360°
どこから見ても
アンバランスな僕たちは
中野ブロードウェイの人ごみを避けて
細い路地裏を行ったり来たりした

365日
一緒に居たくて
ひとりぼっちになりたくなくて
君の服 ...
最近どうにも足が疲れて疲れて仕方が無いので病院に行くと
一応疲れていますねと診断された
一応と言う言葉にむっとしたが
いやそれは最初から分かっているのですが
原因が分からんから調べて欲しいので ...
夢を見ていて悲しいことがあると
純粋に悲しい感情だけが高まって
夢の中で
押しつぶされそうになってしまう
そんなとき
胸の上の猫を払い落とせば
急に楽になれる
目を覚ますと
猫のいない ...
呪文を となえれば
砂の虹が くずれる
言葉の なきがらを
なきながら ふんで
風の道に とどまる
ついに機械は人間を征服した
自ら創り出した機械に追われた人間は
やがては
絶滅の道を進んでいった

地球を征服した機械は
だからといって
自然を支配しようとはしなかった
むしろ
自然 ...
「一番星はどこに」


風薫る陽だまりの中少女跳ね触れようとする新しい夏

どこへでも吹くなら吹けと夏風に弾む心と手に入れた恋

この海はいつかあなたと出逢う海一番 ...
鱗が一枚一枚
剥がれ落ちるように
今はまた
別な種類の魚になって
あなたを飼うことに
とても忙しい

引き出しを開けると
テーブルと水草がないので
ホームセンターへ買いに行く ...
  結膜や角膜も干上がっている
   内耳や外耳も塞がっている
    鼻翼や鼻腔も欠けている
   口腔や口唇もむくんでいる
        そんな そんな
     孤高の埴輪を黙殺して ...
私がここで
見上げた魂は
小麦色の女の子に

吸い取られちゃう
くらいに軽いんだけど
だけどそれで
ピュアにもどる

この道が
続くなら 
泣いた子供が母親を 呼ぶ声で

...
ありがとう。

さようなら。
アクセルを踏み込む足は
わずかな躊躇を阻み
回転数をあげていく
ミラーを横目に
流れる景色を客観視しては
座りこんだ目に
命を預けてみる


緩める事に躊躇いを感じ
加速させたままの風
カーブに鳴くタ ...
湖の上
淡く、輝く光が
ちらちらと
飛び交っている、その横で
 
私は息を潜めて
空を
じっと、眺めている
 
 
儚く光る
空の、瞬きと
目の前を飛ぶものが
重なる
 
...
だぼはぜようけい釣って二匹食う

仕事なくパンを売る大阪風流

ビールの酔いロマンチックこわれそう
みつけたかった、のに
上手くはいかなくて

でも、
たまたまの風が
心地よかったりするもので

選ぶことのたやすさは
果てないそらを
みずいろに
ひろがる


しあわ ...
むこうの山の町あかり
ひとつ、ふたつ ふるえている

星が 落ちてきたのだ
夜になって、ここまで下りてくるのだ

今は遠い、大切な人の 
あなたの 部屋のあかりにも 星が落ちた
私はこ ...
ひとりで歌う歌は  かなしみに似たララバイ

かなしみのくれたものが分かる?
とてもせつなくて うれしいもの

心の奥には 見えない河があるの

このさびしさ このかなしさ
このいとし ...
星が彼方へ流れてって

眼を閉じて僕ら何を願う

いつか見た夢忘れかけて

うなだれて今日も歩いてくの

ねぇ



繰り返す毎日の中に

昔見たあの ...
A break in the clouds

陽の光浴びて

晴空昇る真っ赤なカイト


繋いだ糸 風受け泳ぐ羽

黒雲も突っ切って、往くよ


さあ、見上げれ ...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

つぎの停車駅は、鏡のない二人だけの世界なんていう
変な名前の駅なんだ
哀しみ本線って、かなり変わってるよ
でも、あんまり揺れないのはいいところ

「哀 ...
逢瀬まで
幾日ばかりと
数え上げ
吾が中ばかり
満ちゆきたるや


幾日が
長しと思ひ
指折りて
疾くと希ひて
逢ふ日を待てり
海のない町で
静かに月の海をみあげる
溺れることのないそこは
僕の心を沈めて

耳に木霊するあの声は
よせてはかえし
ゆらゆらと僕の心を

手繰り寄せる
つながる月
つながる夜
...
空をこんなきれいな青にしたのは

いったい何のチカラなの


ベニバナのあざやかな黄色

苔と杉の緑のコントラスト

清流の鮮烈な透明さ

鮎のうろこの輝き


うずまく私の耳のデザイン

桜貝みた ...
 
ある日ふとあなたは
わたしの優しい母となり
慣れないヒールの高い靴を履いたまま
図書館のカウンターのはるか内側
シチューを煮込んでいる

戸外、三角ポールの静かな
駐車禁止区域に来 ...
映画を観た後
外は黒で暗く固められていて
妙に丸い機械の部品ばかり転がっていた

映画を観た後
キラキラとしたフィルムは頭を離れることなく
そのまま走馬灯に加えられた

映画を観た後
...
その戦争は巨人を森へ這い蹲らせた

ハチドリの先発部隊が蒼を奪い
カラスの爆撃で森の3分の1を焼いた

蝙蝠達が占領を開始すると
ハチドリの羽をたまに拾い

丘の中腹から蒼へ放て
...
来週末、私が出かけるかどうか??

そんな電話をしょっちゅうかけてくるのやめてよ

私を天気予報がわりにしないで


そりゃ、私

出かけるときは、必ず傘持って出かけますけど ...
降り止まない豪雨
微かに水を切る車の音
窓伝いに零れる涙の雫

渇いた歌声
整えられた髪飾り
銀の指輪が錆びて

嘗ては、歌姫と持て囃された自分自身
今は廃れた自分自身 ...
最後の夜が直ぐ傍まで来ていた
闇に二つの姿が飲まれていく

彼女の瞳は硝子玉のようで
薄汚れた世界でも綺麗に映す
少しの衝撃で砕けてしまいそう
そうしたら、醜い世界を見せなくてす ...
やりたいときに
やりたい分だけ
自分の都合だけの
マイペース

マイペースは
自分で進んでゆく速度のことだ
けれどもその前に
自分で進んでゆく道がなければ
ペースはつくれない
そこ ...
目を凝らし耳を澄まして口を噤んだ男を知っているか?
消して目を逸らさない
過去も そうであろう未来も
現在はそっと棚の下

俺達は公園を与えられたのに
ゴミ捨て場として利用してい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕の視界200°楓川スピカ自由詩3*07/6/30 21:59
あし。もののあはれ自由詩23*07/6/30 21:39
夢の中の悲しみチアーヌ自由詩807/6/30 21:12
そろもん(幻像の話)みつべえ自由詩507/6/30 21:07
アンチテーゼぽえむ君自由詩6*07/6/30 20:53
■共同作品■ 絵日記Rin K短歌16*07/6/30 20:42
小川 葉自由詩1207/6/30 20:38
守護神信天翁自由詩207/6/30 20:25
優しい人よ 愛を歩め那津自由詩507/6/30 19:16
UNBALANCE。狠志携帯写真+...307/6/30 19:03
歯止め見崎 光自由詩3*07/6/30 18:53
避暑地山中 烏流自由詩5*07/6/30 18:52
だぼはぜ生田 稔川柳207/6/30 18:42
少年世界千波 一也自由詩8*07/6/30 18:37
星のあかり紫翠自由詩407/6/30 17:21
かなしみのくれたものいすず自由詩2*07/6/30 15:20
『星』しろいぬ自由詩107/6/30 15:10
『カイト』自由詩007/6/30 15:09
哀しみ皇子(6)アマル・シャ...未詩・独白3*07/6/30 14:55
七夕 贈答歌秋桜短歌4*07/6/30 14:23
月海アマル・シャ...自由詩1107/6/30 13:25
教えてa/t携帯写真+...207/6/30 13:20
たもつ自由詩1507/6/30 12:44
映画ロカニクス自由詩607/6/30 12:16
トライアル那津自由詩207/6/30 12:16
超一流の雨女北大路京介未詩・独白4*07/6/30 12:12
歌姫海月自由詩207/6/30 12:10
世界自由詩207/6/30 12:09
マイペースぽえむ君自由詩8*07/6/30 11:23
heart failuremaynar...自由詩107/6/30 11:23

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