すきがあれば不倫していた
英雄、色を好む、
だなんて豪語していた
その後遺症はいまだに残っている
ひとはどうしても
ダークサイドに惹かれてゆく
じぶんをそこで
正当化したいだけのお話し ...
ああ、ぼくらは
なにを許せていないのだろう
平和とは理想なのか
大とでも付けて
この願い、大理想とでもしてしまおう
きみの悲しむ顔を
よろこぶその顔を
ぼく以外が作るよ
ああ、ぼく ...
この世は
不完全なところだ
だが、不完全なものを
うつくしいと思えるこころを
ぼくらは持っている
アザミの花はまだ咲かない
握ると沁みるようなこの痛みは
どれだけ力を込めたかで
自分に跳ね返ってくるようで
血が滲む程に握れたのなら
滴る血に後悔は無いだろう
アザ ...
シャープペンが紙を滑る音で
断ち切られる記憶が鼓動になる
遠い日、焦がれた痛みを愛しく思い
あなたの体は柔らかいという方法
私の融点を
花の名前を当てるように
ほほえみ ...
黒いパンツと白いTシャツをたたんでしまった。
レースのブラジャーとパンツ、赤・黒・青、全部捨てた。
西遠くきた乾いたふくは、こないだの火曜日に。
2年前に心配されていた交通安全・学業お守りも ...
月がめっちゃ綺麗なんよ。
光りもさ、ずっと遠くまで届いとっちゃないかいな。
お前にも見せたいっちゃけど。
今、傍に居らんし。
ホント綺麗かよ。
いつか一緒に見たかね。
未来に
あくびをさせるな
過去なんかに
囚われるな
高ぶる感情のまま音を紡ぎ上げ
楽器を演奏するジャズメンのように
その瞬間に熱狂しろ
目一杯着飾って
トランペットを持ち
...
昨日、親を殺しそうだった子が
今朝は美味しそうにみそ汁を飲みながら
学校の先生の話をしている
さっき、子どもを殺しそうだった親が
今は、愛に満ち足りた顔で
寝顔をじっと見つめている
...
潮騒が呼んでいる
私を海へとへと誘っている
私は耳を塞ぐ
それでも潮騒は鳴り止まない
あそこへ行けば楽になれるのだろうか・・・
...
いつも見ていた。僕を知らない、君の後ろ姿。
ずっと前から知っている様な気がするのに、今の僕は君の事を何も知らない。
いっそ、話しかけてみようか。
だめだめ むりだ ...
歩き疲れた直線道路で、遠くに見えた小さなコンビニ。二人で買った一つの肉まん。
君は「半分こ」と言ったけれど、僕はこっそり小さい方を食べた。
其れは君の手がとても冷たかったから。それなのに君 ...
プロポーズの日
私たちは海老フライバーガーを注文した
三分ほどお時間がかかりますが
そうお店の人が言って
後ろの方では段ボールの中から
冷凍の海老フライパティが取り出されていた
トレイの上 ...
バニラシェイクが
白く、あぶくを吐き出して
私の頬を
愛撫している
フルリレロと銘打った
ソフトクリイム
(キットカットフレイバア)
の、カップは
見て見ぬふりをして
壁の反対 ...
生きる力をそぎ落として食べてしまおうとするようなものに対して
ぼくらはどうやって向き合って生きていくのだろうか
抗う力は
意識から奪い取られ
場から奪い取られ
ニヒルなヒツジ ...
時代の暗部ばかりを見つめているおまえに
癒しや救いを語ることはできない
たとえそれが99パーセントの真実だったとしても
人の心は、真実とは異なるものを求めているのだから
それが世の ...
あいかわらず雨が降り続いているね。あいかわらず、と言ったって君のいる場所で同じように雨が降っているのかは僕には分からないのだけれど。朝の五時の、分厚い雲のせいでまだ真夜中のようにも見えてしまう外の景 ...
床の下でわたしは黒びかりするほどに焼け焦げていて、炭化した指を伸ばしてみたりする
西日も差し込まないで、漂う鉄粉、口元にバーミキュライト
そうやってギシアギシアと空気を切って、わたしの一週間の内三 ...
最終日を待たずして
昨日のうちに
決めてしまった君
さみしいよ
かなしいよ
やめないで
僕の前では
泣 ...
気づくとまた独り
箱の中から私を見つめる
その箱はとても大切なものだけれど
そこに入ってしまったら
優しい時間しか流れない
痛んでゆく時間に触れていてほしかった
知っていたよ
その言葉が嫌いです
私の事全て分かったように言わないで
知っていました
ごめんなさい
私も貴方の事を分かった気で居たのです
どんな貴方を見ても
好きでい ...
君を想うと
子供の頃つくった秘密基地を
思い出すんだ
草と土のあの中を
しなくちゃいけないことや
しちゃいけないこと
全部忘れて
いつまでもいつまでも
遊んでいた
暗くなったのに ...
一秒
このわずか一秒の間に
地球の中で
数えきれないほどの電子が移動する
それが今という時代
今の時代には今の詩を
それでは
何が生まれるというのだろう
とてつもなく広く速い流れの ...
お父さんが紙をつくってる
つくった紙を僕が並べていく
それがお父さんの廊下
なんだか淋しいところだね、と言うと
お父さんは土を持ってくる
足りないので
何回かに分けて持ってくる
だからお ...
焼きたてのロンドン焼きを手に
あなたと歩く四条通りは、
日曜日の人の多さでさえ
気にならないほど眩しく見える
京都の空は意外と濁っていて
千切れた雲が小さく揺れる
今 ...
ふと見た墓石に鳥の糞が落ちていったが
誰が綺麗に拭いてやるのか私には分かるはずもなく
結局はふと見ただけなので知らん顔してれば
それはそれは結構な事でしょう
ふとしたところから鳥の糞が落ち ...
マヨネーズは
薬局には売ってないのよって
そんな彼女の昔の言葉が
日曜日に染められた部屋で
ただ延々とループしている
涙のかわりに詩を書く
泣きたいなら泣けばいいと
言ってくれた人の前で
泣く事ができなかった
感情だけが
私の取り柄です
おとなしいと言われる
雰囲気などは全く
この胸の深層とは
...
かぞえられないものばかり
あいした罰に つけられた
おもい影を ひるま
ひきずっていた魂が
夜のベンチに 碇泊している
ある朝Aが目覚めると、木製のテーブルの上に竹籠が置いてあり、その籠一杯に林檎の果実がどっさり詰まっていた。前の晩には何も置かれていなかった。ただ一面の空白意外には、何も。
全体さっぱり分 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
後遺症
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/6/4 0:57
平和への願い
〃
携帯写真+...
2
07/6/4 0:53
幸福
〃
携帯写真+...
7
07/6/4 0:52
「あざみ」
Taka★H...
自由詩
0
07/6/4 0:40
しおりの わけ
たりぽん(大...
自由詩
16*
07/6/4 0:37
カタヅケ
終
未詩・独白
3*
07/6/4 0:21
月夜の波光。
狠志
携帯写真+...
3
07/6/4 0:18
Dig
Porter
自由詩
26*
07/6/3 23:47
だからって何もかもをうやむやにするつもりじゃないけど
うめバア
自由詩
7
07/6/3 23:38
潮騒
ユキムラ
自由詩
2
07/6/3 23:35
沼の底
〃
自由詩
2
07/6/3 23:31
たった一度の・・・
〃
自由詩
2
07/6/3 23:30
海老フライバーガー
小川 葉
自由詩
17*
07/6/3 23:25
M
山中 烏流
自由詩
10*
07/6/3 23:23
メエーと叫ぶ
七尾きよし
自由詩
1*
07/6/3 23:19
赤い葬列
いねむり猫
自由詩
2
07/6/3 23:07
遺書
Utakat...
自由詩
1
07/6/3 22:57
水島コンビナート近辺の社員寮における生活のデッサン(ジャンク ...
nakahi...
未詩・独白
1
07/6/3 22:40
引退
秋桜
自由詩
2*
07/6/3 22:33
優しい箱
mayaco
未詩・独白
1
07/6/3 22:31
ラブリ。
りぃ
自由詩
4
07/6/3 22:31
自覚
ポッケ
自由詩
6*
07/6/3 22:26
今の時代には今の詩を
ぽえむ君
自由詩
10*
07/6/3 22:24
スケッチ
たもつ
自由詩
12
07/6/3 22:22
橋の上にて
灯和
未詩・独白
3*
07/6/3 22:15
それはそれは結構なことで
太陽の獣
自由詩
0
07/6/3 21:23
マヨネーズ
快晴
自由詩
6*
07/6/3 21:02
帰る場所のないものたち
紺
自由詩
11*
07/6/3 20:42
そろもん(月下の話)
みつべえ
自由詩
5
07/6/3 19:21
新しい魂
草野春心
自由詩
1
07/6/3 19:00
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5.52sec.