裏通りに 傾いた陽が落ちてくる頃
放課後の声たちが 初夏の帯にのって
泳いでくる
バギーの乗客を覗いて
ほんのり口角を上げて
青いランドセルが追い越してゆく
まだかたそうなランドセル
さ ...
光りを纏い取り戻していく
近い記憶の
無邪気と純粋
瞳に映る輝きに
洗われていく心
今は半分しかない
あの頃のわたし
透明なはずの七色の粒を集めて
...
大型スーパーで買い物したとき
可愛い子がレジ打ちしているところに並ぶ
どれだけ長い列であろうと
合計金額ちょうど払えるとしても 払わない
お釣りを貰えるようにする
...
外を眺めると
思っていたよりも強い雨
飛び出そうか
ジャンプして
駆け出そう
雨色の街
水たまりに
飛び込んで
キラキラと舞う雫たち
綺麗だと感じるのは
私だけ?
濡れた ...
「http://wwwz.fujitv.co.jp/kyoukasho/index2.html
「わたしたちの教科書」公式ホームページ
わたしたちの教科書」というドラマを久々に欠かさず観て ...
越えると海があり
越えると
またひとつ海がある
踏みしめた
指のはざまの
銀色
風の来る方へ
息を吐き
風を吸い
空洞の
奥の奥を
のぞきこまれることに戸惑う
...
雑感1
D80を買ったのが五月の連休前だから、まだ一月足らずしか経過していない。
この一月あまりのあいだ、私は、このカメラを携え、東京都内のさまざまな場所に赴いて、撮影行為に没頭した。
...
学ぶは人の長なれど
無知が由縁につけた傷
詫びぬは永久罪を成す
己が罪の深さ故
所在を違えて自らを
正と言わしめ黙殺す
愚かなり
繰り返す事
愚 ...
からからからから空回り
足元には注意して
いたずらな子悪魔は
いつも隙をねらってる
この想い
言葉に直せるほど
まだ消化できないよ
鮮やかなフレーズよ
舞い散 ...
下町に生まれてから
高いビルに憧れていた
今になって見上げる景色は
華やいでいるのに
どこか淋しい
地方に引っ越して
久しぶりに来た東京
夜の地下鉄の
長い階段をおりてゆく ...
私 という空白
社会から割り当てられた 場所
私を入れる入れ物を作るために
駆使される規則
私という空白を
なぜ埋めなければならないのか
他のすべての生き物のように
...
苦しいとき
なぜか
いつも上り坂があった
何でこんなときにと
腹が立ったけれど
その坂を上らなければ
目的の場所には行けないので
上るしかなかった
上り始めると
思っていたよりは ...
システム関連スレ3
[101]片野晃司[2007 06/06 07:15]
>ユーザー番号、ハンドル名
>文書番号、投稿者のユーザー番号、投稿日、タイトル
>ポイントを与え ...
君の声は今も変わらず僕の心に残っている
か細い優しくそして甘い声だ
僕は君の顔に出逢った瞬間に心臓が止まるぐらい惹かれたのだけれど 時間が止まったと表現すればいいのだろうか さらにその魅力を ...
流れる雲 風の唸り
空が表情を変えるように
人の心も移りゆく
空をうつろに眺めた僕を
きみは困った顔で笑って
僕の袖を掴んだ
きみの好きな白いシャツ
...
薪を背負って仕事にはげみ
兄弟仲よく孝行つくす
このやろう
このやろう
俺だって二ノ宮金次郎だ
ああ、薪は
大自然だな
釜にたかれて腹をいやし
家をいぶして虫をふせぎ
灰とな ...
金魚すくいはいつも失敗する
お椀に入れるまでの間
金魚は溶けてすぐに消えてしまう
金魚すくい屋のおじさんに
コツを聞いても曖昧で
金魚と思うからいけない
としかおしえてくれなくて
金魚を ...
目を閉じた
これを暗いというのか
はたまた白いというのか
自分にはどちらでもいい
見えるのだ
この目が
何気なく人間は手を動かせられる
何気なく呼吸し
何 ...
暗い海の底で
一匹の魚が尾ひれをゆらゆらさせている
海面は荒れても
相変わらず静かな深海で
目を閉じたとき
こんなふうに浮かぶ愛は
傷ついたっていいんだけど
ただ複雑にしたくない ...
ホッチキスで月を止めた
これで朝は来ない
去る人を貼り付けはできないから
夜にだけは去ってもらっては困る
ほどほどに疲れた
もっと眠らせてくれ
空を見上げると
あまりに星がたくさん瞬いていて
まるで降ってきそうだと思っていたら
降ってきた
星はぷよぷよしていて
僕の手の中でもしっかりと輝いていた
もっと大きなものだ ...
絵本を読んでいました
それはとても悲しいお話でした
私は涙を流して
それは絵本の一ページに落ちました
その涙が乾くまで
私はそのページをずっと眺めていました
そのペ ...
中途半端な記憶だけを頼りに
美化されていき君の本当を忘れていく
残されたのは自分自身の不甲斐なさ
初夏の風は何処か生暖かい匂いがする
排気ガスと灼熱のコンクリ
歪む陽炎に誰かの ...
中途半端な定義を読んだから
それの影響を受けて
妙な選択を繰り返す
自分はどの選択肢なのだろう
不安と期待で本を捲る
蝋で出来た模造品の翼
真実の熱で溶け始めて
嘘は少 ...
お母さん
お父さん
僕はもうハイライトを吸っても咽なくなりました
きっと僕の肺は真っ黒でしょう
それでもお母さん
お父さん
僕は乳癌になったりしないんだ
だから僕が好きになる女の子は乳癌 ...
「サヨナラ」の言葉は彼を他人へと 出逢う前にも戻しておくれ
惹かれてた 好きの言葉を飲み込んで会えなくなれば忘れられる?
左手の指輪の跡が告げるから その手に触れて見えなくしていた
...
ひどい雷の翌日は
からりと晴れたりするのかと
勝手に思っていたのだが
どうもまだ続編があったようで
亀の水槽を掃除している最中に
また空がうなり始める
水槽に入れる
大小いくつかのレンガ ...
夜を巡り
たどり着く
君の皮膚と薄皮一枚の距離
この夜を巡って
法華経を読経する
自死した 君や
見ず知らずの 霊に
夜の底で 親しく
妙に明るい 死者の森を
読経しなが ...
そんなこといくら思っても 口には出せないから
あなたの横顔を覗き込みながら、願う
あたしの胸に顔をうずめてすやすや寝息を立てるあなたを
いつから当たり前のように見つめられるようになったのだろ ...
ツバメが
車庫を低く飛び
チチッ
チチチッ
ふるさとは
ツバメの里だ
雨上がりの透明なそらを
自在に
いつだったか
納屋の真ん中に
ツバメが巣をつけて
ま
それも仕 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青いランドセル
たちばなまこ...
自由詩
17*
07/6/10 11:44
シャイン
見崎 光
携帯写真+...
7
07/6/10 11:42
キャッシャー(レジ担当の人)
北大路京介
未詩・独白
8*
07/6/10 11:32
雨色City
美月朱恋
自由詩
0
07/6/10 11:27
「正しい事・間違っていない事」〜ドラマ「わたしたちの教科書」 ...
北乃ゆき
散文(批評...
6
07/6/10 10:54
ノート(象応輝)
木立 悟
自由詩
3
07/6/10 9:54
雑感1
松原 台
散文(批評...
1*
07/6/10 9:38
愚者
森川仁
自由詩
3
07/6/10 9:01
猿
山崎 風雅
自由詩
4*
07/6/10 8:12
「東京」 (地下鉄のホームで)
ベンジャミン
自由詩
7*
07/6/10 7:55
私 という空白
いねむり猫
自由詩
2*
07/6/10 7:42
新しい自分がそこにある
ぽえむ君
自由詩
13*
07/6/10 7:20
ポイント獲得の傾向と対策
青色銀河団
散文(批評...
17
07/6/10 6:11
君の声は僕の心に永遠に
はじめ
自由詩
3*
07/6/10 4:10
うつろい
朔耶
自由詩
1
07/6/10 4:01
俺も二宮金次郎
構造
自由詩
1
07/6/10 2:55
金魚すくい
小川 葉
自由詩
5*
07/6/10 2:26
第二次アイデンティティは深い
doon
自由詩
1*
07/6/10 2:07
深海
九谷夏紀
自由詩
4
07/6/10 1:56
夜
戒途
未詩・独白
3
07/6/10 1:56
星が降る夜に
なかがわひろ...
自由詩
8*
07/6/10 1:55
絵本
〃
自由詩
11*
07/6/10 1:29
陽炎
海月
自由詩
1*
07/6/10 1:26
再生
〃
自由詩
0
07/6/10 1:25
創書日和「窓」
虹村 凌
自由詩
2*
07/6/10 0:49
LOVER
十六夜
短歌
4
07/6/10 0:44
雷鳴
weed &...
未詩・独白
1*
07/6/10 0:28
黄泉で読経する
アハウ
自由詩
9
07/6/10 0:15
j'ai envie de toi
まりも
自由詩
3*
07/6/10 0:00
ツバメ
uminek...
自由詩
7*
07/6/9 23:56
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
5476
5477
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
加筆訂正:
バグ呼ばわり
/
吉岡孝次
[07/6/10 10:07]
「豚カツ屋」を「トンカツ屋」に変更。
6.12sec.