降り注ぐ雨音強く打ちつけて
声をかき消し絶えず涙す
濡れねずみ涙の跡もかき消して
変わらず空はただむせび泣く
誰がために声あげ泣かむこの空は
絶えぬ想いを涙に変えて
...
秋に生まれたから
桜が好きだから
好きな合唱曲が
こんなタイトルだったから
優しい香りの
この花が好きだから
私たちを作り出した
宙が好きだったから
花 ...
僕はこんなにも
くだらない人間なんだ
誰かに頭をなでられたい
お前はいい子だよって言われたい
僕は一人で行進を始める
おいっちに おいっちに
ふー ふー
おいっちに ...
足す
僕の部屋に君を足す
僕の心に君を足す
和
気持ちが和む
いつまでも二人平和に暮らせますようにと願う
引く
気持ちが引いていく
...
雨音は冷やかな旋律を奏で
五線譜に無数に付いた蕾は
一瞬、水晶となり地表に還る
傘は持たないのだと
わらって言い切るきみの肩は
今頃震えていまいか
そう告げればまた
きみはわらって
...
いまからいっしょに、うたいましょう
たのしくたのしく、うたいましょう
ア、アアア、アー
ンン、ンン、ンー
あ、あ、あ
きもちいい
ん、ん、ん
ちがう、そうじゃない
交じりあう声と声
メロディ ...
{ルビ赤煉瓦=あかれんが}の橋を渡る
傘を差した婦人がうっすらと
遠ざかる面影映る
Cafeの窓
四角いテーブルの前には
文学館で偶然会った詩友が
詩について ...
かいだんを
果てまで上ることにした
上にのぼる程に
ところどころこわれたヶ所があって
下をのぞき込んだら
いっぱいなみだが落ちた
高さには差があるけれど
ひとはそれぞれ
頂を所有し ...
正しいことが
この世にないのは
一人を四人が
下敷きにしている形自体
正しくないから
それは 一つの信仰
アルカイックの微笑み
明るい部屋で 本は読まれ
神々の祝福と 共生が
静かな 泉から湧き上がる
一人の人間の為した事
偉業は やがて
万人の日常となる
...
金がない
心がない
愛がない
待てない
ナンパ師
博打打ち
DV野郎
大酒飲み
子供嫌い
頭が悪い
格好悪い
ドスケベ
鰤の照り焼きが食べたい
ていうから
作ってみましたけど
うっかりして
お焦げ風味になりまして
えへへ
へえ、
ぶりって
『鰤』って書くんだねぇ
なんの先生なんだろ
だれが魚に尊 ...
水溜りは空を映しこむだろうが
さして時間も掛けずにそれは乾くだろう
ことに街中ともあれば路上に水がとどまる事はない
*
汗をかいている
背中の汗の珠を
そのふくらみを想 ...
最近、アナタとの思い出が。
蘇るのです。
最初の出逢いから、ちょこちょこと。
幸せ、だと誤解してしまうほどに。
現実が、すぐに目を醒ましてくれるのですが。
また、次の記憶 ...
あなたのご推察のように
私の頬袋という港には
一艘の縞模様が
静かに停泊しております
ふとく、ほそく打ち寄せる
うるわしき流線の集合する先端を
風に尖らせ
凝縮された夏色の系譜は
...
この星に僕達は生きている
この星は僕達を受け入れている
でも思うのです
僕達程、君を傷つける生物はいないと
胸が痛いのです
痛いとすら言えず
ただ受け入れるだけ ...
我、汝の姿を映す者なり。
残酷なまでに偽り無きその姿、
{ルビ粧=よそお}いは夜に生きる{ルビ月魂=げっぱく}の如し。
覗けば混沌、砕けば虚空。
覆えば真実、晒せば嘘。
爪を立てれば軋み ...
きっと あたしは、キッカケが欲しいだけ。
あと少し ・ ・ ・ あと一歩が踏み出せないでいるの。
ソンナコト、ゼンゼン怖クナイ。
貴方が殺してくれるのならば、あたしは ...
ずっと、求めてる。
あたしが今此処に、存在しても良いのだと云ってくれる誰かを。
あたしが外に出ても、
街を歩いても、
お洒落をしても、
微笑んでも、
呼吸をしても、
声を出し ...
自分の未練がましさ只隠し、貴方の前でにっこり笑う。
今日も上手に笑えたかな?
溢れ出でるは真紅の血泡。
ドクドクと・・・止まらない。
何一つ、欲しいもの ...
“ねえお父さん
どうして空は青いの”
と
駆け寄ってきて
尋ねてくる君は
とても綺麗だ
だから僕は答えたくない
太陽光が大気にね … 、なんて
答えたくないんだ
だから
“どうして ...
県庁所在地から車で十分、
ガスと電気が設備されたマンションに住んでいる。
子供はまだいないが、二人くらいは、と考えている。
電線の張り巡らされた郊外の一室で。
進化は未来を追い詰める。
...
かみさまもしゆるされるなら
あの人のいのちを私に見せてください
そしてこの手でなでさせてください
ありがとうを言いながら
何度も何度もなでさせてください
すっぴんのほうが可愛いんだと
言われたので
思い当たるのは
たぶん化粧がキライなんだろう
およそ世の中の女性の
最大関心事であろう
おしゃれとか美しくなる努力とか
どうしても興味が持 ...
静かな 虚空の 中で ふわり
君の 髪が やわらかく 揺れた
窓の 清らかな 光を 背負って
輪郭が 白く 淡く ぼやける
その 間(ま)だけ 時間が 止まって
埃で さえも 浮かんだ まま ...
?
祭りが始まった
それは緑の旗をかかげ
歌うのは風ばかり
踊るのは風ばかり
萌え出た命の露を
しとどに湿らせ祭りは始まる
?
若葉揺れて 君の髪のように
や ...
雨降る夏の若き葉に
雫結びて一つ落ち
下の葉受けてまた落ちる
その{ルビ音=ね}はまさに時のよう
雨降る夏の黒き地に
蛙這い出て一つ鳴き
雨水打たれまた当たる
その絵はまさに歌のよう ...
思い出し笑いしてる花びらの話
目があって目が散って
隠そうとしたら吹き出した
晴れた空の草むらで
花びらはまだ続いてる
散らばった四本の足に巻き付いた
始まりと終わりはいつも仲良し ...
面白人生講話
俺は近頃何にも面白いことがないので、仕方なくこの文章を書く。
時折詩らしきものを書くのだが、何しろ暇潰しなので、碌なものはできず、女に生まれて
いりゃぺちゃくち ...
発作みたいに戻ってくる
恋を埋めた場所にいると
その記憶の破片や
感情の細々としたこと
夜一夜と思いをこぼし
いつか空にしたら
あったことも忘れられる?
見なかったふりをして
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
涙のように
秋桜
短歌
3*
07/5/30 21:44
由来
〃
自由詩
5*
07/5/30 21:33
リセット
けんご
自由詩
2*
07/5/30 21:08
算数は難しい4
むむ
自由詩
7
07/5/30 20:41
六月の調べ
銀猫
自由詩
25*
07/5/30 20:40
ハーモニー
壺内モモ子
携帯写真+...
1
07/5/30 20:17
鏡ノ国 〜港の見える丘公園にて〜
服部 剛
自由詩
10
07/5/30 20:14
やさしい怪獣
tonpek...
自由詩
12*
07/5/30 19:39
正しいこと
ロカニクス
自由詩
3
07/5/30 19:27
万人の日常
アハウ
自由詩
7
07/5/30 18:57
独身術
ペポパンプ
自由詩
6*
07/5/30 18:47
夕餉のひとこま劇場(ぶりてり編)
小原あき
自由詩
12*
07/5/30 18:41
いくつもの 路上
水町綜助
自由詩
11*
07/5/30 18:10
FLASHBACK。
狠志
自由詩
3
07/5/30 18:02
ひまちゃん
佐野権太
自由詩
10*
07/5/30 17:53
地球
森川仁
自由詩
2*
07/5/30 17:44
闇色の鏡
夢幻
自由詩
4
07/5/30 17:39
卑怯者
ユキムラ
自由詩
0*
07/5/30 17:35
探しもの
〃
自由詩
1
07/5/30 17:34
造り笑顔と夜の街。
〃
自由詩
1
07/5/30 17:32
空が青い理由を
日和
自由詩
11*
07/5/30 16:15
宣言の声を聞いた
ブライアン
自由詩
2*
07/5/30 14:50
あいのうた
a/t
携帯写真+...
6
07/5/30 14:42
すっぴん
水中原動機
自由詩
2
07/5/30 14:36
図書館にて
麻生ゆり
自由詩
4*
07/5/30 14:22
緑の祭典
未有花
自由詩
14*
07/5/30 12:15
雨降る夏の
ぽえむ君
自由詩
12*
07/5/30 12:15
眠り姫
アサリナ
自由詩
13*
07/5/30 11:58
面白人生講話
生田 稔
散文(批評...
5+*
07/5/30 11:00
発作
蔦子
自由詩
3*
07/5/30 10:57
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
5526
5527
5528
5529
5530
5531
5532
5533
加筆訂正:
夏までの波
/
銀猫
[07/5/30 21:01]
タイトルを改訂しました。
あいのうた
/
a/t
[07/5/30 14:46]
改行ミス 携帯投稿って難しい
5.19sec.