僕の喉は小さな箱に入っていて
それはきっと小さなことだろうと思う
君の喉は箱には入っていないんだね
はじめて見たものをは、じ、め、て、
って声に出来るの?
夜になると夕焼けが歩道橋を ...
ひとのくちからはきだされる弾丸
ことばに影はなく
銃身はいつまでもまっくろ
演技されつつ
ゆっくりと斃れるラジオフレーム
宙からの侵略
リビングで
百合がひらいて
そんなニ ...
誰だ?
地球儀を思いきりぶん回したのは
俺たちの心の中で地球儀を思いきりぶん回したのは誰だ?
おかげで俺たちは目も頭もなるとだ あっちもこっちもなるとだらけだ
なるとばっかりのラーメンなんて食 ...
ごめんね
としか言えないよ
おとというさぎ
あたたかい
あなたの腕は
やさしい
私は
幸せなんだと思う
だけど
噛み切るような凶暴さが
この恋にはないことを
...
なで肩に引っかかるほどの恋は
とげとげと痛々しく
追いつけない涙で
引っかき傷をつけてずり落ちる
どうしようも無い程の痛みなら
手当てもするが
繰り返される引っかき傷は
痛みをこらえるし ...
えいえんのねばーらんどへいきたいなぁ
あめりかざりがにをつかまえにいきたいな
つゆになったのにあめはふらないしなつみたいにあついしたいようがあったかい
まどのむこうがわからさんさんとはやくつれてってね ...
君の苦いの飲み干してあたしの血にして汗にして涙にして丁寧に全部並べてベランダに干して乾かして残った白をその日の空の色だとか二人のほっぺたの色だとかで塗りたくってケラケラ笑い飛ばして飛ばしたケラケラが世 ...
わざわざ人の匂いをかいでみる
ネット詩人の詩で涙が出そう
主語とか述語とかどうだっていーじゃん
伝えたい気持ちにかたちなんかない
ぜんぶうそだ。みぬけみぬいてくれ。夜、寝ているあいだわたしたち ...
わたしの拾った小さな小石
耳に当てると声がした
あのね
あのね
あのね
小さな声でおしゃべりするの
ささやき声ってお菓子みたい
あのね
じつ ...
二日前。
隣の家の物置から話し声がする。
三日前。
近所にある橋の欄干から飛び降りる人に会う。
四日前。
家がどこにあるのか忘れてしまった。
五日前。
途方もなく遠い場所から ...
真っ白な目をして
真っ黒な頭の中を吐き出せず
それでも生きているのか
僕にはわからない
何が生きてるって事
何が死んでるって事
うつろな目をした
水槽の魚が語る言葉は
僕には届かず ...
恋人の胸から腹を人差し指で切り開くイメージいめーじ
中にはたくさんの臓物と水と血
それらが休むことなく動いて恋人を形成している
私は、あなたの体に耳をあててその蠢きを聴いている
ここまで愛した ...
深夜だというのに遠い空は
いつも紅く燃えている
街の明かりにしては冷たく
群集を誘う目印にしては穏やかで
坂道の中腹で眺める景色は
星や月と並べるには不釣合い
ほんの少し前まで
...
し
し
し
し は 詩 です。
わたしのなかのわだかまり
みんな 昇華して 消化して くれるもの
し
し
し
...
パンイチで
阪神戦を
睨む父
熱帯夜
父のパンツは
でっかいや
横たわり
股間むしった
手で柿ピー
「俺、臭い?」
ハニカミながら
聞く王子
「退かぬな ...
おんなのこは慕ったら図に喋るのです
やわらかいはだはきずつけられるためにある紅いジャムはちみつまーがりん
くちびるが6月の花びら左目の片隅で覚えてた
髪はくるんと栗鼠の尾っぽかわいい白い歯でくる ...
ただ 目が腐っているだけなの、お馬鹿さん
ろくに考えもしないで、世界を否定なさるのね
それなら、いっそお死になさい
勘違いしないで
興味もなければ、愛もない
そんなもの ...
ただ
みずからの内部を冷やし
その恩恵として
私の食物を長期保存し
やがてそれらは胃袋で消化され
私の腹を肥やし
あなたはただ
それだけのためのように
生きて
今日やっと
天に召さ ...
しとしとと雨が降る昼休み。美奈子はいつも通り、おなじみの女子のグループに混ざり、綺麗な箸遣いで少しずつ、少しずつ、弁当の中身を口に運んでいる。
俺もおなじみの連中と昼飯を食べる。美奈子の様子を横 ...
あんまり好きじゃない、甘いクッキーを口に運びながら
どうしようと思い、でも電話をしてみる。
3か月ぶりの声。
電話になると聞き取りづらい、こもった低い声。
「会話が圏外だよね」と笑いな ...
自分は生きているのだろうか?
そもそも
生きているとは
なんなのだろうか?
死んでいるとは
なんなのだろうか?
生と死は
似ているのだろうか?
そもそも
似ているとはなんなのだろうか?
な ...
夏の氷は透き通っていた
四角いその宝石を
水の中へと入れると
しゅわぁという音が聞こえた
それをじっと見つめる
自分の中に固まっていた何かと
同じようだった
さようなら
この氷の最 ...
木蓮の花は
{ルビ宇宙=そら}を見上げる
『木蓮の咲く丘で』
花木好きの彼は
木蓮の花が一番好きで
白く甘い芳香が
中途半端にひらいた花びらから立ち上るのを
まる ...
水がうろたえていた
「レセプタがないから、レセプタがないから!」
額から汗がぽたぽた落ちて
やり場に困ったように腕が
頭を抱えるそぶりを見せたり
突然ひきつけを起こしたように首が
一般的に ...
無花果が口あけ雨を受く姿勢
姑独り居の狭庭の隅に
家の建つ工事現場の土もらい
それぞれの鉢に土満たしてゆく
人よりもおくれて登る鞍馬寺
熊に注意と立札のあり
足弱き友に ...
もう初夏だと言うのに
凛と張りつめた世界
雲は今にも泣き出しそうで
僕の吐く息はほんのり白く曇り
僕の方が泣き出しそうだ
海は灰色に染まって
何者もの侵入を頑なに拒 ...
ココ・ド・コード
充電中のケータイも 起動中のパソコンも
ウォークマン中の僕も
コードで世界とつながっていて
世界は 壁の向こうの記憶と つながっていて
記憶は その向 ...
世界平和
景気回復
環境保全
明日のテスト
考えなきゃいけないことは
たくさんあるのに
僕の心は
君のことしか考えさせてくれません
何かを無くしてしまうかもしれない
小さい頃から感じていた不安
何かはわからないけど不安で
不安で不安でしょうがなかった
でもいつ、どこで
それを無くすかなんてわからなくて ...
身近なものに世界という名前を与える
だから私たちは世界を知っている
世界という名前を与えた私たちは
神である
*
おのおのが良いと思う形で祈り
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ギグル
ねろ
未詩・独白
3*
07/7/3 3:59
イメージ‥‥十二
soft_m...
自由詩
12*
07/7/3 3:22
林檎の皮を剥く速さで
新守山ダダマ
自由詩
4
07/7/3 3:16
おとというさぎ
uminek...
自由詩
5+*
07/7/3 2:51
恋とトゲトゲ
プル式
自由詩
0*
07/7/3 2:50
えびちゃん へ。
ki
携帯写真+...
1
07/7/3 2:12
ケラケラ
リヅ
自由詩
2*
07/7/3 2:08
きみの名前を反芻している。
ki
未詩・独白
0
07/7/3 1:39
あのね、ないしょ。
プル式
自由詩
3*
07/7/3 1:39
1週間で終わってはじまる。
大小島
自由詩
0
07/7/3 1:27
生きてる化石
プル式
自由詩
4*
07/7/3 1:23
左腕と右腕でわたしをだいてよクーラーの風邪がうつる
ki
未詩・独白
2
07/7/3 1:21
紅い夜空
松本 卓也
自由詩
0
07/7/3 1:13
し
相良ゆう
自由詩
0
07/7/3 0:34
パンイチ王子
殿様が得る
川柳
2
07/7/3 0:23
やらせてよ女の子。
ki
未詩・独白
0*
07/7/3 0:19
哀れと恋と
×(かける)
自由詩
1
07/7/3 0:09
冷蔵庫
小川 葉
自由詩
0
07/7/2 23:43
青い鳥が青い訳
桜井小春
散文(批評...
1
07/7/2 23:23
空気の距離
吉原 麻
自由詩
2
07/7/2 23:12
『わからない』
神楽坂 猶叉
自由詩
1*
07/7/2 23:09
夏の氷
ぽえむ君
自由詩
12*
07/7/2 23:04
木蓮の咲く丘で
蒸発王
自由詩
7*
07/7/2 22:21
水のこと
一般詩人-
自由詩
4*
07/7/2 22:16
28P 「短歌2」より
むさこ
短歌
6*
07/7/2 21:50
こないだの海日記
テルテル坊主
自由詩
0
07/7/2 21:40
ココ・ド・コード
青の詩人
自由詩
2*
07/7/2 21:36
思考内容
北大路京介
自由詩
5*
07/7/2 21:36
不安
テルテル坊主
自由詩
1*
07/7/2 21:32
世界と名前とカミナリ
嘉村奈緒
自由詩
12*
07/7/2 21:00
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
5509
5510
5511
5512
5513
5514
5515
5516
5517
5518
加筆訂正:
フェンス
/
とうどうせいら
[07/7/3 0:55]
カテゴリ変更
26P 「短歌2」より
/
むさこ
[07/7/2 21:52]
金木→木犀 間違ってタイプしてました by代筆人
6.44sec.