し
し
し
し は 詩 です。
わたしのなかのわだかまり
みんな 昇華して 消化して くれるもの
し
し
し
...
パンイチで
阪神戦を
睨む父
熱帯夜
父のパンツは
でっかいや
横たわり
股間むしった
手で柿ピー
「俺、臭い?」
ハニカミながら
聞く王子
「退かぬな ...
おんなのこは慕ったら図に喋るのです
やわらかいはだはきずつけられるためにある紅いジャムはちみつまーがりん
くちびるが6月の花びら左目の片隅で覚えてた
髪はくるんと栗鼠の尾っぽかわいい白い歯でくる ...
ただ 目が腐っているだけなの、お馬鹿さん
ろくに考えもしないで、世界を否定なさるのね
それなら、いっそお死になさい
勘違いしないで
興味もなければ、愛もない
そんなもの ...
ただ
みずからの内部を冷やし
その恩恵として
私の食物を長期保存し
やがてそれらは胃袋で消化され
私の腹を肥やし
あなたはただ
それだけのためのように
生きて
今日やっと
天に召さ ...
しとしとと雨が降る昼休み。美奈子はいつも通り、おなじみの女子のグループに混ざり、綺麗な箸遣いで少しずつ、少しずつ、弁当の中身を口に運んでいる。
俺もおなじみの連中と昼飯を食べる。美奈子の様子を横 ...
あんまり好きじゃない、甘いクッキーを口に運びながら
どうしようと思い、でも電話をしてみる。
3か月ぶりの声。
電話になると聞き取りづらい、こもった低い声。
「会話が圏外だよね」と笑いな ...
自分は生きているのだろうか?
そもそも
生きているとは
なんなのだろうか?
死んでいるとは
なんなのだろうか?
生と死は
似ているのだろうか?
そもそも
似ているとはなんなのだろうか?
な ...
夏の氷は透き通っていた
四角いその宝石を
水の中へと入れると
しゅわぁという音が聞こえた
それをじっと見つめる
自分の中に固まっていた何かと
同じようだった
さようなら
この氷の最 ...
木蓮の花は
{ルビ宇宙=そら}を見上げる
『木蓮の咲く丘で』
花木好きの彼は
木蓮の花が一番好きで
白く甘い芳香が
中途半端にひらいた花びらから立ち上るのを
まる ...
水がうろたえていた
「レセプタがないから、レセプタがないから!」
額から汗がぽたぽた落ちて
やり場に困ったように腕が
頭を抱えるそぶりを見せたり
突然ひきつけを起こしたように首が
一般的に ...
無花果が口あけ雨を受く姿勢
姑独り居の狭庭の隅に
家の建つ工事現場の土もらい
それぞれの鉢に土満たしてゆく
人よりもおくれて登る鞍馬寺
熊に注意と立札のあり
足弱き友に ...
もう初夏だと言うのに
凛と張りつめた世界
雲は今にも泣き出しそうで
僕の吐く息はほんのり白く曇り
僕の方が泣き出しそうだ
海は灰色に染まって
何者もの侵入を頑なに拒 ...
ココ・ド・コード
充電中のケータイも 起動中のパソコンも
ウォークマン中の僕も
コードで世界とつながっていて
世界は 壁の向こうの記憶と つながっていて
記憶は その向 ...
世界平和
景気回復
環境保全
明日のテスト
考えなきゃいけないことは
たくさんあるのに
僕の心は
君のことしか考えさせてくれません
何かを無くしてしまうかもしれない
小さい頃から感じていた不安
何かはわからないけど不安で
不安で不安でしょうがなかった
でもいつ、どこで
それを無くすかなんてわからなくて ...
身近なものに世界という名前を与える
だから私たちは世界を知っている
世界という名前を与えた私たちは
神である
*
おのおのが良いと思う形で祈り
...
綺麗な言霊の尻尾を
自分の歯で捕まえておいて
絶対に?はなさない?で
後で恥を掻くだけだから
あなたが産んだ物は
既に生まれていた物
?はなす?事をよく考えて
一度飲み込んで
...
なんで??
僕は早送りの緑色の蛙の残像見えるの可能になりましたか??
いつもいつも、幻覚幻覚、勘弁勘弁してください。
ソイツらは2006年5月27日ピーズの野音ライブの後の日比谷公園の森の中にて ...
逢いたい
逢いたい
愛し合いたい 哀を乗り越え
逢いたい
逢いたい
見つめeyeたい 藍のように深く
あなたとキスすると
きらきら ...
あの人のことを言葉にする作業は
色とりどりのビーズの中から
綺麗な綺麗な水色をすくい出して
銀の糸に通していくようなかんじ
わたしはさがしているのです
この世に生まれおちる
その前の
母のナカで見た
あの光を
わたしはさがしているのです
わたしが生まれおちる
その時の
慈愛に満ち ...
07/07/02
で。
パート。
あ。
パート。
アッバウトな挨拶
奪われた空の
コバルト
不足する金属のコインを紙で代用
紙コイ ...
僕にはかけがえのない友人がいる
母からは、悪い人と付き合ってはいけませんと言われたが
彼らを失っては僕ひとり生きていけないだろうと思う
彼らは厳しく、いわれの無い罪まで僕にかぶせ、なじるけれ ...
へらへら顔に
爆発頭
だけど心はセンチメンタル
僕に触れたら
誰もが懐かしさに浸って
死んじゃうから
離れててほしい
昔のアルバムを
朝焼けに
溶かしてしまいたい
十六 ...
霞みがかった空気の切れ間に
夢を見た、悲しい夢
やみかけの雨が
焦らすように肌を湿らせ
不機嫌な木々達は
上に向かう途中でうつむいていた
枯れかけの薄紫色
小さな花弁は滴をまとい ...
あ。あ。ある。どこか。海の上、
茫漠の船中。穢れを知らない姫
ひとり。口から汚物を出す姫の
歌声の波間。いななき、いなな
き、否、泣くのは最後にしてお
く、真珠いろの涙。沖を包むパ
ラフィ ...
緑がぶちぶちを鮮やかに侵食していくから、
きみの
「おおきいてだね」
という言葉すら、もうだきしめることでしか答えられないよ。
意識は混濁。
ほら、盲目的になることだって、若い僕 ...
デパートに難破船が漂着する
甲板をいじくり
あなたは指の先を切った
立体駐車場から汗など
生活、の匂いがする
立体であることはいつも淋しい
家具売り場でかくれんぼをしている間に
誰 ...
雨 そして静かな脱力
歩道は しみじみと 打たれ
灰のあでやかな 輝きが増す
商家 商家のイルミネーションが
反射し 歩道を潤し
曇天の薄ピンクに 街は灰
唸る都市は 午後へと突入 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
し
相良ゆう
自由詩
0
07/7/3 0:34
パンイチ王子
殿様が得る
川柳
2
07/7/3 0:23
やらせてよ女の子。
ki
未詩・独白
0*
07/7/3 0:19
哀れと恋と
×(かける)
自由詩
1
07/7/3 0:09
冷蔵庫
小川 葉
自由詩
0
07/7/2 23:43
青い鳥が青い訳
桜井小春
散文(批評...
1
07/7/2 23:23
空気の距離
吉原 麻
自由詩
2
07/7/2 23:12
『わからない』
神楽坂 猶叉
自由詩
1*
07/7/2 23:09
夏の氷
ぽえむ君
自由詩
12*
07/7/2 23:04
木蓮の咲く丘で
蒸発王
自由詩
7*
07/7/2 22:21
水のこと
一般詩人-
自由詩
4*
07/7/2 22:16
28P 「短歌2」より
むさこ
短歌
6*
07/7/2 21:50
こないだの海日記
テルテル坊主
自由詩
0
07/7/2 21:40
ココ・ド・コード
青の詩人
自由詩
2*
07/7/2 21:36
思考内容
北大路京介
自由詩
5*
07/7/2 21:36
不安
テルテル坊主
自由詩
1*
07/7/2 21:32
世界と名前とカミナリ
嘉村奈緒
自由詩
12*
07/7/2 21:00
non メモリアルパッケージ
酸素の枷
自由詩
0
07/7/2 20:59
幻覚リクエストありがとうございます!!
うおくきん
自由詩
2*
07/7/2 20:55
たなばたキッス
むむ
自由詩
0
07/7/2 20:41
恋は水色
a/t
携帯写真+...
4
07/7/2 19:18
さがしもの
秋桜
自由詩
8*
07/7/2 19:17
デパート
あおば
自由詩
10*
07/7/2 18:57
逃げちゃだめー
花山草太郎
未詩・独白
0
07/7/2 18:57
ゆうさく
ゆうさく
自由詩
7*
07/7/2 18:55
雨夢
dew
自由詩
0
07/7/2 18:35
闇
ふるる
自由詩
8*
07/7/2 17:59
D
R
自由詩
1
07/7/2 17:53
デパート
たもつ
自由詩
10
07/7/2 16:55
雨に
アハウ
自由詩
9
07/7/2 16:24
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
加筆訂正:
26P 「短歌2」より
/
むさこ
[07/7/2 21:52]
金木→木犀 間違ってタイプしてました by代筆人
5.27sec.