カーテンのなか
星が瞬く
わたしの夜は
白雲に
知らされないで
過ぎる
忘れない方法を
忘れたから
忘れる方法も
忘れた
わたしはカーテンの兄
星の夜は
瞬いて ...
灰色に染まる
明くる朝の空は
じっと、目を閉じて
眠りを誘っている
少し湿ったような
生温い風が、吹くと
慌ただしく舞っていた
木の葉たちまでもが
眠りについてしまった
...
「自分よりも苦しんでいるひとたちがいる」だって?
「自分よりも自分に頑張っているひとたちがいる」の間違いだろ?
「頑張っているひとたちに申し訳ない」だって?
まずは自分に頭を下げるんだ
...
天気予報は 今日も一緒
あなたが手を振ってから 雨が降りっぱなし
メガネをなおす 文科系の薬指
おくを探る ながいながい薬指
おなじなんでしょ おなじなんでしょ
首が長い ...
夜が、二足歩行で
足早に通り過ぎていく音を
淡い錯覚にくるまりながら、聴いていた
抱きしめあう行為は どこか
呼吸と似ていて、ときどき
わたしたちは声を漏らす
ともすれば ...
その日、わたしの目覚めた朝は、とても日差しが強くて、日のあたる形に、ベットも温かくなっていた。
なぜか窓ガラスははっとする程冷たくて、風が威かすように、ざぁっ、と走り抜けていった。
...
その男は5%の事しか望まない
低い確率だからこそ価値があるのだと呟いていたが
やけに消費税に呑み込まれていたように思う、
思うのは勝手だ
だがその先に進むのは勝手じゃない
猿飛佐助が古本屋の ...
渇いたばかりの洗濯物
風に揺れる穏やかな一時
何処までも途切れること無い
日々の流れに時折失望したり
少しでも希望を持ちたくて
君に甘えてみても
特に何も変わらない
...
あめふれば
ひやしたクルマ
からでれば
しかいは白く
しめりました
あるけない位
あめのち白り
あめふれば
ひやしたクルマ
からでれば ...
お前の涙
三連符だ
スタッカートも付いてる
楽譜の中を彷徨う
盲目のままで
スーツ姿だ
眼は強く
鞄を握り締めている
掛け声のあと
直立不動で
俺たちに何ができるか
それ ...
いつもみんなよりも前に走っていた
けれどもそれは
人生のたった最初の十八年だけに
すぎなかった
次の四年間は
自惚れていた自分がいた
適当に時間を過ごせば
それで許されていた
ペースダ ...
帰宅してから 自転車で飛び出した
およそ時速20キロ程度で変わって行く風景
景色は違えども 懐かしいこの速度の風景
身体が前に進んだ分だけ
心が懐かしい空気に包まれる
...
蒼き宙へ
イシを
放つ
ゆるゆると回りながら弧をえがき
その先の蒼い宙へ消えてゆく
どこまでとどくのだろう
あの日の誓い
あの時からこの瞬間のために
永い時間を越えて持 ...
この夏休みは リンゴとレモンと
スイカの皮を すっぽりぬきとり
息を吹きこんで フーセンにして
こどもたちに配る 八百屋の
アルバイトに 応募しました
小指と小指を結んで
二人は一羽になった
風を切って越えたかった
孤独という時間
失ったことなどない、と
いつしか
可笑しな錯覚に囚われて
七色の丘は見逃したのだろうか
...
黒い靄は雷を呼ぶ前に飲み込んだ
雨水と泥を織り交ぜ仄かに濁る淵にたゆたう
目に飛び込む群れは
荒れ狂う息遣いの儘に複雑に絡め
今にも罅割れそうに鱗を揺さぶる動を
――珠の瑕
此の水 ...
何もかも 漆黒に 塗り上げて
夜 果てぬ 輝き
紅蓮の焔
暗い 情念 めりめりと
都市の曇天を染め上げ
ほら 暗く 唸る 獣のよう
君と僕
蛍光灯の涼しげな
小さな部屋で
...
黒になる。全てが黒になって沈んでゆく。ぼくらは恐怖ではなく、惑星に同化する幸福感に包まれる。呼吸が面倒に感じた。夜光虫というものを体感したのもこのときがはじめてだった。赤潮だとも知らずに、はしゃい ...
子供達がそんなに残酷な事件ばかり起こすのは
きっと映画やゲームの影響ですよ
と
大人達がそんなに評論家の真似ばかりするのは
きっとメディアやマスコミの影響で ...
07/07/09
ギタ
ギタ
ギタギタギタギタ
ギタ
ギター
ギタ
ギタギタ
ギタ
ギ
線香花火のマシンガン
飛び散る ...
遥か遠くの星が
時を越えて輝いている
闇に呑まれないように
やさしいつながりを
目に映るのは消えた光
それでも心をうるおすもの
いつかは燃え尽きて
いつかの朝をもたらすのだろ ...
あなたを睨む
と
眼が痛む
守り隠すように
あなたは柔らかな腹部を下にして
その為に息苦しい眠りの上表には
あなたの背が波打っている
私は扇風機を止める
...
夜に光る冷たい指輪は
体温を吸い取ることもなく
月の周りを、一晩かけて
くるりくるりと廻ります。
君の下唇に残された
あかいルージュ
のような灯火に
優しく雨が降 ...
二十一世紀の
ある青年は日々
( 姿の無い誰か )が
自分を呼んでいる気がした
*
二千年前の遠い異国で
ある村の漁師は湖の畔に立っていると
背後を誰かが通りすぎ
...
情熱家
君のカラーは
何色か
確かなことは
白でないこと
見栄を張り
残るは惨めな
自分だけ
ひとりで歌う
アマリリスかな
帰郷した
僕に変わらぬ
愛注ぐ
母に贈 ...
焼け爛れた心臓が
裏返りながら喉を焼く。
何が欲しい何が欲しい何が欲しい…
青いワンピースの彼女を好きになった
彼女の白い肌によく似合う
さらりと長い髪
しゃんと伸びた背中
彼女に付け入る隙はなく
僕には近寄る術がない
彼女は、、
2つ手前で降り ...
なつまえの青い匂い
したに目をやると
蟻、蟻、蟻、蟻、、、
汚い灰皿と向かいあって
わけわかんないこと言ってる奴らを
忘れようとしています
公園でひとり
...
水面の乱反射のダイヤモンド
口元からこぼれる旋律
奏でる、踊る
優雅に、力強く
凛とした姿に
大海を優雅に泳ぐ海の王様のクジラ
でも王様は水があると夢を見ない
...
空中浮遊もいいけれど
水中舞踊も見てみたい
汚職事件は気になるけれど
おちょこ試験ってあるのかな
支離滅裂っていうけれど
日々切実はしんどいよ
赤い糸は小指ごと切っちゃって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風のゲーム
ネクタイ
自由詩
4
07/7/10 1:07
催眠術
山中 烏流
自由詩
6
07/7/10 0:42
寛解期症候群
悠詩
自由詩
5*
07/7/10 0:39
傘がない
ミコ
自由詩
6
07/7/10 0:07
リスク、
望月 ゆき
自由詩
61*
07/7/9 23:58
ある日のわたし
三条
未詩・独白
2
07/7/9 23:42
5%の男
狩心
自由詩
2*
07/7/9 23:41
夕凪
海月
自由詩
3
07/7/9 23:38
あめのち白り
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/7/9 23:36
焼却炉
狩心
自由詩
2*
07/7/9 23:27
人生マラソン
ぽえむ君
自由詩
8*
07/7/9 23:14
低空飛行
我辣波饅頭
自由詩
1
07/7/9 23:11
イシの話
鈴木カルラ
自由詩
2
07/7/9 23:02
そろもん(魔法使いの弟子の話)
みつべえ
自由詩
2
07/7/9 22:58
*翼*
ちと
自由詩
1*
07/7/9 22:24
りゅうぐうのつかい
ICE
自由詩
1
07/7/9 22:21
夜のブロガー
アハウ
自由詩
8
07/7/9 22:18
Soundness
はらだまさる
自由詩
10*
07/7/9 22:12
大人も子供も
むむ
自由詩
3
07/7/9 22:00
夢
あおば
自由詩
10*
07/7/9 21:47
創書日和「星」
イズミナツキ
自由詩
5*
07/7/9 21:46
初夏の人
A道化
自由詩
18+
07/7/9 21:25
しずかに
灯和
未詩・独白
4
07/7/9 21:23
風ノ人
服部 剛
自由詩
7*
07/7/9 21:22
花言葉3
秋桜
短歌
5*
07/7/9 21:12
涙、無く、涙、泣く。
桜井小春
自由詩
2
07/7/9 21:09
青いワンピース
百合
自由詩
6
07/7/9 21:05
なつまえの蟻
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/7/9 20:55
くじら
テルテル坊主
自由詩
1*
07/7/9 20:39
湾曲失踪
太陽の獣
自由詩
1
07/7/9 19:36
5464
5465
5466
5467
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
5476
5477
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
6.08sec.