今日はMr.Childrenの唄です。
久しぶりに聴いて、ため息が出るほどほれ込んでしまいました。
歌詞の素朴な象徴性も、穏やかで心地よい旋律も、全部好きです。
{引用=
人生をフルコース ...
チャドクガもシュッとひと吹きぽとぽとと地面に落ちてあの世行きかな
同期の桜が散ったから、夏
些細な変化は時計によく似ている
受付の女の子は
朝からずっと
体温計を口に咥えたまま
お客さまの顔を忘れ続けている
(ところで、その娘の名前が思い出せない)
喫 ...
陽も明瞭さにかけた頃
ドアの向こうに
霞んだ香水のにおいがあった
机の上の花が ――1輪の花が目に入った
ヒナギクの花
部屋の明かりは消えているのに
なぜか
...
お家へ帰ろう。
きっと、この夜空より明るいよ。
お家へ帰ろう。
きっと、そのコーヒーよりあたたかいよ。
お家へ帰ろう。
朝日が昇るまえに、帰ろう。
お家へ帰ろう。
...
その日も私はいつものように
べたべたの人ゴミをすり抜けて、
寂れた路地裏の小さなバーに向かっていた。
行きつけの店で、こじんまりとはしているが、
落ち着いていてなかなか雰囲気の良い店だ。
...
この野辺に立って
空を 見送るばかり
風の吹く 五月
この水辺に座り
陽は高く
光は 水面に
金色銀色に
静まりかえるばかり
水 ゆるやかに
五月
まっしろな太陽がおぼえたてのバタフライで大海を渡る。
どこがスタートでどこがゴールなのか誰も知らない。
まっしろな太陽は、これ以上僕をネタにした繰り返し効果を求めないよう、僕に訴えかけてきたか ...
骨は 眠らないのだけれど
眠っているということにしたい
わたしたち
その上には
幼いころからなじみの
山でも いっとう大きな木
幼いころからなじみの
いつもきつく吹く風が
今も ...
思い立って十一時半に神楽坂につくと、さなえさんが表に出ていた。自転車をおりて、お久しぶりです、と挨拶すると、お茶?まんぢう?まんぢうはまだだよ、とさなえさんが言った。十二時開店らしい。中で待つ。忙しく ...
愛の向こう側へ逝ってしまった、アナタ
夢見ることも未来を語ることも無く
過去の想いが昇華した姿でワタシを抱きしめようとする、アナタ
喪ってしまったものの大きさにも気づかずに
欲 ...
恋なんてする時にするもんさ
そう悠長に構えているうちに
あと二年で三十路なわけで
休日の大半は睡眠で
晩飯には賞味期限切れの焼きソバ
赤ウィンナーに安物の豚バラ
三分の一以下に薄めた焼 ...
ジョセフィン博士の勧めで
手紙で紹介された
アパルトマンに引っ越すことにした
もう親離れしなければと
0号室は管理人の夫婦が
1号室からは芸術家の卵たち
ここは芸術を育てる部屋
変わ ...
汽車の終点にて
夜道をゆく
同郷の者は足が早く
陰影が消える
この街路に
カラオケなど一軒もなく
酒を買い
憂いを消して
やがて畦道となり
ワンカップの瓶が転がる
春風が吹 ...
水をいれた空に
星で満たされた大地
ボクはキミと歩き
そして
一番線のホームを
羊の群れが通過していく
海の近くに
美味しい牧草地があるのだ
その後を
羊飼いの少年が
列車でゆっくりと追う
夕暮れ近くになると
列車に羊を乗せて
牧舎へと帰る ...
私にはあんたが
次に何を言うかもう分かってるけど
じっと
じっと
待つよ
ありが・・・
そこまで出てて
その後に何が続くか
もう十分に分かってるけど
私はあんた ...
きみの憎んでいるオトナに
私は
一足お先になってしまった
オトナはずるいよ
オトナは嘘をつく
オトナは平気で裏切る
オトナは権力にひれ伏してしまう
オトナはいちいち言い訳をする
オ ...
背の高いあの人の言葉は
いつだってやさしく降り注いだ
まるで霧雨みたいに
やさしく私を包み込んでいた
けれど滲んだ愛情は 蒸発してしまったんだ
今はもうあの人の言葉は
水溜りの上に浮か ...
蟻が空を見上げてる
土の上から
体よりもずっと小さい目で
大きな空を見上げてる
いつもは下を向いて
せっせと動いているけれど
まぶしい光が呼んだのだろうか
蟻は立ち止まり
空を見つめて ...
嬉しそーな顔しちゃってさあ
しょうゆチキンとかさあ
どーでもいいからさあ
僕がそんなことで
喜ぶわけないのもわからんのですか
なに、いまさら
いい父親ぶってるのですか
なに、 ...
大きなカエル
に
なるまえに
大きなおたまじゃくし
が
処分されました
ひとりの犬
も
処分されました
けっこう平気みたい
みんなけっこう
クールだね
都心の夜空にそびえ立つ
遥かなるバベル
地中から湧上る人々が
巡礼のように押し寄せ 群れる
その明かりの下には
塔を創った人間とはなんの関係もない人々が集う
現代のバベルに灯る光 ...
生まれてしばらく麓で過ごし
それから春の谷をひたすら駆け上り
今やっと夏の頂上に辿り着いた
その先はゆるくどこまでも続く秋の尾根
私は行く先を眺めながら休憩している
さっきからこちらをじっと ...
京阪電車で
素直に終点まで行けばよいものを
門真市でモノレールに乗り換える
車でも持っていないと
淀川の向こう側にはなかなか行かない
今日は変わった景色が見たかった
それだけのこと
もと ...
一緒に生きて死のうよ、ね?
眼球から雫
白紙に転がる鉛筆
遺書でも書く心算だったの?
泣いてなんかいないよ
哀しんでいるだけ
凍てつく左手はそれでも君の愛を乞 ...
いろんな人生のベストセレクション
そんなものを読みとばすみたいに
生きてゆけないのが感情なんだよね
化学工場の煙突からは
ちいさな火があがっていた
夜の宙空をちろちろ ...
新幹線は満員だった
連結部分に立っていた
勝手にひとりになっていた
それは俺が
うそで塗り固めた日々だから
性善説がほんとだろうな
だからうそがしんどくなるんだ
...
何ひとつ
うまくいかない
そんな日常の中に
見つけたもの
探して探して
暗い夜道をひとり
歩いて歩いて
やっと
出会えた
君との日々を
宝物にしたいから
...
日曜日
午後8時42分発の
のぞみ
六月の夜をゆく
後悔は
じぶんを守る
言い訳にすりかわって
胸に貼りついた
この寂しさの正体は
なんなのだろう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私の好きなうた
相良ゆう
未詩・独白
1
07/6/12 2:37
ピレスロイド系秒殺ジェット
A-29
短歌
1*
07/6/12 2:33
考察 〈会社にて〉
Tsu-Yo
自由詩
4
07/6/12 2:19
居場所 〜ヒナギク〜
doon
自由詩
2
07/6/12 1:38
おかえり。
狠志
自由詩
3
07/6/12 1:32
無色の人<月夜色の章ー1>
萌歌
散文(批評...
0
07/6/12 1:17
野辺
こむ
自由詩
1*
07/6/12 1:09
繰り返し効果を最大限に生かそうとするとこうなる
ひろっち
未詩・独白
2*
07/6/12 1:05
墓
こむ
自由詩
3*
07/6/12 1:01
カフェにて
渡邉建志
未詩・独白
1
07/6/12 0:43
亡霊への哀悼
鈴木カルラ
自由詩
3*
07/6/12 0:38
希な望み
松本 卓也
自由詩
2
07/6/12 0:25
博士からの手紙(アパルトマン推敲)
yoyo
自由詩
11*
07/6/11 23:55
帰路
〃
自由詩
6*
07/6/11 23:53
想夜
夕焼け空
自由詩
5*
07/6/11 23:41
行程
たもつ
自由詩
19
07/6/11 23:35
押し言葉
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/6/11 23:34
オトナ
uminek...
自由詩
4*
07/6/11 23:33
灰色の海、透明な傘と
衿野果歩
自由詩
6*
07/6/11 23:20
蟻が空を見上げてる
ぽえむ君
自由詩
9*
07/6/11 23:06
親孝行可能?
うおくきん
自由詩
3*
07/6/11 22:37
かしこいひとたち
チアーヌ
自由詩
6
07/6/11 22:35
遥かなるバベル
いねむり猫
自由詩
1
07/6/11 22:29
羚羊
小川 葉
自由詩
1
07/6/11 22:09
十三
深水遊脚
未詩・独白
1*
07/6/11 22:07
凍てつく左手
朽木 裕
自由詩
4*
07/6/11 21:59
他人が書いた詩を読むように
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/6/11 21:53
ひとりであること
〃
自由詩
0
07/6/11 21:52
ハヤテ ココロ
和森朱希
自由詩
4
07/6/11 21:51
六月の夜をゆく
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/6/11 21:50
5464
5465
5466
5467
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
5476
5477
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
5489
5490
5491
5492
5493
5494
5495
5496
5497
5498
5499
5500
5501
5502
5503
5504
加筆訂正:
繰り返し効果を最大限に生かそうとするとこうなる
/
ひろっち
[07/6/12 1:05]
自由詩→未詩へ
6.54sec.