入梅に映えるはな
雨の雫を身籠って
まぁるく結実して
空の蒼さをうつす
大歓声のその後に 俺の名前が呼ばれてる どこかおかしな発音だ
片手を上げたこの俺を まばらな拍手が包み込む
ゴング響いたその後に 左のジャブを軽くつく 左のジャブを軽くつく
意に介さない日 ...
何故と聞かれても困るけど
ある日突然死にたくなった
死にたい理由は無数にあるし
その逆もまた然り
どうしても知りたいと君が思うなら
僕の脳ミソを渡すから
好きな理由を選んで構わない ...
キミが初めて僕の前に姿を現した時 その光景が頭痛がする程脳裏に焼き付いた
今思い出しても頭痛がする
キミが可愛くてふわふわした気分で同じ夜を過ごしたんだ
けどキミは2日後に死んでしまった ...
バイクを買って一年が経って
初めて後ろに乗せるのは彼女がいいとかなんとか
妄想していたのに結局
バイト先の28歳のおんなのこを乗せている
今日も一号線は真夜中です
28歳のおんなのこはし ...
ある日から大切になる人を信じれなくなってた
それがすごく苦しくて
信じれなくては何も始まらないのにと
分かっているのに・・・
恋や愛は誰しも臆病になって傷ついてしまう
誰かが言ってい ...
絡まった心のシンプルな構造
見つけた答えをそっと包み
速達で送るよ コトバヲ
電波の中ではじける光
行き場をなくして戻ってくるの
キミを思って押したボタンも
ガンバ ...
まばたきのあいまに
この空は
つくりものなので
階段の向こうの誰かが
おしゃべりに夢中で
プールサイドの高い椅子の上で
うたたねしていて
...
特別で平凡な単純作業 特別で平凡な探求作業
ダイヤモンドの透明な硬度
やわな音や言葉を削ぎ落としたソリッド
メソッドに頼らない自由主義革命マゾシスト
避妊具より決闘のリング 言葉のピストン ...
泣きじゃくって深く深く眠るように沈む夢の淵。白い光あふれるのはいつもの台所。規則的に響く包丁のリズム。静かに終わる洗い物の水音。印画紙に写しきれなかった想いが酷く幽かな音で泣いているみたい。写真を ...
打ちっぱなしのうえの空
油いろした月にじむ
骨のいろした光たち
ビジネスホテルの暗い壁
さてどうだろう怒鳴るだろう
うだる蒸気のむらさき色がな
でぐちいりぐち踏 ...
ぼくらについて驚くべきことは
それで相手がどんな気持ちになるか
まったくもって分からないまま
ことばを口にしていることだ
しかも
その人が笑いかえしてくれたところで
それはやわらかな微 ...
雨上がりの蛙が
行間を飛び越えて
次の行方をさがしている
わかったような顔をして
いつか確実に訪れる
本の終わりも知らずに
行間を飛び越える時
蛙はなにも
考えていないのだ
それ ...
くろに燻ったぼくのいかりと、きのうのゆめが
ちらかったなつのよる、小さなさんぶんをぬりつぶします。
くれよんとかえんぴつをなめて、蛍のうみをえがこう。
あじさいのはなびらが、 ...
{ルビニート=希望無職}
落とし穴を掘った
たくさん掘った
通り行く人たちが
すこんすこんとはまっていった
はまった人のいる穴に
名札を立てかけて
名前なんて知らないんだけど
名札があった方が便 ...
ああそうか
何も 変わっていないんだ
暗く 耳が痛いくらい静かな夜に
ゆるやかに しめあげても
浅く 傷つけても
やっぱり そのまま
背中を向けると
追ってくる
その 柔らかな ...
ボクが傷ついたら
君が傷つく
だから
ただ
笑う
バカみたいに
笑う
てっきょうごしに
くもがかけていき
ゆうがたのはずれに
ひとり
ろうばたちが
きしゃをみおくりながら
さいげつのはなしを
している ひとは
いつかしぬ
かみを
ていねい ...
人は星になる
誰が言ったのか
私は理解出来ない
輝いていたくもないし
愛する人の頭上にいたくもない
なら早く人間にしてほしい
私の身体はずぶ濡れ
右手はベランダの手すりに掛けたま ...
毒薬のような願望を散りばめた、
陰茎の夕暮れが、
いちじく色の電灯のなかで燃え尽きると、
ようやく、わたしの夜が訪れる。
静寂をうたう障子は、わたしのふるえる呼気で、
固く閉ざしてある。 ...
生き抜くために 血を欲し
血を{ルビ得=う}るために 義務を成し
血を得るために 権利を使い
血を得るために 命を投げて
得た血は生き抜くために必要な血だったのか
答えを得るため 血を欲す
...
地平ちかくにいっぽんの痩せ木があった
雲は
絶叫
しない。
夏も近づく梅雨の晴れ間
老人ホームのお風呂場に
次から次へと送り込まれる
体の動かぬお年寄り
丸い背中をごしごし磨く
自分の姿を鏡を見ると
いつのまに
ずぶ濡れのTシャツ ...
忍び入る指先
ふれる
隠れた琴線
ふいに、漏声
女の器
指でつまびく
ヴァイオリン
夏の
終わりの
蜩は
7日で
命を
全うするのだと
言われている
...
議題「RT会議室の合評会について」
スミマセン。論議と告知を一緒にすることに気が引けるので、
もう ...
さようなら
なんて
言わないはずだったのに
さようなら
ふたりで作った
桜のしおりは
あの日以来 挟んだまま
日記には
もう あなたのことを
書 ...
バス降りて 草むら行けば足もとに
稲穂ゆるがし イナゴ飛び立つ
秋雨のやうやく上りし宵の月
ジャンケンをして大人賑やか
耳もとに娘がつぶやきぬ生え際の
薄くなりしと夫のことをば
...
好きなあの子が
綺麗になった。
嬉しかった。
悲しかった。
好きなあの子が
体調不良で
会社休んでいる
悲しかった。
好きなあの子が
勇気をくれた
いったい誰が
好きなん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
*紫陽花月のはな日和*
かおる
自由詩
11*
07/6/30 9:51
噛ませ犬
楠木理沙
自由詩
3*
07/6/30 9:36
浪漫
百合
自由詩
1
07/6/30 9:15
キミに逢ってからキミが死ぬまでの間
円谷一
自由詩
5*
07/6/30 5:25
タンデム
haniwa
自由詩
2
07/6/30 4:41
臆病
saya
自由詩
2
07/6/30 2:10
mail
徒歩5分
自由詩
0
07/6/30 1:42
まばたき
床野トイツ
自由詩
3
07/6/30 1:15
特別で平凡な単純作業
takamc
自由詩
0
07/6/30 1:11
蜜色の夢
朽木 裕
散文(批評...
3*
07/6/30 0:52
油いろの月
吉岡ペペロ
自由詩
5
07/6/30 0:44
喋っていることば
つばくらめ
自由詩
1*
07/6/30 0:42
行間
小川 葉
自由詩
3
07/6/30 0:33
やせいのなかでおどれ
はらだまさる
自由詩
25*
07/6/30 0:30
ルビを振る
花丸ぺけ
未詩・独白
0
07/6/30 0:28
落とし穴通り
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/6/30 0:06
そのまま
麻生ゆり
自由詩
4*
07/6/29 23:50
偽善者
043BLU...
自由詩
0
07/6/29 23:38
六月のおわり
及川三貴
自由詩
8
07/6/29 23:28
星ヲも汚す思考 ----シフト----
酸素の枷
自由詩
0
07/6/29 22:27
停泊する夏
前田ふむふむ
自由詩
23*
07/6/29 22:16
リグレット
I氏
自由詩
1*
07/6/29 22:01
絶滅
「ま」の字
自由詩
4*
07/6/29 21:30
年寄りの湯
服部 剛
自由詩
3
07/6/29 21:24
ヴァイオリン
〃
自由詩
2
07/6/29 21:06
【 蜩のように 】 - ひぐらしのように -
豊嶋祐匠
未詩・独白
2*
07/6/29 20:59
RT会議室の合評会について
過去ログ倉庫
07/6/29 20:44
約束
乱太郎
自由詩
18*
07/6/29 20:34
27P 「短歌2」より
むさこ
短歌
11*
07/6/29 20:33
好きなあの子
ペポパンプ
自由詩
11*
07/6/29 20:00
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
5519
5520
5521
5522
5523
5524
5525
6.26sec.