例えば

地雷で盲目になった戦争孤児の少女の状況は

誰かがひざまづき心をこめて祈ったところで

何も変わらないでしょう

「では私に何ができるの?」

知りたいのです

...
己が道を求め
憧れながら
それでも道を外れ
手を伸ばしもせず
そのくせ夢を語り
あぁ何するものぞ
何するものぞ
あの人が
死んだ
という報せを聞いて

青い河を小さな舟で
ゆっくりと
ゆったりと
流されるよに下ってゆく
あの人の姿が目に浮かんだ

櫂もなく
舵もなく
しかし
流れに
...
ほとんどの人は、もう
溺れているの
誰も気づいていないだけ

澄んだ指さきが
アルカディア、と答えて
空の一角をさす
新しい風景、新しい秩序
それは
見たことのない宇宙

(行け ...
Go straight on the street.
道には何もない
蜃気楼
ジーンズ

水がない
食物がない
地平線まで
同じ風景だ

ただひたすら
歩くのみ
ここは天国
...
生きる希望などこの世界には無い。
あるとするなら、それは君の胸のうちにしかないものだろう。
押してだめでも
引けないときがある

一歩でも下がれば
負けてしまうと思うときがある

失敗しちゃう事も
それなりにある

後悔する事も
けっこう頻繁にある

でも意地を張 ...
午前6時まだ昨日、サンシャイン滑り込む部屋も瞼の先は夜。換気扇がぬるい空気を吸って吐いてを同時に行っている。冷蔵庫の存在はとどまるところを知らない。電球はエジソンが発明した。ぼくのバランスは崩れまいの ... なくし物を忘れることと
さがし物を思い出すのは
どこか似ている
{引用=これでおわりかもしれないことが

毎日たくさん響きあっていると知って

目の中だけにある見えない雪に溺れた、溺れそ ...
ドレス姿の君の影と
ちぎりちぎった招待状とを
蒼穹に投げ放つ

傷つけたくはないけれど
少しぐらい
傷ついていてほしい
長い長い 
夜が明けてゆくよ 
夜行列車で目覚める 
旅先の朝だよ 

寝ぼけ眼を手でこすり 
車窓の外へ目をやれば 
松林の向こうに 
只静かな海は広がり 

振り返れば 
雲 ...
朝になると
夫が焼き上がるいい匂いがしてきて街へ出荷されます
街ではどれも似たような顔の男が売られています
売れるまで帰ることができません
早く帰って焼かれたいと夫が思っている頃
窯の中では ...
そんなことどうだっていいじゃん
って思うけどとりあえずニッコリする
思うことすべて言って歩いていたら世の中敵だらけ
それでもいいって考え方もあるけど結局面倒なだけ
やりたいことは
こっそりや ...
歯の抜けた火星人。
―そりゃどっちも発見だっ!
さし歯が光る火星人。
―こりゃ憶測が溢れかえるゾ
炬燵で寝る火星人。
―やっぱり風邪ひくゾ
布団をかけてやる地球人。
...
真面目ぶって受ける授業と
最低賃金のバイト

作り出した自分に囚われて
結局そこに生み出された
中途半端な疲労感

中途半端な疲れを癒すには
安い炭酸のチェリーコークと
見知らぬ男と ...
しょんぼりとした小さなおまるに
可愛いらしい赤裸の小鳥
小さな口ばしふにゃりと動かす
椿がひとつボタリと落ちる
気まぐれに捨て台詞ひとひり
天窓から、かしこの家に忍び込み
清いもうふに包ま ...
瓦解する理想と砕け散る空想

食い散らかされた世界へ

折れた背骨のように転がり落ちる

終わりの時まで朽ちないもの
悲しいからといって

泣けるわけではない

それはきっと

悲しいことではない



信じる力が勝つのだとしたら

わたしたちはひどく不幸だ

いつからわたしの手は

...
 新緑の大草原で海から吹き抜けてくる風を全身に浴びて 君は古内東子の『淡い花色』を唄った 君の甘くも切ない歌い方に僕の胸は熱くなってくる 最後の「ランジェリー・ラヴ…ランジェリー・ラヴ…」というところ ... 雨降りて 蛙も宿りに 帰りたり


窓枠に 狭しと並ぶ 白きもの


紫陽花の 葉の裏見れば 蝸牛


長靴と 黄色い傘の 帰り道


水たまり ...
アア 頭ガオカシクナリソウダ

という
正常の線上で
コンクリートみたいに固まっていく気がする
かれた硬いスポンジが砕ける
すでに
こわれた幾つもは
空に投げて見えない星になった
大 ...
くっきりと
浮かび上がる
あなたの影

見たくなかった
見ない方がよかった

忘れたい
忘れることができない

今はただ待とう
あたりが
闇につつまれるまで

あなたの影も
見えなくな ...
1人見上げる
夕暮れの空

声なんか
かけてくれなくていい

1人は
そんなに
嫌いじゃないから
あまい
ももいろの雲

あれが
わたしの
夢のすみか

どんなに
つらいことが
あった時でも

夢は
決して
なくならない

遠い雲に
あずけてあるから
海のにおいが、僕の頬を伝っています。
秋の御日様は雨上がりのコンクリートを照らしています。
途中、後輩(地頭江くん)がコチンコチンのオキアミを潰してくれました。
僕は今、十年ぶりに竿を垂れている ...
炎が大きくなると
みな逆に息をひそめる

瞳にかすかに邪悪なものが
やどっていたとしても

驚いてはいけない
子らは儀式の最中において
完璧に集中している
じりじりと体の焼ける音が

意識の彼方で鳴すの

「痛い、痛い、止まないで」

本能がわたしを殺すわ

見通しなど立つわけもない

切り立った行き止まりにただ居る


...
浅い眠りのなかに
潮の匂いと砂を踏みしめる音がして
わたしは海辺にいるらしかった

裸足に海水は冷たくはなく
貝殻の欠片を拾い上げても
その尖った先は指を刺さない

(きっと夢なの ...
きっと輝いているこの瞬間に
死にたいと願う私がいるのは
いつかの、本当の瞬間に、
生きたいと願う私への裏切りの行為かもしれない

この脈拍の速さはそういうことであって
世の中はうまくま ...
*
タキオンが像を結び
無数のクラゲが空から
淡い光を放つ

*
どこまでも歩いていっても元に戻ってしまう
三畳間の宇宙に

*
生まれてから白痴に至る世界

*
笛を吹いて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
祈るa/t携帯写真+...607/6/11 11:30
力弱き信奉者プル式携帯写真+...3*07/6/11 11:29
青い河大覚アキラ自由詩2*07/6/11 11:24
アルカディア佐野権太自由詩27*07/6/11 11:02
真直ぐペポパンプ自由詩7*07/6/11 9:26
希望DoGear自由詩307/6/11 8:21
意地っ張り優飛自由詩7*07/6/11 7:39
ピース・ピース・ピース・ピース・ピースnm6自由詩607/6/11 6:46
傾く唐草フウ自由詩15*07/6/11 5:31
離離FUBAR自由詩5*07/6/11 5:19
旅の夜明け 〜能登号にて〜 服部 剛自由詩5*07/6/11 5:12
小川 葉自由詩2*07/6/11 2:44
どうだっていいことチアーヌ自由詩207/6/11 1:21
未確認物語ヨルノテガム自由詩207/6/11 1:00
チェリーコーク柚木自由詩407/6/11 0:55
鳥による景色山桃自由詩207/6/11 0:46
現実というもの鈴木カルラ自由詩1*07/6/11 0:43
おっぱいa.u.i.自由詩107/6/11 0:42
ランジェリー・ラヴはじめ自由詩4*07/6/11 0:20
梅雨秋桜俳句4*07/6/11 0:12
チーズ蒼木りん未詩・独白307/6/11 0:00
シルエットweed &...携帯写真+...1*07/6/10 23:56
寂しくなんかない携帯写真+...6*07/6/10 23:42
夢のすみか携帯写真+...1*07/6/10 23:35
かなちゃんひろっち自由詩3*07/6/10 23:14
火遊び美砂自由詩9*07/6/10 23:07
右足の行方三条自由詩107/6/10 22:36
夢の浜辺にて銀猫自由詩17*07/6/10 22:25
うたas自由詩107/6/10 22:17
地下鉄佐藤伊織自由詩4*07/6/10 22:08

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6.33sec.