むこうの山の町あかり
ひとつ、ふたつ ふるえている

星が 落ちてきたのだ
夜になって、ここまで下りてくるのだ

今は遠い、大切な人の 
あなたの 部屋のあかりにも 星が落ちた
私はこ ...
ひとりで歌う歌は  かなしみに似たララバイ

かなしみのくれたものが分かる?
とてもせつなくて うれしいもの

心の奥には 見えない河があるの

このさびしさ このかなしさ
このいとし ...
星が彼方へ流れてって

眼を閉じて僕ら何を願う

いつか見た夢忘れかけて

うなだれて今日も歩いてくの

ねぇ



繰り返す毎日の中に

昔見たあの ...
A break in the clouds

陽の光浴びて

晴空昇る真っ赤なカイト


繋いだ糸 風受け泳ぐ羽

黒雲も突っ切って、往くよ


さあ、見上げれ ...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

つぎの停車駅は、鏡のない二人だけの世界なんていう
変な名前の駅なんだ
哀しみ本線って、かなり変わってるよ
でも、あんまり揺れないのはいいところ

「哀 ...
逢瀬まで
幾日ばかりと
数え上げ
吾が中ばかり
満ちゆきたるや


幾日が
長しと思ひ
指折りて
疾くと希ひて
逢ふ日を待てり
海のない町で
静かに月の海をみあげる
溺れることのないそこは
僕の心を沈めて

耳に木霊するあの声は
よせてはかえし
ゆらゆらと僕の心を

手繰り寄せる
つながる月
つながる夜
...
空をこんなきれいな青にしたのは

いったい何のチカラなの


ベニバナのあざやかな黄色

苔と杉の緑のコントラスト

清流の鮮烈な透明さ

鮎のうろこの輝き


うずまく私の耳のデザイン

桜貝みた ...
 
ある日ふとあなたは
わたしの優しい母となり
慣れないヒールの高い靴を履いたまま
図書館のカウンターのはるか内側
シチューを煮込んでいる

戸外、三角ポールの静かな
駐車禁止区域に来 ...
映画を観た後
外は黒で暗く固められていて
妙に丸い機械の部品ばかり転がっていた

映画を観た後
キラキラとしたフィルムは頭を離れることなく
そのまま走馬灯に加えられた

映画を観た後
...
その戦争は巨人を森へ這い蹲らせた

ハチドリの先発部隊が蒼を奪い
カラスの爆撃で森の3分の1を焼いた

蝙蝠達が占領を開始すると
ハチドリの羽をたまに拾い

丘の中腹から蒼へ放て
...
来週末、私が出かけるかどうか??

そんな電話をしょっちゅうかけてくるのやめてよ

私を天気予報がわりにしないで


そりゃ、私

出かけるときは、必ず傘持って出かけますけど ...
降り止まない豪雨
微かに水を切る車の音
窓伝いに零れる涙の雫

渇いた歌声
整えられた髪飾り
銀の指輪が錆びて

嘗ては、歌姫と持て囃された自分自身
今は廃れた自分自身 ...
最後の夜が直ぐ傍まで来ていた
闇に二つの姿が飲まれていく

彼女の瞳は硝子玉のようで
薄汚れた世界でも綺麗に映す
少しの衝撃で砕けてしまいそう
そうしたら、醜い世界を見せなくてす ...
やりたいときに
やりたい分だけ
自分の都合だけの
マイペース

マイペースは
自分で進んでゆく速度のことだ
けれどもその前に
自分で進んでゆく道がなければ
ペースはつくれない
そこ ...
目を凝らし耳を澄まして口を噤んだ男を知っているか?
消して目を逸らさない
過去も そうであろう未来も
現在はそっと棚の下

俺達は公園を与えられたのに
ゴミ捨て場として利用してい ...
24年間 恨んで暮らした

病気になったときも 浮かんだのは あなたの顔だった
心の中で 仕返しをした

でも、先生、それは あなたが生きていると
思っていたから


今朝、あなたの ...
そんな下らないことを考えているうちに、僕は病院に着いていた。
僕のことなど今はどうでもいい、彼女には先があるんだ。
自分で自分を終わらせてしまった僕なんかには、到底辿り着けないはずの先が。
...
入梅に映えるはな

雨の雫を身籠って

まぁるく結実して

空の蒼さをうつす
大歓声のその後に 俺の名前が呼ばれてる どこかおかしな発音だ 
片手を上げたこの俺を まばらな拍手が包み込む

ゴング響いたその後に 左のジャブを軽くつく 左のジャブを軽くつく
意に介さない日 ...
何故と聞かれても困るけど
ある日突然死にたくなった

死にたい理由は無数にあるし
その逆もまた然り

どうしても知りたいと君が思うなら
僕の脳ミソを渡すから
好きな理由を選んで構わない ...
 キミが初めて僕の前に姿を現した時 その光景が頭痛がする程脳裏に焼き付いた
 今思い出しても頭痛がする
 キミが可愛くてふわふわした気分で同じ夜を過ごしたんだ
 けどキミは2日後に死んでしまった ...
バイクを買って一年が経って
初めて後ろに乗せるのは彼女がいいとかなんとか
妄想していたのに結局
バイト先の28歳のおんなのこを乗せている
今日も一号線は真夜中です

28歳のおんなのこはし ...
ある日から大切になる人を信じれなくなってた
それがすごく苦しくて
信じれなくては何も始まらないのにと
分かっているのに・・・


恋や愛は誰しも臆病になって傷ついてしまう
誰かが言ってい ...
絡まった心のシンプルな構造

見つけた答えをそっと包み

速達で送るよ コトバヲ

電波の中ではじける光

行き場をなくして戻ってくるの

キミを思って押したボタンも

ガンバ ...
まばたきのあいまに

 この空は
 つくりものなので

   階段の向こうの誰かが
   おしゃべりに夢中で

   プールサイドの高い椅子の上で
   うたたねしていて

   ...
特別で平凡な単純作業 特別で平凡な探求作業

ダイヤモンドの透明な硬度
やわな音や言葉を削ぎ落としたソリッド
メソッドに頼らない自由主義革命マゾシスト
避妊具より決闘のリング 言葉のピストン ...
泣きじゃくって深く深く眠るように沈む夢の淵。白い光あふれるのはいつもの台所。規則的に響く包丁のリズム。静かに終わる洗い物の水音。印画紙に写しきれなかった想いが酷く幽かな音で泣いているみたい。写真を ... 打ちっぱなしのうえの空

油いろした月にじむ

骨のいろした光たち

ビジネスホテルの暗い壁


さてどうだろう怒鳴るだろう

うだる蒸気のむらさき色がな

でぐちいりぐち踏 ...
ぼくらについて驚くべきことは
それで相手がどんな気持ちになるか
まったくもって分からないまま
ことばを口にしていることだ

しかも
その人が笑いかえしてくれたところで
それはやわらかな微 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
星のあかり紫翠自由詩407/6/30 17:21
かなしみのくれたものいすず自由詩2*07/6/30 15:20
『星』しろいぬ自由詩107/6/30 15:10
『カイト』自由詩007/6/30 15:09
哀しみ皇子(6)アマル・シャ...未詩・独白3*07/6/30 14:55
七夕 贈答歌秋桜短歌4*07/6/30 14:23
月海アマル・シャ...自由詩1107/6/30 13:25
教えてa/t携帯写真+...207/6/30 13:20
たもつ自由詩1507/6/30 12:44
映画ロカニクス自由詩607/6/30 12:16
トライアル那津自由詩207/6/30 12:16
超一流の雨女北大路京介未詩・独白4*07/6/30 12:12
歌姫海月自由詩207/6/30 12:10
世界自由詩207/6/30 12:09
マイペースぽえむ君自由詩8*07/6/30 11:23
heart failuremaynar...自由詩107/6/30 11:23
追悼〜憎しみから哀しみへ〜池中茉莉花自由詩2*07/6/30 10:37
小説『Is it no use crying over s ...散文(批評...3*07/6/30 10:19
*紫陽花月のはな日和*かおる自由詩11*07/6/30 9:51
噛ませ犬楠木理沙自由詩3*07/6/30 9:36
浪漫百合自由詩107/6/30 9:15
キミに逢ってからキミが死ぬまでの間円谷一自由詩5*07/6/30 5:25
タンデムhaniwa自由詩207/6/30 4:41
臆病saya自由詩207/6/30 2:10
mail徒歩5分自由詩007/6/30 1:42
まばたき床野トイツ自由詩307/6/30 1:15
特別で平凡な単純作業takamc自由詩007/6/30 1:11
蜜色の夢朽木 裕散文(批評...3*07/6/30 0:52
油いろの月吉岡ペペロ自由詩507/6/30 0:44
喋っていることばつばくらめ自由詩1*07/6/30 0:42

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