真っ赤な帽子をかぶって
自転車に乗って
川沿いを走る
そのあとには
くちづけだけが残る
彼女は 詩だから
彼女は 詩だから
窓辺にアリスとかハートのクイーンを飾る
...
街という無機質な生き物は
少し見ない間に急成長している
彼のばあちゃんが作った大きな玉ねぎと
出荷できないからと知り合いから分けてもらった
真っ赤なトマト(何が悪くて出荷できないかまったく不明)と
うちの玄関先のプランターのバジル
全部のっけて朝 ...
飛び魚が川を逆流しながら跳ねてる 胸焼けを起こしそうな景色 を手を繋いでみている ぼくときみ ぼくときみ ぼくときみって言いたいだけの 今日が連鎖している そのうちしなくなる そういう景色 トゥデ ...
散歩より帰りし犬の足を拭く
吾が顔のぞき されるがままに
くちなしの{ルビ香=かおり}ただよう くりやべに
千日紅の赤が寄り添う
{引用=初冬}
桜の葉 すでに
落ちて 紅に
一枚 拾うか
拾うまいか
{引用=実はこちらが第一作目}
夜が眠れない
耳は音ばかり
追って また戻る
くるま くるま
...
おやつを我慢しては 花火を買った
刹那の輝き 一瞬の煌めき
向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる
緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ...
ワタナベ [5:20:55]
看板=とびいれっ ひとりぼっちの寸評会
ワタナベ [5:21:31]
てな感じで時間をつぶさせていただきます
ワタナベ [5:21:44]
未詩、独白への寸 ...
今日見えたものが
明日も見えると信じてるから
生きて行けるのですか?
さながら私たちは
籠の中の鳥にもなりきれずに
開け放たれた扉を
行ったり来たりの繰り返し
振り向けば ...
「ヘンリーってのは
どこの国のサッカー選手だい?」
ねえ、母さん
ヘンリーはアイルランドの選手だ
ヘンリーはアイルランドのカレッジのチームで
今日もベンチを温めている
ヘンリ ...
規則的に点滅繰り返す蛍光灯
「本日の放送は以上をもって全て終了しました」
冷めかけの珈琲 書きかけの日記帳
あとに残るは破られたカレンダーと砂嵐だけ
どうしてだろう
僕だけが ま ...
僕は何度も星の詩を書いたけれどまだ書き切れていないんだ
僕に羽があったなら君の元へと飛んでいくのに
けどそんなの無理だから夢の中で君と一度だけ見たプラネタリウムを見て涙を流していたんだ
...
カドワキにはじけ飛ぶ、ひなまつりにあるこだま桜が色タエに、クラゲナス愛にむせぶ大便の消しかすが一人、湯葉を光線に、三つあみに、くわせてはくわせては助けてくれと有楽町線に乗り換える。大便の人身事故、より ...
アグマネアの小さな光に
両手を合わせて祈る少女は
どんなお願い事をしているのだろう
小さな小さなその星は
命よりもたやすく消えてしまうだろうに
少女の願いは届くのだろうか
アグマネアよ
...
信じること 信じられること
人のそばに いつも言葉があって
認めること 認められること
言葉のそばで いつも耐え忍んでいて
言葉は大切なのだけど
心が言葉と一致しない ...
地下道の便所の前に
何も書かれていない
真っ白な短冊が
くしゃりと折れて
落ちていた
無人の通路に
夜の靴音を響かせながら
便所を通り過ぎる
Tシャツの背中を ...
若い母の膝上に
抱かれた幼子は
ぐわ〜ん ぐわ〜ん
と泣きわめいていた
やがてその泣き声は
ぐわはは ぐわはは
と転がる笑い声になった
人目を気にしながら
若い母 ...
お前のやはらかさに埋もれて死にゆくなら
それでも良いなと
硝子越しに
笑う人間らしい貴方
ただ揺られて生きるのみのわたくしなどは
あすはるとでは
直立できないと言うのに
見つ ...
鉄筋の音が聞こえたなら青空だった
構築されていく巨大な塊は
恐怖と当然と意味世界に溢れている
砂漠に見える
置き去りのカメラは
捨てられたものか
ずっと名残を砂を噛むように味わいながら ...
路地裏から見上げた天の川は
細く細く区切られた
都会の小川の様でした
折れ曲がり、折れ曲がり進む
その先には
その先には
何があるのだろうか
高校生のどうしようもない上から目線の会話が誰にもしばられない笑いがコンビニのパンやおにぎりが彼らを育てた異性がいないことへの解放感と高校生の声ってみんな似てるのと同じような猿が集まって嬉しそうなのと猿 ...
つらいよ泣きたいよ死にたいよ
なんでこんなにも楽しそうなんですもの
ずるいずるいずるい
悩みなんかうちあけるな
不幸ですって顔しててください
心ってかたちじゃないからやっかいだよ、
もうそ ...
まだ幼い頃
両親を始めとした大人は
大きくて
強くて
とても恐ろしかった
まだ幼き頃
大人になるって
すごいことだと思った
自分が大人になるなんて
想像す ...
人はどうしてこんなにも
寂しさ感じてしまうのだろう?
私が知っている限り
独りの人はどこにもいない
なのにどうして人はみな
寂しさ感じてしまうのだろう?
孤独であることどうして怖い?
...
短冊の白まぶしくて愛の字を書けないままに無地で結んだ
黄色がいい君が選んだ一枚は願いじゃなくて歌をつづろう
霧雨に耐える紙縒(こより)が話さない青の祈りは「海にあいたい」
...
東の夜に
朱い月
むらさきの
雲かけて
おおきく寝ている
東の夜に
朱い月
むらさきの
雲かけて
動くことができなくなって
その場に留まって
消えることも
消すことも できなくて
星になることに
決めました
幾千、幾万の想いが
誰かの瞳に帰 ...
CQCQ
これから
ハイウエイを逆走します
アクセルを
思いっきり踏みます
みんな青くなって
右へ 左へ
ハイウエイを逆走します
走行車線と追越車線
ちょうど
うま ...
もう
やめようかと思うんですよね
仕事
そういったあと
君は
じっと空を見上げて
道ばたにしゃがみ込み
嘔吐する
それは
あっという間の出来事で
君は
泣いてなどいな ...
スイッチを切るためのスイッチは
ヒトをあざわらって入れられたのに
気取って薬指を伸ばすと
完全試合を放棄した口が
ハイヒールを履いて
「わたしは左が凹んでいるほうが好きなの」
なんてほ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
くちづけ
水在らあらあ
自由詩
30*
07/7/8 11:19
それは生き物のようで
OLGA
携帯写真+...
1
07/7/8 10:27
土と水と太陽と
a/t
携帯写真+...
5
07/7/8 10:18
おっぱい
れつら
自由詩
1
07/7/8 10:02
平成十九年七月六日 十八時八分
むさこ
短歌
9*
07/7/8 9:21
なんちゃって琉歌(2007年上半期版)
吉岡孝次
伝統定型各...
3*
07/7/8 9:01
また夏が来る
北大路京介
自由詩
28*
07/7/8 8:30
復活!!一人100人斬り(於早朝会議室A) -2
ワタナベ
散文(批評...
1
07/7/8 6:14
NOT FOUND
優飛
自由詩
12*
07/7/8 5:37
HENRY
Tsu-Yo
自由詩
10*
07/7/8 4:56
熱帯夜
雨宮優希
自由詩
8*
07/7/8 3:52
一度きりのプラネタリウム
円谷一
自由詩
7*
07/7/8 3:48
トリコモナスかえせ
もしゅ
未詩・独白
2
07/7/8 3:11
祈り
プル式
自由詩
1*
07/7/8 3:10
「人人」
青の詩人
自由詩
3*
07/7/8 3:07
白い短冊
服部 剛
自由詩
10*
07/7/8 2:51
授乳のひと時
〃
自由詩
3*
07/7/8 2:46
水母
黒子 恭
自由詩
18*
07/7/8 2:43
キンコム2
たけ いたけ
自由詩
3*
07/7/8 2:22
天の川 満ちたる思いは とめどなく
プル式
自由詩
4*
07/7/8 2:13
後部座席の男子高校生
ki
未詩・独白
0
07/7/8 2:03
だいきらいだ。
〃
未詩・独白
1*
07/7/8 1:56
子供の大人
山崎 風雅
自由詩
4
07/7/8 1:56
僕らはみんな生きている
麻生ゆり
自由詩
5+*
07/7/8 1:29
ごしきの短冊
Rin K
短歌
31*
07/7/8 1:12
朱い月
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/7/8 1:06
星の
シュガー・ソ...
自由詩
3*
07/7/8 0:57
逆走
uminek...
自由詩
2*
07/7/8 0:55
夕涼み
〃
自由詩
5*
07/7/8 0:37
スイッチ
悠詩
自由詩
5*
07/7/8 0:32
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
5476
5477
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
5505
5506
5507
5508
加筆訂正:
ホメロス「オデュッセイア」メモ 0
/
hon
[07/7/8 1:00]
時間表を修正
7.49sec.