わない。

一夜だけでも夢を見させて。



それが仮令・・・

只の嘘でも、まやかしでも。
一輪の花が咲いている。

この子は私、頑張る私。

風に吹かれても人に踏まれても、
それでもめぜずに咲き続けようとする。


この子は私、
頑張っている・・・私。
黒い道路に出来た汚い水溜まり。

ふと見下ろすと、そこには今にも死にそうな薄幸顔の女。
こちらを見つめて恨めしそうに口を歪めている。
私は耐えられなくなって顔を踏みつけた。

後には本当に ...
仕事の後に
友のライブを見ようと駆けつけた 
ライブハウスがある
渋谷・ホテル街 

時折ぬるい夜風が吹いて 
{ルビ娼婦=しょうふ}の亡霊が通り過ぎ 
地を這う{ルビ鼠=ねずみ}が路地 ...
結局ここまで21人の女の子と付き合い同じだけ別れた
俺は気にいった赤ワインを何本か手にしていた
皆、個性的でチャーミングだった
どの子も自分の人生を目一杯に楽しんでいるように見えた
残念 ...
ガタン、ゴトン
朝の満員電車の中で
整然と並んだ大人の人たちが
揺られています

吊り革につかまっている人たちが
各々の吊り革を
舐め回すようにじっくりと
見ています
...
同じ空の下で
月に向かって涙を流し
あなたを思うのはこんな時ばかりでした

結局何も私の中で整理出来なくて
ただ今を精一杯見つめることしか出来ない

これからの道は私が眠りに着くまで ...
街が飛び跳ねた
私は哀愁を食べている

リストカットで
飛び出した赤い血は
普通すぎてつまらない

当たり前の世界で
処女である地球が汚される
青色の血が羨ましい
だってお洒落だも ...
とむらいの儀式には
いろいろあるらしい

風に流したり
星に浮かべたり

鳥についばまれる
それも自然だ

骨を
石に混ぜて焼く
というのもあるらしい



鈴にして欲し ...
いとう [22:59:00]
看板=合評しますよー(飛び入れ!2004縮小版)
いとう [22:59:03]
はいはい。
相田 九龍 [22:59:14]
うす!2003もまだ遣り足りま ...
私は虚無の世界へと溺れて逝った 
見渡せど 荒廃した第弐の街
罪の果実は黒ばみ
噛めば 砂の味覚を感じ
成す可き事の無き時間枠を彷徨ふ 

こんな私は幸福なので在ろうか?
否、きつと こ ...
一人で田舎道を歩く
夏の夕暮れ

人がいた
農家のおばあちゃんだった
ぼくを見て
こんにちはと丁寧に挨拶をしてきた

人がいた
畑から帰ってくるおじさんだった
日に焼けた顔が
ど ...
もう日も落ちて
辺りは真っ暗なのに
ずーーっと
一人でがんばってる
いつもは無視して通るけど
たまには立ち止まっても
いいよね
テストの当日。
学校に到着。
教室に入る。
元気よく挨拶を交わす。

普段の学校生活では昨夜のテレビの話などで盛り上がる。
しかし、今はテスト当日である。
会話に上るのは


テス ...
透明な膜に包まれた妖精が夜明けを待たずに凍りついた
氷の目をもつ少女は干からびていく妖精を片手で握りつぶした
孵化を待っていたつがいの妖精が朝露の涙を流して飛び回る
少女はそれを用意に捕まえ飲み ...
泥んこ遊びに
大冒険、
必死になって掬った
おたまじゃくしも

大人になった今じゃ
もう遠いけど

小さな水溜まりを見つけて
思わず
はしゃいじゃった。


陽射しも熱も
愛しいほどに
懐かしい。

...
白い花が咲き乱れた
僕は花の名前を知らない
囲むようにして
ごく自然に永遠がそこにあった
湖に出来た波紋のように
ひとしずくの僕が踏み入れたその地で
吹き荒れる風が花びらと共に僕を連れ去っ ...
続いた雨の音階は消え
訪れた静かな夜
問うこともせず
答えることもなく
過ぎてゆくだけの影に
狭くなる胸の内

満たしていたもの
耳に慣れた雨音と
肌に馴染んだ湿度と
それらの行方 ...
はぐれてしまった季節を
無理に追ったりはしないわ。

ズレた時間も
気持ちがイイものね。
よく晴れたこんな日は
思いっきり息を吸い込んで
初めての感覚に
溺れていたいわ。

空も風も…優しい。
教えら ...
本当は分っている
だけど分らないふりをして
変人を装っている方が
特別な人間だと勘違いしていられる

本当に分ってない
だけど分ったふりをして
周りに合わせている方が
寂しさを紛らわせ ...
ウチの近所のセクシーじいちゃん

あの年齢で囲碁、将棋、ゲートボールから

手芸、短歌、パソコンまで

ありとあらゆることをこなす芸達者なのです





この ...
死は呆気なく残酷である

豪雨が容赦なく車体に撃ちつけられる
不安と恐怖を増幅させるBGMは
中の少年に?男の子は泣いてはいけない?
というくだらない法則を完璧に無効にさせてしまった

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ラブソング雨宮優希自由詩8*07/6/27 5:57
CHE.R.RY(不完全版)円谷一自由詩5*07/6/27 5:27
そんな世界水在らあらあ自由詩32*07/6/27 4:28
瑠音携帯写真+...107/6/27 3:43
しょーもないこと新守山ダダマ自由詩1107/6/27 3:06
外資系証券会社直通エレベーター付近に見る光景不老産兄弟自由詩207/6/27 2:41
eden服部 剛自由詩8*07/6/27 2:06
クトヌエアルカージ黒川排除 (...川柳10*07/6/27 1:33
悪夢ユキムラ自由詩007/6/27 1:08
自由詩407/6/27 1:06
歪む自由詩007/6/27 1:04
ミラーボールの夜 服部 剛自由詩5*07/6/27 0:57
妄想世界朗読旅行・ニース〜フランス編(南フランス鉄道)馬野ミキ自由詩907/6/27 0:41
電車なかがわひろ...自由詩3*07/6/27 0:35
うさぎsaya自由詩107/6/27 0:27
ゆうぐれかなたゆうさく自由詩007/6/27 0:24
鈴 葬uminek...自由詩15*07/6/27 0:22
於会議室A 合評(2004年度作品)ワタナベ散文(批評...107/6/27 0:10
第弐ノ街命鈴自由詩107/6/26 23:36
田舎道ぽえむ君自由詩7*07/6/26 23:17
おつかれさまOLGA携帯写真+...207/6/26 23:16
恒例秋桜散文(批評...3*07/6/26 23:07
氷が降る日暗闇れもん自由詩007/6/26 23:04
『遊』見崎 光携帯写真+...3*07/6/26 22:58
花びら暗闇れもん自由詩207/6/26 22:52
真夜中に沈む月LEO自由詩33*07/6/26 22:44
季節外れ見崎 光携帯写真+...8*07/6/26 22:43
天秤を、松本 卓也自由詩107/6/26 22:27
フラワー・ロードにセクシーじいちゃんむむ自由詩507/6/26 21:48
太陽ヲも欺く視線 ----コネクト----酸素の枷自由詩2*07/6/26 21:29

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