哀しみを歌うことで哀しみを消す

無感情なその声は感情を思い出させてくれる

両耳をそっと閉じ込めて

その声にその歌に浸る

溺れていく過程に恐怖は無く

溺れ終えると心地よさに ...
誰でも良かった訳じゃないの。

なのに、なんでそんな事言っちゃったんだろう。。。


あなたでなきゃ、だめなのに。

いつか、素直に言える日が来たらいいな


今日も私は
...
「ねえ、ブルーってイーが前だっけ?ユーが前だっけ?」

「ブルー?」

「単語の綴り」

「あ、んと・・・uが前だよ。ルー・ウーだもん」

「いっつもわかんなくなるんだ」

「ルー ...
どうせ僕は社会と言う構造の一部で
一定のリズムを延々と刻み続ける内に
何時の間にかそれこそが幸福であると
結論付ける事で納得を繰り返し
やがて好きでも嫌いでもない
中途半端な将来を描くしかな ...
花弁を剥きだしの裸にして、白い水仙が咲いている、
その陽光で汗ばむ平らな道を這うように、
父を背負って歩く。

父はわたしのなかで、好物の東京庵の手打ち蕎麦が、
食べたい、食べたいと、まどろ ...
海が黒いね
ひび割れているの

それはあの大きなタイヤだけだよ

もうずっと
さっきあなたが
持ち上げて
少しだけ転がすまで
倒れたままだったね

ひび割れるまで

ほら海の ...
女の嫉妬は文学になる
男の嫉妬はキリストを殺す
それは 嵐のように やってくる
激しくて あまりにも激しくて
私は抗えず
ただただ それが過ぎゆくのを 待つしか ないのです

それは あるときは 私自身で
触れて なじって 傷つける
...
毎晩毎晩
私の足と
何十分も
運動です

これで
ぐっすり
眠れるね

正直
私も
疲れます
時代が進み
同時に技術も進歩した
ある日
割れないガラスが作られた
高いところから落としても
ハンマーで強く叩いても
割れることはなかった
値段も普通のガラスよりも安く
大量に生産する ...
毎日誰かの命日で
毎日誰かの誕生日
毎日誰かが人を殺し
毎日誰かが射精(受精)する
誰かが誰かの処女幕を破り
誰かが誰かの童貞を奪う

繰り返し繰り返し

男は目の合った女を瞬時に脳 ...
死ぬというのは 死から目を背ける事
生きるというのは 死を見つめ続ける事
初潮をまだ迎えていない
女に生まれ変わる前のどこまでも真っ白な女の子
青空の下で
柔らかで小さな手をゆっくりと包む
腰を落として
彼女と同じ目線で微笑みあう
白い肌が日の光で赤く染まる
...
おちてゆくとき 全景がみえた
滅びのあとも 日々のいとなみはつづき
死んでいるとも知らずに 人々が暮らす街の
道だけが いのちあるもののように
地平線へ向かって のびていた
地下室からアリがウジャウジャと
地上に顔を出す

信号は赤
スクランブル交差点

一匹のアリが空を見上げている

今日も空は青い
変化に乏しい

信号は青
スクランブル交差点
...
また一日が終わる
ヘトヘトだ。
時間だけが流れる
懸命に生きる

人の為に生きられる
ああ僕は幸せだ!
再びチャンスをくれた。
人の喜びの為に生きる。

人の為と書いて『偽』と言う ...
 浅瀬に人影がうかんでいた
 ゆらゆらと動いているのは髪の毛ばかりで
 まだ生きていた父とふたり
 はるか野の際をいく船に手を振り
 斜面の草をゆらす風に
 白い花びらをちぎっては散らした
...
    目尻から脳味噌に突っ込んでくる
      そのエナジーを握りつぶした
      反逆罪に いま問われている
       魂の錆びついたシルエット

   プロムナードで白い蝶を ...
 周囲にある見えないものを
 私はそれとなく体に引き込む
 次は吐き出す

 針の音が刻んでいる
 日に日に、刻々と過ぎていくものを
 それは同時に死でもあり
 生でもある

  ...
影は 悲しく 淋しいものと
思ってた

だけど

真夏の炎天下を 歩くとき

影 を 選んで
歩くよね。

日傘をそっと
傾けるような・・・

影には そんな
優しさが あ ...
ほこりせしゴムの鉢をば雨に打たせ
ついでに心もなどと思えり

梅雨明けの豊かになりし賀茂川の
水しわに照る夏陽が眩し

云ひわけの言葉聞くとき掌に
猫のまばたく感触も知る

忘れたき ...
僕は死なないよ
寿命が来るまではね
死んであげないよ

誰もが僕の死を望んでも
僕は死んであげないよ
嫌われたって気にしない
お互い様だからね

殺してくれて構わないよ
ただし、死 ...
わたしの人生は、あなたにもう一度逢う為のものでした。
かつて子供だったその男は、深く皺の刻まれた顔にうっすらと笑みを浮かべて云いました。
よく、生きた。
彼は静かに云いました。その声は、暮れかか ...
童貞を失うと もう詩が書けなくなる気がします

だから ごめんなさい

そして ありがとう







、、、やっぱり

詩 書けなくなっても良いです



優 ...
  タクシーに乗って
  道を歩く

こんな時間までお仕事ですか?
運転手が尋ねるので
ええ、まあ
と答える
今日は暑かったですね
暑かったですね

  本当に暑かったのだろうか
...
朝日影にふくまれた わたくしの陰影が
ありのままの白い骨格で
よるべなく
この家に嫁いで来たのです。

その
わたくしが、
わたくしであるが故に、
わたくしを焼べねばなりません。
そ ...
悩み大きな入道雲
暗に光り輝いている
頭上の林檎に矢
ひらめきが待ち焦がれている
お祭りの哀しさ
出来合いの興奮癖に牙はそがれている

モクモクの雲はあの娘もあの青年をも ...
...  
あたしが、
 
どんなに声を上げて泣いても
 
あなたには届かない
 
届かないのよ
 
 
だから、
 
声を上げて泣かないの
 
 
あたしは泣かないのよ
 
 
...
床屋の風船に
泡が乗っている
これから蟹に
初恋しにいくの
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
オアシス真紅自由詩107/6/7 0:43
今日もshion自由詩007/6/7 0:16
ダイアリー・ダイアリー 9・9平山ネムデ自由詩007/6/7 0:12
ペツェッティーノになりたかった松本 卓也自由詩107/6/7 0:08
森番—透過する森のなかへ前田ふむふむ自由詩38*07/6/6 23:33
水町綜助自由詩14*07/6/6 23:02
嫉妬について馬野ミキ散文(批評...407/6/6 22:48
うつろ麻生ゆり自由詩5*07/6/6 22:28
おやすみ前の運動ですweed &...携帯写真+...1*07/6/6 22:26
割れないガラスぽえむ君自由詩5*07/6/6 22:20
SU・RU・RI虹村 凌自由詩1*07/6/6 21:59
ウヲノメ我辣波饅頭自由詩007/6/6 21:56
女の子暗闇れもん自由詩107/6/6 21:31
そろもん(鳥瞰の話)みつべえ自由詩1007/6/6 21:23
メトロ酸素の枷自由詩107/6/6 21:07
全ては偽なりペポパンプ自由詩6*07/6/6 21:06
砂景月夜野自由詩8*07/6/6 21:03
風騒信天翁自由詩107/6/6 20:17
呼吸doon自由詩407/6/6 20:10
ShadowLucy.M...自由詩007/6/6 19:54
9P 「短歌2」よりむさこ短歌11*07/6/6 19:39
ざまぁみろ太陽の獣自由詩007/6/6 19:25
死神の名付け親ヴィリウ散文(批評...1*07/6/6 19:03
童貞宣言北大路京介未詩・独白6*07/6/6 18:56
たもつ自由詩1607/6/6 17:20
薪 (たきぎ)こしごえ自由詩26*07/6/6 16:40
ヨルノテガム自由詩107/6/6 16:24
己の過ちを、隠された意図として尊重せよ村木正成自由詩4+*07/6/6 16:15
_すみれ自由詩107/6/6 15:24
眠い昼ペタ自由詩307/6/6 15:16

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加筆訂正:
アニキの好み♪/atsuchan69[07/6/6 23:30]
「そやけど、今風やさかいし・・・・→「そやけど、今風やさかい・・・・
死神の名付け親/ヴィリウ[07/6/6 19:50]
死神の名付け親に触発されて書きました。
5.6sec.