パンのあいだに
イロニーを はさんで
たべない べっとり
エロスを ぬったくって
ことごとく すてる 
七月の空

この空虚

大人しい光

さすらう駅前の

若者たち

その群れ

爆発や地震

どこかで

バイブレーション


愛を重ねて

豆腐屋のラッパ鳴 ...
雨音のぱたりぱたりと心地よくけぶる視界にひらく番傘 なにも伝えられない
こんな夜は

静かにあなたの詩でも読んでいよう

なにも言えない
こんな夜は

静かにあなたの歌声でも聴いていよう


今夜だけは

あなた
ひとりでい ...
そこは新宿の雑居ビルが立ち並ぶ一角の
地下にある場末のバーだった
薄汚れた階段を下りていった記憶はあるが
すでにかなり酔っていたので
なぜこんな場所で飲んでいるのかわからなかった


そ ...
嗚呼もう疲れたのです。
身も心も他人も全てが
秘密は最初は楽しいけれど皆に言えないことが哀しいのです。
終われ、終われと叫ぶ
心も身体も他人も全てが
前に進むにはこの恋を壊すしかないのです。 ...
手の上にカプセルの薬あそばせて
次ぎ編む服の配色と決む

夢に見しことくり返し夫語る子等は
留守にて話題ひとこま

硝子戸に写る雪影大きくて二人の夜が
童話めきくる

首すじ ...
向日葵は上を向いてなにやら
太陽とお話をしているようだ

太陽さん、
私と一日だけ交代しませんか
お疲れでしょうし

太陽は答えた
そうですね
一日くらいお言葉に甘えて
休ませても ...
荷物を取り上げられ
 髪を切られ
 消毒され
 写真を撮られ
 左腕に囚人番号を刺青されて
 工場・鉄工所・炭坑で働かされて
 木で作られた三段ベッドに
 マットレスの代わりに
  ...
こんなベンチに
ふたりで
ただ座っていたいの

…だめ?

そんなに難しいことじゃ
ないでしょ?
まあるい泡を
ぷくりと吐いて
そっと寝床を抜け出す
水の流れは
暗いぶん少し冷たい
おびれとむなびれ
ぷるぷる舞わし
水草の間から
夜の空を見上げた

真昼の水面を
きらきら照ら ...
溶かし込んだ小さな粒が、

とろりとろりと口の中。

十勝、らしい、

飲む用ヨーグルト。

1000ml。
 高校入学前の4月
 一足先に入学する高校に見学に来た
 まだ雪が残っている
 桜はまだ咲いていない
 グラウンドの横を通るサイクリングロードを
 蕾を付けた桜の木々が覆い被さっている
  ...
玄関のチャイムが鳴ったので
仕方なく立ち上がろうとしたら
背中の上に
重たい鳥が
止まっていた

「どいてくれますか?」
黄色の羽根を
ぱたり、と閉じて
ずん、と居座る
「私は止ま ...
             2007/07/17


月曜日の午前中
頭がふらふらして
夏風邪かとも思ったが
新潟県中越沖でM6.8
気象庁発表で地震と知る

訳の分からない時間が過ぎ ...
花が
さいて
ゆれています
いつもの
野原
いままで
しらなかった
花が
さいて
ゆれています
胸騒ぎがするので
メリークリスマスと
小さな声でつぶやいてみた

すると
それが合図だったかのように
リンゴが枝から落ちる

落ちたら
すぐに
腐ってしまう
それはいつものこと
...
夏のぬくもりってどんなの?と少女、軋む氷のかけらを溶かす

この雨が上がればさよならの予感半袖の先爪に塗りこむ

果汁がどのくらいの夏ならいいの太陽と日焼け止め調合

何も考えずに揃って鳴 ...
匂やかにすみれ花咲く
白い星を押し{ルビ抱=いだ}き
夜の{ルビ水面=みなも} さざめきだち
{ルビ朱=あけ}にめくれてゆくまで
窓の外眼下に見下ろす名古屋の街は
遠く遠くきらきらと明りを燈し
瞬いては揺れ闇夜に煌々と浮かび上がり

そのひとつひとつの灯に想いを馳せるとき
忘れていた瞬間がふと思い浮かぶのです ...
スローガンその1
コンビニエンスであることこそが最大の美徳である

きみはサブリミナルファックなテレビジョンを爆破して
イマジネーションで洗脳するニュータイプ
Bボタン押しっぱなしで加速する ...
鉄は錆びていた
光沢は外に発しない
錆びきっていた

鉄は昔を思い出した
あの銀色に輝いていた自分を
当然だと信じていた
今はぼろぼろな茶色の体が
悲しかった
雨に濡れて
少しずつ ...
1 + 1 = I Love You

2 - 1 = I Miss You
テレビ欄のうえは 気持ちが良いにゃご

我が輩 新聞紙のうえで眠るにゃご


えぬえちけーでは 有名な詩人さんが朗読してるみたいにゃごなぁ

でも 我が輩 眠いから 寝るにゃご

おやすみにゃぁ
《人たらん》


人たらん人になりたいと 男は思いました

道程などと つぶやきながら



人がたらん人がたらんと 別の男がいいました

道には人が あふれかえっているの ...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

鏡のない二人だけの世界という駅で
ぼくは太郎さんに出会った
そして、ぼくはまた、泊めてもらうことになったんだ

太郎さんについて、家までいく
そこは、 ...
―夏至は、もう過ぎています

とか
じつは過ぎきっていた太陽の光、みたいな
ぽかりと口を開けるしかないような
きもち

かげろうが立ち昇るはやさで
泣き顔をつくるひとたちを
遠く道の ...
もし説明してくれなかったら
もう続けられない

もしここに貴方がいたら
少しは楽になるのかな

もしこの不安が解消されたら
いつまでもどこまでもついていくのに

もしこの苦しさがなく ...
死んだ魚のような
目をして
生きるエヴリデイ

 

舌が干からび
あう あう ああ
猫が絡まり
にゃあ にゃあ にゃあ

 

ほれ、
おまえの好物ぞ
喰え 喰え
目 ...
あーえっちしたい
えっち、ゃんしたい
自分の右胸をつかんでやらかくてこのやらかさで人をしあわせにできるのなら、それってすてきなことかしらと思う。
人間にもおっぱいあってよかった。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そろもん(食事の話)みつべえ自由詩107/7/17 21:07
この世のすべてに吉岡ペペロ自由詩107/7/17 20:50
ツキニムラクモリュウセイ短歌5*07/7/17 20:41
こんな夜は乱太郎自由詩24*07/7/17 20:30
甘く危険な香り(妖精篇)渡 ひろこ自由詩4*07/7/17 20:16
壊してと泣く黒沢華虚自由詩007/7/17 20:14
36P 「短歌2」よりむさこ短歌6*07/7/17 20:13
太陽と向日葵hiro自由詩6*07/7/17 19:49
アウシュビッツの惨劇円谷一自由詩2*07/7/17 19:43
空っぽのベンチ風音携帯写真+...3*07/7/17 19:32
碧い魚LEO自由詩30*07/7/17 19:27
いちごブロッコリー...自由詩0*07/7/17 18:51
高校にて円谷一自由詩3*07/7/17 18:50
ペズゥ小原あき自由詩32*07/7/17 17:06
耐震性改善あおば自由詩7*07/7/17 16:22
知らなかった花花平すり自由詩807/7/17 15:05
モンスター大覚アキラ自由詩1807/7/17 15:00
もぬける夏唐草フウ短歌15*07/7/17 14:43
夜明け石瀬琳々自由詩12*07/7/17 14:24
追憶の夜景あずみの自由詩407/7/17 14:05
プラスティック大覚アキラ自由詩107/7/17 14:04
錆びた鉄ぽえむ君自由詩11*07/7/17 13:11
1+1北大路京介自由詩33*07/7/17 12:53
テレビ欄のうえの寝心地携帯写真+...7*07/7/17 12:43
人たらんるるりら自由詩9*07/7/17 12:37
哀しみ皇子(8)アマル・シャ...未詩・独白3*07/7/17 12:22
七月十七日水町綜助自由詩1207/7/17 11:08
If -もし-茉莉香未詩・独白307/7/17 9:54
生き地獄アラモード自由詩207/7/17 8:13
えっちゃんki未詩・独白107/7/17 7:03

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加筆訂正:
ペズゥ/小原あき[07/7/17 17:16]
停まっていた→止まっていた
5.19sec.