なぜか
皆
僕に弱い部分をさらけ出してくれる。
ソレは信頼してくれているってことなのかな?
僕は弱そーにしているけれど
実は強いんだよ。
いーや
強いと言うよりなんもかんじないか ...
家が潰れた
潰れすぎて
十億年が経った
その間にあなたは
一年弱の間優しいまま
安寧に完成した
いつしか石と花で
あなたの家は
いっぱいになった
そんなこともしらず私は
...
あの人はみずからの肉体をいつも清潔にしていたから、清らかな風があなたの髪に微力にかかるたびにさらさらとなびきだすのをみているだけで、わたしはおちてしまっていたのですよ。じゅんすいなとうめい度を ...
子供の頃に描いた夢から遥か遠くに来たもんだ
誰もが自分のテリトリーを守るのに懸命で
助けての叫びさえ飲み込まなくちゃならない
今なお胸に眠る想い
いたいけな想念
底 ...
愛してるとか、幸せ、なんて。
考えなくても、抱き締めてるだけで。
感じられて。
いつも、いつまでも続いて行くと。
信じてて。
いつものように、安心して。
眠っていた ...
欠落を隠すのは、詩人に非ず
じっとしているそこのあなたよ、
ひとしきり震えた後、その後悔を夜の海に葬り去れ
去れ!
月明かりの美しい夜に、深い幻を作り出せ
流れはじめた後悔は、どこへ流れ ...
もう何も言わない
何も言えないよ
そこまでやれって言ってないのに
そんなにボロボロになるまで
命令を聞いてくれた
もう自由にしていいよ
身勝手な奴って思ってもい ...
やりとげて やらとげてもなお 終わらずに 夏の夜空の 明るさしみて
刻々と近づく夏の気配に
気付かない振りをして
気持ちのいい夜を迎えれば
金曜日であるかのような
月曜日の月がそこにいる
久しぶりに現実を現実として受け止めて こう思う
...
ちいさい頃
留守番の夕暮れ時
椅子の下だけが安全な場所で
顔が出たら溺れてしまう
足が出たら喰われてしまう
と思いこんでいた
入学式前
ランドセルを背負ってみたら
ランドセ ...
どうして どうしてもう どうして どうしてそうなってしまうの?
「天使が死んで、おまえの足元に腐った欠片が跳び落ちてきて
その目玉が背中に貼り付いて
生涯 他生 宇宙 ...
これは
その日もまた風の吹く日で
風の吹く日の桟橋は弾んだ
黒い深い雲は西へと進み
それでいて天上から尽きる事はなかった
赤銅色の鉄板が跳ね上がる
同色の鎖は少しも流れていかないように ...
金色に輝く馬に乗って、その侍は私の住む村を横切った
もちろん金色の馬なんていないわ
それは、“そう見えた”っていうだけのことだわ
その日、井戸で昔好きだった人が、パイプをくわ ...
その人の
麦藁帽子の影落とし
額の重さが
夏になった
子供の頃のおまじない
困った時用
落ち込んだ時用
いっぱい いっぱいあった
時が経つにつれ
だんだん忘れてった
ふと思いだして
静かに口ずさんでみる
何も…起こらない
けど ...
前のテストが四十点で
今日のテストは六十点だった
けれども先生は
満点を取った子を褒めていた
体育のサッカーで
きちんとドリブルとパスをした
けれどもみんなは
シュートした子に憧れた ...
風たちの流れは
水のさなかにある
空の両手を
もうじき雨は
こぼれ落ちるから
だれもが海に
いだかれ
癒える
困惑のためのすべを
探していたのかも知れない ...
含むのは
熱情
{ルビ空中線=アンテナ}に張ってある
鬼蜘蛛の巣が
霧雨にぬれて
{ルビ銀色=しろがねいろ}にゆれている
風を孕んだかなしみが
失せた振動鳴きつくす
ああ
空中 ...
赤く錆びた鐵骨マエの死体から
頭でっかちの奴らが、ふたたび湧き出す
怒涛のごとく押し寄せる攻撃は、日に二度ほど
きまって朝と夕 規則正しくやってくる
その、ぶよぶよした肌に刀を突き刺すと
...
妖精になりたいな
虹色の翅をひらひらさせて
花の蜜を吸って暮らしたいな
気まぐれに梢を揺らしたり
あなたの帽子を飛ばしたり
満月の夜には月明かりの下
湖を滑って遊ぶの
月の光 ...
何処までも澄んでいるという
明日の空を夢見て
僕は
視線を泳がしている
世界の涙を粉にして
混ぜ込んだ、砂場の真ん中
僕はただ
足をばたつかせて
(腕を広げて、飛び ...
午 睡
こうず まさみ
魚市場のある海岸で
初老の夫婦が 釣りをしている
2、3本ずつ釣り糸を垂らし、
のんびり水面をながめながら
平日の午後だから
この夫 ...
ふたたび、「愛」というものをかんがえた
それは、綺麗で、尊く、輝いているもの
ひとをあたたかくつつみこむ
「愛」は、ただそこに有り続ける、ひかり
「愛」
やはり ...
隣のWによって名付けられた半月が
水溜まりの中の夜を
割れながらくりぬいていた
*
夏の水門に置き去りにされた犬が
鼻をなめて
水の流れを嗅ぐうちに
...
書庫の扉を開ける
水の中になってる
たぶん海なのだと思う
昨日まで資料や本の類だったものが
魚みたいに泳ぎ回っている
手を伸ばして一冊つかまえる
ページを開くようにお腹を指で裂くと
文字 ...
僕はいつになったら日本人をやめられるだろう!
僕らはいつになったら地球人になれるだろう!
nan-nan-nanan-na"
nanan-na"
nan-nan ...
北側のカーテン押しのけて
今年も寒い夜が来た
君の吐き出すコトバが
曇って見えるようになった
誰かの背中にしがみついた
君の心は いったい…
僕のスベテを君にあげる ...
寄り添う民は顔を並べ
一つの空を仰いでた
真綿の雲に腰かける
マリアに抱かれた幼子を
逆さのままに
舞い降りる天使等は
丸い顔で母子を囲み
小さい両手を重ねてた
...
猫が寝ているときの時間はへりくだるおっさんのまつげよりも儚い
お外の天気の話
ちゃんとしたいなーとかビール飲みながらファッションパンクのとさかを蹴り飛ばして
蹴り飛ばしたら非常に良いな
とって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いいよ、おーけー、かわいがってあげよー
うおくきん
自由詩
3*
07/6/19 20:14
家の跡に咲く花
ロカニクス
自由詩
6*
07/6/19 19:56
ねばつくゆらぎ
リスト
自由詩
1
07/6/19 19:43
梅雨に心をあずけて
山崎 風雅
自由詩
3*
07/6/19 19:05
笑顔の理由。
狠志
自由詩
5
07/6/19 18:54
後悔無用!
おるふぇ
自由詩
4+
07/6/19 18:24
命令
森下 流華
自由詩
1*
07/6/19 18:23
残業
yoyo
短歌
3
07/6/19 17:45
【夏草や】
つむじまがり
自由詩
3*
07/6/19 17:39
ランドセル
ふるる
自由詩
16*
07/6/19 16:27
No Love No typing
那津
自由詩
3
07/6/19 16:20
山羊と桟橋
肉食のすずめ
自由詩
6*
07/6/19 15:59
おい、おまえ絶対見るなよ
那津
自由詩
2+
07/6/19 15:25
影落とし
石瀬琳々
自由詩
16*
07/6/19 14:26
おまじない
えりす
自由詩
2*
07/6/19 13:24
もっと見てほしい
ぽえむ君
自由詩
12*
07/6/19 13:22
吹雪
千波 一也
自由詩
12*
07/6/19 13:19
吐息
秋桜
自由詩
6*
07/6/19 13:12
空き家
こしごえ
自由詩
17*
07/6/19 13:07
奴らを高く吊るして
atsuch...
自由詩
3*
07/6/19 12:15
妖精になりたい
未有花
自由詩
14*
07/6/19 11:52
離陸
山中 烏流
自由詩
6*
07/6/19 11:48
_
肥前の詩人
自由詩
3
07/6/19 10:53
続 「愛」というもの
逢坂桜
自由詩
11*
07/6/19 9:57
渡辺によって
水町綜助
自由詩
8*
07/6/19 9:38
書庫中
たもつ
自由詩
34
07/6/19 8:51
造花(笑えない世界だからこそ)
仲本いすら
自由詩
4
07/6/19 8:01
ワガママ
北大路京介
自由詩
10*
07/6/19 7:01
雲の上の母子像
服部 剛
自由詩
6
07/6/19 6:40
もっと変態
捨て彦
自由詩
2
07/6/19 5:27
5448
5449
5450
5451
5452
5453
5454
5455
5456
5457
5458
5459
5460
5461
5462
5463
5464
5465
5466
5467
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
5476
5477
5478
5479
5480
5481
5482
5483
5484
5485
5486
5487
5488
加筆訂正:
やわらかなひと
/
松本 涼
[07/6/19 12:25]
またすこしなおしました。
やわらかなひと
/
松本 涼
[07/6/19 6:43]
タイトルとちょっとなおしました
8.1sec.