そのときはいつもからだごと液になる
ホルモンとかいう見えないつぶつぶがいっぱい溶けてて
また抵抗できずにやられちゃったんだ

力ない屍はやけにしなやかで、きもちわるいのにきもちいい
ゆっくり ...
脳内の外側は火薬の爆弾倉庫だ
既に硬直している温度が変わらない状態で
立て掛けられた縦×られた脳内の
○×△□は自民党が破棄した新しい前頭葉の世界
立て
×られた縦の/血がドクドクと流れた手 ...
猫パンチおいしゅうございました
カンガルーキックすこぶる上品な角度で入りました
内臓お痛めになりませんでしたか?

ああ、おいたわしゅうございますね

花火、口の中 ...
大気中に漂うチリが埃が

水中に潜むバクテリアに

恋をした

月夜に泣いていたわたしは

雨を降らせ

あなたたちをひとつにする

そうして世界がひとつになるのを

とお ...
オートクチュール
私ぴったりに、しつらえた愛を下さいますか?

遠き月が啼く夜に
迷子のままでキスをする
盲目のロストヘヴン

でも独りよがりではいけないね
一人で恋は出来ないね

...
「フラノ」というレストランで
イタリア料理を食べてから
私は回想バスに乗り
帰るべき家をさがす旅に出た

バスが「いのちの相談センター前」を通過するとき
入口に行列ができているのが見える
...
 
 
あなたが教えてくれたうたを
繰り返し うたい続ける
 
なげだした足にまとわりつく憂鬱は
綿菓子の最期みたいにねっとりして
組み敷かれたうたは
少し雑音が入っていた
 
無 ...
初めてラムネを飲んだのは
確か5歳のときだった

ママとパパに連れて行ってもらった
近所の夏祭り

小さなベンチに腰掛けて

ガラス玉を落としてくれたのは
パパだった

ビンに口 ...
ここ数日止まない雨

雨が止んだらあなたに逢いに行こうって

あなたの側でずっと笑っていようって決めているのに

まるであなたとの間を阻むように雨は降りやまない


最後に逢ったとき ...
汚れた雨が蹂躙する街角で
傷をかばいあうために手を繋ぐ
傘を持たない日だけ、どうしようもなく
君の手があたたかくて
切れた指先が痛みを増した

僕の手は
どんな温度で君に ...
携帯電話は本当に便利だ
だれもが信じている








見張っているのでしょう

文字で 束縛している
音で 締め付けている





絡まってしまいそうだよ ...
ここは
ボクたちが二人きりで来た
初めての海岸

展望台
風が強かった
でも 繋いだ手
互いに脈を数えながら
温かいものが 二人の距離を近づけた

コートの季節に春のにおいが漂って ...
駆け抜けた 熱き血潮は今もなお

白球の行方に気分が浮き沈み

終わる夏 流した涙は後輩へ

青空に響く 金属音の夏

声枯らし檄を飛ばす 最後の夏

負いしもの 踏み越えてき ...
抱き締めて
抱きかえす


口づけを交わして
手を繋ぐ


肩を寄せ合い
眠りに就く




言葉はいらない

だけど

言葉が欲しい
ぺらりきゅる ぽと

めぴゃち こぬぷ
ぴょつぴひ ぺさぱけ

ぱちぱぐききり

そうだね
お前の言うとおりだよ

こんなに長く生きると
後は腹が減るだけで

一心に朝焼けの ...
先生、わたし怒ってた
だってね、やったことが酷すぎる
あれはどう見たって 虐待よ

だけど、先生、どうしてこんな早く死んじゃったの?

わたしはもう、あのころの先生の歳になりました
こん ...
石なげて しばししてより音のする
ダムの高さに心おののく

静かなる師走のダムに労務者の
網引ける声 四方にこだます

つぶらなる茨の赤き実の陰に
するどきトゲが短陽に透く

...
空泳ぐ魚が水面に映ってる

せせらぎの声が今日は風邪ぎみで

光る瀬に低空飛行の戦闘機

居眠りの私を蟻が巣へ運ぶ

川の瀬に溺れる私の夕まぐれ

さようなら魚が跳ねて言いました
苔むして 夏の日足に 映える石 祝福したいのに

あの子を憎みたくないのに

おねがい夕焼け

そんな色をあたしに見せないで

血のような嫉妬の赤を

どうかあたしに見せないで
宇宙が終わる音がすき

はじけるような 一口で終わるような

そんな食事をした気分さ

マグカップにとけた温い牛乳が 溶解度ぎりぎりで

僕のわがまま隠すように 砂糖をかばった

...
(天井にはたくさんの実がなって、今にも落ちるような気がする)

犬と抱合しましたの。 痩せた短毛の犬です。
私は十六日前に生まれた女。唖です。
この骨の肉は、絡み合ってようよう見えそう ...
空の色が
ずいぶん濃い

光が
ひどくまぶしい

きのうの
夕焼けは見たかい?
庭に
やたらいろんな
虫が来ている

さっきは
オオスカシバと
ぶつかりかけたし

アゲハもシジミも
いつもより
多い

ほら
あんなところに
トンボまで

ゆっくり
回りな ...
知らず知らずに
泥んこのついた靴下
少し私に、似てるかな
 
ぽしゃり、ぽしゃり
洗濯をしたところで
何百倍にもしたあなたの瞳には
映ってしまう私を
赦して
 
 
ぽしゃり、ぽ ...
いま 俺が自殺しても
臨時速報で流れへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
株価に影響あらへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
国葬にならへ ...
カラクリのカマキリ

カマキリのカラクリ

お神籤をひかせて頂きます
神籤玉 運ばせて頂きます


ホンマは皆さん全員に 大吉ひいて 喜んでもらいたいんですよ

でも ほら

大凶とかのほうが ある ...
貴方が撮った写真で、私は生れ落ちた場所を思い出しました。



一見、要塞。
質素。
頑強。
貧困。

凡てが詰まった、貧しい生活の寄り集まった場所。

貴方は其れをアートに ...
夜が放つ神聖さを模倣しただけの
薄っぺらな言葉に、
どうしてこんなにも
心を掻き乱されて、しまうのだろう


持て余している
誰かの足になりたい思い、と
震えてそっぽを向く頑な ...
 
星を被ってみたいんだ

空の全てと夢の中へ

ヒステリック・モードを捨てて

君の全てと夢の中へ

小さな鼻を一つ鳴らし

僕の目の前クルッとターン

吟うリズムに君の耳 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぐるぐるのときうたかたら自由詩107/7/16 23:46
立て掛けられた縦×られた狩心自由詩2*07/7/16 23:45
先日はヨルノテガム自由詩3*07/7/16 23:39
恋の雨れんげ自由詩307/7/16 23:34
オートクチュールの愛朽木 裕自由詩5*07/7/16 23:19
回想バス小川 葉自由詩6*07/7/16 23:16
さみしいよるはゆるこ自由詩7*07/7/16 22:55
らむねまりも自由詩10*07/7/16 22:36
雨が止んだらajisai自由詩9*07/7/16 22:29
雨やみを待っている、僕らRin K自由詩37*07/7/16 21:51
赤い意図零椅未詩・独白2*07/7/16 21:11
悲しい終幕つちやしほ自由詩107/7/16 20:08
夏〜高校野球〜秋桜俳句4*07/7/16 19:57
自由詩9*07/7/16 19:50
会話ロカニクス自由詩307/7/16 19:32
一つの区切り池中茉莉花自由詩3*07/7/16 19:12
35P 「短歌2」よりむさこ短歌7*07/7/16 18:27
さようなら小川 葉俳句607/7/16 17:24
夏のある石こしごえ俳句5*07/7/16 16:53
赤い雲a/t携帯写真+...207/7/16 16:33
宇宙の予感ミコ自由詩307/7/16 15:49
トロツキーの口唇、眩惑。ミゼット自由詩8*07/7/16 14:43
台風のあと2weed &...携帯写真+...2*07/7/16 14:31
台風のあと携帯写真+...2*07/7/16 14:27
カタルシス杏子自由詩007/7/16 13:32
臨時速報北大路京介自由詩6*07/7/16 12:18
カマキリおみくじ携帯写真+...4*07/7/16 12:16
ウブスナヴィリウ未詩・独白107/7/16 11:42
神経痛。うわの空。自由詩6*07/7/16 11:35
ブロッコリー...自由詩207/7/16 11:06

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加筆訂正:
赤い雲/a/t[07/7/16 19:09]
一部訂正
34P 「短歌2」より/むさこ[07/7/16 16:12]
タイトル間違えてました 33P→34P
5.81sec.