腕時計をすると
その下に洞穴ができて
取っ手のないバケツが
ピチョン ときた時のために
埋め込まれている
なげ槍の中に住み込み
解毒剤の研究をしているスルメ
永遠の若さって 日干しね ...
雨は良い
木々や草花を潤すだけでなく、
ときに人の心をもすら、
潤してくれるから。
私は病をかかえている
不治なのかもしれないし、
そうじゃないのかもしれない。
だけどそんな自分が不 ...
消えてしまいたいから
でも
消えてしまいたくないから
誰かに必要とされていたいから
誰かを愛していたいから
生きていたいから
死にたくないから
居場所が欲しいから
泣いてしまいたいから ...
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいてい、い、い、く
ぽ、ぽー
(ぽー
右 左 樹
魂(t ama tototとととととととと
と
ありて ...
僕はただの人形
形は人間です でも心が欠けているみたい
出会う喜びを感じない ただ形を真似るだけ
いつものように作り笑いを浮かべ
誰かが何かに憧れると同じように憧れる
手に入れたいと相手と同 ...
はばたく度に
世界は変わる
窓を重ねる
まぶた手のひら
グラス フォーク スプーン ナイフ
午後を切り取る宴の先に
波のように繰り返される
拙い夕べの唱がある
...
笑う鳥を見たくて
空を見上げてみました
けれどもそこには
白い雲しかありませんでした
誰かが言っていました
笑う鳥は
うれしいときには鳴き
哀しいときに笑うのだと
だから
笑 ...
遠いところに住んでいる
遠い親戚の訃報が届く
喪服の用意をしながら
飛行機に乗るのが少し楽しみな私は
やはり不謹慎だろうか
昔の人だからたくさん苦労をしたんだろう
...
198×年 誕生
20××年 死去
スーパーマーケットの入口で
マンゴウを手にした瞬間、
子宮が微かに痙攣したのを
見逃すことができなかった
雨の、せいかもしれない
外からは背すじを正すような
水しぶきが響いている
...
一面に広がる三つ葉のその中に
必ずあるさ君の幸せ
白摘の花編み飾る冠に
想いを隠し頭に載せる
幸せを探したあの日
夕暮れの色に染まらぬ僕らの心
四つの葉見つけた時の ...
{引用=
しうしう、と
沈黙する。 アシッドに。
並んでいる 夜が逃げる、
山羊の、惰性と 六月。
女の乳房を噛む弦、
GとFを繰り返す
挑発 ...
私のこころは、
かなしいステンドグラスです。
光を見つめると、
存在が焼き尽くされてしまう。
それで暗く、
てらてらした青や赤をとおして、
光のかたちを舐めるのです。
それなのに ...
{引用=一道の暴風、屋を壊り、天井床畳をさへ吹上、
あるひは赤金もておほへる屋根などもまくり取離ちたり。
『閑田次筆』(伴蒿蹊)}
一目散に過ぎてゆく風、風、
...
貴方をずっと見ていたくて
貴方を私のものにしたくて
無理をして働き通し尽くす
アカシアの木が大きくなるように
そっと夢を託して貴方を待つ
毎日が楽しい
毎日が平日
休む暇なんてない
...
「いつか」のために
笑っていよう
わたしがしあわせに笑っている
そこに、あなたのしあわせがある
そう、あなたが言うのなら
わたしは笑っていよう
この ...
フルエテイルノハ ミミ
フルエテイルノハ ノド
フルエテイルノハ ヒトミ
フルエテイルノハ 伸バシタ腕
カラダガ共鳴シテルンダロ
大キナ{ルビ球体=すふぃあ}ガ ウシロデ歌ウ
バラバラニナ ...
憂鬱な部屋の片隅で
身勝手な思いを走らせる
優しさを突き飛ばし
悲観に暮れる毎秒を
皮肉混じりに励ましては
動かない表情を差し出した
大人の為りした子供
呆れて言葉もでない
情 ...
愛が欲しかったらねじりとるがいいのだ。
物が欲しかったらむしりとるがいいのだ。
幸福が欲しかったら奪いとるがいいのだ。
貴方よ。
貴方は「幸福になりたい」と言ってはならない。
そんな惰弱 ...
この命と引き換えに
あなたが
安定と幸福を
手に出来るのだとして
わたしにとって
それ以上の幸せは
ありません
この薄汚れた魂と引き換えに
あなたが
清く強く生きてゆけるなら
わたしにとって
それ ...
ひさめがとけて
しづくになった
あなたは
笑う
いとしいと云って
いとしいと謂って
息をすって
すべての酸素を
吸い尽くすように
あなたの分すら
いとし ...
*
粉粒のかさなりに 星の交差する夜空がうっすらと悲しい港の空、その真下では、向島の灯りが瞬いていて、今夜も、静かに波うつ海面に溶かされた月が這いまわっていることにも気づかずに、耳をふさいで ...
いま
あなたが話しかけているのは
だれですか
透きとおったまなざしが
つかもうとした
青い空はくろく汚れてしまって
はいいろのかなしみが
あなたを見つめています
それでも
だれかに知 ...
左右されることのない
どんな青とも
向き合えるような雲
その雲はやがて
上下されることのない
ようにもなり
強く弱く笑ったまま
飛んでいく
そんな夢になりたかった
そう長 ...
街の明かりを
すべて消したら
醜い心や
卑しい気持ちや
憎い思いが
リセットされたらいいのに。
そして
明かりを灯した時
自然と笑みがこぼれたらいいのに ...
描きたてろ想像をそうそうと易々安くない言い回しは存在しない
真実は光よりも暗闇にあると信じる。この信条に1条の光が射す
9.11俺がいちいち言うまでも無いがあの日失った魂から新しいや素晴らしいが
...
ミンククジラのパンプスの中で
小さな金魚が揺らめいている
落雷があった駅からは
洪水が始まっていて
横断歩道の境界は灰に変わる
賭けに出る前に
豪雨の隙間ですれ違った少年は
折れ ...
秋のりんご園では
赤に染まったりんごが
元気にりんりん実っていて
枝は垂れ下がり
重たい実
それに丁度よい枝
葉は光をつかもうと手を伸ばした
あのままの形
その向こうに広がる
...
クラリネットをバックサウンドに 哀しい合唱歌
それを語るとき
僕らの胸は少し高鳴る
と同時に切なくなる
それが何なのかなんてのは
この際どうでもいい
と教えてくれたのは何時の誰だったろう
それは虚無で
曖昧で
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
チョン
砂木
自由詩
11*
07/5/31 23:40
雨
麻生ゆり
自由詩
4*
07/5/31 23:27
矛盾
緋月 衣瑠香
自由詩
7*
07/5/31 22:58
_
渡邉建志
未詩・独白
1
07/5/31 22:56
人形
tatsuy...
自由詩
1
07/5/31 22:55
ノート(呼軌)
木立 悟
自由詩
3
07/5/31 22:54
笑う鳥
ぽえむ君
自由詩
8*
07/5/31 22:36
【訃報】
つむじまがり
自由詩
2*
07/5/31 22:30
無くした足跡
流希-Яuk...
自由詩
0
07/5/31 22:30
マンゴウ
まほし
自由詩
15*
07/5/31 22:27
clover
秋桜
短歌
8*
07/5/31 22:08
yubisaki
はらだまさる
自由詩
16*
07/5/31 22:01
懺悔せる信徒
jesusm...
自由詩
2
07/5/31 21:56
創書日和。風 【一目散】
佐々宝砂
自由詩
3*
07/5/31 21:36
愛しい貴方
ペポパンプ
自由詩
8*
07/5/31 21:33
幸福の内のいつか 改
逢坂桜
自由詩
13*
07/5/31 21:25
創書日和「風」 フラッター
大村 浩一
自由詩
6
07/5/31 21:19
微笑
見崎 光
自由詩
3*
07/5/31 21:16
奪いとるもの
黒猫館館長
自由詩
3*
07/5/31 21:14
ともしび
見崎 光
自由詩
1*
07/5/31 20:48
なみだ
ひめと
自由詩
4
07/5/31 20:31
淡々と、港にて
リスト
自由詩
0
07/5/31 20:29
だれですか
乱太郎
自由詩
15*
07/5/31 20:27
彎曲がる夢
ロカニクス
自由詩
7
07/5/31 20:10
スイッチ
來稚
自由詩
5*
07/5/31 20:04
The Good Spirits
takamc
自由詩
2
07/5/31 19:55
合図
士狼(銀)
未詩・独白
9*
07/5/31 19:14
りんご園
ふるる
自由詩
12*
07/5/31 19:07
廃バス
リスト
携帯写真+...
6
07/5/31 18:56
ソラチネ
イヴ
自由詩
1
07/5/31 18:53
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
加筆訂正:
小さな朝の祈り
/
Lucy.M.千鶴
[07/5/31 22:38]
投稿時に削った部分を、書き戻してみました。
6.06sec.